これで解決!?転職先の雰囲気が合わない時の対処法5選
# 転職 # 仕事で悩んだら
転職活動を頑張り、ようやく決まった転職先。しかし、入社してみると、職場の雰囲気が合わなかったと悩む人は少なくありません。
転職先の雰囲気が合わない場合、転職活動を再び行うべきなのか、それとも仕事を我慢して続けるべきなのかと悩むものです。
どのような仕事でも我慢はある程度必要ですが、無理して働き続けることでメンタルの不調を引き起こすこともあるので注意してください。
そこで本記事では、転職先の雰囲気が合わないときの対処法や、雰囲気が合わない職場に居続けるべきなのかという疑問について解説します。
- 雰囲気が合わないと感じても3ヶ月は様子を見るべき
- 転職活動は転職するしないに関わらず進めておいても損はない
- 転職してまた同じように雰囲気が合わないと感じて悩まないように予め動画などの「定性情報」を積極的に取りにいく
この記事のまとめ

転職後に馴染めないと感じる人は6割以上!?

リクナビNEXTが転職経験者314名にアンケートを取ったところ、6割以上が「職場に馴染めなくて辞めたい」と思った経験があると回答しました。

リクナビNEXTの調査では、「転職後、その職場に馴染めなくて辞めたいと思った」と回答した人は全体の64%でした。
また、同じ記事の中では、その理由として「転職後に馴染めなくて辞めたい」と思った理由として最も多いのが「上司・同僚との人間関係」で75.1%。その他の理由は「仕事の進め方」「社風」「労働時間などの働き方」「その他」と続いています。

転職はしたけど、その後職場に馴染めずに悩んでいる人は非常に多いということがこのデータからは分かります。
よって、悩んでいるのはあなただけではないという点はまず理解しておくことです。あなただけが悪いのではないのです。
また、上のグラフからもわかるように、転職後に馴染めないと感じた理由で最も多いのが「上司・同僚との人間関係」です。
人間関係で悩んでいる場合、また転職をしなくても職場でのストレスを減らすことはできます。しかし、深刻な場合はもちろん転職を視野に入れる必要があります。
人間関係で悩んだ際の対処法についてはこちらの記事をご覧ください。
合わせて読みたい:職場の人間関係が辛い原因とは?気持ちが楽になるヒントもご紹介
では次項から、雰囲気が合わないと悩んだ場合にどう対処すればよいのかを解説していきます。
職場の雰囲気が合わないときの対処法5選

職場の雰囲気が合わないと孤独感を抱いたり、居心地が悪かったりする他、業務を進めにくいと感じる場面もあるでしょう。
しかし、会社の雰囲気が合わないからといって、退職を即決することは控えてください。
会社を辞めたからといって再就職で成功する保障はありませんし、収入が途絶える期間が発生するなどといった問題が生じます。
また、雰囲気が合わないと感じる職場であっても行動を起こすことで、少しずつ働きやすくなることもありますので立ち止まって考えてみることが大切です。
そこで職場の雰囲気が合わないときの対処法を5つ紹介します。これをまずは実践してみてください。
- 1.3ヶ月は様子をみてみる
- 2.自分にできることはないかを考えてみる
- 3.上司に相談する
- 4.同期に相談する
- 5.異動届を提出する
転職したは良いものの、転職後に後悔したり、前の会社に戻りたいと思ったりすることもあるでしょう。しかし、元の会社への出戻りはおすすめできません。
その理由や、再度転職する際に後悔しないためのポイントはこちらの記事をご覧ください。
合わせて読みたい:転職後に後悔!前の会社に戻るべき?対処法や注意点を解説
1.3ヶ月は様子をみてみる
入社後3ヶ月は様子を見てみてはいかがでしょうか。以下のデータは前述のリクナビNEXTの調査データから、辞めたいと思っていた人がその後辞めたいという気持ちが解消されたかを聞いたデータです。

データから分かるように、半分ぐらいの人は時間の経過とともにその想いは解消されていると答えています。また、その期間はどれぐらいだったかの回答は以下の通りです。

悩みが解消された人のうち、3ヶ月までに解消した人の割合は50%近くいました。半年まで待てば、約8割の方の悩みが解消されています。
このように時間の経過とともに悩みが解消されるケースは少なくありません。その理由として、
- ・ルールややり方に慣れる
- ・人付き合いに慣れる
- ・相談できる相手が見つかった
などの理由があるようです。
そもそもなぜ入社後すぐに辞めたいと思ってしまうことが多いのか。それは入社後のリアリティショック(理想と現実のギャップによるショック)によるものが多いようです。
これは、6~7割の人に起こるといわれ、一般的には約90日間(3ヶ月)で収まることが多いとされています。この期間は必要な期間だと捉え、まず3ヶ月だけ耐えてみるのはどうでしょうか。
2.自分にできることはないかを考えてみる
慣れるまで3ヶ月はかかるという点を理解した上で、自分にできることはないかを考えてみましょう。
「他人を変えることはできない。できることは自分自身を変えることだ」
とよく言われますが、この本質は「自分の視点を一つ上の視点から見ることでこれまで見えていなかった状況を見ることができる。」ということです。
つまり、視点を変えるということ。例えば
その考え方に私は合わず、いつも何かを決めるときに衝突しお互いストレスを感じていました。
そこで、「他人は変えられない、自分自身しか変えられない」というアドバイスをもらい、考えたところ、以下のようにするようにしました。
・会議の時はAさんが意見しそうなところまで想定しておく。
・Aさんが納得しそうな代替案を用意しておく。
・落とし所はどこかを考えておく。
こうすることで、スムーズに会議を行うことができ、お互いストレスが軽減されました。
と、このように自分自身の行動や見方を変えることで、事態が好転した例です。
とは言え、ここまでして今の職場に残りたいかを考えることは重要です。
人間関係だけでなく、以下のことも考えてみましょう。
- ・今の職場はスキルを伸ばすことができるか
- ・今の仕事は自分がやりたいことか
- ・今の会社は自分が目指しているものと一致しているか
上記はWill-Can-Mustというフレームワークで自己分析をする方法ですが、
(Will-Can-Mustについて詳しく知りたい方はこちら)
やりたいことと、できること、将来どうしたいかが一致しているのであれば、自分を変えてでも職場の雰囲気を変えようとしてみても良いかもしれません。
3.上司に相談する
信頼できる上司に悩みを相談してみてもよいでしょう。
上司に相談を行う際は、「職場の雰囲気が合わない」とアバウトに伝えるのではなく、職場の雰囲気が合わないと感じる理由を具体的に話してみることが重要です。
上司に相談することで、悩みが軽減するような対策を取ってもらえたり、さりげなくフォローしてもらえたりすることもあります。
また、上司が改善策を提示することができなくても、話を聞いてもらうことで心が軽くなることもあります。あなたが抱えている悩みは、上司も入社当初に感じていたことかもしれません。
4.同僚に相談する
親しい同僚に自分が抱えている悩みを相談してみることも有効な手段です。
同僚に悩みを話してみることで、同僚も同じように悩んでいることに気づいたり、社員共通の悩みであることが分かったりすることもあります。
自分と同じ悩みを他の人たちも抱えていることが分かれば、問題は解決しなくても心が軽くなるはずです。
また、悩みが自分特有のものであっても、同僚に話すことで精神的にラクになるかもしれません。
5.異動届を提出する
会社の雰囲気が合わないと一括りでいっても、配属された部署の雰囲気が合わないのと会社そのものの雰囲気が合わないのとでは取るべき対処法が異なります。
大企業や社員数の多い企業では社員の雰囲気や、ライフワークバランスが部署によって大きく異なることも珍しくありません。
部署が合わない場合、部署異動によって職場の雰囲気に馴染むことができ、問題なく働けるというケースも多々あります。
また、任せられた仕事が想定外の仕事であった場合にも、部署を異動することでやりたい仕事ができるようになることもあります。
転職を繰り返すと、キャリアにおいてマイナスになることもあります。一方、部署異動がキャリアにおいてマイナス要因となることはありませんので、部署を移ることで問題が解決しないか考えてみることをも一つの手段です。
とはいえ、もしこれら5つの対処法を試してみても職場が合わないと感じるのであれば、転職を検討するのも一つの手です。
いきなり仕事を辞めるのではなく、転職のスケジュールを逆算し計画的に進めましょう。転職スケジュールの立て方は、こちらの記事をご覧ください。
合わせて読みたい:逆算式の転職スケジュールで効率良く!いつからいつまでやるのが正解?
雰囲気が合わない職場に居続けるのは辞めた方がよい?

雰囲気が合わない職場で働くことはストレスになります。転職を繰り返すことで生じるデメリットもありますが、自分にミスマッチの職場に居続けることは鬱病などの原因になるので注意が必要です。
継続して働くことが難しいと感じる場合や、心身に不調を感じる場合は、転職を検討してみてもよいでしょう。自分に合わない職場に居るとキャリアアップに繋がりにくいだけではなく、メンタルに不調をきたしてしまうこともあります。
ただ、次の転職で同じ失敗を繰り返すのは避けたいですよね。転職で失敗するのは、転職自体が目的となってしまい、転職の軸が曖昧になっているからかもしれません。
転職するにあたって、これだけは譲れないという条件を軸として、軸に合った求職先を的確に選定しましょう。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
合わせて読みたい:転職にうまくいく人が実践する「自分軸マインドセット」を大公開!
1.職場の雰囲気は変わる可能性は十分ある
前項の例などの行動により職場の雰囲気が変わる可能性は十分にあります。
また、雰囲気を悪くしている人が異動などにより、職場からいなくなる可能性もあります。
前述の通り、3ヶ月でその悩みがなくなる人も多いです。
もしあなたが仕事自体は好きで雰囲気のみ気になっているのであれば、その状況を見極めるのも一つの選択肢です。
2.とりあえず転職活動をするはアリ!
しかし、状況を見極めている間にもストレスは溜まりますし、見極めても変わる見込みがないと判断してから転職活動をしていては、さらに耐えきれない状況が続きます。
転職活動は最低でも3ヶ月はかかります。見極めてから動き出すのではなく、とりあえず転職活動だけでもしていても損ではありません。
例えば、転職サイトに登録したり、転職エージェントに相談したり。
実際に転職しなくても問題ありません。転職サイトに登録したり、転職エージェントに相談することで以下のようなメリットがあります。
- ・転職市場における自分の価値が分かる
- ・転職するために何が必要で、何が足りないのかが分かる
- ・そのために今何をしなければならないかが分かる
このようにとりあえず転職活動をすることは使う時間に対して、得るものは大きいです。
実際に転職するかわからないから・・・と切り捨てるのではなく、まずは行動してみるのも悪い手ではありません。
転職活動を始めるなら、まずは転職準備の流れを確認しましょう。こちらの記事では、転職に失敗しないためにやるべきことをチェックリスト形式でまとめています。
合わせて読みたい:【転職ノウハウ】転職に失敗しない為の10のチェックリスト!
3.自分にあった転職先を見つける
いざ転職を決めて、入社したのに、雰囲気が合わず悩みの種になってしまっている場合、次の転職先を選ぶ時には「また同じことをしてしまうのでは」と臆病になってしまうことがあります。
そこで、ここで挙げる転職先を見つけるポイントを試してみてください。
- ・実際に働いている社員の話を聞いてみる(知り合いや転職サービスを利用)
- ・企業の評判や口コミやSNSで調べてみる
- ・採用動画を見てみる
特に採用動画を見ることは最も手軽で分かりやすいので時間がない方におすすめです。
動画はテキストでは分かりづらい、社員の人柄や社内の雰囲気を知ることができます。以下のような動画で、事前に雰囲気を確認するようにしましょう。
転職を決意する前に見極めるべきポイント

先述の通り、雰囲気が合わない職場にいると感じていて、紹介した対処法を試してみても改善されないならば、とりあえず転職活動をすることはありです。 しかし、転職を決意する前に本当に転職をしてよいのか見極めるべきポイントがいくつかあります。それは以下の3点です。
- 1.本当に社風が合っていないのか
- 2.将来性があるかどうか
- 3.心身に支障をきたす恐れがあるかどうか
1.本当に社風が合っていないのか
本当に社風が合っていないのかもう少し自分で考えてみる必要があります。
自分は会社の雰囲気が合わないと感じているから居心地が悪いと思っているかもしれませんが、もしかしたら他の人の仕事の進め方や言い方など他の要因でそう感じてしまっているだけかもしれません。
例えば、上司の言い方がきつくて自分に合わない人であると感じてそれが社風であると勘違いしているだけかもしれません。
一方で、会社にはたくさんの個性を持った人がいるため自分と合う人はいると思います。
そのため、転職を決意する前に、本当に社風が合っていないことが原因なのかもう一度見極める必要があります。
2.将来性があるかどうか
今の会社で働き続けたとしたら、将来性はどうかを見極める必要があります。
会社でのキャリアパスや成長機会が自分の目標と合致しているかどうかを理解することが、長期的な満足感やモチベーションに直結するからです。
自分が将来リーダーシップポジションに就きたいと考えているのに、昇進のチャンスがほとんどなく、特定の役職が長期間変わらない場合、その会社で自分のキャリアを描くことが難しいと感じると思います。
キャリアを長いスパンで客観視する良い機会ととらえ、将来に対する不安があるのであれば、転職に踏み切っても良いかもしれません。
3.心身に支障をきたす恐れがあるかどうか
転職したばかりであっても、職場の雰囲気が合わないストレスによって心身に支障をきたす恐れが将来的にあると考えた場合は転職を決意しても良いでしょう。
そのまま辞めずに続けていると継続的なストレスが原因で不眠や疲労、集中力の欠如などの症状が現れることがあります。
このような状況に陥る前に、問題の原因を分析し、必要であれば早めに対策を講じることが大切ですが、先述した対処法で対処できない場合は早めの転職をおすすめします。
心身に支障をきたしてしまってからでは遅いです。
現時点ですでに、職場の雰囲気が合わないと感じていてストレスが蓄積されているのであれば早急に対処して行動に移すことが大切です。
職場の雰囲気が合わないと感じているあなたへ

職場の雰囲気が合わない場合の対処法や転職を考えた時に会社を見極めるポイントについて解説しました。
職場の雰囲気は改善される可能性があるものの、嫌々働くことはあまりいい状態ではありません。
転職を選択するしないに関わらず、転職活動を行うことはむしろ良いことです。
もし転職をする場合は、「入社したはいいが、職場の雰囲気が合わなかった」という同じことを繰り返さないことが大切です。
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- 今林 智宏
- 国立大学を卒業後、大手サービス企業に入社し、店長を歴任。チームマネジメントやマーケティング業務を経験。在籍中は、現場社員として数多くの学生・転職者の面接官も行う。退職後、スタートアップ企業にて、フロントエンドのシステム開発に加え、カスタマーサクセスやマーケティングを担当し、企業の採用や広告支援に関わる。
この記事を書いた人
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会社名 | 株式会社moovy |
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代表 | 三嶋 弘哉 |
設立 | 2020年4月13日 |
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