【2023年版】第二新卒の転職先の探し方と転職を成功させるコツ
# 転職 # 企業の選び方
第二新卒で転職を検討している人の中には、応募する企業の探し方に悩んでいる人も多いと見受けられます。
第二新卒の転職活動を容易なものとして見做すことは難しいものの、応募する企業を適切な探し方で探し、自己分析や面接対策を行うことで希望する企業から内定を取ることも十分可能です。
そこで当記事では、第二新卒の人におすすめできる転職先の探し方について解説します。当記事を読むことで、第二新卒の人が転職活動において抱えている不安が軽減されますと幸いです。
第二新卒として転職活動に成功したい人は、是非、お役立てください。
第二新卒とは?
第二新卒という言葉を聞いたことがあっても、具体的に詳しく知らない人もいるのではないでしょうか。
実は第二新卒に明確な定義はありません。一般的に言われているのは新卒3年目くらいまでの社会人のことをいい、年齢でいうと25歳頃までをいいます。
しかし、新卒4年目以降、あるいは25歳を過ぎたら第二新卒にあてはまらないというわけでもないようです。
大学院進学や留学、浪人といった事情がある場合などは、年齢が26歳、27歳でも第二新卒として扱われることが多いです。
第二新卒について詳しく知りたい方はこちらの記事でも詳しく解説しています。
合わせて読みたい:第二新卒とは?第二新卒の強みや企業ニーズ、転職などについて解説
企業が第二新卒を雇うメリット
では、企業が第二新卒を雇うメリットはどんな点でしょう?イメージとして以下の表をご覧ください。
新卒 | 第二新卒 | 既卒 | |
---|---|---|---|
将来性 | 高い | 比較的高い | 即戦力 |
育成工数 | 高い | 新卒より安い | 安い |
採用費 | 高い | 新卒より安い | 安い |
企業はメリットがあるからこそ、積極的に第二新卒を採用するのです。第二新卒を採用するメリットをまとめると大きく以下の3点です。
- ・新卒と同じぐらい将来性がある
- ・新卒よりも育成工数が少ない
- ・新卒と比べて採用単価を抑えることができる
第二新卒は社会人として働いた経験があるため、社会人としての自覚を持っているほか、ビジネスマナーの基本を理解している点が新卒と違う点です。
第二新卒は前職で新入社員研修などを受けていたり、ビジネスの基礎を教わっていたりするため、ビジネスシーンにおける基礎をイチから教え込む必要はありません。
そのため、入社時における人材教育にかかる費用を抑えられる点やその割に新卒と変わらない将来性を期待できるといったメリットがあります。
では企業側は第二新卒をどのような時期に積極的に採用するのでしょうか。以下の記事で詳しく解説していますので、気になる方はご覧ください。
あわせて読みたい:第二新卒のベストな転職時期はいつ?年収アップのコツとポイントも解説!
第二新卒が転職先を探す方法5選
まず、転職活動を始める前に、転職に失敗しない為に、しっかりと段取りを組むことが重要です。
そこで役に立つのが、以下の記事です。転職の流れに沿って、進められるチェックリストとなっており、無駄なく抜けなく転職活動を進められるはずです。
合わせて読みたい:【転職ノウハウ】転職に失敗しない為の10のチェックリスト!
第二新卒で転職活動を検討している人の中には、応募する企業の探し方について悩んでいる人や、就職先がなかなか決まらない状況の中で悩んでいる人もいるはずです。
第二新卒は新卒と同じ企業の探し方ではいけません。なぜなら、第二新卒とはいえ、「普通の求職者」だからです。新卒のような特別枠はありません。
そのため、新卒で登録していた、就活サイトは使えません。一般の既卒者が使う、転職サイトを使用することになります。(もちろんエージェントも使用可能)
自分に合った転職先を見つけるためには、転職先をどのようにして探すかが重要になります。第二新卒の転職先の探し方は以下の5つになります。
- 1.求人サイトの利用
- 2.転職エージェントの利用
- 3.知り合いの紹介
- 4.SNSの利用
- 5.大学の就職課に相談
しかし、転職したい業界や業種がよくわからないという方もいるのではないでしょうか。そのような場合は、自分の強みや過去を整理し、自己理解を深めましょう!
以下の記事では、やりたいことがない場合の転職先の探し方を詳しく解説しています。気になる方はご覧ください。
合わせて読みたい:やりたいことがないけど転職したい!そう思う原因と自己発見する方法
1.求人サイトの利用
第二新卒が求人サイトを利用する最大のメリットは、幅広い求人を一つのサイトで閲覧できることにあります。
第二新卒という括りに捉われずさまざまな求人にアクセスできるため、閲覧できる求人の数は多いです。
また、求人サイトの中には「年齢不問」の求人の他、「第二新卒」「経験者歓迎」などと希望する人材をタグ付けしているものもあります。
一方、求人サイトを利用した転職活動では、以下のようなデメリットもあります。
- ・求人数が多すぎて逆に選びづらい
- ・企業側が求めている人材の条件に合わない企業にばかり応募してしまうこともある
求人サイトのメリットは求人数が多いことです。
一方で求人数が多すぎて逆に探し出せない。や実務経験がある程度ある人材を求めている企業も多く、ミスマッチの企業にばかり応募してしまうなんてこともあるので注意が必要です。
近年では多くの求人サイトがある中で、そのサイトの強みを活かした求人の出し方が存在しているため、いくつか登録して、探しやすいサイトを利用するのがいいでしょう。
2.転職エージェントの利用
転職エージェントを活用することで、担当者との面談などから自分の市場価値を把握できます。
また、非公開求人を含め、希望する条件にマッチした求人を紹介してもらえることもメリットといえるでしょう。
ただし、転職エージェントの利用にはデメリットもあります。転職エージェントは求職者がエージェント経由で転職に成功することにより、利益を出しているサービスです。
サービスの性質上、求職者を強引に入社させるエージェントも中にはあります。また、ミスマッチの企業を勧められたにもかかわらず、言われるがままに入社してしまい、入社後に後悔したというケースもありますので注意してください。
3.知り合いの紹介
知り合い経由での転職活動は、企業側にとっても応募者側にとってもメリットがあります。
近年「リファラル採用」と呼ばれ、企業では力を入れている採用手法です。
企業は信頼している人が推している人であれば、ある程度の安心感を抱けるはずです。また、前職での仕事への向き合い方などについても聞いてみることができるでしょう。
応募者にとってもミスマッチを防ぎやすく、応募する企業について詳しく知っている人から話を聞くことで、業務内容や職場の雰囲気をイメージしやすいといえます。
しかし、応募者側のデメリットとしては、企業に対する一個人による評価に留まってしまうことが挙げられます。紹介者が「働きやすい」「楽しく働ける」と思っていたとしても、全ての社員が共通してそうした思いを持っているとは限りません。
また、就職先を紹介してくれる友人や、内定に繋がるよう後押ししてくれる友人を持っている人は少ないと考えられます。
全ての人が利用できる転職先の探し方ではありませんが、事前に社内の雰囲気や社員の人となりを知ることができるので、おすすめです。
リファラル採用を狙う目的だけではありませんが、普段から人脈や関係性を構築しておくことは社会人にとって非常に重要な点です。
4.SNSの利用
近年増えているのが、SNSを利用した採用手法です。特に採用費用に乏しいスタートアップ・ベンチャー企業に多く見られる方法です。
求人誌では見落としていたかもしれない自分にマッチした企業に出会えることもあるでしょう。
また、SNSで日常的に有益な情報を発信していると、内容が評価され、HPから応募するよりも選考で有利になるケースもあると考えられます。
採用側にとって応募者の人柄や関心などを知ることができるSNSは、採否を決める上での一つの資料ともなるでしょう。
ただし、第二新卒の転職活動をSNSのみに頼ることは辞めてください。SNSには数ある求人の一部しか掲載されていません。
SNSを活用して転職活動を行う場合、転職先を見つける方法のうちの一つとしてSNSを利用することをおすすめします。
ベンチャー企業への転職を視野にいれている人は、こちらの記事を合わせてご覧ください。
合わせて読みたい:第二新卒でベンチャー転職の際の注意点3つ|後悔したくない人へ
5.大学の就職課に相談
大学によっては卒業生に対しても就職支援を行っています。大学卒業後も現役時代と近いサポートを受けられる大学もあります。
卒業してから数年しか経っていない第二新卒にとって、就職課のスタッフの中に顔見知りの人がいるケースは多いと考えられます。
また、慣れた場所で転職のサポートを受けることができれば、心配なども軽減されるでしょう。
大学の就職課は一般的な就職活動におけるノウハウだけではなく、卒業生が多く活躍している業界やOB・OGに関する情報も持っています。
そのため、卒業生と繋がりがある企業を紹介してもらえたり、希望する業界で働いているOB・OGを紹介してもらえることもあります。
第二新卒の転職活動のポイント
第二新卒の転職活動のポイントとして、以下の4つの点をポイントとして挙げます。
- 1.自己分析を再度行う
- 2.前職を辞めた理由、転職する理由を明確にしておく
- 3.社会人として働いて身についたことを話せるようにしておく
- 4.応募先企業や業界全般、仕事内容を深く理解する
また、第二新卒の面接では志望動機に加え、前職を辞めた理由が重要です。採用担当者は数年で仕事を辞めた第二新卒に対し、「根気がないから早期離職したのでは?」や「内定を出してもすぐに辞めそう」といった先入観を抱くこともあります。
面接において転職後の目標をきちんと説明することができ、根気強さをアピールできるようなエビデンスがあると、採用担当者の不安を払拭できるはずです。
1.自己分析を再度行う
第二新卒は大学卒業から数年しか経っていないため、中には「就活のときの自己分析を使いまわせるのでは?」と考えている人もいるでしょう。
しかし、第二新卒の自己分析では社会人経験を踏まえた自己分析が必要になります。
そこで自己分析でおすすめなのがWill-Can-Mustのフレームワークで考えること。Will-Can-Mustは自己分析のフレームワークで、「やりたいこと・できること・すべきこと」を整理し、応募する企業の選定や面接対策などに役立てます。
Will-Can-Mustについて詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
合わせて読みたい:【図解】Will-Can-Mustとは?転職の自己分析にも使える!
2.前職を辞めた理由、転職する理由を明確にしておく
新卒で入社した企業をなぜ辞める判断をしたのか、その原因を振り返ることは重要です。辞めるということは何かしらのミスマッチがあり、うまくいかなかったのでしょう。
それは面接官も100も承知。同じ失敗を繰り返さないように言語化して伝えることで、面接官にも安心感を与えることができます。
前職の退職理由は転職の際の面接でも必ず聞かれるポイントです。しっかり答えられるように深みを持たせられるまで考えましょう。
退職理由の伝え方のコツに関して、詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
合わせて読みたい:【回答例文あり】面接で退職理由を聞かれた時の上手い答え方
3.社会人として働いて身についたことを話せるようにしておく
経験年数が少ないとはいえ、社会人としての経験はあります。この点が新卒との差別化できるポイントです。 社会人として経験した点を具体的に話せるようにまとめておきましょう。 また数値として残した結果があれば、それを伝えられるとなお良いです。
4.応募先企業や業界全般、仕事内容について深く理解する
業界研究や企業研究は第二新卒でも重要です。新卒とは違い実際経験しているため、さらに深い理解と経験を踏まえた見解を伝えることが可能となります。
企業研究や仕事内容の理解には動画が有効です。以下のような動画を見ることで更なる理解を深めることができます。
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第二新卒で転職を考えている方へ
ここまで、第二新卒で転職をする際の注意点について解説しました。
本当に自分にとって良い会社はどんな会社なのかを見極めるのは難しいですよね。その見極めに必要なものは、企業の「定性情報」です。
定性情報とは、数値やデータにあらわせない情報のことです。例えば、企業の雰囲気、一緒に働く上司やメンバーの特徴など、「誰と働くのか?」というリアルな情報がそれにあたります。
これらの情報は、人によって解釈が異なるため、テキストでの表現が難しく、求人票などを見てもよくわからないことが多いです。
そのため、企業内の定性情報は、実際にその企業の人に会ってみたり、インタビュー動画などを通してチェックすることが大切です。
でも、そんな社員にフォーカスした動画がどこにあるのかわからないという人もいることでしょう。
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- 高橋 圭佑
- 早稲田大学卒。現在、教育系スタートアップにてマーケターとして勤務しながら、副業で複数企業のマーケティング支援を行う。前職はマコなり社長が経営する株式会社divにて新規事業開発を担当。大学在学時には、LINE株式会社のBLOGOS編集部にて勤務していた経験や、ブログサイトを立ち上げ2年近くで月間80万PVまでグロースした経験を持つ。
この記事を書いた人
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会社名 | 株式会社moovy |
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代表 | 三嶋 弘哉 |
設立 | 2020年4月13日 |
住所 | 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目18−3 プレミア道玄坂ビル8階 |
メールアドレス | moovy_support@moovy.co.jp |
URL | https://company.moovy.jp/ |
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