20代のエンジニアは転職可能!転職を成功させるためのコツも紹介

# エンジニア # 職種の選び方

20代で転職経験の無いエンジニアは、本当に転職できるのかと悩んでいる方もいるでしょう。

また、転職できたとしても自分のスキルが通用するか不安、という方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、転職を成功させるためのポイントと失敗させないためのコツを、転職を考えている20代のエンジニア向けにわかりやすく徹底解説します。

20代のエンジニアで転職を成功させたい方はぜひご覧ください。

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    この記事のまとめ

  • 20代エンジニアが転職を成功させるためのポイント
  • 同業界や異業種へ転職するためのポイント
  • 転職に失敗しないためのコツを解説

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20代のエンジニアが転職して叶えられること

20代で転職する方の多くは以下の目的で転職をしています。すべてを同時に叶えることは難しいですが、1つでも実現することで自分自身の人生をより豊かにするために、転職という手段をとる方も多いです。

  • ・ワークライフバランスの改善
  • ・給与アップ
  • ・スキルアップ、キャリアアップ、新しい技術の取得
  • ・エンジニアというキャリアをリセットし、異業種への転職
  • ・社風がマッチする企業を探す

最終的に転職するかどうかは、企業に出会い、内定をいただいてから決断することもできます。

では実際に20代エンジニアの転職市場についてみていきましょう。

20代エンジニアは世の中から求められています。自信をもって転職活動に一歩踏み出そう!

求人倍率参考:転職求人倍率レポート(2023年2月)

上記表にあるように2022年12月時点でのエンジニア(IT・通信)の求人倍率は約10倍と、非常に高い数字を記録しておりエンジニアは売り手市場です。

特に20代前半は、経験が浅くてもポテンシャルで採用される可能性もあります。

一方、20代後半からは転職先の社内メンバーと経験・スキルが比較されるようになるため、技術が異なる企業や異業種への転職が難しくなってきます。

また、同業への転職と異業種への転職で成功のコツが大きく変わるため、それぞれで見ていきましょう。

20代エンジニアが同業への転職で成功するためのポイント

エンジニアとして同業界で転職を考えているが、それまでの経験やスキルを本当に活かせるか不安に思う方もいるでしょう。

また、転職したいとは思うものの、何から始めてよいか分からないという方もいるのではないでしょうか。

ここでは、エンジニアが同業への転職で成功するためのポイントを解説します。

そもそも何に不安なのか、何を叶えたいのかを整理する

転職を考えながらも踏み出せない方の多くは、「現職に何か違和感があるけど、それが何なのかわからない。」「この違和感が自分の会社だけなのかわからない」という方が多いと思います。

ただ、それがとても大切です。自己分析をして、何をどう変化させたいか考えてみましょう。

自分では見つけられないことも多々あります。そういうときは、カジュアル面談など、転職活動を通じて確かめてみるのも良いでしょう。

自己分析のやり方がよくわからない、うまくできる方法を知りたいという方は以下の記事を参考にしてみてください。

合わせて読みたい:転職に必要な自己分析のやり方を徹底解説|3つの方法を紹介します



エンジニアとしてスキル・キャリアアップしたいうえで重要なポイント

エンジニアのキャリア形成にとって、1社で長く勤め上げることも大事ですが、それよりも世の中のITニーズに応えられる最新の技術を持っていることの方が大切です。

実際、現在40代で1社で長く勤め上げたものの、今となっては「レガシーシステム」と呼ばれる分野でウォーターフォール中心のプロジェクトを経験してきた方にとって、昨今のSaaS・クラウド技術・アジャイル開発が求められる時代に転職することは困難でしょう。

無理をしない範囲で、市場に求められているIT技術・知見を身につけておくことが重要です。今の会社がその潮流に乗れていないのであれば、むしろ会社に居留まることがキャリアにとってリスクであるとも言えます。

ローコード・ノーコード開発が広がり、プログラミングはフリーランスなどに外注される今、「プログラマー」で居続けることは非常に危険です。

ユーザーの業務を理解し続け、システム設計・構築できるエンジニアが市場から求められています。今の会社でこのスキルが磨かれるかは、意識して選択すべきと言えるでしょう。

ワークライフバランスを改善するうえで重要なポイント

エンジニアには、月の残業時間が50時間を超える激務の方も多くいます。とはいえ、いつまでもそんな働き方を続けたいわけではないでしょう。

一方で、20代のうちはがんばってスキルを身につけてから転職、と考えている方もいるでしょう。ただ、上記の通り、時間=スキルではありません。

より社会からのニーズが高い、新しい技術を導入している企業で、働き方も改善している企業を探してみてください。

働き方の改善に取り組む企業を探す上でおすすめなのが、採用動画です。企業の福利厚生を動画で解説しているのでわかりやすいです。

20代エンジニアが異業種へチャレンジするためのポイント

違う業界への転職は一般的には難しいと言われていますが、20代の場合はそうでもないケースもあります。

また、昨今のDX推進トレンドもあり、各業界からエンジニアは求められており需要も高いです。

ここでは、異業種へ転職を考える際のポイントを紹介します。

異業種でエンジニアを続ける場合

各業界でシステム開発の内製化が進んでいます。そのため、エンジニアは各業界で引っ張りだこです。

しかし、IT業界以外の企業では、幅広いエンジニアの業務が1人に集中しがちです。

これは、仕事が増えるわけではなく、浅く広く担当するというイメージで、要件定義・設計・開発・運用の全行程を一人で担当することもあります

1社において新しいシステムを導入する頻度は、基幹システムになると早くて数年に一度です。保守運用期間が長くなり、その間意識的に新技術にキャッチアップしなければ、自身の技術レベルが停滞することは認識しておくべきでしょう。

一方、専門業種の業務知識が深くなることはエンジニアにとってプラスでもあります。

エンジニアをやめ、新たなキャリアを形成する場合

「エンジニアを辞めても自分にニーズはあるのかな?」と不安な方はたくさんいると思いますが、20代の方は安心してください。

20代は専門スキルよりも、ポテンシャルで評価されるケースが圧倒的に多いです。

企業側は、若手をポテンシャル採用することで以下のようなメリットがあります。

  • ・組織の若返り、活性化
  • ・新卒採用と比較して教育コストがかからない
  • ・自社の文化・カラーを浸透させやすい

企業にとって、第二新卒などのポテンシャル層は、新卒と違って一定の社会人基礎力が身についている一方で、まだ前職に染まりきっておらず、自社のやり方を吸収してもらいやすい、というメリットが企業側にあります。

また、複数のメンバーとプロジェクトを組んで、他のメンバーと協力しながらゴールに向かって自分の役割を進めていく経験をしたエンジニアは、仕事の仕方も評価されます。

20代エンジニアが転職に失敗しないためのコツ

今まで一度も転職をしたことが無い場合、転職に失敗しないか不安に思う気持ちは大きいでしょう。

しかし、せっかく転職をするのであれば自分の理想を叶えられる会社へ転職し、成功させたいですよね。

ここでは、20代のエンジニアが転職に失敗しないための以下4つのコツを紹介します。

  • 1. 転職時期を逃さない
  • 2. なんとなくで転職しない
  • 3. 将来の明確なキャリアプランを持つ
  • 4. これまでの経験を活かせる職場を選ぶ

また、「第二新卒の転職で失敗しない為に重要な3つの事」を記載したこちらの記事も是非参考にしてみてください。

合わせて読みたい:第二新卒の転職で失敗しない為に重要な3つの事|辞める原因を考える



1.転職時期を逃さない

転職理由は人それぞれで異なるように、ベストな転職時期も人によって異なります。

ITエンジニアは需要に対し供給が追い付いていない状況のため、他の業種と比べ時期に左右されにくく、年間を通して求人数は安定しています。

そのため、エンジニアとしてのスキルや経験に不安があっても、20代であれば企業から重宝されることが多いのです。

現在の会社でのキャリアアップや待遇などに不満がある場合は、早めに転職を決断し、転職の時期を逃さないことが重要だと言えます。

30代以降の転職になると、エンジニアとしてそれまでの経験値の豊富さや高いスキルが求められるのが一般的です。

今の会社で十分なスキルが身に着けられないと感じているのであれば、20代のうちに転職したほうが良いかもしれません。

ベストな転職時期に関しては、こちらの記事でさらに詳しく解説していますので、ぜひ併せてご覧ください。

合わせて読みたい:あまり知られていない転職のベストタイミング!適切な時期の見極め方



2.なんとなくで転職しない

転職の目的は明確ではないが、今の環境が不満だからなんとなく転職する、というのは避けるべきです。転職の目的とは、「何を得たいから転職するのか」ということです。

不満の本質的な要因をしっかり考えていないと、転職先でも同じ不満を繰り返すことになってしまいます。

目的が定まっていない転職では、得られるものも少なく、リスクも大きいと言えます。また、転職の目的が曖昧な場合、転職後の満足度も高くなりにくいです。

自分にとっての転職のメリットは何か、今の悩みが本当に転職することで解決できるかをよく考えたうえで、転職で何を実現したいのかを明確にし、転職するようにしましょう。

3.将来の明確なキャリアプランを持つ

キャリアプランは、現在のキャリアの状況を把握し、将来的なキャリアゴールを設定し、その達成に向けた具体的なアクションプランを立てることを意味します。

明確なキャリアプランを持つことで、自分のキャリアアップのための目標を中長期的に設定できます。また、キャリアプランを明確にしておくことで、キャリアアップに向けた職種や企業の選定も可能です。

なぜ転職をしたいのか、理由を明確にしたうえで転職活動に取り組むと良いでしょう。

キャリアプランをもとに転職の理由を考えることで、面接の場では一貫性をもって話すことができ、自分のキャリアアップに向けた情熱や姿勢が伝わり、自己アピールを強化させられます。

転職活動ではいくつもの面接に臨むことになりますが、面接での効果的なアピール方法は、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ併せてご覧ください。

合わせて読みたい:ベンチャー面接でよく聞かれる質問5選と押さえるべきポイント!



4.これまでの経験を活かせる職場を選ぶ

異職種に転職したい方もいると思いますが、転職の際は、なるべくこれまでのエンジニアとしての経験を活かせる職場を選ぶことが重要です。

これまでの経験やスキルを少しでも活かせる職場を選ぶことで、自分の能力を最大限に活かせます。また、経験とスキルを活かせる職場で働くことで、仕事に対するモチベーションも向上するでしょう。

反対に、これまでの経験を全く活かせない分野の企業へ転職した場合、未経験と変わりない状態となり収入の減少や仕事の幅が狭まる原因にもなります。

異業種へ転職する場合は、それまでの経験を活かせるような共通点や接点を探し、どのように活かせるかを考えると良いです。

経験とスキルを活かせる職場を選ぶことで、今後のキャリアアップのチャンスが増え、職務の成熟度も向上するでしょう。

20代エンジニアの転職は可能!転職のコツを知り早めに動きだそう

今回は、20代エンジニアの転職について紹介しました。

IT業界は他の業界と比べても求人倍率が高く、特に20代の場合はポテンシャルが評価されることも多いため、転職しやすい環境にあると言えるでしょう。

転職するためのポイントを抑え、キャリアプランに合ったスキルが積める企業への転職を成功させましょう。

原田 隆司

この記事の監修者

原田 隆司
立命館大学MBA修了。キャリアアドバイザーとして、営業職・管理部門を中心に累計800名ほどのキャリア支援を経験。その後、リクルーティングアドバイザーとして、採用競争の激しい中、累計約200名のITエンジニアの採用を実現。IT企業の事業フェーズや組織にあった活躍人材の定義に強み。

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