【簡単】面接の前日準備でやるべきこと5選|チェックリスト付き
# 転職 # 面接対策マニュアル
仕事をしながら転職活動をしていると、どうしてもまとまった時間がとれないことがあります。 面接の前日になって、なにも準備ができていないと、焦りや不安を感じるのは当然です。
そこで当記事では、面接前日準備で押さえるべきポイントをご紹介します。
限られた時間を有効に活用したい人は、ぜひ参考にしてみてください。
面接前日準備チェックリスト
まずは全体像を把握するために面接前日にチェックしたい内容をチェックリスト形式で以下のようにまとめました。
こちらに沿って準備ができているかどうか確認してみましょう。
- ◻︎ 応募した企業のホームページを見ましたか
- ◻︎ 求人票や募集要項を見直しましたか
- ◻︎ ご自身の強みは整理しましたか
- ◻︎ 志望動機は整理しましたか
- ◻︎ 想定される質問とその受け答えを考えましたか
- ◻︎ 逆質問を考えましたか
- ◻︎ 面接の開始時間や面接の方法を確認しましたか
- ◻︎(対面の場合)会場までのアクセスや移動時間を確認しましたか
- ◻︎(オンラインの場合)通信環境とWebカメラの映り方を確認しましたか
- ◻︎ 身だしなみは大丈夫ですか
今回が最終面接だという方は、最終面接の傾向や最終面接でNGになる人の特徴を押さえて対策しておくことで、通過率が高まるでしょう。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
合わせて読みたい:最終面接で押さえたいポイントとは?業種や職種別の傾向と対策を紹介
面接前日準備で最低限やっておきたいポイント5選
仕事をしながらの転職活動では、どうしてもまとまった時間を取ることが難しくなります。
なにも準備しないまま面接に臨めば、不安と緊張であなたの良さを十分にアピールすることは出来ません。
ここでは、面接の前日という限られた時間のなかで、「最低限これだけはやっておきたいポイント」を5つご紹介します。
ポイントは以下の5つです。それぞれについて詳しく解説します。
- 準備1:応募企業のホームページを見る
- 準備2:求人票や募集要項を見る
- 準備3:自分の強みを整理する
- 準備4:志望動機を整理する
- 準備5:面接の方法を確認する
ベンチャー企業の面接を受けるという方は、ベンチャー企業の面接のポイントやよく聞かれる質問を、以下の記事でまとめていますので、あわせてご確認ください。
合わせて読みたい:ベンチャー面接でよく聞かれる質問5選と押さえるべきポイント!
1.応募企業のホームページを見る
どんな面接官であっても、企業の事業内容を理解していない人はすぐわかります。
事業内容を理解していない応募者は、まず採用されません。
そのため、応募した企業のホームページには必ず目を通しておきましょう。
最低限見ておきたいのは「事業内容」や「商品・サービス」のページです。
また、本当に時間がないとき(上場企業であれば)決算説明会のプレゼンテーション資料だけでも目を通しておくことをおすすめします。
決算説明会資料(IR資料)は、企業が株主や投資家に対し、事業の状況を説明する資料です。
事業の全体像が書かれているだけでなく、外部の人が見てもわかりやすいように情報が整理されています。
2.求人票や募集要項を見る
どんな仕事をするのかを理解せずに面接に臨むと、見当違いな受け答えになってしまいます。
記憶をたよりにせず、改めて転職サイトやホームページの募集要項、転職エージェントからもらった求人票を見直しましょう。
選考ポジションがどんな業務内容なのか、どのような動き方になるのかをイメージできれば、面接の受け答えに大きなズレはなくなります。
また、応募先企業が社員インタビューや企業紹介などの動画を出している場合、面接前に確認することは非常に有効です。
事業内容や企業理念などを動画でより深く理解しておくと良いでしょう。また、人事や役員のインタビューを見ておくことで、当日の緊張を和らげることに繋がります。
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3.自分の強みを整理する
面接では、「入社後すぐ活躍できそうか?」「これまでのスキル・経験は活かせるのか?」という点で見られています。
どういった「課題」に、どのような「施策」に取り組んで、その「成果」はどうだったのか、という3段階で整理していきましょう。
話が抽象的になり、実績が伝わらず面接がお見送りになってしまうケースもございます。
「成果」については、定量的な数値および具体的なエピソードをしっかり伝えるのが大事です。
また、その成果を残した成功要因を言語化し、再現性があるという点を訴求しましょう!
まだしっかりと言語化できていない、文章にできていないという方は、以下の自己PR例文を参考にまとめてみましょう。
合わせて読みたい:ベンチャー企業に刺さる自己PRの作成方法!例文付きでポイントを解説
4.志望動機を整理する
「志望動機」は面接で必ず聞かれる質問の 1つです。
面接で話そうと考えている志望動機が、「同じ業界であれば当てはまる内容」や「同じ仕事内容なら当てはまる内容」になっていないか見直しましょう。
企業の理念や社風をふまえた「応募した企業ならでは」の志望動機になっていれば、面接を通過する可能性は高まります。
業界別の志望動機の書き方を詳しく知りたい方はこちら!
合わせて読みたい:【コピペ可】IT業界の志望動機の例文|ポイントや書き方を徹底解説
合わせて読みたい:【例文あり】人材業界の志望動機の書き方!未経験でのポイントも解説!
合わせて読みたい:広告業界の志望動機作成のコツ4選!有利になるスキルとは?
5.面接の方法を確認する
新型コロナウイルスの流行以降、 1次面接をオンラインで行う企業が増えています。
あらためて、面接の方法が対面形式かオンライン形式かを確認しましょう。
オンライン面接の場合は、こちらの記事でオンライン面接の事前準備やマナーをご確認ください。
合わせて読みたい:【Web面接マナーガイド】意外と知られていないWeb面接の注意点
対面形式の面接の場合
・面接の開始時間、面接会場までのアクセスや移動時間の確認行き慣れない場所に向かうため、余裕を持って現地に到着できるように計画を立てておくと安心です。
オンライン形式の面接の場合
・面接の開始時間、オンライン面接用URLの確認・インターネットの通信速度や周囲の環境の確認
自宅で面接を受ける場合は、回線速度を確認するツールを使って、通信環境を確認しておくと安心です(回線速度チェッカー)。 外出先で面接を受ける場合は、 Wi-Fi が完備されているか、周りがうるさくならないかを調べておきましょう。
なお、カフェやファミリーレストランなどは手軽に利用できますが、面接を受ける場所としては不適切です。 商業施設で面接を受ける場合、個室が用意できるインターネットカフェやカラオケボックスなどを探しておくことをおすすめします。
面接前日準備のポイント ~ 面接の受け答え編 ~
ここからは、少し時間がある方に向けて、面接の通過率を上げるための面接前日準備を紹介します。
特に第一印象を決める自己紹介は、面接の結果を左右する可能性もあります。前日の準備として、しっかり対策しておきましょう。
自己紹介のコツについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も合わせてご覧ください。
合わせて読みたい:【事例あり】面接での自己紹介のポイント!面接官が期待する回答とは?
1.想定質問を考える
面接は、応募者と企業のマッチングをはかる場です。
面接は、一問一答形式のものもあれば、会話のようなものもあります。
しかし、基本的には面接官が応募者から確認したい内容について回答を引き出そうとする流れは共通しています。
そのため、面接でよく聞かれる質問についてあらかじめ回答を考えておくことをおすすめします。
志望動機はもちろん、自己PR 、転職理由、成功体験や失敗体験など、面接で聞かれそうな質問を書きだしてみましょう。
特に頻出質問の1つである長所・短所の答え方については、
上手い長所と短所の答え方の記事を参考にしてみてください。
また、同じく頻出質問の「退職理由・転職理由」は、NGな答え方をしてしまう人が多くいます。退職理由の答え方についてはこちらを参考にしてください。
2.話したいことを書きだす
想定質問を書きだしたら、その質問の回答を考えます。
このとき、ただ回答を書くだけではなく、アピールできる経験やスキルはないかを考えながら回答を書きだすことが重要です。
書き方は箇条書きでも構いませんが、時間に余裕があれば、面接で話すことを想定した口語表現で書いておくと、より自然な回答をつくれます。
3.実際に話してみる
話したいことを書きだしたら、本番をイメージしながら実際に声に出してみましょう。
変に堅苦しい表現になっていたり、うまく伝えられていないことに気づいたら、その都度修正します。
話している様子を録画したり、友人に聞いてもらうことで、違和感に気づくこともあります。
このとき、話す内容を台本のように丸暗記することはおすすめしません。
面接は、面接官に向けた演説の場ではなく、面接官とのコミュニケーションの場です。
会話の中で自然に話せるようになっていれば、面接の準備としては十分です。
また、実はChatGPTでも模擬面接をすることができます。ChatGPTに面接官役をやってもらうことで、一人であっても面接練習をすることが可能です。
詳しいやり方は以下の記事をご覧ください。
合わせて読みたい:ChatGPTと面接対策をする方法とは?模擬面接で本番に強くなろう
4.逆質問を考える
面接では、面接官に質問する機会、いわゆる「逆質問」の機会があります。
逆質問をしない応募者は、志望度が低いと判断されるリスクがあります。
そのため、あらかじめ逆質問を考えておくことをおすすめします。
以下の記事を参考にしながら、当日の逆質問を用意しておきましょう。
合わせて読みたい:えっ!面接の逆質問でこれやったら落ちる!?逆質問の事例とポイント
面接前日準備のポイント ~ 身だしなみ編 ~
はじめてお会いする面接官に、少しでもいい印象を与えたい方は、身だしなみにも気を配っておくことをおすすめします。
リモートワークが増えたことで、スーツを着る機会が減ったと感じている人も多いかと思います。
ここからは、あらためて意識したい面接の身だしなみについて紹介します。
1.身につけるものを確認する
面接時の服装に厳密な指定がある企業は少数です。
とはいえ、どんな面接官が出てくるかわからない以上、奇抜な恰好で面接に臨むのは、少々冒険が過ぎます。
面接には、スーツやオフィスカジュアルな服装で臨むのが無難です。
スーツやシャツを久しぶりに着る方も多いかと思います。
改めて、シワや汚れがないかを確認しておきましょう。
また、対面形式の面接の場合、靴を見られることがあります。
汚れがないかを確認し、磨いておくことをおすすめします。
2.清潔感があるか確認する
前日に美容院に行く時間はないと思いますが、ボサボサの髪ではあまりいい印象を与えません。
整髪剤などを使って適度に髪型をセットできるよう、準備をしておきましょう。
特に対面形式の面接の場合、ヒゲが伸びすぎていたり、過度にネイルアートをしていると、面接官によっては心象が悪くなることがあります。
面接は「ビジネスの場」であることを頭に入れたうえで、相手に清潔感のある応募者だという印象を与える身だしなみを心がけましょう。
3.WEBカメラのうつり方を確認する
オンライン形式の面接では、 WEBカメラを使うことがほとんどです。
バーチャル背景機能を使えば問題はありませんが、トラブルで使えなくなってしまうこともあり得ます。
このとき、散らかった部屋が映ってしまうのは避けたいことです。
事前に WEB カメラを起動してみて、どのように映るのかを確認しておきましょう。
きれいに映る場所が見つかれば、今後はその場所で面接を受けられるように、機材の配置を決めておくことができます。
WEB面接の注意点や準備ポイントなどが知りたい場合は、以下の記事をご覧ください。
合わせて読みたい:【Web面接マナーガイド】意外と知られていないWeb面接の注意点
面接前日の準備ポイントのまとめ
仕事の合間をぬった転職活動では、どうしても時間が足りなくなってしまいます。
しかし、たとえ面接の前日であっても、要点を絞れば、最低限の準備ができることがイメージ出来たのではないでしょうか。
しっかりと準備をして面接に臨むことは、当日の緊張を和らげるだけでなく、企業に対する志望度の高さをアピールする武器になります。
ぜひ、本記事を参考に、面接の準備を進めていただければ幸いです。
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- 志村 匠斗
- 東北大学大学院薬学研究科修了。新卒で株式会社キャリアデザインセンターに入社。大手企業から町工場まで100社以上の採用支援を行う。また300人以上の転職希望者へ面接対策を支援し、多くの転職成功者を輩出。その後SaaS系スタートアップ企業に転職し、新規事業企画とマーケティングに携わる。現在は地域企業の支援をするため、株式会社グローカルへジョイン。
この記事を書いた人
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会社名 | 株式会社moovy |
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代表 | 三嶋 弘哉 |
設立 | 2020年4月13日 |
住所 | 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目18−3 プレミア道玄坂ビル8階 |
メールアドレス | moovy_support@moovy.co.jp |
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