気になるエンジニアの仕事内容とは?現役エンジニアにインタビュー!

# エンジニア # 職種の選び方

このようなことでお困りではないでしょうか。

  • エンジニアの仕事内容を詳しく知りたい!
  • エンジニアに必要なスキル・知識って何だろう?
  • エンジニアはITに関する仕事だとは分かるものの、詳しくは分からないという人も多いですよね。

    そこで当記事では、現役エンジニアにインタビューをした上で、エンジニアの仕事内容を詳しく紹介します!生の声を反映しているため、エンジニアの仕事が気になる人のお役に立てれば嬉しく思います。

    ぜひ最後までお読みください。

    企業タイプ診断

    エンジニアの仕事内容

    エンジニアは情報技術に関する仕事を行います。ひとくちにエンジニアと言っても、その数は15種類以上に及ぶため、仕事内容も多岐にわたることが特徴です。

    なかでも代表的な仕事として「システム開発」が挙げられます。 ここではシステム開発を例に挙げて、受注・開発から納品までのフローを簡単に説明します。

    • 1:要件分析
      クライアントから要望を聞き、要件分析を実施します。要件とはシステムに必要な機能・性能のことです。
      クライアントが求めるシステムを提供するため、正確な要件分析をします。

    • 2:要件定義
      要件分析をもとに、実際にシステムに搭載する機能をまとめていきます。

    • 3:設計
      要件定義をもとに、システムの外部と内部の設計を決めます。大事な骨組みを作る工程であるため、ベテランのエンジニアが担当することが多いです。

    • 4:プログラミング
      設計をもとに、主にプログラマがプログラミングを実施します。複数のメンバーでプログラミングを行うこともあります。

    • 5:テスト
      プログラミングが終了すると、システムのテストを実施します。正常に動くかやバグが発生しないかなどを念入りにチェックします。

    • 6:システムの稼働
      テストが終了すると、正常にシステムが機能するかを調べるために、システムを稼働させます。正常に動けば問題はありませんが、不具合があれば、調査および修正を実施します。

    • 7:納品
      テストを実施し問題がなければ、クライアントにシステムを納品します。納品後も運用・保守を実施することが一般的です。

    以上のように、エンジニアは基本的に「内容確認→設計→テスト」といった流れで、1つのシステムを作り上げます。

    エンジニアの種類

    エンジニアの仕事内容は職種ごとで大きく異なるため、職種別で仕事内容を知る必要があります。エンジニアを細かく分けると、15種類以上に及びますが、大きく以下の2種類に分けられます。

    • 1:開発系・・・システムの設計や開発を行うエンジニア
    • 2:インフラ系・・・ネットワークやサーバーの設計や運用を行うエンジニア

    また、以下の図はエンジニアの種類の相関図を表したものです。こちらもあわせてご覧ください。

    エンジニアの種類相関図

    開発系の方が人気も高く、求人も多い傾向にあります。開発系エンジニアは、さらに「フロントエンド」と「サーバーサイド」に分かれます。

    • 【フロントエンド】 ユーザーが目にする部分(画面など)の仕組みを作ります。職場によっては、企画・デザインや関係者へのディレクションに関わることもあります。
    • 【サーバーサイド】 サーバー内の仕組みを作り、フロントエンドにデータを渡します。フロントエンドエンジニアとは異なり、ユーザーが目にしない部分を担当することが特徴です。

    今回は上記を踏まえ、エンジニアを以下の3種類に分けて紹介します。

    ■フロントエンジニア(開発系)
    ■サーバーサイドエンジニア(開発系)
    ■インフラ系エンジニア

    それでは、順を追って詳しく説明します。

    1.フロントエンドエンジニア

    フロントエンドは英語で「front end」と表記され、前側を意味します。

    ITで言うとユーザーとwebが直接的に接することを指します。フロントエンジニアは、webサイトなどのユーザーが「見るもの」や「触れるもの」を作ることが特徴です。

    主にwebデザイナーが作ったデザインをもとに、HTML/JavaScriptなどの実装や、WordPressなどで構築およびカスタマイズをします。

    職種で言うと、システムエンジニアやプログラマが該当します。 資格は必須ではないものの、最低限において必要な知識は、以下の通りです。

    【言語】
    以下の3言語の知識は、マストだと言えます。
    ・HTML
    ・JavaScript
    ・CSS
    【フレームワーク】
    ゼロからコーディングをするより、フレームワークを使う方が、効率よく業務を進められます。多くのフレームワークがありますが、例えば以下のようなフレームワークの知識があると良いでしょう。
    ・React
    ・Vue.js
    【web】
    webサイトを作る機会が多いため、webに対する知識が必要です。
    特にUI(ユーザーインターフェース)やUX(ユーザーエクスペリエンス)の知識はマストだと言えます。またSEOの知識があると尚良しです。

    2.サーバーサイドエンジニア

    サーバーサイドエンジニアは、サーバー側でプログラムの開発などを行い、フロントエンジニアと協力しながら業務を行います。

    目に見えない「システムの裏側」で仕事をすることから、バックエンドエンジニアと言われることもあります。

    webサイトやECサイトを的確に動かすために、データベースと連携させたり、さまざまな処理をプログラミングを使いコーディングすることが特徴です。

    フロントエンジニアと同様に、資格は必須ではないものの、以下のような知識があると良いでしょう。

    【言語】
    サーバー側の言語は多くの種類があります。(※全て習得することは厳しいため、なるべく多くを覚えると良いです。)
    ・C言語/C++/PHP/Python/Perl/Rubyなど
    その特性に応じた使い分けやこれまで使ってきた言語などによって、必要な言語は変わります。必要に応じて習得することが必要です。
    【データベース】
    サーバーサイドエンジニアはデータベースを扱うため、以下の知識が必要です。
    ・MySQL
    ・データベース構築(正規化)
    【開発環境】
    サーバーサイドエンジニアは、開発環境を扱う場面が多々あります。そのため、環境開発についての知識が必要です。特に以下の知識は必須です。
    ・Linux
    ・Docker

    3.インフラ系エンジニア

    インフラ系エンジニアは、ITに関する情報を受け渡すための「インフラ(=基盤)」を作ったり、インフラが正常に機能するよう働きかけます。

    サーバーやネットワークなどのユーザーが触らない部分に関わるため、縁の下の力持ち的な存在だと言えます。

    ITの根幹であり、ITサービスは全てインフラの上で動いているので、インフラが機能しないことには、ITで欠かすことのできない存在です。

    職種で言うと、サーバーエンジニアやネットワークエンジニアが該当します。

    インフラ系エンジニアになるために、資格は必須ではないものの、以下のような知識があると良いでしょう。

    【サーバー・ネットワーク】
    インフラ系エンジニアは、インフラ全般に関わるため、サーバー・ネットワークに関連する知識は必須です。例えば以下のような内容です。
    ・AWS、Azureなどに代表されるクラウドサーバー構築の知識
    ・通信速度や通信量などの知識
    ・負荷分散やエラー監視、アクセス制限などの知識
    【セキュリティ】
    不正アクセスやDoS攻撃など、サイバー攻撃は日に日に巧妙化しています。そのため、インフラ系エンジニアは、自社のインフラ環境を守るため、セキュリティに関する以下のような知識が必要です。
    ・マルウェア対策
    ・脆弱性への対応
    ・セキュリティインシデントの管理方法

    ここまでエンジニアの種類とともに必要なスキルなどについて解説しました。エンジニアのスキルについて詳しく知りたい方はぜひこちらも参考にしてみてください。 まずはこれ!エンジニアにおすすめの厳選資格5選!



    現役エンジニアに突撃インタビュー

    エンジニアの仕事内容について詳しく知るためには、直接エンジニアに話を聞くことも有効な手段です。

    そこで、ここでは現役エンジニアにインタビューした動画をまとめてご紹介します。ぜひ参考にして下さい。

    1.エンジニアの仕事のやりがいについて

    まずは仕事のやりがいについてです。 文字で見るよりも、動画の方が分かりやすいため、早速以下のインタビューをチェックしてみましょう。

    ここでは、以下のような内容がやりがいとして挙げられています。

    • ・ものづくりに関わっている喜び
    • ・縁の下で支えている実感
    • ・裁量権が大きい

    エンジニアは人々の生活をより豊かにするために、ITを通じて「モノをつくる」という使命のもとに働いています。

    そのため、ものづくりによって人々を支えている実感や、裁量権の大きさを実感することが、エンジニアとしてのやりがいにつながると言えます。

    また、こちらの記事でもエンジニアのやりがいについて詳しく解説しています。 現役エンジニアに聞いた「やりがいランキング」1位は…?



    2.エンジニアの仕事内容について

    続いて、仕事内容についてです。 当記事のなかで「エンジニアの仕事内容」について解説しましたが、実際の声をチェックすることも大切です。

    それでは、以下のインタビューをチェックしてみましょう。

    エンジニアと言っても、3社ともに仕事内容およびカラーが異なることが分かります。2つの業務を主軸としている企業や、チームでの活動を重視する企業などさまざまです。

    そのため、エンジニアの仕事を探す人は、企業の仕事内容をしっかりとチェックすることが大切だと言えます。

    転職活動において重要な自己PRはその仕事内容に合った自己PRを用意する必要があります。

    以下の記事では、ITエンジニアになるための自己PRのポイントや、コピペで使用可能な例文がご覧になれます。合わせてご覧ください。

    合わせて読みたい:【コピペ可】未経験ITエンジニアの自己PRの例文!内定率を上げる!



    3.入社理由について

    入社理由は志望動機であり「なぜその会社に入りたいか」を指すため、非常に重要な部分だと言えます。

    それでは、現役エンジニアの入社理由をチェックしてみましょう。

    全てのエンジニアが、異なる入社理由を持つものの、共通している点があります。それは職場環境や人間関係が決め手だったということです。

    「社員の熱量が高い」や「他己紹介ができるほど仲が良い」など、テキストの求人票だけでは分からない部分に惹かれて、入社をしたことが分かります。

    職場環境や人間関係などのテキスト(文字)では分からない内容は、実際に職場見学をさせてもらうか、動画などをチェックする必要があります。

    ただし新型コロナウイルスの蔓延によって、職場見学を実施しない企業も多いことから、動画のチェックが最もおすすめです。moovyでは、さまざまなエンジニアの求人を動画で紹介しているため、ぜひチェックして下さい。


    エンジニアの仕事が気になっている方へ

    最後に「エンジニアの仕事が気になる人」が転職活動をする上で、最も避けて欲しいことをお伝えします。

    それは、「求人サイトやエージェントで求人を見つけた時と、入社した後では雰囲気が全然違っていて、自分には合わなかった……」というものです。

    私たちは、企業のブランドや年収などで就職先・転職先を決めて、結果的にミスマッチを起こしてしまう人を減らしたい!という想いで、moovyというサービスを立ち上げました。

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    今林 智宏

    この記事を書いた人

    今林 智宏
    国立大学を卒業後、大手サービス企業に入社し、店長を歴任。チームマネジメントやマーケティング業務を経験。在籍中は、現場社員として数多くの学生・転職者の面接官も行う。退職後、スタートアップ企業にて、フロントエンドのシステム開発に加え、カスタマーサクセスやマーケティングを担当し、企業の採用や広告支援に関わる。

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    会社名 株式会社moovy
    代表 三嶋 弘哉
    設立 2020年4月13日
    住所 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目18−3 プレミア道玄坂ビル8階
    メールアドレス moovy_support@moovy.co.jp
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    事業内容
    • ・採用動画プラットフォーム「moovy」の運営事業
    • ・動画クリエイティブの企画・制作事業
    • ・採用コンサルティング事業