逆算式の転職スケジュールで効率良く!いつからいつまでやるのが正解?
# 転職 # 転職で失敗しないために
初めての転職。転職希望時期から逆算して、どの程度の日数が必要なのか、スケジュール感が分からない方も、多いのではないでしょうか?
転職に限らず、物事を成功させるには計画性が重要ですよね!特に、仕事は人生を変えると言われています。最高の転職とするために、今回の記事では、転職を成功させるスケジュールの立て方をご紹介します。
特に、最後に紹介する逆算方式は「この発想はなかった!」と目から鱗な方法なので、是非最後まで読んでくださいね。
- 転職活動の大まかなスケジュールは3ヶ月から6ヶ月を目安に立てる
- 転職活動の流れは分析(調べる)→選ぶ→受ける
- 転職活動は逆算方式だと効率的に転職活動が可能
この記事のまとめ
転職までの大まかなスケジュールは?
転職活動を始めるにあたって、まず最初にすることは、スケジュールを明確にすること。
上記の表は転職活動の具体的なスケジュールになります。
今すぐ転職したい人は大体3ヶ月、じっくり転職活動したい人の目安は、大体6ヶ月となります。
例えば転職活動を3ヶ月とした場合の具体的なスケジュール感は以下のようになります。
■1ヶ月目
最初の1ヶ月は、転職活動の準備期間としましょう。自己分析から始めて、自分の長所や短所など面接で聞かれそうなことを考えたり、それを履歴書や職務経歴書を作成する期間。
自己分析のやり方を詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
合わせて読みたい:転職に必要な自己分析のやり方を徹底解説|3つの方法を紹介します
また、職務経歴書の書き方を詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
合わせて読みたい:職務経歴書の書き方マニュアル!ダウンロード可能なテンプレ付き!
そして、どの会社に転職したいかを検討する時期です。ある程度希望が整理できたら、企業探しを始めましょう。
企業の情報収集は色々なサイトで情報収集を行いましょう。
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企業探しのポイント
- 1.必ず複数の情報源を確認する
- 2.Webサイトの検索だけでなく、SNSや知人、口コミなどをチェックする
- 3.会社四季報や有価証券報告書などの財務情報もチェックする
上記の通り、ポイントは「複数の情報源から情報を収集する」ことです。一つの情報に頼ると偏った情報のため、「入ってみたら思っていたのと違った」なんてミスマッチが起きてしまう可能性も。
複数の情報を確認し、自分に合った企業を探しましょう。
おすすめは採用動画を見ること。採用動画は短い期間で企業のリアルな状況を確認することが可能です。
企業分析の詳しいやり方はこちらの記事をご覧ください。
合わせて読みたい:企業研究のやり方とポイントを解説|おすすめツール6選も紹介
2ヶ月目
いよいよ求人に応募するのが、2ヶ月目。狙っている会社だけでなく、自分の希望に合った複数の会社に幅広く応募してみましょう。
面接を受ける企業は以下のように3つに分類します。
Challenge チャレンジ |
内定をもらえる可能性が低い企業(受ける数の20%を目安に) |
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Best ベスト |
内定をもらえる可能性は五分五分の企業(受ける数の60%を目安に) |
Safety セーフティ |
内定をもらえる可能性が高い企業(受ける数の20%を目安に) |
面接の場には特別な雰囲気があり、緊張してしまうかもしれません。
人事や、採用担当者は意外な所をチェックしているので、普段は人と話すことに慣れていても、うまく話せなかったり、何気ない態度が悪印象になったりすることもあります。
面接を重ねるうちに、好印象を与える方法や質問の答え方が分かってきますので、何度か面接を受けた後に本命に応募する。
上記のような戦略を取るために、セーフティな企業から面接を受け始め、本命(チャレンジ)の企業は最後に受ける。
このようなスケジュールを組むことをおすすめします。
1.面接の前に、実際に声に出してみて応答する練習をしてみる
録音して聞き直したり、第三者に面接官役をやってもらって、自分の話し方について意見を聞くことも有効です。これにより、緊張すると早く話してしまう癖を見つけることができ、面接までに修正することができます。
2.面接前に採用動画を視聴する
採用動画を見ることで、オフィスの雰囲気や面接官の人柄、社長面談の場合は社長の人柄を事前に知ることができます。
これは大きなアドバンテージになります。事前に知っておくことで、対策することもできますし、全く知らない人ではないという認識を取ることができ、緊張を緩和することができます。
応募する会社の数ですが、応募した企業の全てが書類通過となるわけでないことを考慮して、面接に進みたい企業の3倍の数の企業への応募がポイントとなります。
一概には言えませんが、15社に応募して、3社通過するようなイメージです。例えば3ヶ月を転職活動期間とするなら、45社に応募して、15社と面接。週に1回のペースで面接を入れる計算となります。
3ヶ月目
3ヶ月目は、面接が本格化。2ヶ月目に立てた「面接を受ける企業」のセーフティから受けていきます。
面接対策に関して、詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
合わせて読みたい:最終面接で押さえたいポイントとは?業種や職種別の傾向と対策を紹介
面接を乗り切ったら、この頃から内定が出始める時期でもあります。納得できる企業から内定をもらえればそれで転職活動を終了となりますが、
何社か受けた後に変化した自分の考え方を再確認し、それを元にさらに他の企業へアプローチしていく期間でもあります。
実際、どれぐらいやればいいの?と思う方もいらっしゃると思います。平均的な活動期間は厚生労働省が調査しています。(下記グラフ)
出典:令和2年転職者実態調査の概況 - 厚生労働省(画像編集:moovy編集部)
20代前半から30代前半にかけては年齢が上がるほど転職に時間をかけている傾向があります。
一方で、30代後半から40代前半になると時間をかけずに転職活動を終了している傾向になっています。
ですが、どの年代でも6ヶ月以内に終了する人は全体の9割ほど。遅くても6ヶ月以内には転職活動を終了するつもりでスケジュールを立てておきましょう。
もっと詳しく転職活動について知りたい。書類作成のコツや志望動機の作り方などを具体的に知りたいという方は、以下の記事をご覧ください。
合わせて読みたい:【転職ノウハウ】転職に失敗しない為の10のチェックリスト!
転職スケジュールを考えた際にベストな開始時期はいつ?
転職のスケジュールをお伝えしましたが、転職活動を始めるタイミングはいつがよいのか時期を探っている人もいると思います。
前提として、転職が成功しやすい、転職活動に向いている時期やシーズンは特にありません。
しかし、時期によって転職市場に特徴があることも事実です。
求人数が増えたりする時期もあるので、その時期に合わせて転職活動をするなど、自分の状況に合わせた転職活動のスケジュールを立てられると良いでしょう。
本章では時期による転職市場の特徴を紹介します。ぜひ自分に合った転職時期を見極めてみてください。
求人数が増える2〜3月・8〜10月
選択肢が多い環境で転職活動をしたい人は、求人数が増える2〜3月や8〜10月が合っているかもしれません。
なぜなら、新年度である4月と新しいプロジェクトなどが始まる10月入社に合わせて採用活動を開始する企業が多いからです。
そのため4月や10月は入社する人が自分だけではないことが多く、一緒にスタートを切れる仲間がいるため、未経験の職種であってもサポートが受けられることもあります。
また、転職者としても求人数が多いことは、キャリアの選択肢が広がるというメリットに繋がります。
以下のグラフは厚生労働省のデータを基に作成したものであり、2016年度・2017年度・2018年度の、月ごとの有効求人数の推移です。
出典:中途採用サクセス「有利なのは何月?1~12月まで月別の中途採用トレンドをすべて解説!」
これらの表からも2〜3月や8〜10月は求人数が増えてきているということがわかります。
ライバルの少ない年末
ライバルの少ない時期に自分のペースで転職活動を進めたいという人には年末がいいかもしれません。
次のグラフは厚生労働省のデータを基に作成したもので、2016年度・2017年度・2018年度の月ごとの有効求職者数の推移です。
出典:中途採用サクセス「有利なのは何月?1~12月まで月別の中途採用トレンドをすべて解説!」
このグラフからもわかるように、12月の年末にかけて有効求職者数が減少していることがわかります。
年末の忙しい時期は物理的に活動する時間がない、などの理由で求職者が減ると考えられます。
そのためライバルが少ない環境で転職活動をすることができます。
一方で、年末は先ほど紹介したグラフにもあるように有効求人数も少ないため、その点には注意が必要です。
転職を考えた「今」
転職を考えた「今」、すぐに転職活動を始めるのが一番よいのではないでしょうか。
なぜなら、行きたい企業に出会ったときに十分な転職準備をして挑めることが大切だからです。
例えば、「今はまだ準備ができていないから」と転職活動を後回しにしてしまうとしましょう。
その間に希望する企業の求人が出たとしても、準備不足のために応募を躊躇するか、応募しても十分にアピールできず、結果としてチャンスを逃してしまう可能性があります。
一方、早めに転職活動を始めていた場合、企業研究や自己PRの準備が整っているため、迅速かつ効果的に応募でき、採用の可能性が高まります。
自己分析や情報収集は今すぐに転職をすると決めていなくてもできることです。
本当に入社したいと感じた企業に出会ったときにすぐに応募し、チャンスを逃さないためにも転職をしたいと思った「今」すぐに行動することが大切なのです。
転職活動のスケジュール管理のコツ
働きながら転職活動をする場合、スケジュール管理が肝となってきます。実際に筆者にあった悲劇を紹介します。
それが、当日になり、先方企業が面接時間を急遽変更。面接用に予約していた会議室の予約変更と、現職での仕事のスケジュールとバッティングしてしまい、面接直前に大慌て。
心の状態は面接の結果に影響します。慌てて臨んだ面接は、心の余裕が持てなかったため、受け答えに失敗し、選考通過となりませんでした。
教訓は、面接を設定する日は、出来る限り休みを取ること。これにより、当日の変更にも対応できるし、心の余裕を確保することができます。
では、実際にスケジュール管理のコツをご紹介していきます。Web面接について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
合わせて読みたい:【Web面接マナーガイド】意外と知られていないWeb面接の注意点
鉄則①詰め込みすぎない
今の仕事が忙しくて時間がない人は、空いた日に一気に予定を詰め込みたくなるでしょう。しかし、先に説明した通り、心に余裕がないと焦りがミスにつながることもあるので、アポイントの取りすぎには注意が必要です。
面接の時間は1時間程度が多い中で、話が盛り上がって1時間半に及ぶ可能性も十分あります。十分な時間を確保できるよう、行動計画を立てましょう。
面接直前に30分~1時間程度、話したいことなどを整理する時間を確保できるのが理想的です。前日にすべての企業を徹底的に調べても、応募する企業が複数あると、面接で間違ったことを言ってしまうこともあるので、直前のチェックは必須。
更に、余裕を持って出発しても、遅刻する可能性はゼロではありません。その場合は、必ず連絡を入れましょう。
正当な理由があれば、時間を少し変えてくれたり、場合によっては予定を変更してくれたりすることもありますが、時間にルーズなことは良い印象を持たれないので、遅れないように行く計画を立てることが重要です。
鉄則②集中する
転職すると決めたら、自分の生活の中での優先順位を変えること。例えば、会社の飲み会には極力参加しない、スマートフォンでだらだらとゲームをする、など時間を大量消費することを控えると、その時間を転職活動にあてる事が出来ます。
在職中は転職活動する時間を十分に確保できないためです。働いている時間は今の仕事に集中し、働いていない時は仕事を探すことに集中する、など1日の中で何を優先すべきかを決めましょう。
鉄則③逆算する
今回の記事で最もお勧めしたいことが、「逆算式」スケジュール。ダラダラと転職活動をしない秘訣で、効率的なためです。
これは、「今週はこれをやって、来週はこれをやって...」といった、目の前のことに追われる結果となる時系列的な計画ではなく、まず自分が入社する日を決めてしまう方法です。
ちょっと大胆な発想かもしれませんが、「私は今年9月までに転職する!」と決めて転職活動をするのです。自分を奮い立たせる精神的なメリットもあります。つまり、最初に目標を決める方法です。
逆算は、入社日から逆に行動を実行するような形で作られます。それにより、行き当たりばったりで仕事探しをする必要がなくなります。
スケジュールの全体像が見えるようになるので、計画の調整がしやすくなり、目標があれば、スケジュールの進捗が把握しやすくなります。
目標から遅れた場合は、前項で説明した、飲み会を断ることにも躊躇しなくなるはずですし、早い段階でペースを上げたり、じっくりと理想に近い会社を探したりすることができます。
更に、転職活動が長期化するほど疲れが出てきてしまい、判断力や決断力にも影響してきます。「いずれは転職したい」という漠然とした希望の転職活動以外は、短期間、逆算式で転職活動することをお勧めします。
効率化と言えば、企業の情報収集もスキマ時間を活用してできたら理想的ですよね。
その際、企業ウェブサイトなどの文字だけではどうしても伝わりにくいので、今流行りの採用動画でチェックするのが最も効率的です。
実際にその職場で働く人がどんな人か、社長の価値観や社風が伝わりやすいためです。そのようなリアルな情報を得るには、以下のような動画がおすすめです。
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転職活動はスケジュール管理が肝になります。特に仕事をしながら転職活動するなら、なかなか時間が取れない。という方も多いでしょう。
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- 今林 智宏
- 国立大学を卒業後、大手サービス企業に入社し、店長を歴任。チームマネジメントやマーケティング業務を経験。在籍中は、現場社員として数多くの学生・転職者の面接官も行う。退職後、スタートアップ企業にて、フロントエンドのシステム開発に加え、カスタマーサクセスやマーケティングを担当し、企業の採用や広告支援に関わる。
この記事を書いた人
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会社名 | 株式会社moovy |
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代表 | 三嶋 弘哉 |
設立 | 2020年4月13日 |
住所 | 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目18−3 プレミア道玄坂ビル8階 |
メールアドレス | moovy_support@moovy.co.jp |
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