これから伸びるベンチャー企業を見極める方法とおすすめ企業5選

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  • ベンチャー企業の将来性を知りたい
  • ある程度うまくいっているベンチャー企業に転職したい
  • このようなことでお困りではないでしょうか。

    昨今では、ベンチャー企業を転職先に選ぶ人がも増えています。一方で、伸びるベンチャー企業と伸び悩むベンチャー企業が存在していることも事実。

    そこで当記事では、「これから伸びるベンチャー企業を見極める方法」について解説します。

    当記事を読むことで、「ベンチャー企業の見極め方」についての知識が手に入り、転職活動が思い通りに進むと嬉しく思います。ぜひ最後までお読みください。

    伸びるベンチャーで働きたい人は、将来の「市場規模」を見極める

    「伸びるベンチャー企業で働きたい」と考える人は、対象企業における将来の「市場規模」とその推移を見極める必要があります。

    なぜなら、現状では伸びている会社も、10年後には市場自体が廃れる可能性もあるからです。そのため、将来における市場規模の見極めは重要だと言えます。

    これらを踏まえ、今後において伸びると予想される業界は、以下の通りです。

    • ・IT業界(SaaS・クロステック)
    • ・EC業界(BtoB、B2C、CtoC)
    • ・インターネット広告業界
    • ・オンラインエンタメ・ゲーム業界
    • ・半導体・電子部品業界
    • ・倉庫・物流業界
    • ・医療・福祉業界

    特に、IT・インターネット関連の産業は、成長ポテンシャルが高いと言われています。

    あらゆる業界で人手不足になる、超高齢化社会の日本では、 AIやIoT(モノのインターネット)などのテクノロジーを使って、 この労働人口減少による歪みを解決できる可能性があります。

    近年では、既存の業界にこれらの最新テクノロジーをかけ合わせた、 「クロステック(X-Tech)」が注目され、市場規模も大きくなっています。

    ・フィンテック(FinTech):金融 × テクノロジー
    ・アグリテック(AgriTech):農業 × テクノロジー
    ・アドテック(AdTech):広告 × テクノロジー
    ・エドテック(EdTech):教育 × テクノロジー
    ・メドテック(MedTech):医療 × テクノロジー
    ・リーテック(ReTech):不動産 × テクノロジー
    幅広い分野においてクロステックが既存のビジネスに置き換わり、今後も成長を続けていくでしょう。

    そして「これから伸びるベンチャー企業」を知るために重要なポイントは、以下の通りです。

    • 1:マーケットサイズはどうか?
    • 2:競合はどうか?参入障壁はあるか?

    以下、順を追って具体的に解説します。

    1.マーケットサイズはどうか?

    伸びるベンチャー企業を知るためには、マーケットサイズをチェックする必要があります。マーケットサイズは市場規模を算出する際に、重要な指標となります。

    マーケットサイズとは「人口1人あたりの年間消費支出金額」を指します。

    また市場規模の算出方法はいくつか存在しますが、1つの計算式として、以下が挙げられます。

    商圏内市場規模=商圏人口×マーケットサイズ

    上記の計算式を見ると、マーケットサイズの数値が大きくなることで、市場規模も大きくなることが分かるでしょう。

    2.競合はどうか?参入障壁はあるか?

    伸びるベンチャー企業を見極めるためには「競合」と「参入障壁」について、チェックする必要があります。 理由は、以下の通りです。

    【理由①:競合が少ない市場の方が、事業を伸ばしやすい】

    競合が少ない市場の方が、他者と競争が生じないスキマを容易に見つけられるため、事業展開をしやすいと言えます。

    また、企業自体も飽和していないため、価格競争に走る必要も少ないことが特徴です。

    【理由②:参入障壁が高い市場で事業を行うと、優位性が高くなる】

    参入障壁とは、ある業界に対して、新規参入の際に立ちはだかる障害のことです。

    例えば、以下のような障害が存在します。

    • ・各社が既に確立したブランド力・技術力
    • ・法的な規制
    • ・新規の参入者による価格競争の激化を、阻止しようとする業界全体の圧力

    一方で、既に参入障壁が高い市場で事業展開をする企業は、新規が参入しにくいことから、有利に事業を進めることができます。

    以上の【理由1】と【理由2】から、競合が少なく、参入障壁が高い市場で事業展開を行うベンチャー企業のほうが、伸びる可能性が高いと言えます。

    これから伸びるベンチャー企業を見極める3つのポイント

    ここまでは、ベンチャー企業の【将来の市場規模】に焦点を当てて解説しました。

    ここからは、将来の市場規模に関わらず、これから伸びるベンチャー企業を見極めるポイントを解説します。

    • ポイント1:市場で勝てる事業を展開している
    • ポイント2:有力なVCから投資を受けている
    • ポイント3:社長が人を巻き込む力を持つ

    上記のポイントについて、詳しく説明します。

    1.市場で勝てる事業を展開している

    キャリア選択でもっとも大事なのは、これから衰退が見込まれる業界ではなく、成長が期待されている業界に身を置くことです。

    さらにその上で、伸びるベンチャー企業を見極めるためには「市場で勝てる事業を展開しているか」を、チェックすることがポイントです。

    以下に着目することで、市場で勝てる事業を展開しているかが、判断できます。

    • ・優れたビジネスモデルを持っているか?
    • ・優れた製品が存在するか?
    • ・社内体制の整備状況はどうか?
    • ・市場におけるポジションの位置は?

    また、4項目のポジションは「ポジショニングマップ」を使用すると、確認しやすいです。

    ポジショニングマップ

    ポジショニングマップ内に、ライバルが存在しない場所で事業展開ができれば、勝ちやすくなると言えます。

    上記の表で言えば、デザインが優れていて高価格なサービスを展開する場所には、企業が存在しないことから、この場所で事業を行えば勝てる可能性が高まります。

    また、ライバルが存在する場所に位置していても、「他者がマネできない技術を持つ」などの突出した武器を持っていれば、勝てると言えます。

    以上のことから「市場にライバルが存在しない」または「ライバルがいても、勝てる要素を持つ」ことが重要です。

    2.有力なVCから投資を受けている

    伸びるベンチャー企業を見極めるためには、有力なベンチャーキャピタル(以下※VC)から投資を受けているかを、チェックすることがポイントです。
    (※VCとは?ベンチャー企業などの成長段階の企業に対し、出資をしてくれる機関)

    また、ここで言う【有力な】ベンチャーキャピタルは、以下の特徴を持ちます。

    【特徴①:1つの業界に対し、1社だけに大きく出資をしている】

    1つの業界内で、複数社に同額を出資すると、出資している会社同士で、対立を招くことがあります。

    有力なベンチャーキャピタルは、自社の利益のためだけではなく、出資先の会社にも敬意を払うことが特徴です。

    【特徴②:過去に投資をした企業が、成功した実績を持つ】

    過去に投資をした企業が、成功をしているということは、伸びるベンチャー企業に対する「目利き」が優れています。

    こうしたVCは、企業のマーケットサイズや、今後における市場のニーズを見極める目を持ちます。

    3.社長が人を巻き込む力を持つ

    最後に社長が人を巻き込む力を持つかを、チェックすることもポイントです。 社長1人では事業を拡大させることに限界があります。

    事業を拡大させるためには、以下などの要素が必要です。

    ・優れたプロダクトの開発
    ・マーケティングや広報PR
    ・営業やパートナーアライアンス
    ・バックオフィス(採用・会計・法務・人事総務)
    などなど

    上記はほんの一例であり、他にも「事業の拡大に必要とする多くの要素」が存在します。

    「早く行きたいなら1人で行け。遠くに行きたいならみんなで行け」
    という格言(アフリカのことわざ)があるように、会社を大きくする事は1人ではできません。

    そのため、社長は人を巻き込み、牽引する力が必須だと言えます。成長する企業には、人を巻き込む力のある社長が必ず存在します。

    これから伸びるおすすめのベンチャー企業5選

    ここでは、これから伸びると予想されるベンチャー企業について、5社紹介します。

    まだあまり知られていないが、これからの日本を変えるような面白いサービスを展開している企業です。 ぜひチェックしてみてください。

    1.キャディ株式会社

    まず紹介する企業は、製造業のDXを支援する「株式会社キャディ」です。

    • ・業種:AI・IoT・RPA関連
    • ・創業:2017年10月
    • ・従業員数:100名〜500名未満
    • ・資金調達額:約80億円(シリーズB)


    同社が提供する「製造業に特化した受発注ブラットフォーム」【CADDi(キャディ)】を開発し、製造業者にサービスを展開しています。

    製造業者は【CADDi】を利用することで、製造業の魅力の1つである「人のアナログな部分」と、革新的な「IT技術」の融合により、スムーズな仕事が行えます。

    相見積もりの負担や、複数のサプライヤーへの管理工数を削減でき、各社の安定的な発注を可能にしていることから、今後も注目を集めるサービスだと言えます。

    また、社長の加藤さんは東京大学卒業後、マッキンゼーに入社し、グローバルな領域で製造業メーカーを多方面からサポートするプロジェクトに従事。その頃の経験から、キャディ株式会社を創業したという。

    同社はシリーズBにも関わらず、約80億円の資金調達を完了し、今後も急成長する事が予想されます。



    2.株式会社Resilire

    次に紹介する企業は、法人向けサプライチェーンリスク管理のサービスを提供している「株式会社Resilire」です。

    • ・業種:ソフトウェアベンダー・SaaS
    • ・創業:2018年8月
    • ・従業員数:10名〜50名未満
    • ・資金調達額:約1.5億円(プレ・シリーズA)


    気候変動に伴う自然災害の増加や新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大など、社会的に大きな影響をもたらすインシデントが日に日に増えています。

    しかし、サプライヤーや拠点が膨大になり管理が仕切れなくなっていることが原因で、インシデント発生時の状況把握並びにリスク対応が遅れ多大な損害を被っているのが現状です。

    それらの根本的な改善を目指し、同社は「Resilire」を2021年5月にリリースしました。製薬、製造、商社、卸と様々な業種の大手企業に導入が進んでおり、サプライチェーンリスク管理はもちろんのこと、企業のBCM(事業継続マネジメント)としても活用が進んでいます。

    そのような中で、同社は、2021年7月に1.5億円の資金調達(プレシリーズA)を皮切りに、グロービスアクセラレーター「G-STARTUP」で最優秀賞、東洋経済「すごいベンチャー100」の2021年版掲載、INTORO SHOWCASE「若手キャピタリストが選ぶ次世代スタートアップ」に選出されているスタートアップです。

    現在「持続可能な社会創造」というビジョン達成に向けて、事業づくり・組織づくりを進めています。



    3.トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社

    次に紹介する企業は、『排泄予測デバイス』を手がける「トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社」です。

    • ・業種:AI・IoT・RPA関連
    • ・創業:2015年1月
    • ・従業員数:10名〜50名未満
    • ・資金調達額:約5億円(プレ・シリーズB)


    同社は、「世界を一歩前に進める」という大きなミッションを掲げて、世界初となる「排泄予測デバイス“DFree”」を開発する注目のスタートアップです。

    小型の超音波センサーを用いたIoTウェアラブルデバイスを下腹部に装着することで、膀胱の膨らみを測定し、スマートフォンやタブレットなどに連携してトイレのタイミングをお知らせします。

    介護が必要なお年寄りや、障がい者などトイレに悩む方々の悩みを解決しています。 介護分野での利用が進んでおり、国内だけではなく、世界30ヶ国以上からの問い合わせを受けています。

    介護負担を減らすことで社会保障費の抑制に寄与するとともに、それから得られる貴重なデータを基に世界に展開していきます。

    世界最大級の家電・テクノロジーの見本市CES2019においては「Innovation Awards」など3つアワードを受賞し、日本市場に留まらずグローバル市場も見据え事業展開を進めています。



    4.テックタッチ株式会社

    次に紹介する企業は、さまざまな企業のDXを支援する「テックタッチ株式会社」です。

    • ・業種:ソフトウェアベンダー・SaaS
    • ・創業:2018年2月
    • ・従業員数:10名〜50名未満
    • ・資金調達額:約5億円(シリーズA)


    同社は【テックタッチ】という「ブラウザが拡張できるシステム」を開発し、各社で導入するさまざまなソフトウェアを、使いやすくするサービスを展開しています。

    具体的に言うと、各企業で導入しているソフトウェアに対し、操作ガイドを画面上に表示させることができます。

    そのため、ソフトウェアに不慣れな従業員であっても、リアルタイムで「操作ガイド」をチェックできることから、作業がはかどることが特徴です。

    創業から間もない企業ですが、資金調達額はシリーズAで約5億円に達しています。 また「技術力」と「プロダクトの将来性」に定評があることから、VCからも高い評価を受けています。

    今後において、成長が見込める企業の1つだと言えます。



    5.株式会社iCARE

    そして最後に紹介する企業は、株式会社iCAREです。

    • ・業種:ソフトウェアベンダー・SaaS
    • ・創業:2011年5月
    • ・従業員数:100名〜500名未満
    • ・資金調達額:約15億円(シリーズD)


    同社は、従業員の健康管理・健康促進を目的とし、人事や総務に向けた健康管理業務を効率化するクラウド型のサービス「Carely」を提供しています。

    Carelyを使うことで、健康診断・ストレスチェック・長時間労働対策などの従業員に関する健康管理を、クラウドで一元化・自動化する事が可能になります。

    健康経営の普及・推進に貢献する優れたサービスとして、経済産業省などが支援する「HRテクノロジー大賞」において「健康経営賞」を受賞したことも特徴です。

    健康経営にますます注目が集まる時代に、類似サービスも少ないことから、更なる飛躍が期待できます。

    2020年12月には、シリーズDラウンドにて約15億円の資金調達も完了し、これまでの累計資金調達額は24.8億円となるスタートアップです。



    moovyではここでは載せきれない「面白いサービスを展開している」ベンチャー企業を多数掲載しています。ぜひチェックしてみてください。 →ベンチャー企業を探してみる

    【注意点】これから伸びるベンチャー企業で活躍できるかを見極めよう

    ここまで、伸びるベンチャー企業について解説してきました。ではそのような企業に転職を考える際にどんな点に注意しなければならないのか。

    「伸びるベンチャー企業=自分が活躍できる企業」とは限らない!!

    なぜなら、ベンチャー企業で働くことが向いている人と、そうでない人がいるからです。

    以下のような特徴を持つ人は、ベンチャー企業で働くことは、向いていない可能性があります。

    • 1.指示がないと不安になる人
    • 2.会社に安定を求める人
    • 3.新しいことへの挑戦に抵抗がある人

    伸びている企業に入社する事が正しいかは分かりません。上記の特徴を持つ人がベンチャー企業に入社するとあまりいいことはないかもしれません。

    ベンチャー企業に転職する際には「伸びているか?」という点のチェックも重要ですが、そもそも自分がベンチャー企業に合っているかという点も、必ず考えましょう。

    またこちらの記事では、大手向きかベンチャー向きかを解説しています。気になる方はぜひご覧下さい。

    あわせて読みたい:【多くの人が勘違い】大手企業とベンチャー企業の向き不向きを転職のプロが解説


    これから伸びるベンチャー企業まとめ

    これから伸びるベンチャー企業を見極めるためには、市場規模を必ずチェックすることが大事です。 また、応募先のベンチャー企業が自分に合うかの確認も、忘れてはいけません。

    応募先企業の内情を知らずに転職してしまうと、採用ミスマッチを引き起こす可能性も出てきます。 こうした事態を避けるためにも、応募先企業の「リアルな内情」を適切に知る必要があるでしょう。

    しかし、ベンチャー企業の内情は、大手企業と比較すると把握しにくいという特徴があります。 そこでおすすめなのが、moovyが展開する求人動画プラットフォームです。

    moovyでは勢いのあるベンチャー企業が多く掲載されており、実際に働く社員のインタビュー動画も、チェックすることができます。

    これから伸びるベンチャー企業へ転職をお考えの方は、ぜひチェックしてみてください。

    この記事を書いた人
    今林 智宏

    国立大学を卒業後、2004年に大手サービス企業に入社し、チームマネジメントやマーケティング業務を経験。在籍中は、現場社員として数多くの学生・転職者の面接官も行う。退職後、G’s ACADEMY TOKYO(LAB8期)でプログラミングを学ぶ。現在は、スタートアップにて、フロントエンドのシステム開発に加え、カスタマーサクセスを担当し、企業の人事採用に関わる。

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    会社名 株式会社moovy
    代表取締役 三嶋 弘哉
    設立 2020年4月13日
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