大学3年生が冬休みにするべき就活準備10選!必須事項を徹底解説
# 新卒 # 転職で失敗しないために
また、冬休みを活用し就職活動の準備を少しでも進めておきたいと考える方もいるでしょう。
この記事では、就活目前の大学3年生が冬休みにするべきことを徹底的に解説します。それが重要な理由についても解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。
- 冬休みが就活生にとって重要な理由がわかる
- 大学3年生が冬休みにするべき就職活動の流れやポイントがわかる
この記事を読んでわかること
冬休みは就活生にとって重要な時期
冬休みは就活生にとって重要な時期であり、この時期に計画的に動くことが就活成功の鍵となります。
本格的な就活は3月から始まるケースが多く、年が明けてから準備を始める方も多い傾向です。しかし、十分な企業研究や面接対策をするには、多くの時間が必要です。
また、一部の就活生は3年生の6月頃から就活準備を開始しており、自己分析やサマーインターンへの参加、OB訪問などの活動を行っています。
そのため、大学3年生の冬休みは就活準備を始める最後のチャンスでもあり、やるべきことがたくさんあります。
就活を成功させたい気持ちがあるのであれば、選考スケジュールを把握し、計画を立てて動き出しましょう。
企業の選考スケジュールから逆算をして、何月にどの準備をするべきかということは、以下の記事で分かりやすく表にまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
合わせて読みたい:【26卒】早い人は就活をいつから始めてる?就活スケジュールとポイント
企業の新卒採用スケジュール
就活準備を行う際は、企業側の新卒採用スケジュールを確認しておきましょう。
- 一般的な企業
- ・4月頃〜 募集開始
- ・6月頃〜 選考開始
- ・8月頃〜 内定
- ・10月内定式
- 動きが早い企業
- ・1月頃〜 募集開始
- ・4月頃〜 選考開始
- ・6月頃〜 内定
- ・10月内定式
以上のように就活が始まるのは一般的には4月頃からと言われています。これは国から経団連に対して、「就職・採用活動の日程」として要請を出しているため、あくまで「一般的」とされています。
しかし、年々このスケジュールが前倒しされています。経団連に所属していない企業がこのスケジュールより早く募集を行うことで、どうしてもこのスケジュール通りに進まない企業が増えてくるためです。
選考が早い企業の場合、大学3年の10月に内定を出すところもあるほどです。
年明けには選考が始まっている企業も少なくないため、冬休みにしっかりと準備しておくことが重要です。
また、冬にインターンを実施している企業も多く、早期選考へと繋がる重要なステップです。
冬インターンに参加する流れやインターンの選考に通過するためのポイントは、以下の記事をご確認ください。
合わせて読みたい:冬インターンは就活で有利になる?メリットや参加までの流れを解説
就活目前の大学3年生が冬休みにするべきこと
就活目前の大学3年生が冬休みにすべきことを知ることで、就活の早期準備が可能となり、企業研究や自己分析、履歴書の作成など、各段階の準備を充分に行えます。
ここでは、冬休みにするべきことを10個紹介します。
- 1. 現状把握とやることのリストアップ
- 2. 自己分析
- 3. 希望する業界・企業の研究
- 4. 適性検査対策
- 5. エントリーシートに記載する内容の精査
- 6. 面接・グループディスカッションの練習
- 7. インターンシップに参加する
- 8. 企業説明会への参加
- 9. 早期選考を受ける
- 10. OB・OG訪問
1.現状把握とやることのリストアップ
はじめにするべきことは、現状把握と事前準備です。
現状把握と事前準備を行えば、何をするべきかを把握でき、無駄を省いた効率的な行動ができます。
また、就活の全体の流れを理解すれば、選考時期を把握でき、スケジュール管理がしやすくなります。
志望する業界や企業がある程度定まっている場合、過去の選考日程を参考に、冬休みからどのようなステップで準備すべきかを逆算し、やることを洗い出しましょう。
志望業界や企業が決まっていない場合は、自己PRや志望動機、面接対策の準備をしておけば、就活時のアピール力を高められます。
まずは、今の自分に何が必要なのかを正確に把握することから始めましょう。
2.自己分析
自己分析は就職活動において最も重要なステップの1つであるため、冬休みを活用してしっかりと取り組むべき項目です。
自己分析をしっかりと行えば、自分の強みや興味を把握でき、自分に合った仕事を見つけられます。
実際に自己分析をする際には、過去の経験を振り返り、その時どう感じたのか、そう感じたのはなぜなのか、などを問いかければ、長所や短所が見えてきます。
1人でするだけでなく、家族や親しい友人に自分のことを聞いてみるのも有効です。客観的な意見を聞くことで、自分の新たな一面を発見できるかもしれません。
以下の記事で、自己分析のやり方を3つご紹介していますので、ぜひ参考にして自己分析をしてみてください。
合わせて読みたい:転職に必要な自己分析のやり方を徹底解説|3つの方法を紹介します
3.希望する業界・企業の研究
希望する業界や企業への理解を深めることも大切です。
業界研究を通じて業界の基礎知識を身に着けておけば、面接の場で企業に対し、業界への理解があることを示せます。
業界・企業研究の具体的な方法として、まずは業界の基本的な情報を書籍やインターネットで幅広く収集します。
次に、業界内の企業をリストアップし、各企業の事業内容や特徴を理解すれば、興味のある企業を見つけられるでしょう。
また、業界の将来性や現状の課題を理解するために、業界に関するニュースや企業が出している決算書などを読むのも有効な手段です。
希望する業界や企業の研究は、就活において非常に重要なステップです。
業界研究では、広く浅くリサーチを行うことで全体像を把握でき、企業研究で深く狭く調査することにより、具体的な企業や業界の将来性を見極めることができます。
企業研究は競合他社についてもリサーチすることで、より志望する企業への理解が深められるでしょう。企業研究の詳しいやり方はこちらの記事で解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
合わせて読みたい:企業研究のやり方とポイントを解説|おすすめツール6選も紹介
4.適性検査対策
適性検査とは、人柄やその人の能力などを判断するために実施されるもので、多くの企業が導入しています。
冬休みが終わると本格的に就活が始まり、まとまった時間をとることが難しくなるため、冬休みの段階で対策を始めることが重要です。
冬休み中に一通り対策を終わらせられれば、就活時期には余裕を持って適性検査に対応できます。
適性検査の対策方法としては、過去の適性検査で出題された問題を解き、問題の傾向や出題形式への理解を深めるのがおすすめです。
また、シミュレーションテストを行い、制限時間内で正確に解答できるよう練習するのも良いでしょう。
適性検査や学力検査は合格ラインが企業によって異なりますが、大手企業では高い合格ラインを設けるケースが多い傾向です。
しっかりと対策を行い、自信を持って適性検査に臨めるよう準備しておきましょう。
5.エントリーシートに記載する内容の精査
エントリーシートに記載した内容をもとにその後の選考が進められていくため、エントリーシートに記載する内容は、選考において非常に重要です。
そのため、冬休み中にしっかりと記載内容を精査しておく必要があります。事前にしっかりと内容を作りこみ、アピール内容を固めておくことが大切です。
また、志望する企業の過去のエントリーシートを参考に複数のパターンを用意しておけば、仕上げに余裕を持たせられます。
大学の学生支援課では、エントリーシートの添削を受け付けているケースが多いため、添削を依頼するのがおすすめです。第三者の目を通すことで、より質の高いエントリーシートを作成できます。
また、エントリーシートの作成にはChatGPTを活用するのもおすすめです。
ChatGPTにエントリーシートに記載する内容を文章化してもらい、効率よく仕上げましょう!詳しいやり方やプロンプト(指示文)は以下の記事をご確認ください。
合わせて読みたい:ChatGPTで効率的にESを作成できる!?活用方法を徹底解説!
6.面接・グループディスカッションの練習
面接・グループディスカッションの練習は、就活において非常に重要です。
面接やグループディスカッションにおいて、最初から自分を最大限アピールできる人は、ほとんどいません。
また、対策を行わないと、本番で緊張して思うように話せず、上手くコミュニケーションがとれなかったり、声が出なかったりする可能性も高まります。
面接では入退室時のマナーなども見られるため、基本的な振る舞いの練習も必要です。
面接・グループディスカッションの練習を行うには、身近な友人や実践経験のある先輩などと一緒に練習し、フィードバックを受けながら慣れていくとよいでしょう。
時間があまりない場合でも、最低1度は練習しておくことがおすすめです。
グループディスカッションの対策方法を知りたい方は、こちらの記事も合わせてご覧ください。
合わせて読みたい:就活対策!グループディスカッション完全攻略マニュアル!
7.インターンシップに参加する
インターンシップに参加すれば、短期間で企業研究や自己分析を進められ、就活準備を効率的に進められます。
冬休みに開催されるインターンシップは、1日~2週間の短期インターンがほとんどです。
企業説明会と内容がほとんど同じものから、グループワークや社員との交流がメインのイベントもあり、内容は企業によって異なります。
実際に社員と交流し、企業への理解を深めれば、自分に合った職場環境を見つけるきっかけにもつながるでしょう。
また、インターンシップに参加することで、早期選考枠の獲得条件や本選考につなげるチャンスが広がる場合もあります。
冬休みの期間には就活生向けのインターンシップが開催されることが多いため、早めに情報収集し、積極的に参加することが重要です。
moovyでもベンチャー・スタートアップ企業のインターンシップ求人を掲載していますので、気になる求人がないかぜひチェックしてみてください。
また、スタートアップ企業のインターンシップに参加したい方は、以下の記事で参加までの流れを紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
合わせて読みたい:スタートアップのインターンに参加する方法!手順とメリットをご紹介!
8.企業説明会への参加
企業説明会への参加により、インターネットからの情報だけでは得られないリアルな企業の雰囲気を体感することが可能です。
企業説明会では、企業の説明時間だけではなく、質疑応答の時間が設けられているケースがほとんどなので、不明な点を直接質問でき、より詳細な情報を得られます。
行きたい業界や企業が定まっていない場合でも、さまざまな企業説明会に参加すれば、視野を広げられ、自分に合った企業を見つけられる可能性も高まります。
合同説明会やセミナーなど、複数企業の説明を同じ会場で聞くことで、効率的に情報を集めることが可能です。
就活では、多くの情報を集めることが大切です。積極的に企業説明会に参加し、自分の知識と視野を広げていきましょう。
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9.早期選考を受ける
冬休みは、早期選考を受けられる時期でもあります。早期選考は、多くの企業が10月から2月に実施するため、本選考よりも前のタイミングで経験を積むことが可能です。
早期選考への参加により、選考や面接の雰囲気に慣れることができ、スキルアップにつながります。
また、選考や面接の経験を通して、自分のアピールポイントや不足している点を把握でき、自身をブラッシュアップさせられます。
冬休みの時点で志望業界や企業が定まっていない場合でも、早期選考を行っている企業の選考を受ければ、実際の感覚を掴めるでしょう。
10.OB・OG訪問
OB・OG訪問は、興味のある企業の社員と実際に話せる貴重な機会であり、企業のリアルな情報を得るための欠かせない活動です。
OB・OG訪問を通じ、企業への熱心さや真摯な姿勢をアピールすることも可能です。
OB・OG訪問を行うには、自分の大学の卒業生で、興味のある企業に勤めている方に連絡し、面談をお願いする方法があります。
面談の前には、事前に企業の情報を調べ、質問を用意して訪問しましょう。
ホームページなどの情報だけでは得られないリアルな情報を社員から直接聞くことは、就活において非常に重要です。
OB・OG訪問を活用すれば、将来の進路を考えるために必要な情報を得られ、企業選びの際により適切な判断ができます。
冬休みは焦らず自分のペースで就活することが大切
本記事では、大学3年生が冬休みにするべき就活準備について解説しました。冬休みは就活生にとって、就活準備を行うための非常に大切な時期です。
就活を成功させたいと思うのであれば、自分の就活において何をすべきかを整理し、効率的に準備を進めていく必要があります。
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- 今林 智宏
- 国立大学を卒業後、大手サービス企業に入社し、店長を歴任。チームマネジメントやマーケティング業務を経験。在籍中は、現場社員として数多くの学生・転職者の面接官も行う。退職後、スタートアップ企業にて、フロントエンドのシステム開発に加え、カスタマーサクセスやマーケティングを担当し、企業の採用や広告支援に関わる。
この記事を書いた人
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会社名 | 株式会社moovy |
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代表 | 三嶋 弘哉 |
設立 | 2020年4月13日 |
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