転職に必要な自己分析のやり方を徹底解説|3つの方法を紹介します
# 転職 # 自己分析のやり方
とはいえ、自己分析の方法が分からなかったり、新卒時に行った自己分析を使いまわせるのではと考えたりする人も少なくありません。
転職活動における自己分析は社会人経験を踏まえた上で行う必要があり、実際に働いてみたことで変わった考え方や価値観を洗い出すことも重要なポイントになります。
そこで本記事では、自己分析のやり方を説明します。自己分析をしっかり行うことで、早期内定獲得に結びつく他、自分に合った企業と出会いやすくなるはずです。
- 自己分析には様々な方法があるが、自分がやりやすいやり方でやるのが良い。おすすめはWill-Can-Mustのフレームワークを使う方法
- 自己分析は就職活動のみならず、転職活動においても重要。合格率がアップしたり、ミスマッチを防ぐことなどに役立つ
- 自己分析を行って終わりではなく、その後の企業選びが重要。企業を選ぶ際には「定性情報」を確認する
この記事のまとめ

自己分析のやり方の例

自己分析にはさまざまなやり方があります。自分にとってやりやすい方法で行うのがよいですが、ここではおすすめの自己分析のやり方を3つ紹介します。
- ・Will-Can-Mustのフレームワークを使う
- ・チェックリストを使う
- ・5ステップで自身のことを振り返る手法
それぞれの方法を詳しく見ていきましょう。
1.Will-Can-Mustのフレームワークを使う
Will-Can-Mustのフレームワークは自分がやりたいこと(Will)、できること(Can)、
やるべきこと(Must)を整理して考えることで、自分の考えを客観的に整理することができるおすすめの方法です。
Will-Can-Musetのフレームワークを使うことで自分が現時点でできることや、やりたいこと、そしてその実現のためにやるべきことが見えてきます。
具体的にWill-Can-Mustを使ったキャリアプラン構築の例を見てみましょう。
- ・やりたいこと(Will)
将来は起業して、日本を変えていけるようなサービスを作りたい - ・できること(Can)
これまでずっと営業をしてきて、営業力には自信がある - ・やるべきこと(Must)
営業だけでなく、経営者視点で仕事をする必要がある
→ スタートアップ/ベンチャー企業の営業に就くことで将来やりたい事につながる経験ができる
このように現状と将来を冷静に考え、フレームワークに落とし込むことで、その差分がやるべきこととして明確になります。
この場合、経営者視点で仕事ができる企業を探すとマッチしやすいということになります。
では、ここでWill-Can-Mustの視点で考え、自分にマッチした転職を果たした人のインタビュー動画を紹介します。
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ママタス編集部メンバーが語る!C Channelの入社理由とは?
C Channel株式会社
・業種:インターネットメディア・ネイティブアプリ・ECサイト
・社員数:50名〜100名未満
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Will-Can-Mustを使うことで自分の将来を見据え、やりたいことと合致した企業に就職することで、ミスマッチのない転職先を選択することができるのでおすすめです。
Will-Can-Mustのフレームワークの使い方をより詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてみてください。
合わせて読みたい:【図解】Will-Can-Mustとは?転職の自己分析にも使える!
2.チェックリストを使う
チェックリストを活用して自己分析を行う方法があります。 例えば、転職活動で用いるチェック項目には以下のようなものがあります。
- ・体力
- ・忍耐
- ・協調性
- ・コミュニケーション力
- ・文章力
- ・論理的思考力
- ・マネジメント力
- ・リーダーシップ
- ・交渉力
自分に当てはまると思った項目には〇、そうでないと思った項目には×を付けます。
〇を付けた項目を抜き出し、それを文章にしてみましょう。自身の長所が洗い出され、活躍できるだろう業界が見えてくるはずです。
一方、×を付けた項目については、それらが重視される業界は不向きの可能性が高いと考えられます。業界との適性を今一度考えてみてください。
チェックリストを使うことで、自分の強みが明確になることがメリットです。
3.5ステップで自身のことを振り返る手法
5ステップで自身のことを振り返る手法があります。 以下のステップで、自身について振り返ってみましょう。
- 1.転職で実現したいことを明確にする
- 2.自分の性格について分析する
- 3.キャリアとスキルの棚卸し
- 4.自分の興味や関心を洗い出す
- 5.自分の強みを言語化する
まずは、何を転職で実現したいのか明確にします。会社に対する不満を全面に押し出すのではなく、転職することで実現させたい「理想とする自分の姿」を思い描いてみてください。
ここでは転職で実現したいことをポジティブに考えてみましょう。
その後、自分の性格について分析します。ここで重要なのは、プライベートでの自分についてではなく、仕事に対する考え方やビジネスパーソンとしての自分について分析を行うということです。
前職での経験を振り返り、自分が経験した業務や仕事で活用したスキルを洗い出していきます。あわせて、失敗体験の振り返りも重要です。失敗体験について考えてみることで、困難な状況に対してどのように向き合ったかが見えてきます。
そして、自分の興味や関心を洗い出してみてください。興味や関心はビジネスに関するものに限らず、プライベートについても考えてみましょう。プライベートでの関心が仕事で活かせるケースも珍しくありません。
最後に、自分の強みを言語化します。自分の強みを一言で述べるのではなく、具体例も挙げるようにしてください。
5ステップで自身のことを振り返る手法は書くべき内容が多くなりがちですが、経験や目標、強みなどを文章にすることで自然と整理できます。
自己分析は転職でもやるべき3つ理由

自己分析は転職活動においても必ず行うようにしてください。自己分析を転職でもやるべき理由は以下の3つです。
- 1.転職の合格率がアップするため
- 2.自分にとってベストな転職先を見つけるため
- 3.転職の必要性を再検討するため
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.転職の合格率がアップするため
転職活動において自己分析を行うことで内定の獲得率が上がります。その理由は以下の3点です。
- ・自己分析の過程で得られる自分の強みが自己PRにつながる
- ・企業のビジョンなどへの共感力が増し、志望理由に厚みが出る
- ・退職理由をネガポジ変換しやすくなる
自己分析を行うことで自分の強みが見えてきます。「強みが分からない」「自己PRといわれても、何をPRすればよいのか分からない」という人も、自己分析を行うことでスキルやこれまでの経験が整理され、PRできる強みが見えてきます。
自己分析により、自分にとって働く意義や、社会に与えたい価値が見えてくる場合もあるでしょう。
そうすると、自分の考えに合ったビジョンを掲げる企業と出会いやすくなるだけでなく、応募先に対して共感力が増すため志望理由に厚みが出ます。
また、退職理由をネガポジ変換しやすくなり、志望理由や退職理由についてポジティブな姿勢で面接において話せるようになるはずです。
面接での退職理由の答え方について知りたい方は、こちらの記事も合わせて読んでみてください。例文付きで退職理由をうまく答える方法を解説しています。
合わせて読みたい:【回答例文あり】面接で退職理由を聞かれた時の上手い答え方
2.自分にとってベストな転職先を見つけるため
自己分析を省いたら、少ない工数で転職できるケースもあるかもしれません。しかし、入社後に「自分の性格や考え方に合わない企業だった」「性格的に不向きの業界だった」と気づくケースもあります。
入社後に企業とミスマッチを感じた場合、新たに転職活動を行う必要があるため、自分にとってベストな転職先が見つかるまで時間を要することになります。
自己分析を行うことで、性格や考え方にマッチする企業を見つけやすくなります。内定先が価値観やプライオリティにマッチする企業であるケースも多く、充実感を抱きながら長期的に働けます。
3.転職の必要性を再検討するため
自己分析を行うことで転職の必要性を再検討できます。一度その企業を退職すると、後悔しても戻れない可能性もあります。
そのため、「前職の方がやりたい仕事ができていたかも」「前職の方が待遇がよかった」と後悔してしまう人も珍しくないようです。
自分が転職する必要性が本当にあるのか検討してみてください。自己分析をしてみると、「転職する必要はないかも」「自社でもやりたい業務ができそう」と思い直すこともあります。
転職活動で自己分析を怠るとどうなるの?

転職活動で自己分析を怠ると、内定を得にくくなると考えられます。面接や応募書類において自己PRや志望動機が薄くなるため、採用担当者から高い評価を得るのが難しくなります。
また、志望動機の内容によっては「本当に自社で働きたいのだろうか?」と思われてしまうケースもあるかもしれません。
自己分析を行わずとも採用されるケースもないとはいえないでしょう。しかし、採用されたとしても、入社後にミスマッチを引き起こし、転職を繰り返すことになります。
対して、自己分析をしっかりと行うことで、自分に適した企業を選ぶ基準ができ、ミスマッチが起きにくくなります。
そして、そこで得られた基準と「定性情報」を照らし合わせ、自分に合う企業を探すことができるはずです。
転職に悩んでいるあなたへ

転職したいと思いつつもやるべきことが分からなかったり、自分にマッチする企業の探し方が分からなかったりする人もいるでしょう。
こうした悩みを抱える人は自己分析をしてみることで、自分のことや働く上で何を重視したいのかを明らかにできます。
自己分析が終わったら、企業選びです。自分にどんな企業が合うかはそれまでの自己分析の過程で見えてきているはずです。
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- 今林 智宏
- 国立大学を卒業後、大手サービス企業に入社し、店長を歴任。チームマネジメントやマーケティング業務を経験。在籍中は、現場社員として数多くの学生・転職者の面接官も行う。退職後、スタートアップ企業にて、フロントエンドのシステム開発に加え、カスタマーサクセスやマーケティングを担当し、企業の採用や広告支援に関わる。
この記事を書いた人
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会社名 | 株式会社moovy |
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代表 | 三嶋 弘哉 |
設立 | 2020年4月13日 |
住所 | 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目18−3 プレミア道玄坂ビル8階 |
メールアドレス | moovy_support@moovy.co.jp |
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