冬インターンは就活で有利になる?メリットや参加までの流れを解説

# 新卒 # 転職で失敗しないために

  • 冬インターンに参加したいけどどんな準備をしたらいいのか分からない
  • 冬インターンに参加すると就活で有利になるのかな?
このようにお悩みではありませんか?冬インターンは就活解禁の直前に開催されるため、本選考に影響があるのか気になる方も多いでしょう。

そこで本記事では、冬インターンの特徴やメリット、参加するまでに必要な準備を解説します。

冬インターンに参加し、就活を成功させたいと考えている方はぜひ最後までお読みください。

    この記事を読んで分かること

  • 冬インターンの特徴が分かる
  • 冬インターンに参加するために必要な準備が分かる

企業タイプ診断

冬インターンとは?夏インターンとの違い3つを解説

冬インターンと夏インターンには、以下の3つの違いがあります。

  • 1. インターンの開催期間
  • 2. インターンの目的
  • 3. インターンに参加する学生のレベル

冬インターンに応募する前に、夏インターンとの違いを理解しておきましょう。それぞれの違いについて、以下では詳しく解説していきます。

1.インターンの開催期間

冬インターンと夏インターンでは、開催期間が異なるのが一般的です。

  • 夏インターン:数日間開催したり、数ヶ月など長期にわたったりする場合もある
  • 冬インターン:1~3日程度の短期間が多い

夏インターンは夏休み中に開催されるため、長期間にわたって実施されることがあります。

また、企業によっては、1dayのインターンを複数日程設けていることもあります。

一方冬インターンは、年末年始の時期に開催されることもあり、1dayのみのインターンや土日に開催されることも珍しくありません。

冬インターンは開催日や期間が限られているので、スケジュールに注意して応募しましょう。

サマーインターンについては以下の記事で詳しく解説しています。気になる方はご覧ください。

合わせて読みたい:サマーインターンに全落ちしたら終わり?原因と今後の就活対策を解説



2.インターンの目的

冬インターンと夏インターンでは、企業側の開催目的が異なります。

夏インターンは、多くの学生が就活に本腰を入れていないこともあり、企業の認知度向上や業界を知ってもらうことを目的とする企業が多いです。

それに対し冬インターンは、就活解禁の直前のため、業界や職種を絞っている学生や、本選考を意識した学生が多く集まります。

そのため、企業側も本選考の1つとして冬インターンを開催していることがあります。

たとえば、インターン参加者は書類選考や一次面接を免除したり、企業によってはインターンから内定に直結することもあるでしょう。br>
冬インターンは、夏インターンと目的が異なることを理解して参加することが重要です。

3.インターンに参加する学生のレベル

冬インターンは、夏インターンと比較すると参加する学生のレベルが高くなります。

夏インターンは、業界研究を目的に参加する学生が多いのが特徴です。そのため、「とりあえず参加してみる」「業界の雰囲気を知ってみたい」というような理由で参加する学生がほとんどです。

一方冬インターンは、志望する企業や業界を絞っている学生が多く参加します。そのため、明確な志望動機を持っている学生や、就活を有利に進めたいと考える学生が集まります。

冬インターンは夏よりもレベルの高い学生が参加するため、きちんと対策をして臨みましょう。

冬インターンに参加するメリット3つ

冬インターンに参加するメリットは、以下の3つが挙げられます。

  • 1. 就活で有利になる可能性がある
  • 2. 意識の高い就活生と交流できる
  • 3. 業界や企業を理解できる

それぞれのメリットについて、順番に解説していきます。

1.就活で有利になる可能性がある

冬インターンに参加すると、就活で有利になる可能性があります。

企業によっては、冬インターンを本選考の前段階と考えている場合があります。

たとえば、書類選考や筆記試験の免除など、インターン参加者に対して優遇措置を取る企業も珍しくありません。また、内定直結型のインターンが開催されることもあります。

優遇措置がない場合でも、冬インターンで自身をアピールできれば、採用担当者の印象に残り、本選考で有利に働く可能性もあります。

就活で有利になる可能性があるため、志望度の高い企業の冬インターンは参加した方がよいでしょう。

2.意識の高い就活生と交流できる

冬インターンでは、夏インターンよりも意識の高い就活生と交流できます。

冬インターンは、就活に本腰を入れている学生が多く参加するため、自分より情報を持っていたり、しっかりと就活の対策をしていたりする学生と出会えます。

企業や業界に深い理解を持っている就活生から、有益な情報を得られるかもしれません。

また、インターンの場で意欲的な就活生と交流することで、自身も刺激を受けられるでしょう。

冬インターンに参加し周囲から刺激を受けることで、就活のモチベーションをアップできます。そのため、最終的には就活の成功にもつながるでしょう。

3.業界や企業を理解できる

冬インターンに参加すれば、業界や企業をより深く理解できます。

冬インターンは短期開催のものが多いため、実務をイメージした簡単なワークや会社説明、社員との対談を設ける企業が多いです。

そのため、会社のホームページだけでは得られないような、より深い情報をインターンで収集できます。また、スケジュールが合えば複数企業のインターンに参加できます。

冬インターンで多くの企業の情報を集められれば、3月からスムーズに就活を始められるでしょう。

業界や企業を理解し、効率よく就活を進めるためにも冬インターンの参加がおすすめです。

インターンでも業界や企業についての情報を得られますが、事前にある程度の情報は調べておくべきでしょう。

企業研究の際におすすめなのが、採用動画です。最近では企業のホームページや採用ページに、企業を紹介する動画を載せている企業も多く見受けられますが、テキスト情報よりも分かりやすく企業について知ることができます。

以下のような動画では、企業理念や企業の求める人物像を確認することができます。ぜひ企業研究に活用してみてください。

【3ステップ】冬インターンに参加するまでの流れ

それでは具体的に、冬インターンに参加するまでの流れを解説します。冬インターンの参加は、以下の3ステップで進めましょう。

  • ステップ1:インターン先に応募する
  • ステップ2:選考を受ける
  • ステップ3:インターンに参加する

ステップ1:インターン先に応募する

はじめに、インターン先の企業を探して応募しましょう。冬インターンは、12月〜2月に開催されることが一般的です。

募集は10月〜12月にかけて始まるため、応募期限に遅れないよう、企業のホームページや就活サイト、インターン募集の専門サイト、moovyなどで情報を集めましょう。

複数の企業に応募する場合は、選考やインターンの開催日程が重複しないよう、スケジュール管理が重要です。

以下はmoovyに掲載中のインターン求人情報です。ぜひご覧ください。



ステップ2:選考を受ける

次に、応募した企業のインターンの選考を受けます。

冬インターンも夏と同じく、以下のような選考過程を設けているところが多いです。

  • ・エントリーシート
  • ・SPI
  • ・グループディスカッション
  • ・面接

冬インターンは、本格的に就活対策を始めている学生が多く応募するため、選考の難易度も夏より高くなります。 そのため、入念に対策をしたうえで選考に臨みましょう。

グループディスカッションの選考対策については以下の記事で詳しく解説しています。気になる方はぜひご覧ください。

合わせて読みたい:就活対策!グループディスカッション完全攻略マニュアル!



ステップ3:インターンに参加する

選考に通過できれば、冬インターンに参加できます。

冬インターンは短期開催のものが多いため、会社説明や簡単なワークショップを行うことが一般的です。

しかし、短期間でも選考の一環と考えている企業もあるため、自身をアピールすれば就活で有利になる可能性があります。

1dayのインターンでも、本選考を見据えて参加しましょう。

冬インターンに内定するためにすべき4つのこと

冬インターンに内定するためには、以下4つに取り組むことが重要です。

  • 1. 様々なやり方で情報収集を欠かさない
  • 2. 冬インターン応募書類を準備
  • 3. 入念な選考対策
  • 4. 自己分析を少しでも行っておく

上記は本選考でも重要なポイントです。それぞれの取り組みについて順番に解説します。

1.様々なやり方で情報収集を欠かさない

冬インターンに内定するには、情報収集が欠かせません。インターンの開催情報や内容、選考方法など、インターンに関する情報をきちんと把握しましょう。

情報を収集できていないと、インターンの応募に間に合わなかったり、選考対策を行えなくなったりします。

情報収集するには、就活サイトや企業のホームページで調べることはもちろんのこと、周囲の就活生と情報を共有しあうのもおすすめです。

OB・OG訪問ができれば、より仕事内容や企業についての理解も深まるでしょう。

また、TwitterなどのSNSを活用した情報の発信や収集も有効的な手段です。就活アカウントを作成して、同世代の就活生と情報交換や面接対策、自己分析をしている人もいます。

最近では、就活生のコミュニティも多く存在します。冬インターンの内定を獲得するには、様々な手法での情報収集が重要です。

2.冬インターン応募書類を準備

エントリーシートや履歴書など、冬インターンの応募に必要な書類を準備しておきましょう。

インターン応募期限の直前に慌ててしまわないよう、応募書類は早めに準備しておくことがおすすめです。

応募書類では、自己PRや志望動機の記入を求める企業が多いです。

「なぜその企業に応募したのか」「自身の強みは何か」など、自身の熱意が伝わるような応募書類を作成しましょう。

具体的なエピソードや考え方を交えながら、採用担当者を納得させられる応募書類を作成することが重要です。

本選考はもちろん、インターンの段階でも選考を通過できる自己PRを書きたいですよね。構成はシンプルに、まず「自分の強み」を述べ、それに関するエピソードで説得力を高めます。そして、その強みを仕事でどう活かせるかを述べます。

より詳しい自己PRの書き方は、こちらの記事で紹介しています。コピペ可能な例文集もありますので、ぜひ参考にしてみてください。

合わせて読みたい:【コピペ可】新卒のための自己PR例文集!書き方のポイントも解説



3.入念な選考対策

Webテストや面接練習など、冬インターンの選考対策は入念に行いましょう。冬インターンは就活に本腰を入れている学生が多いため、夏以上に選考対策が重要です。

たとえば、Webテストは書店で売っている対策本で勉強をしたり、インターネット上にある模擬試験を受けたりすることで対策できます。

企業によってWebテストの合格ラインも異なるため、合格ラインに達するまで繰り返し対策しましょう。

また、面接では質問に対して的確に回答しなければなりません。

「緊張してうまく話せない」「定型文のような回答しかできない」という状態にならないよう、本番を想定した練習をしておきましょう。

4.自己分析を少しでも行っておく

冬インターンに内定するには、自己分析も重要です。応募書類の作成や面接の対策をするうえでも、自己分析が根幹となります。

自己分析ができていないと、説得力のある志望動機や自身の強みを上手く表現できません。

そのため、自分が大切にしている価値観やキャリアビジョンなど、自分の考えについて説明できるようになりましょう。

自己分析は冬インターンに限らず、就活を成功させるには重要な要素です。

これまで自己分析をやったことがない方は、冬インターンを機に少しでも自己分析を行いましょう。

自己分析の詳しいやり方はこちらの記事で3パターン紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

合わせて読みたい:転職に必要な自己分析のやり方を徹底解説|3つの方法を紹介します



冬インターンに参加して就活を有利に進めよう

冬インターンの特徴やメリット、内定するために重要なポイントを解説しました。

冬インターンに参加すると、本選考で有利になる可能性があります。そのため、特に志望度の高い企業や業界の冬インターンは参加することがおすすめです。

ただし、夏インターンよりも周囲のレベルが高くなっているため、選考対策を入念に行いましょう。

就活における企業研究には、moovyの活用がおすすめです。moovyとは30秒の採用動画を閲覧できるサービスで、仕事内容や社員インタビューの動画が多数掲載されています。

動画で情報を得られるため、テキストよりも会社の様子や仕事内容をイメージしやすいのが特徴です。

冬インターンの参加を考えている方は、ぜひmoovyを活用してみてください。→moovyの採用動画を見る

今林 智宏

この記事を書いた人

今林 智宏
国立大学を卒業後、大手サービス企業に入社し、店長を歴任。チームマネジメントやマーケティング業務を経験。在籍中は、現場社員として数多くの学生・転職者の面接官も行う。退職後、スタートアップ企業にて、フロントエンドのシステム開発に加え、カスタマーサクセスやマーケティングを担当し、企業の採用や広告支援に関わる。

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