第二新卒の転職で失敗しない為に重要な3つの事|辞める原因を考える
# ベンチャー企業 # 転職で失敗しないために
第二新卒での転職で失敗したくはありませんよね。
そこで当記事では、「第二新卒の転職で失敗しない為には」について解説します。
当記事を読むことで、そのような悩みが解消されると嬉しく思います。ぜひ最後までお読みください。
転職をしたことが無い方は、こちらの記事も合わせて読んでみてください。転職の流れやNGポイント等、初めて転職をする方が知っておくべきことを解説しています。
あわせて読みたい:初めての転職活動でも迷わない!8つのステップで考える転職活動の進め方
第二新卒の転職で失敗してしまう人の5つの特徴
第二新卒とは新卒として入社した会社を3年以内に退職した人を指します。つまり就職活動から3年以内にもう一度、転職活動をすることになります。
ここで失敗してしまうと精神的にも社会的にも良くはありません。
今度こそ失敗したくないと思われる方がほとんどだと思います。
そこで「第二新卒の転職で失敗してしまう人の特徴」を5つまとめました。
この項における失敗とは、以下とします。
- そもそも転職先が見つからない
- 転職できたとしてもうまくいかない
まずは失敗する人の特徴を知ることから始めましょう。
- 1.明確な理由がなく仕事が嫌だから転職する
- 2.自己分析がしっかりできていない
- 3.退職してから転職先を探す
- 4.他人と比べて転職活動を行う
- 5.定量的な情報のみで転職先を選んでしまう
1.明確な理由がなく仕事が嫌だから転職する
「明確な理由がなく、今の仕事が嫌だからで転職する」これは、転職に失敗する人の特徴です。 その理由は2つあります。
- 1. 自分の行きたい転職先が見つからないから
- 2. 転職できたとしても、「こんなはずじゃなかった」に陥ってしまうから
なぜ、明確な理由がないとこうなってしまうのか解説します。
まず、自分がなぜ転職したいのかを明確にしないと行きたい転職先が見つかりません。
例えば「今の職場が激務すぎて、体を壊してしまったから転職したい」という理由であれば、「次の会社は定時で帰れるような企業がいい」
のような、次の転職先に対して基準が明確になるため、行きたい転職先を絞りやすくなります。
しかし、これがないと自分がどのような企業に行きたいのかすら、明確になりません。また、この理由が明確でないと何となくで転職先を決めてしまいます。
何となくで決めた転職先はいずれ「こんなはずじゃなかった」となってしまいます。
結局、再度転職活動をするというような、結果になってしまうのです。
転職で何を叶えたいのかを明確にして転職活動を始めましょう。
2.自己分析がしっかりできていない
「自己分析がしっかりとできていない」人は、転職活動において失敗する人の特徴です。
理由は、以下の2つです。
- 1. ビジョンに共感していると思えず、企業が採用したいと思わないから
- 2. 自分のキャリアイメージに合っていない企業に転職してしまうから
1.ビジョンに共感していると思えず、企業が採用したいと思わないから
自己分析ができていない人は、「自分が何をしたいのか」が見えていないことがほとんどです。そのため、その人のやりたいことが自社のビジョンや方向性と合っているかわからないと思われてしまいます。
企業が第二新卒を採用する理由として「継続的に自社に貢献してくれるから」というものがあります。キャリアのある中途社員に比べ、第二新卒は柔軟性に優れ、企業風土になじみやすく会社愛を強く持つ傾向があるためです。
しかし、求職者側のやりたいことが見えないと「自社のビジョンに共感してくれているのか」がわかりません。そのため、自己分析ができていない人は採用しづらいのです。
2.自分のキャリアイメージに合っていない企業に転職してしまうから
自分に何ができて、何がしたいのかが明確でないと、どんな企業を選択すればいいのか分かりません。
そうなると、何となく年収や待遇で決めてしまうことになり「何のために働いているのかわからない」といった悩みを抱えることになります。
これらの点を踏まえて考えると、自己分析がしっかりとできていないと転職に失敗してしまうと言えます。しっかりと自己分析を行い、自分のやりたいことと転職先で実現できることが合っているか判断していきましょう。
3.退職してから転職先を探す
こちらも転職活動において失敗する人の特徴です。 理由は以下の3つです。
- 1. 自己管理が疎かになり生活習慣が乱れるから
- 2. 退職後のブランク期間が長引くと、面接での印象が悪くなることがあるから
- 3. 最低3ヶ月分の生活費を確保する必要があるから
1.自己管理が疎かになり生活習慣が乱れるから
まず、退職してから転職活動をすると、時間がたっぷり使えるため良さそうに感じます。しかし、急に自由になるとその開放感から生活習慣が乱れてしまうことがあります。
最初の1~2週間は頑張れても、うまくいかないことなどがあると「明日も時間があるし」となってしまうのです。そのため、ダラダラと転職活動をすることになってしまいます。
2.退職後のブランク期間が長引くと、面接での印象が悪くなることがあるから
退職後のブランクが長引くと面接に影響する可能性があります。面接官の立場で考えると、そのブランクに何をしていたのかは気になります。
そのため、その期間に何をやっていたのかを、印象よく明確に話せなければ不信感に繋がってしまうのです。
3.最低3ヶ月分の生活費を確保する必要があるから
最後に、退職後は収入源がなくなります。最低でも3か月の生活費、転職活動費を用意しないといけません。失業保険や貯金に余裕があれば良いのですが、働きながら転職活動は前職で働きながら行うのとなんら変わりません。
十分な資金がないまま退職をしてしまった場合は、収入がない焦りを生んでしまいます。その結果、十分な転職活動ができず納得のできないまま、次の会社を決めてしまうことになりかねません。
今の仕事が忙しいからという理由だけで、退職後に転職活動を始めるのは、非常に危険です。
最近では新型コロナウィルスの影響でオンライン面接を行う企業も増えています。時間休暇や有給休暇をうまく活用して転職活動を行いましょう。
とはいえ、いつ転職するのがいいのか分からない!という方もいるかと思います。第二新卒のベストな転職時期について気になる方は以下の記事を参考にしてください。
あわせて読みたい:第二新卒のベストな転職時期はいつ?年収アップのコツとポイントも解説!
4.他人と比べて転職活動を行う
他人と比べてしまい、見栄やイメージで決めてしまう人も転職に失敗する人の特徴です。
就職は結婚と似たようなものと表現されることもありますが、結婚相手を他人と比べて選ぶ人はいるでしょうか。
恐らくほとんどいないと思います。しっかり自分に合うかどうかを見極めて結婚相手を選んでいるのだと思います。
その基準は自分の中にしかないので、他人と比べること自体が間違いなのです。
もちろん他人からのアドバイスや紹介などをもらい、様々な情報を参考にすることは重要です。
転職活動も同じことが言えるでしょう。
他人と比べて転職活動を行うことは失敗につながることになりますので、必要な人や機関からアドバイスをもらい、情報収集をして正しい判断していきましょう。
5.定量的な情報のみで転職先を選んでしまう
定量的な情報のみで転職先を決めるのは危険です。その理由は以下のようなデータが物語っています。
以下のデータは新卒が辞める理由を調査した結果です。
出典:uzuz 第二新卒・既卒・フリーターの就職活動の実態調査
このデータの上位10位の内、8つは定性的な内容で、入社してからでないとわかりづらいものです。
特に新卒で入社する会社には「福利厚生が良い」からとか、「給料が良い」などといった定量的な部分で判断しがちです。
だからこのような理由で退職してしまうことが多いようです。
もちろん新卒で入社した企業に定年まで働き続けた方がいいと思いませんが、
退職理由が「嫌だったから」や「思っていたのと違った」などと言ったミスマッチで辞めてしまうことは避けた方がいいでしょう。
そうならない為に、福利厚生や給料といった定量的な部分だけでなく、会社の雰囲気や社員の人柄、ビジョンなどの定性的な部分を確認し、判断することが重要です。
あわせて読みたい:第二新卒転職のススメ|第二新卒で転職するのってどうなの?
第二新卒で転職に失敗しない為に重要な3つの事
失敗する人の特徴を知れたところで、次に失敗しない為に重要なことを3つお伝えします。
以下の3つは同じ失敗を繰り返さない為にも、今後の転職をいいものにする為にも役に立つと思います。
1.前職でのミスマッチの要因を振り返る
まずは今回退職に至った要因を考えてみましょう。 その原因をしっかり分析することで以下のようなメリットがあります。
- ・転職先選びの基準になる
- ・志望動機作成の元になる
- ・面接対策につながる
退職に至った要因を考える事で次の転職のための理由や基準になります。
同じ失敗を繰り返さない為にもまずはしっかりと振り返りを行いましょう。
会社選びと同様に、職種選びで失敗したと感じる人も多くいます。
20代の転職におすすめの職種について詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にして下さい。
合わせて読みたい:20代転職でおすすめな5職種を大公開!選ぶポイントや注意点とは?
2.自分は何ができるのかを考える
つづいて、自分に今できることを考えてみましょう。
ここまで経験した「社会人での経験」は新卒とは違ったものです。
新卒の就職活動でよくある「ガクチカ」。これは新卒で重要な要素となりますが、第二新卒では社会人経験があります。
これまでの経験を振り返り、今自分ができることを見直す事で、第二新卒の強みになります。
転職における強みの見つけ方については、こちらの記事を参考にしてみてください。自己分析の具体的なやり方について、詳しく解説しています。
合わせて読みたい:転職に必要な自己分析のやり方を徹底解説|3つの方法を紹介します
3.自分の将来のビジョン(何がやりたいか)を考える
将来やりたいことを見据える事で、「思ったのと違った」や「やりたい事と違う」などといったミスマッチを軽減することができます。
これを見据える事で、企業選びの基準になります。
例えば、将来起業したいと考えているとします。その場合、立ち上げ初期のベンチャー企業に入社することができれば、将来起業する際に非常に有益な経験をすることができます。
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株式会社ユーティル
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第二新卒の転職でよくある質問
- Q.第二新卒の強みって何?
- A.経験してきた事と将来性(ポテンシャル)をアピールしよう
第二新卒の強みは、新卒と比べ社会人経験があることです。これだけでも企業は育成コストが削減できるので、メリットです。
加えて、新卒と同等の将来性を秘めている上、新卒よりも獲得コストは安いです。
その為、第二新卒の方が欲しいという会社も多いのです。しっかりこれまでの経験と将来性をアピールすることができれば、十分魅力的な企業に入社することができるでしょう。
詳しくはこちらの記事にて第二新卒について解説しています。- Q.第二新卒の転職はどうやって調べたらいいの?
- A.基本的には転職サイトに登録して調べることになります。新卒用のサイトには登録できません
前職で失敗した原因を振り返り、繰り返さないようにする事が大切です。
たいていの場合、ミスマッチが原因となっている事が多いです。ミスマッチを防ぐ為に転職サイトの強みを理解し、複数のサイトに登録する事で情報の質と量を確保する事ができます。
特に定性的な情報は重要です。意識して見るようにしましょう。
詳しくはこちらの記事にて転職サイトについて解説しています。- Q.第二新卒の転職はやめとけと言われるがホント?
- A.確かにやめとけと言われることもあるようです。
しかしながら、必ずしもやめておいた方がいいとは限りません。
第二新卒は企業によっては積極的に採用を行なっています。
第二新卒ならではの転職活動における注意点や「やめとけと言われる理由」などを知りたい方は以下の記事をご覧ください。
合わせて読みたい:第二新卒で転職はやめとけ…それってホント?元人事が真相を徹底解説
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あわせて読みたい:優良ベンチャー企業の探し方9選|新卒と中途ならではの探し方も解説
- 高橋 圭佑
- 早稲田大学卒。現在、教育系スタートアップにてマーケターとして勤務しながら、副業で複数企業のマーケティング支援を行う。前職はマコなり社長が経営する株式会社divにて新規事業開発を担当。大学在学時には、LINE株式会社のBLOGOS編集部にて勤務していた経験や、ブログサイトを立ち上げ2年近くで月間80万PVまでグロースした経験を持つ。
この記事を書いた人
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代表 | 三嶋 弘哉 |
設立 | 2020年4月13日 |
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