カスタマーサクセス転職での職務経歴書の書き方やポイントを解説!

# カスタマーサクセス # 応募の準備/職歴書・履歴書など

  • カスタマーサクセスへの転職で職務経歴書の書き方がかわからない
  • 経験やスキルをどのように記載するべきか
  • せっかくの求人に応募して書類選考で落ちたくない
カスタマーサクセスはまだ比較的新しい職種です。そのためカスタマーサクセスの職歴や成果を効果的にアピールする方法が分からないというのは当然かと思います。

そこでこの記事では、カスタマーサクセス転職における職務経歴書の書き方のポイントや職務経歴書の書くべき項目について詳しく解説します。

    この記事を読んで分かること

  • カスタマーサクセス転職における職務経歴書の書き方が分かる
  • カスタマーサクセス転職における職務経歴書を作成するポイントが分かる
  • カスタマーサクセス転職における職務経歴書に書くべき項目が分かる

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カスタマーサクセスの職務経歴書の書き方のポイント

まずは、カスタマーサクセス転職における職務経歴書の書き方のポイントを詳しく紹介します。職務経歴書の書き方におけるポイントは5つあります。

  • 1. 見やすいレイアウトでまとめる
  • 2. 明確かつ簡潔な文章でまとめる
  • 3. 応募先企業において役立つスキルや経験を書く
  • 4. 応募先企業で挑戦したいことや熱意を書く
  • 5. 応募先企業に合わせた内容の職務経歴書を作成する

以下でそれぞれ詳しく説明していきます。

カスタマーサクセスとは、自社の商品・サービスを販売するだけではなく、購入・契約後も「顧客の成功を」を目指し、サポートをし続ける仕事ですが、まずはその仕事内容を詳しく知りたいという方は、こちらの記事も併せてご覧ください。

合わせて読みたい:現役社員が徹底解説!カスタマーサクセスの仕事内容の真実

1.見やすいレイアウトでまとめる

職務経歴書は、見やすいレイアウトでまとめることが重要です。書類選考の合否は、職務経歴書でほぼ決まるため、職務経歴書をパッと見たときに「見やすい」と思ってもらえれば、最後まで読んでもらえる可能性も高まるからです。

適切なフォントや文字のサイズ、レイアウトにこだわり、読む人に見やすいと思ってもらえる書類を作りましょう。見やすいフォーマットで記載すれば、職務経歴書を読む人が情報を整理しやすくなります。

また、文章だけでなく、箇条書きや図表を用いれば「見やすさ、分かりやすさ」を向上させられます。レイアウトや文字のフォーマットを整え、見やすい職務経歴書を作成すれば、書類選考に通る確率も上がります。

カスタマーサクセスの業務で経験した内容を箇条書きで列挙し、その後ろに具体的な内容を書けば、自身の専門性や成果を相手に分かりやすくアピールできます。

2.明確かつ簡潔な文章でまとめる

職務経歴書を明確かつ簡潔な文章でまとめることも重要です。

職務経歴書は自己PRの一環であるため、採用担当者に自分の経験やスキルを的確に伝える必要があります。わかりやすく簡潔な文章を使用すれば、情報を明確に伝えることが可能です。

一方、わかりにくい文章は書類を読む人にとってストレスに感じられやすく、書いたことが正しく伝わらない可能性が高まります。主語と述語を明確にし、余計な修飾語を省けば、伝えたい内容が明確に伝えられます。

これまでの業務で、どのようなことを意識していたのか、何をしたら顧客満足度が上がったのかなどを、具体的な数字も交えて書けば、相手により納得感を与えられるでしょう。

カスタマーサクセスの業務では顧客のニーズを正確に捉えることが非常に重要です。顧客の課題や要望を把握し、それに合わせたアクションプランを立てた経験などがあれば積極的に記載しましょう。

相手が素早く理解できるよう、複雑で冗長な文章は書かずに、シンプルな文体を心がけることが大切です。

3.応募先企業において役立つスキルや経験を書く

応募先企業で活かせるスキルや経験を書くことも重要です。

応募先企業は求人を出すにあたって、求める人物像や経験、必要なスキルセットを考えています。求人内容で求められるスキルセットや経験を持っていることを明確に示せば、企業から募集しているポジションに相応しいと認識してもらえます

例えば、応募先企業がオンボーディング経験を持つカスタマーサクセス経験者を欲している場合、自身がオンボーディングにおいて工夫したことや身に着けたスキルを書けば、応募先企業で働いているイメージを持ってもらいやすくなるでしょう。

また、顧客からのクレームに対し迅速に対応した経験なども、問題解決力があるとして評価を得やすいポイントです。

これまで経験してきた業務や、自分のスキルの中から応募先企業でも活かせるものを選び、採用担当者にアピールすれば、書類選考に通過する可能性も高まります。

4.応募先企業で挑戦したいことや熱意を書く

応募先企業でやってみたい業務や、挑戦したいことなどの熱意を書くのも重要です。

企業は、新しいメンバーに対し熱意や意欲を求めている傾向が高いため、熱意が伝われば、選考を通過できる可能性も高まります。

挑戦したい仕事や熱意を書かない場合、企業側は応募者の意欲やモチベーションを把握できず、採用に不安を抱く可能性もあります。

これまでシステム説明のオンボーディングのみを担当していたが、今後はその先のアップセルやクロスセルの提案も行いたいなど、具体的に挑戦したいことを書くのが効果的です。

また、顧客との積極的な対話を増やし、教育プログラムを作り、顧客が製品やサービスを最大限利用できるよう支援したい、などの具体的な案を書くのも有効です。

職務経歴書に応募先企業で挑戦したい仕事や熱意を書くことは、自分の意欲やモチベーションのアピールにつながり企業とのミスマッチを防ぐためにも重要だといえます。

5.応募先企業に合わせた内容の職務経歴書を作成する

それぞれの応募先企業に合わせた職務経歴書の作成も重要です。一般的な職務経歴書を提出するだけでは、応募者の特徴や付加価値が伝わりにくくなり、他の候補者との競争で不利になる恐れがあります。

企業によって求めるスキルや経験は異なるため、応募先企業に合わせた職務経歴書を作成すれば、企業のニーズに応えられる人物だとみなしてもらえるでしょう。

カスタマーサクセスの場合、応募先企業の業界やサービス内容に合わせて職務経歴書をカスタマイズすれば、自分の適性や経験、スキルを強調でき、効果的にアピールできます。

これまで経験のない業界であったとしても、それまで培ったスキルをどのように活かし貢献するのかを書けば、納得感を与えられるでしょう。もし企業のカルチャーや社風にマッチする過去の取り組みなどがあれば、それを書くのも有効です。

応募先企業のニーズに対応できるよう、職務経歴書をカスタマイズし、自分の適応能力や貢献度をアピールすれば、特徴や付加価値を際立たせられ、選考で有利な条件を築けるでしょう。

応募先企業がまだ決まっていないという方も、実際に企業の求人やホームページを見ることで、イメージがしやすくなります。

職務経歴書の書き方をもっと詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

合わせて読みたい:職務経歴書の書き方マニュアル!ダウンロード可能なテンプレ付き!

カスタマーサクセス転職において職務経歴書を作成するポイント

職務経歴書は、これまでどのような実績を残してきたのか、どのようなスキルを身に着けてきたのかを、経歴と共にアピールするためのものです。

職務経歴書は転職において一番初めに見られる書類でもあるため、応募先企業の即戦力になれることをアピールする必要があります。

カスタマーサクセス転職における職務経歴書の作成においては、どのような業界で、どのような業務をおこない、その中で身につけたスキルのアピールが大切です。カスタマーサクセスと一口に言っても、BtoBなのかBtoCなのかで必要なスキルは変わってきます。

また、どの業界にいたのかによって、身に着けている知識も異なるため、業界を変える場合は専門用語をなるべく使わずに、相手にとってわかりやすい言葉で表現するよう心がけましょう。

業態や業界によってもアピールできるポイントは異なるため、自分が身に着けたスキルや経験を応募先企業でどのように活かせるかを伝えることが大切です。

自身のスキルや経験をどう活かすかを考えるには、企業研究が重要です。企業のホームページはもちろんですが、このような採用動画を視聴するのもおすすめです。

実際にカスタマーサクセス職で働く人の仕事内容や仕事のやりがいを参考にしてみてください。

カスタマーサクセス転職で職務経歴書に書くべき項目

カスタマーサクセス転職において職務経歴書に書くべき必須項目は5つ存在します。

  • ・職務概要・職務要約
  • ・職務詳細・職務内容
  • ・過去の経験や知識をもとに応募先企業で活かせること
  • ・資格・免許
  • ・転職後に挑戦したいことや応募先企業への思い、自己PR

ここでは、1つずつ解説していきます。

職務概要・職務要約

職務概要とは、自身が過去に担当した職務や役割の要点を簡潔にまとめた文章です。「職歴のあらすじ」でもあるため、読んだ人が応募者のスキルや経験を一目で理解できるような書き方にする必要があり、3〜5行で簡潔に記載しましょう。

職務概要に記載するワードは、具体的で効果的な言葉を使うのが重要です。アクションワードや結果を示す言葉を適切に選び、自身が業務に貢献した内容や身に着けた能力を的確に表現しましょう。

職務概要に記載する内容も、応募先企業に合わせて変化させることが重要です。例えば、応募先企業がサービスの継続率に課題を抱えている場合、継続率を向上させた経験などを書けば、その下も読みたいと思わせられます。

応募先企業が求めるスキルや経験を理解し、適切にカスタマイズすれば、自身の職務経験や成果を効果的に伝えられます。

職務詳細・職務内容

職務詳細とは、自身が過去に担当した具体的な業務内容や職務の詳細な説明を記載する欄を指します。

職務詳細は文章量が多くなりがちです。あらかじめ構成を決めておき、時系列で書くことが重要です。わかりやすくするためにも、「役割やポジション」「業務内容」「成果や実績」の構成で記載するとよいでしょう。

文章だけで記載してしまうと読みにくくなってしまうため、箇条書きや表を使用すれば一目で理解してもらいやすくなります。

また、実績や成果は数値や指標を用いて具体的に記載すれば、規模や影響範囲の大きさを理解してもらいやすくなります。例えば「継続率昨年対比〇%向上」「顧客満足度昨年対比〇%向上」など、採用担当者が見て分かりやすい表現を心がけましょう。

職務詳細欄で箇条書きや表、数字を用いた表現をすれば、読み手にとって情報の整理が容易になり、情報を正しく理解してもらいやすくなります。

過去の経験や知識をもとに応募先企業で活かせること

過去の経験や知識をもとに、応募先企業でそれらをどのように活かせるかをわかりやすく書くことが重要です。

カスタマーサクセスの場合、オンボーディングの実施や、顧客の課題を正確に把握しアップセル・クロスセルを実現するための高いヒアリング力やコミュニケーション力が重要です。

それらのスキルを身に着けていることを示したうえで、応募先企業ではどのように活かせるかを記載すれば、納得感を与えられるでしょう。

今までの経験から、応募先企業で活かせるスキルや経験を記載すれば、応募先企業が求める人物像にマッチしているかを判断してもらえます。

また、応募先企業で活かせるスキルを書けば、実際に働いている姿をイメージしてもらいやすくなり、選考に通る確立も上がるでしょう。

資格・免許

職務経歴書には、取得した資格も記載します。記載欄には、「資格名+級数・スコア+取得日」の順で書くのが一般的です。

記載する資格名は正式名称で書くのが基本です。略称の場合、似た名前の資格も存在するため、採用担当者が書類を見たときに、応募者がどの資格を持っているのかの判断がつきにくくなる可能性もあります。そのため、正しい資格名を調べ、正式名称で記載します。

カスタマーサクセスの場合、応募先企業の業種にもよりますが、ITパスポート試験を持っていると、ITに関する知識を持っていることで高評価を得られる可能性があります。

また、分析業務をおこなうケースも多いため、統計検定の資格を持っている場合も選考に良い影響をもたらすでしょう。

保有資格がない場合は「なし」と記載します。

転職後にチャレンジしたいことや応募先企業への思い、自己PR

職務経歴書に、今後挑戦したい仕事や応募先企業への思い、自己PRを記載すれば、熱意や意欲を伝えることが可能です。また、応募先企業に対して自分がやってみたい業務や役割を示せば、企業との適合性をアピールできます。

カスタマーサクセスは、応募先企業の業界や扱っている商材、サービスによって、業務内容が大きく変わります。そのため、その企業の特徴に合わせ挑戦したいことややりたいことを書くことで、企業への熱意を伝えられます。

また、例えばヘルススコアの算出など、現在応募先企業でまだ取り組みが進んでいない業務がある場合で、自身はその業務への知識が深い場合、その業務を担当できることをアピールすれば即戦力として期待してもらえます。

応募先企業が抱えるカスタマーサクセス業務の課題を把握し、自身の強みにあてはまるものがあれば、積極的にアピールすることで、応募先企業への思いや熱意を伝えられるでしょう。

自己PRは、「自身の強み・強みを裏付ける行動・行動を踏まえた実績・応募先企業でどのように活躍したいか」の順に書くことで、説得力のある文になるでしょう。

以下の記事では、カスタマーサクセスの自己PRの詳しい書き方やコピペ可能な例文3つを紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

合わせて読みたい:【コピペ可】注目度アップ!カスタマーサクセスの自己PR例文!



職務経歴書の書き方をマスターしカスタマーサクセスへの転職を成功させよう

ここまでで、カスタマーサクセス転職における職務経歴書の書き方やポイント、目的について解説してきました。

職務経歴書は自分のスキルや経験をアピールするための大切な書類です。応募先企業の求めるニーズに合わせ、カスタマイズした職務経歴書を作成すれば、書類選考に通過できる可能性も高まるでしょう。

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今林 智宏

この記事を書いた人

今林 智宏
国立大学を卒業後、大手サービス企業に入社し、店長を歴任。チームマネジメントやマーケティング業務を経験。在籍中は、現場社員として数多くの学生・転職者の面接官も行う。退職後、スタートアップ企業にて、フロントエンドのシステム開発に加え、カスタマーサクセスやマーケティングを担当し、企業の採用や広告支援に関わる。

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会社名 株式会社moovy
代表 三嶋 弘哉
設立 2020年4月13日
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