エンジニアの将来性を知りたい!未経験にオススメな業界とは?

# エンジニア # 職種の選び方

  • エンジニアの将来性ってどうなの?
  • 未経験者にオススメな職種や業界を知りたい!
  • こうした疑問をお持ちではありませんか?

    エンジニアは将来性があると言われるものの、真相を知りたい人は多いですよね。また未経験からエンジニアを目指すのであれば、オススメな職種や業界を知ったうえで、将来性の高い仕事に挑戦したいものです。

    そこで当記事では、エンジニアの将来性について解説するとともに、オススメな職種や業界を紹介します。

    エンジニアの将来性が気になる人は、ぜひ参考にしてください。

      この記事のまとめ

    • エンジニアは将来最大で75万人も不足する見込みのため、転職先には困らない。
    • 一括りにエンジニアと言っても様々な仕事がある。将来性とやりたいことを鑑みて判断する。
    • エンジニアは様々な業界でニーズがあるため将来性は高い。

    企業タイプ診断

    エンジニアの将来性を「需要と供給データ」で解説

    出典:IT人材の需要と供給(経済産業省)

    上記データは、総務省が発表した「IT人材の需要と供給」のデータです。このデータによるとIT人材の「人材不足」は止まりません。

    また2030年には、少なく見積もっても16万人の人材が不足し、多く見積もった場合には79万人も不足することが分かります。

    つまりIT人材は引く手あまたなため、エンジニアとして手に職をつければ、将来性があると言えます。

    現役のエンジニアとして活躍している人に、エンジニアのやりがい、楽しさについてインタビューした動画があります。ぜひご覧ください。

    未経験からエンジニアに転職する人の実情

    人材会社アデコが実施した調査(※2021年)によると、異業種からエンジニアに転職した人の平均年齢は29.5歳でした。

    また20代の転職者は、全体の62%を占めます。

    さらにエンジニアになる前の職種は、営業・販売・事務など、さまざまなキャリアを持つと分かりました。

    エンジニアへの興味関心を持った理由は、以下の通りです。

    • 1位:仕事内容がおもしろそう
    • 2位:やりがいがありそう
    • 3位:将来性があると思った
    出典:(アデコ)

    以上のことから、20代で未経験からエンジニアに転職した人は、将来性を理由に挙げる人が多いことも分かります。

    どのプログラミング言語を習得するべきか?

    未経験者にとって、どのプログラミング言語を習得すればいいか迷う人も多いかと思います。

    多くのプログラミング言語がある中で、何も分からない状態で選択するのは難しいと思います。 未経験からエンジニアを目指す場合、まずは以下の言語の習得は必須です。

    • ・HTML
    • ・CSS
    • ・JavaScript
    • ・php

    上記の言語は比較的学びやすく、他の言語の基本ともいうべき言語です。まずは上記の言語を学ぶと良いでしょう。

    その上で、自分がこれだと思う言語を習得すると良いのですが、よくわからないという人も多いでしょう。

    そこで今人気のプログラミング言語についてのデータを紹介します。

    エンジニアになるにあたり、習得言語の選択は重要です。なぜなら、その後の収入や転職のしやすさに関わってくるからです。

    以下のデータをご覧ください。

    出典:HackerRankDeveloperSkills Report2020

    上記は米国のエンジニアを採用する時にどの言語を習得しているエンジニアを採用したいかの調査データです。

    米国は日本より進んでいるため、米国のニーズを見ることは将来を予測する上で役立ちます。

    そして実際のエンジニアが次に学びたい言語として挙げているのがGO。そして、Pyson、Kotlinと続きます。

    GO、Kotlin共にGoogleが採用しているということで米国では人気があるのかもしれません。

    また、日本ではどのような言語が人気なのでしょうか。以下のデータをご覧ください。

    プログラミング言語 求人数(レバテックキャリア)
    1位 Java 2,857件
    2位 JavaScript 1,755件
    3位 Python 1,711件
    4位 PHP 1,588件
    5位 C# 1,194件
    6位 Ruby 1,065件
    7位 C++ 788件
    8位 Go 768件
    9位 Swift 671件
    10位 C言語 667件

    上記はレバテックキャリアに出ている求人数をまとめたデータです。

    求人数は依然として、Javaが多いです。30年以上の歴史がある、Java。日本のシステムの多くがJavaで書かれているからという事情があります。

    しかし、古くて、記述量の多い言語なので、近年ではあまり歓迎されていません。今後、Javaからシステムの改修を行うために、他の言語で作り直すということもあるかもしれません。

    未経験からエンジニアを目指す人は、上記のデータなどを参考に、自分がやりたいこととを踏まえ、習得言語を選択するといいでしょう。

    エンジニアのなかでも需要が高い職種を紹介!

    続いて、エンジニアのなかでも需要が高い職種を紹介します。

    とくに将来性が高い仕事を選びたい人は、以下のような職種を選ぶこともオススメです。

    1.セキュリティエンジニア

    サイバー攻撃は、日々巧妙化しています。こうしたサイバー攻撃の対策で活躍するのが、セキュリティエンジニアです。

    セキュリティエンジニアは、システムの企画・設計・保守など、さまざまな工程でのセキュリティに関わり、あらゆるサイバー攻撃から企業を守ります。

    セキュリティに関する知識はもちろん、ネットワークへの知識・スキルが幅広く求められます。社員のパソコンに対するセキュリティ設定を任されるケースも多く、各OSへの知識も必須です。

    ほかにも、セキュリティに関する法律的な知識や、攻撃の種類・動向といった最新の情報を入手する姿勢も求められます。

    2.クラウドエンジニア

    昨今では、クラウドサービスを展開する企業も多いでしょう。こうした企業で活躍するのが、クラウドエンジニアです。

    クラウドエンジニアは、クラウドの最適化を目指すべく、システム構築や保守運用を実施します。

    またクラウドサービスを利用していた企業が、オンプレミス型に戻る「オンプレミス回帰」の際にも、難なく戻れるようサポートするのがクラウドエンジニアです。

    クラウドエンジニアには、環境の設計・構築から、保守・運用にいたるまで、さまざまなインフラ知識が必要です。またデータベースやプログラミングスキルも必須だと言えます。

    3大クラウドサービスと言われる「AWS」「GCP」「Azure」などを扱えるだけのスキル・知識も欠かせません。

    3.IoTエンジニア

    IoTは、電化製品や生活用品といった「モノ」がインターネットにつながる技術です。年々市場規模も拡大し、今後も成長が予想されます。

    こうしたIoTの実現に欠かせないのが、IoTエンジニアです。

    モノをインターネットにつなげるための「周辺機器への取り込み」や、動かすためのプログラム作成を実施します。また、データ通信をするためのネットワークに関する操作などを行います。

    電化製品や生活用品といった「モノ」を動かすためのスキルや、ネットワーク・セキュリティ・AIなどに対する知識も必須です。

    4.データサイエンティスト

    データサイエンティストは、ビッグデータやAIによって膨大な情報を収集・抽出したうえで、分析・解析なども行なうエンジニアです。

    分析・解析後に、状況改善にむけた提案もします。つまり、企業の経営戦略などを考えるうえでも欠かせない仕事だとも言えます。

    データサイエンティストには、情報処理・データ分析に関する知識はもちろん、膨大なデータを有効活用するための知識も必須です。

    また問題解決力・提案力も必要であるため、コミュニケーション能力が欠かせません。

    さらに、最新のトレンドをつかむ姿勢も必要です。

    IT業界だけではない!エンジニアのニーズが予想される業界

    エンジニアが活躍できるのは、IT業界だけではありません。

    他業界においても、IT技術は必要とされるものであるため、IT業界以外でも活躍できる場は多々あります。

    未経験からエンジニアを目指す人で、将来性が高い仕事を選びたい人は、以下のような業界の求人をチェックしても良いでしょう。

    1.エンタメ

    流行のウイルスによって、ステイホームが提唱される時代背景からはじまり、家で過ごす時間が増えた人は多く見受けられます。

    こうしたなかで、エンタメ関連のサブスクリプションサービスの利用者が増え、ニーズも高まっています。

    エンタメ関連でも、とくに動画配信サービスやゲームは好調です、各社ともにさまざまなコンテンツを提供し、人気を集めています。

    ほかにも、エンタメ関連のアプリサービスも好調です。

    エンタメ関連で、将来性があるエンジニア職を希望する人は、コンテンツ事業を手掛ける企業の求人を中心に探すと良いでしょう。

    2.環境ビジネス

    昨今では脱炭素などが叫ばれるなか、注目を集める業界が「環境ビジネス」です。

    環境ビジネスとは「提供する製品やサービスが、環境保護および資源管理に直接的または間接的に寄与し、持続可能な社会の実現に貢献するビジネス」を指します。

    (※環境省の定義より) 分野で言うと、以下の4つです。

    • ・環境汚染防止
    • ・地球温暖化対策
    • ・廃棄物処理・資源有効利用
    • ・自然環境保全

    環境の改善は「快適な暮らし」はもちろん、人類の存続にも関わるため、大きな注目を集めています。

    また世界の投資家も環境ビジネスに多く投資をしているため、今後の成長が見込まれます。

    3.倉庫・物流

    昨今では、インターネット通販の普及によって、商品発送や商品管理への需要も高まりを見せており、今後も盛り上がりが予想されます。

    また各企業も業務効率化を踏まえ、今までは自社で商品管理から発送まで行っていたものを、業者に依頼する動きも顕著です。

    倉庫・物流業界では、商品管理や発想をスムーズに実施するため、IT技術の導入が欠かせません。つまり、エンジニアの技術力が必要不可欠です。

    また、将来的には「ドローンでの配達」や「AIによる倉庫作業」が一般化することも予測されており、今後もエンジニアの需要が高まるでしょう。

    4.医療

    日本は高齢化社会が続いており、今後も進む見通しです。こうしたなかで「医療業界」は欠かせません。

    医療の需要は増えるにもかかわらず、医師や看護師といったスタッフは慢性的に不足しています。そのため、少ない人数と高まる需要との狭間で、業務における「IT化」を目指す施設も多く見受けられます。

    しかし、電子カルテやオンライン診療などを導入済みの施設がある一方で、未導入の施設も少なくありません。そのため、引き続きエンジニアは必要とされるでしょう。

    さらに、昨今では健康維持や健康促進を目的とした「ヘルスケア」が注目を集めています。また「コロナワクチン」への需要も続いています。

    こうした領域では、ITにおける可能性が未知数だと言えます。

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    エンジニアの将来性が気になるあなたへ

    エンジニアの将来性は高く、特定の職種や業界を選ぶことで、さらに可能性が高まると言えます。

    未経験から挑戦する人も多く、エンジニアの「高い将来性」が気になり転職した人も多く見受けられます。

    しかし、せっかくエンジニアとして転職できたとしても、転職した企業とミスマッチが起きてしまい、転職に失敗してしまったという事態は避けなければなりません。

    転職に失敗しないために、しっかりと企業情報をチェックしたうえで選ぶことが大切です。

    企業情報のチェックには、給与などの待遇面のほかに、人間関係や職場環境といった定性情報のチェックも欠かせません。

    採用動画を展開するmoovyでは、ベンチャー企業を主軸とし、さまざまな業界におけるエンジニアの求人を取り扱っています。もちろん、未経験から挑戦できる求人も紹介しています。また採用動画でチェックできるため、職場環境や人間関係もしっかりとチェックできる点が特徴です。

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    今林 智宏

    この記事を書いた人

    今林 智宏
    国立大学を卒業後、大手サービス企業に入社し、店長を歴任。チームマネジメントやマーケティング業務を経験。在籍中は、現場社員として数多くの学生・転職者の面接官も行う。退職後、スタートアップ企業にて、フロントエンドのシステム開発に加え、カスタマーサクセスやマーケティングを担当し、企業の採用や広告支援に関わる。

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    会社名 株式会社moovy
    代表 三嶋 弘哉
    設立 2020年4月13日
    住所 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目18−3 プレミア道玄坂ビル8階
    メールアドレス moovy_support@moovy.co.jp
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