ChatGPTと面接対策をする方法とは?模擬面接で本番に強くなろう

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  • ChatGPTが面接対策に使えるって聞いたけどどんな風に使うの?
  • 模擬面接をChatGPTで行うにはどのような方法があるのか知りたい
  • このようにChatGPTを面接対策に有効活用させたいと思っている就活生は多いです。

    しかしながら、ChatGPTは目的に合った命令文を入力しなければいつまでたっても求める使い方はできません。

    そこで本記事では面接でよく聞かれる質問を生成したり、模擬面接を行ったりする方法をお伝えしていきます。面接本番に向けてしっかり準備するためにも、ぜひ参考にしてください。

      この記事のまとめ

    • ChatGPTを活用するには適切なプロントが必要!
    • ChatGPTに質問を考えてもらったり、面接官役をしてもらうことができる
    • 回答を待ってもらうことで面接の実践的練習も可能!

    企業タイプ診断

    【結論】ChatGPTは面接対策にも非常に有効

    ChatGPTは、人工知能を活用した対話システムとして面接の準備にも非常に役立つツールです。しかも、使い方はシンプルで迅速な質問応答が可能です。

    具体的には、面接での自己アピールや志望理由をChatGPTに伝えることでリアルな練習を行うことができます。

    また、自分の言葉で表現するトレーニングになるため、自信を持って本番に臨めるでしょう。

    ChatGPTは面接でよくされる質問の事例を示してくれるので、事前にどのような回答を用意すればよいかも考えられます。

    結果として、あなたはChatGPTの力を借りてしっかり面接対策が行えるのです。

    もちろん面接以外にも、ChatGPTを活用して自己PRやガクチカを作成することもできます。その際に注意が必要なのが、「ChatGPTは1ターンのやりとりだけで正解ができるとは限らない」ということです。

    何度も質問や依頼を繰り返すことで、文章の質が上がるでしょう。 その他にも、ChatGPTを用いて文章を作成する場合にはいくつか注意点があります。

    自己PRやガクチカを作成するためのプロント(指示文)も紹介していますので、詳しくはそれぞれこちら記事でご確認ください。

    合わせて読みたい:【簡単】ChatGPTを使って自己PRを爆速で作成する方法とは?



    合わせて読みたい:【プロンプトあり】ChatGPTで受かるガクチカの作り方

    面接対策にChatGPTを使ってできること

    ChatGPTの自然な対話スキルは面接の準備に非常に役立ちます。

    たとえば、

    • ・ChatGPTを使って想定される面接質問を実際に出してもらう
    • ・模擬面接を行ってもらう

    など、リアルな状況をシミュレートし、本番の面接に近い状態で対話練習ができます。

    この新しいアプローチは従来の面接対策と比較しても、効率的かつ効果的な方法といえるでしょう。

    ChatGPTが使えるネットワーク環境さえあれば、いつでもどこでも自分のペースで面接準備を行うことが可能になります。

    また面接対策として、事前に志望企業の採用担当や社長がどのような人かを知っておくことで、本番で緊張しづらくなるでしょう。以下のような採用動画で、事前に情報収集をすることをおすすめします。

    【実践】ChatGPTでできる面接対策の手順

    ここからはChatGPTに入力する命令文(プロンプト)を紹介するので、実際に面接対策を行ってみましょう。

    1.ChatGPTに予想される質問を出してもらった

    まずは、ChatGPTに面接で聞かれそうな質問を出してもらいましょう。

    ChatGPTへの作業指示を「プロンプト」と呼ぶのですが、コツを掴まなければ欲しい文章を返してはくれません。

    今回は次のプロンプトを使用してください。なお、条件の企業名はあなたが志望している会社名や業界を入力すればOKです。

    # 命令書
    ・あなたの企業が求める求職者かどうか判断するために必要な質問と質問の意図を10個作成して下さい

    # 条件
    ・あなたはソフトバンク株式会社の採用担当者です

    ・質問を通してあなたは求職者の持つスキルやコミュニケーション力を知りたいと思っています

    ・質問の意図には求職者が自社に定着するか、活躍するかを見極める目的があります

    すると、画像のように返ってきます。

    ChatGPTが予想した質問

    このように質問と意図を出してもらうことができました。

    この内容にそれぞれ答えを準備するだけでも、自分の成果や経験、考え方を事前に整理することができるでしょう。

    ただし、ChatGPTの学習に使用されたデータは主にWebサイトのテキスト情報なので、一定の偏りが存在したり、当たり障りのない内容を選択して生成した可能性もあります。

    常にネット上の主流意見に流される可能性があることを認識しておきましょう。

    2.ChatGPTに面接官役をやってもらった

    それでは実際にChatGPTに面接官役をやってもらい、質疑応答にトライしてみましょう。

    プロンプトは次の条件の会社や希望職種を変えて使ってください。

    # 命令書
    ・これから面接をしてください

    ・1問1問対話形式でやりとりしてください

    ・候補者の回答を具体化したり深堀する質問もしてください

    # 条件
    ・あなたはGoogle合同会社の採用担当者です

    ・最終面接であなたは私の面接を担当します

    ・私は代理店営業に応募した候補者です

    すると、画像のように返ってきます。

    ChatGPTに面接官役をやってもらう ChatGPTに面接官役をやってもらう

    すでにやり取りがされているので、模範解答として参考にできます。

    しかしこれでは実践力にかけてしまいます。そこで、次のように命令書を修正しましょう。

    あなたは採用担当者(AI)の質問に対してその都度回答を打ち込めるようになります。

    # 命令書
    ・これから面接をしてください

    ・1問1問対話形式でやりとりしたいので、候補者が回答を打ち込むのを待ってください

    ・候補者の回答を具体化したり深堀する質問もしてください

    # 条件
    ・あなたはGoogle合同会社の採用担当者です

    ・最終面接であなたは私の面接を担当します

    ・私は代理店営業に応募した候補者です

    すると、採用担当者(AI)は回答を待ってくれるようになります。

    ChatGPTに面接官役をやってもらう

    このように、あなたは回答を打ち込めるようになるので、どんどん進めていってください。

    しかしながら、ChatGPTを相手にした模擬面接の練習には限界があります。話すスピードや目線、姿勢など実際の面接の良し悪しはChatGPTでは判断できません。

    質疑応答のシミュレーションをテキスト上で行うだけなので、あくまで人との練習が一番効果的であることを念頭に置いておいてください。

    実際に、ChatGPTに質問を予想してもらい、面接官役をしてもらうだけでは不十分な場合があります。例えば長所・短所などの面接でよく聞かれる事項に関しては、事前に準備が必要です。

    面接で長所・短所を聞かれた際の回答のポイントや回答例は、こちらの記事でご覧になれます。長所・短所の例48選も紹介していますので、自身の長所・短所がわからないという方はぜひ参考にしてみてください。

    合わせて読みたい:【例文あり】面接で長所・短所を聞かれたら?回答ポイントを徹底解説!



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    いかがでしたでしょうか?ChatGPTは面接対策にも非常に有効なツールであることがお分かりいただけたと思います。

    しかしChatGPTは面接練習にはとても役立ちますが、回答に至ってはChatGPTが提案した内容をそのまま使用することは難しいと思います。

    自分自身の回答を自身の経験やスキル、企業分析などによって導かなければなりません。

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    会社の雰囲気や文化、そして事業内容などが視覚的に伝えられることで、面接の前に企業に対する理解をより深めることができます。

    その結果、あなた自身の志向性やキャリア目標をアピールする際に、企業のビジョンとどのように結びつけるかを考える機会にもなります。

    さらに、採用動画とChatGPTで実施した面接対策を組み合わせれば、自身のアピールポイントや志望動機を整理し、企業の求める人物像とマッチしているかを見直すことも可能です。

    ぜひ、ChatGPTを活用した新しい視点と革新的な方法を組み合わせて面接本番に臨んでください。

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    今林 智宏

    この記事を書いた人

    今林 智宏
    国立大学を卒業後、大手サービス企業に入社し、店長を歴任。チームマネジメントやマーケティング業務を経験。在籍中は、現場社員として数多くの学生・転職者の面接官も行う。退職後、スタートアップ企業にて、フロントエンドのシステム開発に加え、カスタマーサクセスやマーケティングを担当し、企業の採用や広告支援に関わる。

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    会社名 株式会社moovy
    代表 三嶋 弘哉
    設立 2020年4月13日
    住所 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目18−3 プレミア道玄坂ビル8階
    メールアドレス moovy_support@moovy.co.jp
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    事業内容
    • ・採用動画プラットフォーム「moovy」の運営事業
    • ・動画クリエイティブの企画・制作事業
    • ・採用コンサルティング事業