スタートアップ転職マニュアル!応募から面接まで徹底解説!

# スタートアップ # 転職で失敗しないために

  • スタートアップに転職したいがどのように進めればいいのだろう?
  • スタートアップへの転職に興味はあるが、自分に向いているのだろうか
  • スタートアップにはリスクもあると聞いたが、どんなリスクがあるのだろう
  • スタートアップ企業への転職を考えている方の中には、上記のような悩みや疑問を持つ方もいるでしょう。

    スタートアップ企業では、大きな成功を手にするチャンスがある一方で、リスクも伴うことを理解しておく必要があります。

    そこで本記事では、スタートアップ企業についての説明や、スタートアップに転職する方法、メリット・デメリットまでを解説!

    また、スタートアップに向いている人の特徴や、転職時の注意点にも触れているので、ぜひ最後までご覧ください。

      この記事を読んでわかること

    • スタートアップへ転職するメリットがわかる
    • スタートアップに向いている人の特徴がわかる
    • スタートアップへ転職するやり方が分かる

    企業タイプ診断

    そもそもスタートアップとは?

    「スタートアップ」とは、新しいビジネスを開始し、成長している企業のことです。創業年数が短いことも特徴の1つですが、主にビジネスモデルの新しさや革新性に重きを置いています。

    混同されやすい言葉として、「ベンチャー企業」と「中小企業」が挙げられます。

    ベンチャー企業とは、新しいビジネスアイデアや技術に基づいて設立される企業で、リスクが高いが、大きな成長ポテンシャルを持っていることが特徴的です。

    一方、中小企業とは、規模が小さいまたは中程度の企業を指し、安定した運営と持続可能な成長を目指しているという特徴があります。

    そのため、スタートアップ企業はベンチャー企業の一種であると言えます。

    スタートアップについてもっと詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

    合わせて読みたい:【完全版】ベンチャー企業・スタートアップとは?図解付きで解説!



    スタートアップに転職するメリット

    スタートアップに転職するメリットを把握しておくことで、自分にとって最適な選択をしやすくなり、新しい環境で成功できる確率も高まるでしょう。

    ここでは、スタートアップに転職するメリットを紹介します。

    • 1.幅広いスキルや経験を得られる
    • 2.経営に参画できる可能性がある
    • 3.成長次第では早期昇格・昇給も

    1.幅広いスキルや経験を得られる

    スタートアップはどの会社も人手不足であるケースが多いため、1人で様々な業務をこなす必要があります。

    その分、自分の業務からだけでは得られない幅広い知識やスキル・経験を得ることができ、それが働くやりがいにも繋がります。

    また、将来起業を考えている方や、役職に関わらず幅広くビジネスに関わりたいと考えている方にとっても魅力的な選択肢だと言えるでしょう。

    さらに、その後の転職を考える際にも幅広い領域の業務知識やスキルがあれば、応募できるポジションも増え、自分自身のキャリアの幅を広げられます。

    ベンチャー・スタートアップのやりがいについて知るには実際に働いている方のインタビュー動画を見るのが最も効果的!moovyでは以下のような動画を多数掲載しています。

    2.経営に参画できる可能性がある

    スタートアップ企業の場合そもそも従業員数が少ないため、経営陣の1人として働ける可能性が大企業に比べ高い傾向があります。

    また、スタートアップでは従業員が経営の意思決定に影響を与えることがよくあります。

    小規模なチームであるケースが多いため、個々の意見やアイデアがそのまま会社の方針や製品開発に直接反映されることが起こり得るのです。

    さらに、普段の業務においても経営者との距離が近く、社長に直接意見を伝えられるなどコミュニケーションを取りやすい環境が整っているケースも少なくありません。

    経営に参画することで、自分の専門性をさらに活かすことができ、新しいビジネスモデルやサービスを世に送り出す経験ができます。

    また、経営目線で仕事をする習慣が身につくため、アウトプットの質が格段に上がるはずです。

    3.成長次第では早期昇格・昇給も

    スタートアップは大企業と異なり、階層が少なく、柔軟な組織構造であることが多い傾向です。

    そのため、個人の成長や貢献度が直接昇格や昇給に結びつきやすい環境だと言えます。

    また、スタートアップは急速な成長を遂げることが多いためその過程で新しいポジションが生まれたり、より大きな責任を担う機会が生じたりすることも少なくありません。

    成果を出すことができれば、企業から能力があると認められ、キャリアアップのチャンスが巡ってくる可能性も高いでしょう。

    その結果、大企業に比べると早期の昇格や昇給に繋がりやすい環境であると言えます。

    スタートアップに向いている人

    スタートアップではどのような人材が求められるのか、どのような人が向いているのかを知ることで、自分が向いているかどうかを判断しやすくなります。

    また、自分の強みやスキルセットがスタートアップでどのように活かせるかを考えるきっかけにもなるので、ぜひ参考にしてください。

    • ・新しいことにチャレンジしたい人
    • ・スピード感を持って物事を進められる人
    • ・成長意欲の高い人

    新しいことにチャレンジしたい人

    スタートアップには、新しいことにチャレンジしたい人にとって魅力的な環境があります。

    多くのスタートアップ企業では、革新的な事業に取り組んでおり、新規事業の立ち上げも迅速に進むことが特徴です。

    その結果、従業員は初期段階から新しい事業に関わる機会を持つことができます。

    スタートアップは従業員数が比較的少ないため、1人ひとりに与えられる責任と裁量も大きく、時には上司の承認なしに自由な意思決定も可能です。

    これは、責任の大きさを意味することでもあります。

    このような環境下で、新しいことに積極的にチャレンジしたいと考える方は、スタートアップにぴったりの人材と言えるでしょう。

    スピード感を持って物事を進められる人

    スタートアップでは、物事を迅速に進められる能力が求められます。これは、スタートアップが常に新しいビジネスモデルや製品を通して既存の市場に挑んでいるためです。

    その結果、多くの場合前例のない業務に取り組むことになります。

    そこで従来の経験をそのまま応用することは難しく、新しい課題にも柔軟に対応する必要があります。

    こうした状況では、迅速に行動を起こし、新しいアイデアや方法を柔軟に受け入れられる人が、スタートアップに適していると言えます。

    スピード感と柔軟性を兼ね備えた人材は、スタートアップでの成功に不可欠だと言えるでしょう。

    成長意欲の高い人

    スタートアップの環境は、成長意欲が高い人にとって非常に適しています。

    スタートアップ企業で働くことで、先述の通り、

    • ・様々な業務経験
    • ・ハードワーク
    • ・経営に参画

    といった経験を多くすることができます。

    そのため、自然とかなり成長速度は速くなり、2,3年働くだけでも一気に市場価値も上がるはずです。

    このような状況を楽しめる人や自己成長を望む人には、スタートアップは大きなやりがいとなるでしょう。

    以上のことから、このような環境がモチベーションになる人にとって、スタートアップは非常に合っていると言えます。

    スタートアップ企業の探し方

    それでは、実際にスタートアップ転職のためにどうすればいいのかを解説していきます。

    スタートアップは大手企業に比べ、情報を取得しづらい点には留意が必要です。 そのため、スタートアップ企業を探すためのちょっとしたコツや特化したサイトなどがあります。 本章ではそれらの手順を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

    • 1.スタートアップ企業の探し方のコツ
    • 2.スタートアップの情報満載!スタートアップ特化型転職サイト

    1.スタートアップ企業の探し方のコツ

    スタートアップ企業は大手企業と比べ、採用費用が少ない場合も多く、求人掲載費用を多くかけれない可能性があります。

    そのため、通常の転職サイトだけでなく、そのほかの媒体などにも情報を探しに行くことがポイント。

    例えば、以下のような媒体を探してみましょう。

    • ベンチャーキャピタルのサイトを見てみる
    • ・ダイレクトリクルーティンサービス・転職サイトから探す
    • ・求人動画プラットフォームで探す
    • ・TwitterやFacebookなどのSNSで探す
    • ・知人・友人経由で探す

    詳しい使い方などは以下の記事で詳しく解説していますので、気になる方はご覧ください。

    合わせて読みたい:優良ベンチャー企業の探し方5選|選ぶポイントも徹底解説!

    2.スタートアップの情報満載!スタートアップ特化型転職サイト

    スタートアップの情報を得るためには、スタートアップに特化した転職サイトを確認するのも有効です。

    他のサイトでは載っていないようなスタートアップ企業が掲載されていることもありますので、スタートアップの求人情報を知りたい方はおすすめ!

    転職サイトには様々な形態や特徴がありますのでその特徴と自分が知りたい情報が合致したサイトを利用することがポイントです。

    詳しくおすすめのサイトを知りたい方は以下の記事をご覧ください。

    合わせて読みたい:【厳選】ベンチャー転職におすすめの転職サイト・エージェント20選!

    スタートアップ企業分析方法

    気になるスタートアップ企業がいくつかピックアップできたら、具体的に企業分析を行いましょう。

    スタートアップ企業の企業分析方法のポイントは以下のとおりです。

    • 1.ミッション、ビジョン、バリューは?
    • 2.経営者の人柄や経歴は?
    • 3.プロダクトはどのようなものか?
    • 4.ライバル企業にはどんな企業があるのか?
    • 5.社内の雰囲気や社員の人柄は?
    • 6.求める人物像はどんな人物か?

    ここではざっくり以上の点を紹介しましたが、もっと詳しく知りたい場合は以下の記事を参考にしてください。

    合わせて読みたい:企業研究のやり方とポイントを解説|おすすめツール6選も紹介



    スタートアップ企業分析で使えるツール

    スタートアップ企業の分析で使えるツールは以下のようなものがあります。

    • ・NewsPicks:スタートアップのニュースも多く掲載
    • ・BRIDGE:国内スタートアップを中心としたテクノロジー系ニュースを配信するブログメディア
    • ・INITIAL:スタートアップの独自取材記事、事業概要、資金調達
    • ・STARTUP DB:国内スタートアップに関する幅広い情報を集約し、検索できる情報プラットフォーム
    • ・moovy:スタートアップの採用動画プラットフォーム。スタートアップを知る上で重要な社内の雰囲気や役員・従業員などを動画で知ることができる

    スタートアップへの応募書類の準備

    企業分析が完了したら、実際に受ける企業へ応募する準備を行いましょう。 ここで考えなくてはいけないものとして以下のようなものがあります。

    • ・志望動機:なぜスタートアップ、なぜその企業を受けようと思ったのか
    • ・自己PR:自分が入社したらどのようなことができ、どんな結果を目指せるか?その理由となる経験や背景

    志望動機には他の企業ではなく、スタートアップであるその企業でなければならない理由をしっかり明記しましょう。

    具体的な手順は「【例文あり】ベンチャーに受かる志望動機の書き方を徹底解説!」の記事でどうぞ。

    職務経歴書や履歴書

    また、職務経歴書や履歴書も必要です。こちらはいざ転職する際に作成するでもいいのですが、最もおすすめなのが、定期的に作成しておくことです。

    自分の市場価値はどうなのか?自分ができることと企業のニーズがマッチしているかが分かりやすくなります。

    詳しい職務経歴書の作り方を知りたい方は「職務経歴書の書き方マニュアル!ダウンロード可能なテンプレ付き!」からどうぞ。



    エンジニアの方はこちら!

    合わせて読みたい:エンジニアの職務経歴書の書き方!コピペできる例文付き



    スタートアップ面接対策!

    自分が気になるスタートアップに応募したら、実際に面接が始まりまが、その前に応募企業の話。

    応募先企業はCBSのバランスで応募する

    応募企業はCBSのバランスで企業を選定するのが良いでしょう。

    CBSとは受ける予定の企業それぞれを「チャレンジ」「ベスト」「セーフティ」に区分して、受ける順番を選定すること。

    「チャレンジ」「ベスト」「セーフティ」とは、以下の通りです。

    Challenge
    チャレンジ
    内定をもらえる可能性が低い企業(受ける数の20%を目安に)
    Best
    ベスト
    内定をもらえる可能性は五分五分の企業(受ける数の60%を目安に)
    Safety
    セーフティ
    内定をもらえる可能性が高い企業(受ける数の20%を目安に)

    応募先の企業を「チャレンジ」「ベスト」「セーフティ」に選定した後には、内定がもらいやすい「セーフティ」企業から面接を受けると良いでしょう。

    そこで面接慣れをしていき、徐々に内定をもらえる可能性が低い企業に絞っていく流れを作っていきましょう。

    いざ面接!スタートアップと一般的な企業との違いとは?

    応募企業を決めたら、いざ面接になりますが、スタートアップの面接と一般的な企業はどのような違いがあるのでしょうか? 大きく以下のような特徴があります。

    • 特徴1. 専門スキルよりもポータブルスキル
    • 特徴2. カジュアル面談が多い
    • 特徴3. 社長面接がある

    人数が少ないスタートアップでは、専門的なスキルよりも様々な業務に対応できるポータブルスキルが重視されます。

    また、スーツを着て堅苦しい面接の雰囲気ではなく、カジュアルな面談であることが多いです。

    そして、最終面接などでは社長が直接候補者を面接することが多いようです。

    以上のような特徴がありますが、もっと詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

    合わせて読みたい:ベンチャー面接でよく聞かれる質問5選と押さえるべきポイント!

    スタートアップ転職をお考えの方へ

    スタートアップは変化が速く、柔軟性と迅速な対応が求められます。

    また、組織構造が流動的で1人が担当する役割が多岐にわたるケースも多いため、幅広い業務に取り組むことに対する意欲が必要です。

    経営状況や将来性についてもしっかりと調査をおこない、自身のキャリア目標と企業の目指す方向性が一致しているかを確かめることも大切です。

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    今林 智宏

    この記事を書いた人

    今林 智宏
    国立大学を卒業後、大手サービス企業に入社し、店長を歴任。チームマネジメントやマーケティング業務を経験。在籍中は、現場社員として数多くの学生・転職者の面接官も行う。退職後、スタートアップ企業にて、フロントエンドのシステム開発に加え、カスタマーサクセスやマーケティングを担当し、企業の採用や広告支援に関わる。

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    会社名 株式会社moovy
    代表 三嶋 弘哉
    設立 2020年4月13日
    住所 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目18−3 プレミア道玄坂ビル8階
    電話 050-3701-3401
    メールアドレス moovy_support@moovy.co.jp
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    事業内容
    • ・採用動画プラットフォーム「moovy」の運営事業
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    • ・採用コンサルティング事業