【事例あり】面接での自己紹介のポイント!面接官が期待する回答とは?
# 転職 # 面接対策マニュアル
自己紹介に苦手意識を持っているために、面接そのものが苦手と感じてしまう方もいるのではないでしょうか。
そこで当記事では、自己紹介で押さえるべきポイントをご紹介します。
また、自己紹介の回答例についても記載しております。 ぜひ参考にしてみてください。
- 自己紹介は「人となり」を、自己 PR は「魅力や強み」を聞かれている
- 面接官はアイスブレイクを兼ねてコミュニケーション力を確認したい
- 自己紹介は「簡潔」に「誰でもわかりやすい表現」で話す
この記事のまとめ
面接における自己紹介の重要性
面接における自己紹介の重要性とは。まずは自己紹介とはどのようなものなのかを理解しましょう。
1.自己紹介は「あなたの人となり」を伝える
まずは自己紹介とはどのような定義になっているのでしょう。 コトバンクでは以下のように定義されています。
企業や面接官の雰囲気によっては、あなたの趣味や特技を伝えてもいいでしょう。
2.自己紹介と自己PRの違いとは
面接でもう一つよく聞かれる質問で「自己PR」があります。
自己紹介も自己PRもあなたの情報を話してもらうための質問ですが、質問の意図はそれぞれ違います。
自己PRとは、あなたの強みや能力を伝え、相手に興味を持ってもらえるようアピールすることです。
そのため、面接で自己PRを求められたら、名前や現職の説明といった自己紹介の内容だけでは不十分です。
これまでの実績や、経験を通して得られた知見やスキルを伝える必要があります。
ただし、詳細に話しすぎてはいけません。
アピールしたいポイントに絞って、1~2分程度で伝えられる分量に抑えましょう。
自己PRの書き方を知りたい場合は以下の記事をご覧ください。
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面接官が自己紹介を求める理由
転職活動で企業に面接を申し込むとき、履歴書や職務経歴書の提出が必要になります。これらの応募書類を見れば、応募者の基本的な情報は確認できるはずです。
それでは、なぜ面接官は応募者に自己紹介を求めるのでしょうか。ここでは、面接官が自己紹介求める理由を解説します。
1.応募者の緊張をほぐすため(アイスブレイク)
面接は30分から1時間という限られた時間で行われます。
面接官はこの限られた時間のなかで、応募者が自社で活躍できるかどうかを判断する必要があります。
また、応募者は多かれ少なかれ緊張しているものです。
応募者が緊張のせいでうまく話せないと、面接官は判断に必要な情報を時間内に聞き出すことができません。
そのため、応募者の緊張をほぐす手段として、応募者に自己紹介してもらいます。
応募者として、最も話しやすい内容の1つが自分自身に関する内容です。
応募者に自己紹介をしてもらうことを通して、応募者が普段の調子に戻ることを狙っています。
緊張をほぐすためには採用動画を見るのもおすすめです。面接官のインタビュー動画を事前に見ておくことだけでも、当日の緊張は全然違います。
応募先の企業が動画を作成しているなら積極的に確認しておきましょう。以下のような動画です。
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株式会社ワンスター
・業種:インターネット広告代理店
・社員数:100名〜500名未満
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C Channel株式会社
・業種:インターネットメディア・ネイティブアプリ・ECサイト
・社員数:50名〜100名未満
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2.応募者のコミュニケーション能力を確認するため
企業で仕事をする以上、社員や顧客とコミュニケーションをとることは避けられません。
コミュニケーション能力を判断する最もわかりやすい手段として、会話の中で確認することが挙げられます。
そのため、応募者に自己紹介をしてもらい、そのときの話し方や伝え方を確認します。
このとき面接官は、自己紹介の内容はもちろん、質問に対して的確に回答できるか、内容は簡潔でわかりやすいかなどに注目しています。
3.そのあとの質問の参考情報にするため
面接はあらかじめ質問内容が決まっていることがほとんどです。
しかしながら、面接に力を入れている企業では、応募者が日常会話と勘違いしてしまうほど自然に面接を進めていくことがあります。
このような企業では、面接官は、このあとに質問をする内容を精査するために、応募者に自己紹介を求めます。
面接官は、応募者の自己紹介の内容を踏まえて、深く掘り下げるポイントを考えたり、確認するポイントやその聞き方を修正しようと考えています。
自己紹介で面接官に伝えるべき内容
自己紹介は「あなたの人となり」を伝えることが目的です。
あなたの経験や強み、志望動機などは、そのあとの質問で聞かれるものだと割り切りましょう。
そのため、以下3つのポイントに絞り、30秒~ 1分程度で話すことをおすすめします。
- ・名前
- ・現職(前職)の仕事内容や役割
- ・締めの挨拶や意気込み
1.名前
当たり前のことかもしれませんが、自己紹介を始める際に、自分の名前を「フルネーム」で伝えます。
名前を言うのに深い意味はありませんが意外と名前を言わない方もいらっしゃいます。
まず最初に、面接官に「自分は誰なのか」を伝えるためにもあまり深く考えず、フルネームではっきりと伝えましょう。
2.現職(前職)の仕事内容と実績
現職(または前職)の仕事内容と企業や部署での役割について伝えます。
例えば「現職は株式会社〇〇です。北関東エリアの営業担当として、2年間、既存顧客向けの提案活動を行っています。主な商材はコピー機やプリンターなどのオフィス機器です。」などです。
具体的な企業名や職種の経験年数、担当している業務について簡潔に伝えましょう。
3.締めの挨拶や意気込み
自分のために時間を割いてくれている面接官にお礼を伝えましょう。
とはいえ、選考に関係する内容ではないため、「本日はよろしくお願いします」といった簡潔なもので構いません。
このとき、面接を受けている企業に関心を持った理由など、今日の面接にかける意気込みを伝えると、面接官に好印象を与えることができます。
意気込みを伝えることで、その後の自己PRもしやすくなります。
自己紹介で面接官に伝えるべき内容
自己紹介は「あなたの人となり」を伝えることが目的です。
あなたの経験や強み、志望動機などは、そのあとの質問で聞かれるものだと割り切りましょう。
そのため、以下3つのポイントに絞り、30秒~ 1分程度で話すことをおすすめします。
- ・名前
- ・現職(前職)の仕事内容や役割
- ・締めの挨拶や意気込み
1.名前
当たり前のことかもしれませんが、自己紹介を始める際に、自分の名前を「フルネーム」で伝えます。
名前を言うのに深い意味はありませんが意外と名前を言わない方もいらっしゃいます。
まず最初に、面接官に「自分は誰なのか」を伝えるためにもあまり深く考えず、フルネームではっきりと伝えましょう。
2.現職(前職)の仕事内容と実績
現職(または前職)の仕事内容と企業や部署での役割について伝えます。
例えば「現職は株式会社〇〇です。北関東エリアの営業担当として、2年間、既存顧客向けの提案活動を行っています。主な商材はコピー機やプリンターなどのオフィス機器です。」などです。
具体的な企業名や職種の経験年数、担当している業務について簡潔に伝えましょう。
3.締めの挨拶や意気込み
自分のために時間を割いてくれている面接官にお礼を伝えましょう。
とはいえ、選考に関係する内容ではないため、「本日はよろしくお願いします」といった簡潔なもので構いません。
このとき、面接を受けている企業に関心を持った理由など、今日の面接にかける意気込みを伝えると、面接官に好印象を与えることができます。
意気込みを伝えることで、その後の自己PRもしやすくなります。
面接の自己紹介で意識すべき7つのポイント
ここまでお伝えした内容は、面接の自己紹介における基本です。さらに良い自己紹介にするためには工夫が必要になります。 そこで、ここからは良い印象を残す方法を紹介します。 言われると簡単に聞こえますが、意外にもできていない人が多いので、意識して取り組みましょう。 自己紹介をする時間は1分程度です。その短い時間の中でも他の応募者よりも良い印象を残せるポイントはかなり多くあります。 面接官がどんな印象を持つのかを理解しながら、どのような工夫ができるか考えていきましょう。
- 1.明るい表情で話す
- 2.相手と目を合わせる
- 3.最初の言葉をはっきり言う
- 4.ゆっくり話す
- 5.言葉に抑揚をつけ、ボディランゲージをつける
- 6.数値を用いてエピソードを話す
- 7.話終わってからお辞儀をする
以上のポイントは全て印象を良くするために重要なことです。誰でも実践できるポイントとなりますので、特に意識して行いましょう。
最初は難しく感じることがあるかもしれませんが、繰り返し練習することで自然とできるようになってくるはずです。
面接で自己紹介をする際のNGポイント
自己紹介はもちろん、基本的に面接の質問に対する回答は簡潔なものが好まれます。
アピールしたいという気持ちが先立つと、必要以上に話が長くなり、面接官に悪い印象を与えてしまうことがあります。
ここでは、自己紹介のNGポイントを紹介します。面接本番で失敗しないために、ぜひ参考にしてみてください。
1.要点がまとまっていない
自己紹介で伝えたい内容をとにかく箇条書きに書きだすだけで満足してしまう方が陥りがちなNG例です。
このような準備をすると、面接本番では箇条書きにしたポイントがたくさん頭に浮かびます。
しかし、緊張で考えがまとまらず、何から話したらいいのか整理できません。
とにかく何か話そうと焦ってしまい、思い浮かんだ言葉が矢継ぎ早に飛び出す状態です。
自分では伝えたい内容を伝えたつもりでも、聞いている面接官は、話が飛び飛びでわかりづらいと感じてしまいます。
そのため、論理的に説明する能力や、相手を意識したコミュニケーションに問題があると評価されるリスクがあります。
これを防ぐには、箇条書きで終わらせずに、以下のような手順を踏みましょう。
- ・文章にまとめる
- ・声に出して読む
- ・繋がりが悪いところを修正する
という3つのステップで、台本をつくることをおすすめします。
面接の直前に台本を読んでおけば、緊張も和らぎますし、自己紹介として成り立つ文章をしゃべることができるはずです。
2.説明する時間が長い
自分の全てを伝えなければ、面接官は自分のことを評価してくれないのではないかと不安に思っている方が陥りがちなNG例です。
自己紹介は面接の冒頭に聞かれる質問です。
ここでたくさんの時間を使ってしまうと、面接官があなたの強みを聞く時間がなくなってしまいます。
また、自己紹介に「志望動機」「転職理由」「あなたの強み」のすべてを詰め込んだのだから、ちゃんとアピールできていると考えるのも非常に危険です。
あなたから長々と説明を受けた面接官は、「話が長くてわかりづらい」と一蹴することでしょう。
これを防ぐには、「わからなければ面接官から質問をしてくれる」という認識を持つことです。
面接官は、あなたを評価するために、疑問に思ったことは質問したいと考えています。
そのため、質問に対して1回で完全な説明ができないこと自体は減点対象になりません。
複数回質問をした上で、理解できる回答が返ってこないとき、はじめて「説明能力が低い」という評価をします。
だからこそ、しっかりと準備をしたあなたは、「わからなければ説明はできます。どうぞ質問してください」と堂々と構えていればいいのです。
話そうと考えている内容を文字に起こしてみて、最低限意味が伝わる程度まで内容を削りましょう。
3.必要のないアピール
とにかく自分を評価してほしいと前のめりになる方が陥りがちなNG例です。
よく聞かれる質問の回答を考えるとき、とにかく自己アピールを織り交ぜようと考えていませんか。
面接の質疑応答はコミュニケーション能力をはかるためのものです。
聞かれていないことまで話すのは、「質問の意図が伝わっていない」と評価されてしまいます。
これを防ぐには、「必ずあなたの強みをアピールする質問をされる」という認識を持つことです。
まずは面接官が聞きたい内容に対して、端的に回答しましょう。
面接官から、「自己PRをしてください」「あなたの強みは何ですか」「成功体験を教えてください」といった質問をされたらチャンスです。
あなたの魅力を存分に伝えましょう。
自分の強みをうまくアピールできるか不安な方は、こちらの記事も合わせて読んでみてください。面接で長所・短所を聞かれた時のポイントを、回答例文付きで解説しています。
合わせて読みたい:【例文あり】面接で長所・短所を聞かれたら?回答ポイントを徹底解説!
また、逆質問も、とりあえず質問をしようと考えている人が多く、意図のわからない必要のない質問をしてしまうことがあるかと思います。面接の逆質問のポイントについては、こちらの記事を参考にしてください。
合わせて読みたい:えっ!面接の逆質問でこれやったら落ちる!?逆質問の事例とポイント
まとめ ~自己紹介で面接官の印象アップを狙うには〜
自己紹介は、面接官に「あなたの人となり」を伝えるためのものです。
面接はあなたと面接官の相互理解の場であり、面接で行われるすべての質問には、意図と目的があります。
だからこそ、面接官は応募者に対して、質問された内容にポイントを押さえて端的に回答してほしいと思っています。
そのため、「すべての回答で自分をアピールしなければならない」という強迫観念は捨てましょう。
過度なアピールは逆効果です。
なぜなら、面接官は「はじめて出会ったあなたを知るため」に自己紹介を依頼しているにすぎないからです。
求められている回答ができるよう、しっかりと準備して面接に臨みましょう。
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- 志村 匠斗
- 東北大学大学院薬学研究科修了。新卒で株式会社キャリアデザインセンターに入社。大手企業から町工場まで100社以上の採用支援を行う。また300人以上の転職希望者へ面接対策を支援し、多くの転職成功者を輩出。その後SaaS系スタートアップ企業に転職し、新規事業企画とマーケティングに携わる。現在は地域企業の支援をするため、株式会社グローカルへジョイン。
この記事を書いた人
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会社名 | 株式会社moovy |
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代表 | 三嶋 弘哉 |
設立 | 2020年4月13日 |
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