コピペ流用可能!未経験からマーケターを目指す自己PR例文!

# 転職 # 自己分析のやり方

  • 未経験でWebマーケティングとして就職したいけど、自己PRが思い浮かばない
  • Webマーケターに求められる要素を知りたい
  • このようなお悩みはないでしょうか?

    withコロナ時代では、対面型の営業・マーケティング手法ではなく、オンライン上での認知獲得や新規顧客の集客、販売促進がより重要になっています。

    そのような中、市場価値の高まるWebマーケターとして活躍していきたいと考える方も多いのではないでしょうか。

    そこで、転職エージェントとして多くの転職希望者の自己PR文を添削してきた筆者がコピペですぐに使える例文を用いて解説します。

    当記事を読むことで、Webマーケターを目指す自己PRが書けないという悩みが少しでも解決されればと思います。ぜひ最後まで読んでいってください。

    企業タイプ診断

    自己PRを書く前に、Webマーケターという職種を理解しよう

    自己PRを書くためには、Webマーケターという職種について理解を深めた上で、自身の経験や強みを活かせそうな点はどこか、明確にすることが重要です。

    まずはWebマーケターとは何か、仕事内容はどんなものかを解説していきます。

    1.Webマーケティングとは?

    Webマーケティングとは、Webを中心としたマーケティングで、Webサイトを活用し、商品やサービスを売るための仕組みづくりを行うことです。

    Webコンテンツの制作やインターネット広告の出稿、SEO対策、アクセス解析、SNS運用など様々な手段を利用し、Webサイトに人を呼び込むことで売上向上や認知度拡大を目指します。

    電通が行っている日本の広告費調査※によると、2020年にインターネット広告費はテレビ広告費の1.3倍となり、マーケティングの主戦場はWEBへと完全に移り変わり、その重要性が年々増しています。
    ※日本の広告費 - Knowledge & Data(ナレッジ&データ) - 電通ウェブサイト

    似た言葉として、「デジタルマーケティング」という言葉があります。

    こちらはWebマーケティングよりもさらに領域を広げ、Webだけにとどまらず、SNSやオンラインとリアル店舗のユーザー行動を組み合わせた分析などより広い領域でマーケティングを行うことを指します。

    デジタルマーケティングについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧下さい。

    関連記事:デジタルマーケティングの転職で失敗しないポイントとは?



    2.Webマーケターの仕事内容

    Webマーケターの仕事内容は非常に多岐にわたります。 共通してWebへの集客施策の実行し、集めたデータの分析・検証を行い、PDCAサイクルを回していくことがあげられます。ここでは代表的なものを3つあげていきます。

    • 1.SEO(検索エンジン最適化)

      SEOとはSearch Engine Optimaizationの頭文字の略で、検索エンジンの最適化です。

      自社の獲得したいユーザに合わせて検索キーワードを想定し、検索エンジンでキーワードを検索した際に自社のサイトが上位に表示されるよう、Webサイトのコンテンツを作成したり、技術的なマークアップを行うことです。


    • 2.WEB広告の運用・管理

      インターネットメディアに掲載される広告のことです。広告枠を持つWebサイトや検索エンジンの検索結果ページ、メール、SNSなど、あらゆる媒体に掲載して、最も費用対効果の高い広告配信の方法を模索していきます。

      自社のペルソナとなるユーザーのニーズに合う広告を表示することで、サイトへの誘導を促せます。


    • 3.アクセス解析

      Webサイトにアクセスしたユーザの情報や行動を元に、Webサイトの改善を行います。

      Google Analyticsのようなツールを使って、ユーザーがどこを経由してページに訪れたのか、どこのページで離脱してしまったのか、使用したデバイスやアクセス元の地域などの情報を取得し、分析することでサイトの改善につなげます。

    また、Webマーケターはインハウスとアウトソースの2つに分けられます。インハウスは事業会社で自社のマーケティングを担当し、アウトソースは広告代理店等で顧客から委託された業務を行います。

    一般的にインハウスでは即戦力を求められるため経験者の募集が多く、広告営業やアシスタント職などの関連する職種からキャリアアップを目指すほうがハードルが低いと言われています。

    ベンチャー企業では未経験でもポテンシャルで採用しているケースも多く見られます。ベンチャー企業におけるWebマーケターの仕事内容やそのやりがいは、実際に働いている方のインタビュー動画を見るのが最もわかりやすいです。

    moovyでは良質なベンチャー企業の求人動画を多く掲載していますので、ぜひチェックしてみてください。

    Webマーケターの自己PRを書く際のポイント

    つづいてWebマーケターの自己PRを書く際のポイントをお伝えします。以下、4つのステップで作成を進めるとスムーズです。

    • 1.自身のキャリア・強みを棚卸する
    • 2.Webマーケターを志す理由やキャリアビジョンを明確にする
    • 3.企業の求める人物像を明確にする
    • 4.自己PR文を作成する

    1.自身のキャリア・強みを棚卸する

    まずは自身のキャリア・強みの棚卸です。

    自己PRに書けるポイントを用意するため、これまで行ってきた業務を全て洗い出してみましょう。仕事内容と実績を時系列で書き出し、こだわった点や工夫、成果を書いていきます。

    棚卸しは以下の流れで考えてみましょう。

    • 1.実績の裏付けとなる「具体的な数値」を示す
    • 2.仕事でこだわっている点、やりがいを感じているポイントを挙げる
    • 3.周囲から評価されていた点を挙げ、強みとなる部分を示す

    Webマーケティングはトレンドの移り変わりが非常に早いです。 そのため、Webマーケターに求められるスキル・マインドは以下のような点です。

    • ・常に最新のトレンドを追う「情報収集力」
    • ・新しい手法を学び続ける「学習意欲」
    • ・様々なアクセスデータやWEBの行動履歴を分析するための「データ分析力」や「論理的思考能力」
    • ・集めたデータから仮説をたてPDCAを回していく「仮説検証力」
    • ・幅広い部署と調整を行うための「コミュニケーション能力」

    これらの点を意識して、強みをあげていくとよいでしょう。

    キャリアの棚卸では、最初に経歴を書き出し、それぞれの業務で心掛けていたこと、その結果得られた成果や評価などを事細かに書き出すことで、自身の価値観が明確になります。

    詳しくはこちらの記事を参考にしてください。棚卸しに役立つワークシートもダウンロード可能です。

    合わせて読みたい:キャリアコーチ監修!キャリアの棚卸しを最も効果的にやる方法【便利なワークシート付き】



    2.Webマーケターを志望する理由やキャリアビジョンを明確にする

    次に、なぜWebマーケターを志望するのか?その理由とキャリアビジョンを明確にします。 まずWebマーケターを志望する理由をいくつかあげていきましょう。

    • ・営業企画営業としてWebサイトの改善に少し携わる機会があり興味を持った
    • ・副業でとしてブログ運営をしていて、本業としてチャレンジしてみたいと思った
    • ・営業としてPDCAを回しながら、顧客の課題解決を行ってきた、そのスキルを生かしてWEB上で売れる仕組みを作りたいと考えた

    Webマーケティングの志望動機を作成する際は、培ってきた経験やスキルを具体的に記載し、なぜこの職種を選んだのか、何を活かせるのかを明確にして、自分らしい言葉で表現することが重要です。

    志望理由ができたら、Webマーケターとしてどう活躍したいのか、身につけたいスキル、キャリアビジョンを明確にしていきましょう。

    キャリアビジョンが決まらないという方は、以下の記事でWebマーケターのキャリアプランの例を紹介しています。実際に未経験からWebマーケターになった方の事例も紹介していますので、ぜひご覧ください。

    合わせて読みたい:【事例あり】Webマーケターのキャリアプラン5つを解説|あなたはどれにする?



    3.応募先の企業を選んだ理由を明確にする

    次に応募先企業を選んだ理由を明確にします。

    まず、求人情報から、企業の求める人物像を明確にしていきましょう。

    採用ページや求人票に記載のある企業のビジョンやカルチャー、フィットする人物像、どんな経験が積めるのかを細かく確認します。

    すでに活躍している社員の仕事のやりがいや入社理由などを聞いてみることも、求める人物像を理解するためには非常に役立ちます。

    moovyでは30秒の動画で実際にWebマーケターとして働く方々の生のインタビューを掲載しています。ぜひ動画を見て、自己PRの参考にしてください。

    4.自己PR文を作成する

    実際に自己PR文を書いていきましょう。これまで整理してきたポイント、

    • 1.自身のキャリア・強み
    • 2.Webマーケターを志す理由
    • 3.企業を選んだ理由

    この3点を押さえると、採用担当者にとって説得力のある自己PR文となります。

    特に、一つ目にあげた「強み」は、スキルであれマインドであれ、裏付ける具体的な数値・実績を明示することが最も重要です。それでは次の章で、例文を見ていきましょう。

    コピペ流用可!Webマーケターの自己PR例文

    つづいて、コピペで使えるWebマーケターの自己PR例文を3つご紹介していきます。 ここでは、未経験からWebマーケターへ転職する想定で書いていきます。自分なりのアレンジを加えて、自己PR文を作ってみてくださいね。

    1.仮説検証力を強みとした例文

    一つ目は仮説検証力を強みとして、Webマーケターを目指す例文です。

    (1.自身の強み)

    私の強みは、自ら考え、判断し、PDCAをまわしながら行動し続けることです。

    現職の広告代理店の営業では、クライアントへの様々なデータを用いた本質的な提案を心がけています。

    (2.強みを裏付ける具体的な数値)

    クライアントに広告出稿いただいたのち、結果の振り返りを行う際に様々な角度からデータ分析を行い、次の提案に活かし、クライアントの広告効果の改善に努めてきました。

    現在担当しているアパレルのお客様ではWebサイトへの流入はあるもののCVRが著しく低いという課題がありました。

    そこで私は、ペルソナとなるターゲットユーザーへのインタビューを5名実施し、彼らの潜在的な課題は○○であるという仮説をたてました。

    改めて、広告内容を▲▲へと変更することを提案したところ、CVRが□□%改善し、売上としても●●円の向上に貢献できました。

    (3.なぜ応募先企業でWebマーケターを志すのか)

    貴社のWebマーケター職を志望した理由は、現在の営業職ではあくまでもアウトソーサーとして実務経験は詰めるものの、より強い使命感・リスク感を感じながら、マーケティングの意思決定に携わりたいと考えたためです。

    また、貴社の求人内容から社長の元で事業を俯瞰して幅広く経験を積むことができるという点に魅力を感じため、応募させていただきました。

    (4.応募先企業でどのように活躍していきたいか)

    今後は、仮説検証力、データ分析力を活かし、Webマーケターとして、貴社の事業拡大に活躍していきたいです。

    2.情報収集力をPRする例文

    二つ目は情報収集力を強みとし、Webマーケターを目指す例文です。

    (1.自身の強み)

    私は最新技術やトレンドに興味を持ち、いち早く情報収集することが得意です。

    (2.強みを裏付ける具体的な数値)

    現職の制作会社での営業では、日々目まぐるしく変わるWebマーケティングの最新動向を常にキャッチし、クライアントへ情報提供を行ったり、提案に活かすようにしてきました。

    そのため、クライアントからは「○○さんはいつも最新のマーケティング手法やトレンド情報を教えてもらえて助かっている」と言っていただけることも多く、お客様向けに勉強会を開くこともありました。

    (3.なぜ応募先企業でWebマーケターを志すのか)

    貴社を志望した理由は、チャレンジ精神旺盛な社員の方が多くいらっしゃるのを拝見し、魅力に感じたことがきっかけです。

    現在の営業職では最新のトレンドを学んでもすぐに実行に移せないのがもどかしく、スピード感のある貴社でいろいろなチャレンジを行いスピーディにPDCAをまわしていきたいと考えます。

    (4.応募先企業でどのように活躍していきたいか)

    今後はより実務面での知識を貪欲に吸収し、Webマーケターとして一人前となります。そして、ゆくゆくは貴社のプロダクトを世界に広めていくWebマーケターとして、貴社で活躍していきたいです。

    3.データ分析力を強みとする例文

    三つ目はデータ分析力を強みとしてWebマーケター職を目指す例文です。

    (1.自身の強みや仕事において大事にしていること)

    私はこれまで営業としてデータ分析力を活かして行動してきました。

    (2.強みを裏付ける具体的な数値)

    現職の広告代理店の営業では、新規顧客の開拓を担当しています。そこではアポイントが得しやすい電話の時間帯や、自身のアポイント獲得率、商談からの成約率など様々な数値をデータ化し、目標を達成するための行動量を計算し、業務を行ってきました。

    またアポイント獲得率が低い場合はトークを工夫するなど、数値を常に意識して行動の質の改善も行ってきました。その結果、3年間連続で売り上げ目標を達成し、入社から5年目でチームメンバーを〇人任され、リーダーとして活躍してきました。

    (3.なぜ応募先企業でWebマーケターを志すのか)

    貴社の求人ではデータ分析力に自身があれば未経験でもチャレンジ可というのを拝見し、この度応募に至りました。

    現在の営業では対応できるお客様の数に限りがありますが、WEBで契約が完結する貴社のプロダクトであれば、WEBの活用しだいでもっと大きな売上につながる仕事ができると考え、魅力に思いました。

    (4.応募先企業でどのように活躍していきたいか)

    今後はデータ分析力を活かして、貴社の事業拡大に貢献していきたいと考えております。

    いかがでしたでしょうか?このように分解して書いていくと頭が整理されていくのでおすすめです。

    今回はWebマーケターの自己PR文について解説しました。もしベンチャー企業への転職を考えている方はこちらの志望動機の書き方も参考になるかと思います。ぜひご覧ください。
    あわせて読みたい:【例文あり】ベンチャーに受かる志望動機の書き方を徹底解説!


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    最後に、未経験からWebマーケターに応募する際の自己PRを作成する上で、重要なことをお伝えします。

    それは、すでにWebマーケターとして働いている方のやりがいや入社理由などを参考に、ミスマッチのない仕事選びをしていただきたいというものです。

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    大谷 亜由美

    この記事を書いた人

    大谷 亜由美
    早稲田大学卒業後、新卒で大手広告会社にて法人営業として入社。その後、大手転職エージェントとして、4年間で300名以上の転職実現をサポート。多くの転職者へ応募書類の添削や面接のアドバイスを行なってきた。現在、IT企業のマーケターとして、マーケティングやPRに従事しつつ、これまでの採用やキャリアデザインに関する知見を活かしてライターとして活動中。

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    会社名 株式会社moovy
    代表 三嶋 弘哉
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