【コピペ可】未経験ITエンジニアの自己PRの例文!内定率を上げる!
# エンジニア # 面接の準備・流れ
現在、企業のDX推進やインターネット産業の成長に伴いITエンジニアの採用需要が増加しており、未経験からでも転職のチャンスは多く存在します。
そのような中、ITエンジニアに転職し、専門的なスキルを身につけて市場価値を高めたい方も多いのではないでしょうか。
ただ、エンジニア経験が全くない、もしくは浅い場合、エンジニアへの転職は難易度が高く、過去の経験をもとにした効果的な自己PRが非常に重要です。
そこで、転職エージェントとして数多くの転職希望者の自己PR文を添削してきた筆者が、未経験からのエンジニア転職を目指す人が直面する問題について取り上げ、自己PRの作成方法について詳しく解説します。
- エンジニアとはどんな職種かを理解できる
- エンジニアの自己PRを書く際の重要なポイントを理解できる
- エンジニアの自己PRをコピペで流用できる
この記事を読めば以下のことが分かります
自己PRを書く前に、ITエンジニアという職種を理解しよう
ITエンジニアとして成功するための自己PRのコツを、まずは職種の基本から解説します。自分の経験や強みを活かし、効果的な自己PRを作成しましょう。
1.ITエンジニアとは?
ITエンジニアは、アプリケーション(ソフトウェア)領域とインフラ(ストラクチャー)領域に分かれ、情報システムの設計・開発・運用を行っています。
特にここ数年は、AI・クラウド・ビッグデータ・IoT・Web3・ブロックチェーンなどの先端技術を扱うエンジニアはより市場価値が高くなっています。
一般的には理系出身やプログラミング経験が必要と思われがちですが、最近では文系出身者やプログラミング未経験者でも、自己PR次第でITエンジニアになる道が開かれています。
ITエンジニアとして成功するためには、単に技術的なスキルだけでなく、コミュニケーション能力や折衝能力のような文系出身者特有のスキルが非常に重要になっています。
実は、多くの企業がこれらの能力を持つ未経験者を求めており、積極的に採用しています。つまり、未経験からITエンジニアへの転職は、現在では十分に現実的なキャリア選択肢となっているのです。
次の章では、実際に自己PRを作成する上で必要な、「ITエンジニアの仕事内容」について詳しく解説します。
実際に未経験からITエンジニアになる人は多いですが、転職を成功させるには「なぜエンジニアになりたいのか」を明確にすることが重要です。
2.ITエンジニアの仕事内容
ITエンジニアの仕事内容を把握する上で、それぞれの守備範囲をまとめた図を見ることによって、全体のイメージがつきやすいのでおすすめです。
上記のようにITエンジニアは専門領域や仕事内容によって、さまざまな呼び名がありますが、ここでは代表的なものを4つご紹介していきます。
また、ここで気になるのがエンジニアの将来性です。年々多くの企業がエンジニアを必要としており、エンジニアの需要は非常に高いですが、供給が追い付いていない状況です。
その中でも特に需要が高い職種や未経験者におすすめの業界を、こちらの記事で紹介しています。
合わせて読みたい:エンジニアの将来性を知りたい!未経験にオススメな業界とは?
(1) プログラマー
【仕事内容】
ITエンジニアの登竜門ともいわれるのがプログラマーです。
プログラマーの主な仕事は、システムエンジニアが作成した設計書を元に、プログラミング言語を使って効率的にアプリケーションを開発する(コードを書く)ことです。
また、Webサイトやスマホアプリを開発する場合は、クライアントサイドの開発を担う「フロントエンドエンジニア」とサーバーサイドの開発を担う「バックエンドエンジニア」に分かれてプログラミングしていきます。
フロントエンドの開発で利用する言語は主に、HTML/CSS/JavaScriptや、TypeScriptです。また、最近はReactやVue.js、Nuxt.jsなどJavaScriptのフレームワークやライブラリを利用した開発が増えています。
バックエンドの開発には、JavaやPHP、Ruby、Pythonといったプログラミング言語があり、開発効率を高めるための各種フレームワークを利用して開発が行われます。
プログラミング言語の知識、データ構造に関する理解が必要ですが、未経験エンジニアの場合、求められるマインドセットと自己PRのポイントとしては…
「効率化に対する強い意識」や「複雑な問題に直面した際の解決策を企画した経験」もしくは、「技術トレンドを追い続ける知的好奇心」が未経験エンジニアへの転職において盛り込んでいきたい内容です。
(2) システムエンジニア
【仕事内容】
業務アプリケーション開発を行う際は、システムエンジニアは情報システムの要件定義から設計、プログラミング、テスト、リリースまで一貫して携わり、全体の指揮をとる役割です。
「要件定義」でどのようなシステムを作りたいのかを明確にし、どのように開発すればよいのか「設計」を行い、設計書を元にプログラマーに「プログラミング」を依頼します。
その後、出来上がったシステムの「テスト」を指揮し、正しく動作をするか確認したのち、「リリース」を行います。
Webサイトやスマホアプリを開発する場合は、リードエンジニアとして定義されることもあり、エンジニアチームにおける技術的なリーダーとしてチーム生産性の向上や品質向上などを推進します。
システムを利用するユーザー(顧客や一般ユーザー)と開発チームを繋ぐ窓口となるため、ヒアリングやフォローのためにコミュニケーション能力が求められます。 そして、利用ユーザーのニーズを的確に理解し、それに基づいて要件を定義し、プロジェクトを推進する能力が求められます。
全くの開発未経験からいきなりシステムエンジニアへ転職というのは難易度が高いですが、自己PRのポイントとしては…
「潜在的なニーズや課題の発掘から解決まで導いた経験」「プロジェクトの計画、実行スキル」「チームメンバーとの円滑なコミュニケーションスキル」などです。
(3) インフラエンジニア
【仕事内容】
インフラエンジニアはシステムを利用するためのサーバーの設計から構築、保守を担当し、さまざまなシステムを陰ながら支える役割です。
システムの利用人数やネットワーク速度、コストなどのさまざまな要素に基づいて、サーバー台数やスペック、インフラアーキテクチャを設計し、構築します。
運用・保守ではサーバーがきちんと稼働しているか監視し、セキュリティチェックや何かあった時のためのバックアップ作業なども行います。
最近では、AWSやAzureなどのクラウドサービスの出現により、これまで複数のエンジニアが役割分担して構築していたインフラ基盤を1人でも構築・保守できるようになりました。
サーバー構築やストレージ増強、データセンターを跨いだ冗長構成など経験豊富なサーバーエンジニアにしかできなかったことが、経験が浅いインフラエンジニアでもクラウドサービスの管理画面上でわずか数分で構築できるようになりました。
インフラエンジニアは、ネットワーク、サーバー、クラウド、セキュリティなどの広範囲にわたる技術的なスキルを要求されますが、未経験からインフラエンジニアを志望する場合の自己PRポイントとしては…
「複雑な問題を効率的に解決する能力」「技術トレンドを追い続ける知的好奇心」や「チームワークとコミュニケーション」などを自己PRしていきましょう。
こちらに記載した以外にも、プロジェクトマネージャー、プロダクトマネージャー、データベースエンジニア、セキュリティエンジニア、QAエンジニアなど、専門分野や役割によってさまざまな職種があります。
エンジニアの仕事内容についてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事でも解説しています。ぜひ併せてお読みいただき、さらに理解を深めてくださいね。
あわせて読みたい:【大公開】ITベンチャーのエンジニアに転職する為の3つのポイント
未経験でエンジニアになるためにはどんなアピールが必要?
エンジニアの仕事内容って難しそう…と感じた方も多いのではないでしょうか。
たしかに、エンジニアになる多くの人はプログラミングスクールに通っていたり、前職でエンジニアについて触れ、少しでも知識がある人が多いです。
しかし、未経験でエンジニアになることは可能です。
その理由としては、近年ITの急速な浸透と技術の進展のため、どの業界・企業においてもエンジニア不足が深刻な問題となっているからです。
どれぐらい不足しているかを示したデータを政府が公表しています。
出典:「IT人材需給に関する調査(概要)」ー経済産業省
上記の試算では、すでに2024年では30万人、2030年には45万人の人材が足りないという試算結果となっております。
このような状況下で、未経験者がエンジニアとして挑戦する機会が広がっており、貴重な人材とされています。
企業側としても本来は経験者をできるだけ採用したいと思っていますが、なかなかそうもいかないため、近年「未経験OK」で募集をかけているところも増えてきています。
ポテンシャルで採用を行い、社内で育成していこうという方針の企業が増えているのです。
未経験だから無理だろうと思わず、将来性豊かなエンジニアに積極的にチャレンジする価値はあります。
未経験でスキルシートが書けなくても自己PRで十分アピールできる
未経験でスキルシートが書けず悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
しかし、ポイントを抑えて自己PRでしっかりアピールができればポテンシャルを見て採用をしてくれる企業も多くあります。
なぜなら、ポテンシャルのある人材は未経験でも欲しいというほど、人が足りていないのです。
過去の経験がない未経験者においては、スキルシートは書けません。そのため自己PRが非常に重要になります。
後ほど、ITエンジニアの自己PRを書く際の4つのステップを紹介するので一緒に自己PRを書き進めてみてください。
独学で成長ができるアピールをする
エンジニアの仕事はIT業界の発展によって日々進化しており、継続的な学習が不可欠であるため、独学でも成長ができることのアピールは大切です。
自身のポテンシャルをアピールすることが重要となりますが、そのアピールのためにポートフォリオを作って提出してみることで、より説得力が増します。
初めてのことで、難しいことは多いかもしれませんが、出来が良くなくてもとりあえず出してみることに意味があります。
自己学習をした結果、ある程度の形にするところの意欲と成長を見せるためにも、ポートフォリオの作成はおすすめです。
ポートフォリオ作成の方法やポイントは以下の記事で詳しく解説しています。気になる方はぜひご覧ください。
あわせて読みたい:未経験からエンジニア転職する為に…現役エンジニアが経験談を語る!
ITエンジニアの自己PRを書く際の4つのステップ
続いてITエンジニアの自己PRを書く際のステップをお伝えします。
まず大前提として、自分がアピールしたいことを詰め込むよりも、相手がアピールしてほしいことを伝えるということを念頭に、以下の流れで自己PRの作成を進めるとスムーズです。
- 1. 自身のキャリア・強みを棚卸する
- 2. ITエンジニアを志す理由やキャリアビジョンを明確にする
- 3. 企業の求める人物像を明確にする
- 4. 自己PR文を作成する
1.自身の強みを棚卸する
未経験からITエンジニアを目指す方へ、効果的な自己PRの作り方をご紹介します。まず、これまでの業務経験を詳細に洗い出し、時系列で整理しましょう。
各業務での成果や工夫点、特に具体的な数値で示せる実績を強調すると、自己PRはより印象に残ります。
次に、過去の仕事で共通していた強みや、やりがい、周囲からの評価などを抽出し、自身の特長を明確にしましょう。
特に、未経験のITエンジニアとして評価されやすい5つの能力を意識していきましょう。
- 1. 技術の進歩が早いため常に最新のトレンドを追う「情報収集力」
- 2. 新しい技術を学び続ける「学習意欲」
- 3. 顧客やチームメンバーと円滑に業務を進めるための「コミュニケーション能力」
- 4. システムを効率的に開発するための「論理的思考能力」
- 5. 繰り返すバグや複雑な要件にもめげずに仕事を完遂する「粘り強さ・忍耐力」
これらを意識して自分の強み(自己PR)を挙げていきましょう。
また、なるべく会社の用語を使うのではなく、一般的な用語に置き換えて強みを書いてくと応募先の企業にも理解が得られやすくなっていきます。
詳しい棚卸のやり方は、こちらの記事をご覧ください。キャリアの棚卸に役立つワークシートもありますので、ぜひご活用ください。
合わせて読みたい:キャリアの棚卸しのやり方!便利なワークシート付で徹底解説!
2.ITエンジニアの志望理由とキャリアビジョンを明確に
次にITエンジニアという職種を志望する理由をいくつかあげていきましょう。
- ・以前からものづくりが好きで、多くの人に使ってもらうサービスを作りたいと感じた
- ・現職でシステム導入されたことで業務効率が改善され、自分も世の中に貢献したいと思った
- ・あるアプリを実際に使ってみたことでサービスの世界観に感動した。感動を提供する側になりたいと考え、ITエンジニアへの転身を決意した
など、過去の体験から未経験からITエンジニアを志望した背景を明確にしましょう。
未経験からITエンジニアに転身する場合、やる気や成長意欲も重要な自己PRポイントとなるため、思いつく限りあげてみてください。
一旦、志望理由をあげたら、中長期的にどんなITエンジニアとして活躍したいのか、キャリアビジョンを明確にすることで、面接官にITエンジニアへの意欲の高さをよりアピールできます。
例えば・・・
短期的には、基本的なプログラミングスキルやチーム開発での手法を学び、プロジェクトに貢献できるようになることを目標にします。具体的には、プログラミング言語やツールの使用方法の習得、そしてチームでの開発プロセスへの参加を通じて、現場で即戦力となれる能力を身につけます。
中長期的には、技術面だけでなく、プロジェクトマネジメントやチームリーダーの能力を伸ばし、より大きなプロジェクトの成功に寄与するエンジニアに成長したいです。また、最新の技術トレンドを常に学び、革新的なソリューションの提案や開発に携わることで、業界に新しい価値を生み出すことを目指します。
私は、自身の成長とともに、企業の成長にも貢献できるエンジニアになることを志しています。未経験からのスタートではありますが、高い知的好奇心と柔軟な発想力で、エンジニアとしてのキャリアを形成していきたいです。
未経験からエンジニアへ転職する場合の志望動機は、具体的な理由だけではなく、学びたい技術や興味のある分野も明示すると良いでしょう。
エンジニア未経験者向けの志望動機の作り方は、こちらの記事で解説しています。パターン別の例文もありますので、ぜひ参考にしてみてください。
合わせて読みたい:【コピペ可】エンジニア未経験者向け志望動機の作り方!
3.その企業への志望理由を明確にする
未経験からITエンジニアへの転職を成功させるためには、応募先企業を志望する理由も明確にすることが重要です。
まず、採用サイトや求人票に記載されている情報から、企業のビジョン、カルチャー、求める人物像、提供される成長機会を把握しましょう。
すでに活躍している社員が語る「仕事のやりがい」や「入社理由」なども、求める人物像を理解するためには非常に役立ちます。
moovyでは30秒の採用動画で実際にITエンジニアとして働く方々の生のインタビューを掲載しています。ぜひ動画を見て、参考にしてください。
-
接客の仕事をしていた私が、エンジニアに転職した理由とは?|求人動画インタビュー
株式会社ユーティル
・業種:インターネットメディア・ネイティブアプリ・ECサイト
・社員数:10名未満
-
ビジョンへの共感と自由な雰囲気に惹かれて
株式会社コドモン
・業種:その他、人材サービス・アウトソーシング・教育
・社員数:100名〜500名未満
-
エンジニアの私が子育てをしながら働く環境とプロダクトに魅力を感じて入社を決意!
アソビュー株式会社
・業種:インターネットメディア・ネイティブアプリ・ECサイト
・社員数:100名〜500名未満
エンジニアが転職した理由が分かる
おすすめの動画
企業が求める人物像が明確になったら、先に挙げた「①あなたの強み」と「②のエンジニアへの志望理由とキャリアビジョン」を照らし合わせながら
「③企業への志望理由」を言葉にしていきます。
面接官としては、①あなたの強みを聞くことで、入社後に活躍できるか?を確認し、
②エンジニアへの志望理由とキャリアビジョンを聞くことで、「定着するか?」と「活躍するか?」を確認しています。
ここで重要なのは一貫性です。過去(強み)、現在(志望理由)、未来(キャリアビジョン)のつながりを意識すると一貫性とオリジナリティのある文章になります。
4.自己PR文を作成する
それでは、実際に自己PR文を書いていきましょう!これまで整理した通り、ポイントを押さえて書くとよいでしょう。
- 1. あなたの強みとなる経験やマインド
- 2. 強みを裏付ける具体的な行動や実績
- 3. なぜ応募先企業でITエンジニアを志望するのか
- 4. 応募先企業でどのように活躍していきたいか
- 5. 現在すでに学んでいるプログラミング言語や資格があればその実績
この5つの点を押さえると、採用担当者にとって説得力のある自己PR文となります。それでは次の章で、例文を見ていきましょう。
コピペ流用OK!ITエンジニアへ転職、自己PR例文4選!
続いて、コピペですぐに使えるエンジニアの自己PR例文を4つご紹介していきます。
ここでは、いくつかのシチュエーションから「ITエンジニア」に転職をするという想定で紹介していきます。自分なりのアレンジを加えて、自己PR文を作ってみてください。
1.コミュニケーション能力を自己PRする例文
1つ目はコミュニケーション能力が強みのWeb広告代理店出身者が、未経験からITエンジニア転職を目指す自己PR例文です。
(1.自身の強みや仕事において大事にしていること)
私の強みはコミュニケーション能力です。
(2.強みを裏付ける具体的な行動や実績)
現職のWeb広告代理店の営業では、クライアントに寄り添ったわかりやすい提案に定評があります。
まずクライアントと密にコミュニケーションをとり、広告運用に関するニーズや現在抱えている課題、予算感やスケジュール感などを丁寧に聞き出します。
その後、どのようにニーズや課題を解決できるかを熟考し、提案内容を組み立てています。客観的なデータや図表を用いながら、クライアントに合わせたわかりやすい言葉で伝えることを心がけています。
実際に提案した企業様において自社サイトへの流入数が提案する前から2倍に伸びたという実績もございます。
この顧客との折衝経験はエンジニアとしても、専門知識を取得したのち、求められているシステムの要件定義や納品までのディレクションに活かせるものと自負しております。
(3.なぜ応募先企業でエンジニアを志すのか)
現職の営業職では業務が細分化されており、担当領域の幅が狭く、スキルがつきにくい不安を感じていたところ、貴社のインタビュー動画で営業から未経験で入社しエンジニアとして活躍している社員の方がいらっしゃるのを目にしたことがきっかけです。
貴社のシステムエンジニアでは顧客折衝が多く営業としての経験も活かせ、未経験でも学ぶ意欲があれば、エンジニアとしていろいろな案件にチャレンジできることに魅力に感じました。
(4.応募先企業でどのように活躍していきたいか)
今後は多くの知識を身につけ貪欲にスキルを吸収していきます。そして一日も早く一人前となり、顧客の声をよく聞いてプロダクトの改善に繋げられるエンジニアとして、貴社で活躍していきたいです。
2.IT技術への興味関心の高さを自己PRする例文
2つ目は広告代理店出身者が「IT技術への興味関心の高さ」を活かし、ITエンジニアを目指す自己PR文です。
(1.自身の強みやマインド)
私は最新技術やトレンドに興味を持ち、いち早く情報収集することが得意です。
(2.強みやマインドを裏付ける具体的な行動や実績)
現職の広告代理店の営業では、日々目まぐるしく変わるデジタルマーケティングの最新動向を常にキャッチし、クライアントへ情報提供を行ったり、提案に活かすようにしてきました。
そのため、クライアントからは「○○さんはいつも最新のマーケティング手法やトレンド情報を教えてもらえて助かっている」と言っていただけることも多く、お客様向けに勉強会を開くこともありました。
勉強会を実施した結果、お客様がお伝えした手法を実践していただいたことで、顧客獲得件数が1.8倍になったという事例も創出することができました。
(3.なぜ応募先企業でエンジニアを志すのか)
エンジニアを志望した理由は、こうしてトレンドを追ううちに「ソフトウェアでこんなこともできるんだ」という感動を提供する側になりたいと考え、エンジニア職に興味を持ちました。
貴社であれば、未経験でも熱意があれば応募可能であったことと、これまで経験してきたデジタルマーケティング業界の顧客課題やトレンドについては熟知しているため、プロダクトへのフィードバックに活かせるのではないかと考えたためです。
(4.応募先企業でどのように活躍していきたいか)
今後は多くの知識を身につけ貪欲にスキルを吸収し、まずは一日も早くエンジニアとして一人前となることを目指します。
さらに今までのように最新技術は誰よりも早くキャッチアップするだけでなく、社内への浸透も行っていきたいと思います。
そして、ゆくゆくは貴社のプロダクトをデジタルマーケティングのさまざまな課題を解決に導く業界一のプロダクトへ進化させるシステムエンジニアとして、貴社で活躍していきたいです。
3.粘り強さ・忍耐力を自己PRする例文
3つ目は「粘り強さ・忍耐力」を強みとする食品メーカー出身者が未経験からITエンジニア職を目指す自己PR文です。
ITエンジニアはエラーと戦う日々です。原因不明のエラーや専門外の技術が必要になる場面が出てくるかもしれません。その時に重要な能力が「粘り強さ・忍耐力」です。
バグやエラーと粘り強く向き合い、試行錯誤を重ねる事で、サービスも自分自身も成長していきます。企業への貢献も高いものになるでしょう。
(1.自身の強みや仕事において大事にしていること)
私は粘り強さ・忍耐力が強みです。
(2.強みやマインドを裏付ける具体的な行動や実績)
現職の食品メーカーの営業では、困難な状況でも粘り強くお客様に向き合い、対応することを心がけています。
最近では、契約更新の時期に、お客様から効果が出ていないとのクレームが入ってしまい、継続取引が危ぶまれる事態がありました。
しかし、お叱りを受ける中、お客様の本音や真意を引き出すために粘り強く調査やヒアリングを行ました。
そして提案内容を大きく見直すことで、結果として実際の効果も出すことができ、結果として次年度の契約において前年度よりも大きな1.5倍のご契約をいただくことが出来ました。
(3.なぜ応募先企業でエンジニアを志すのか)
以前からものづくりが好きで、多くの人に使ってもらうサービスを作りたいと感じたためです。今の食品メーカーは、ものづくり企業ではありますが、出来上がった商品を決められたエリアの顧客に営業していくため、営業担当がなかなかものづくりに携わることが難しいのが現状です。
食の分野でSaaS事業を展開されている貴社であれば、食に関する知見を活かしながら、技術を通じてより多くの人に健康や幸せを提供できると考え志望しました。
(4.応募先企業でどのように活躍していきたいか)
直近では、プログラミングスクールに半年ほど通い、エンジニアになるための自己研鑽を行っておりますので、そこで学んだ内容を業務に活かしていきます。
さらに、持ち前の忍耐力を活かして、トラブルが発生した際にも最後まで諦めず真摯に顧客とプロダクトに向き合い、業務を行っていきたいと思います。
将来的には、食品業界で感じていた課題を解決する新しいプロダクトの開発を企画し、貴社で新規事業を牽引していきたいと考えております。
4.自走力を自己PRする例文
4つ目はサービス業で接客・販売を行う人が、「自走力」を強みとして未経験からITエンジニア転職を目指す自己PR例文です。
ITエンジニアは常に変化・進化する技術の早さに対応することが求められます。
新しい技術や問題に直面したとき、自分で学び、解決策を見つけ出す能力を自己PRすることで、たとえITエンジニアとして未経験であっても、選考での評価は高まるでしょう。
(1.自身の強みや仕事において大事にしていること)
これまでの接客・販売の経験を通じて、私は自走力を磨いてきました。未経験ながらITエンジニアに転職を目指す私にとって、この主体性は強みになると考えています。
(2.強みやマインドを裏付ける具体的な行動や実績)
私は、日々の業務で常に新しい状況に直面し、自ら解決策を見つけ出す必要がありました。
例えば、来店顧客のニーズを的確に把握し、それに応じた商品提案を行うことで顧客満足度の向上に寄与しました。
また、過去にオープニングスタッフとして2店舗、不採算店舗のヘルプスタッフとして2店舗経験するなかで、店舗内のコミュニケーション活性化や業務フローの設計にも取り組み、売上増加に繋げてきました。
これらの経験は、ITエンジニアとしても技術的な課題に直面した際に自ら学び、解決策を見つけ出す力となると思います。自分の担当する範囲に限らず、積極的にチーム全体の業務改善にも取り組む姿勢は、ITプロジェクトのチームワークにおいても、活かせると考えています。
(3.なぜ応募先企業でエンジニアを志すのか)
以前店舗で導入されたPOSシステムに感動したのがエンジニアに興味を持ったきっかけです。自分も感動を提供する側になりたいと考え、エンジニアへの転職を決意しました。
貴社を志望する理由は、革新的な技術と前向きな社風に惹かれたからです。貴社の環境では、私の自走力がさらに磨かれ、新しい技術やアイデアを生み出すことができると確信しています。
(4.応募先企業でどのように活躍していきたいか)
未経験からのスタートですが、持ち前の自走力と学習意欲を活かし、プログラミングスキルやIT知識を吸収するために努力します。また、接客業で培ったコミュニケーション力を通じて、チームのプロジェクトに貢献したいと考えています。
この記事では、未経験からITエンジニアになるための自己PR文の作成方法を解説しました。
特にベンチャー企業への転職を検討している方に役立つ”志望動機の書き方”も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
あわせて読みたい:【例文あり】ベンチャーに受かる志望動機の書き方を徹底解説!
ITエンジニアの自己PRを作る上で重要なことは?
もしあなたが転職に失敗したくない、転職のノウハウを知りたいと思っているなら、こちらの記事が参考になります。転職活動をする為に必要な項目が整理されています。
あわせて読みたい:【転職ノウハウ】転職に失敗しない為の10のチェックリスト!
最後にITエンジニアに応募する際の自己PRを作成する上で、重要なことをお伝えします。
まず第一に、何度もお伝えしていますが、「自分自身がPRしたい内容」ではなく、「相手がPRしてほしい内容」に沿ってアピールすることです。
第二に、すでにITエンジニアとして働いている方の「仕事内容」「やりがい」「入社理由」や、CTOなどが語る「求める人物像」や「技術へのこだわり」などのリアルな情報を参考にするというものです。
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- 大谷 亜由美
- 早稲田大学卒業後、新卒で大手広告会社にて法人営業として入社。その後、大手転職エージェントとして、4年間で300名以上の転職実現をサポート。多くの転職者へ応募書類の添削や面接のアドバイスを行なってきた。現在、IT企業のマーケターとして、マーケティングやPRに従事しつつ、これまでの採用やキャリアデザインに関する知見を活かしてライターとして活動中。
この記事を書いた人
スタートアップ企業の求人動画をお探しならmoovyへ
会社名 | 株式会社moovy |
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代表 | 三嶋 弘哉 |
設立 | 2020年4月13日 |
住所 | 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目18−3 プレミア道玄坂ビル8階 |
メールアドレス | moovy_support@moovy.co.jp |
URL | https://company.moovy.jp/ |
事業内容 |
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