インターン面接対策のポイント|頻出質問と成功する回答例も紹介!
# 新卒 # 面接対策マニュアル
インターンへの参加を目指すうえで、面接による選考は避けては通れません。
しかし、企業の面接を初めて受けるという方は、どのように対策すべきか分からないのではないでしょうか。
当記事は、頻出質問と成功する回答例を紹介し、あなたの面接での不安を解消します。
事前準備から実践的なアドバイスまで、インターンへ参加するための秘訣が詰まっています。
インターンへの参加を目指す方は是非参考にしてください。
- 企業研究と自己分析をふまえて、企業の特徴に合った回答をすると良い。
- 典型的な質問例を通して、面接での基本的な答え方が分かる。
この記事のまとめ
インターン面接対策の基本:準備と心構え
まずは、インターン面接対策の基本的な準備や心構えについて解説します。
何事も選考を収めるためには事前の準備を徹底することが重要です。
特に面接においては企業研究や自己分析を行い、そこで得た知識や考え方を回答に盛り込むことがポイントとなります。
インターンとは
インターンとは、学生が企業で実際の業務を体験するプログラムのことを指します。
学生にとっては、自分のキャリアの選択肢を広げる貴重な機会であり、企業にとっては未来の社員候補を見極める機会でもあります。
インターンは期間別に主に以下の3種類があります。
- ・1dayインターン:企業説明会や座談会など。
- ・短期インターン:3日〜1週間ほど。実務を経験できる。
- ・長期インターン:3か月〜。社員と同等の業務に従事することができる。
長期インターンではほとんどの場合で面接が行われます。
企業によっては短期インターンでも面接などによる選考が行われることが多いようです。
面接の目的を理解する
企業側のインターン面接の目的は、学生の能力や志望動機が企業のニーズに合致しているかを評価することです。
企業側は、学生の強みや長所、そして志望理由が、自社の業務内容や企業文化に適しているかを確認します。
つまり、事前に自己分析と企業研究を徹底的に行うことで、面接でより効果的にアピールすることができます。
面接の流れと前日の準備
面接前日の準備は、面接官に良い印象を与えるために必要不可欠です。
服装や持ち物の準備、面接会場へのアクセス確認など、事前に準備しておくべきことは多岐にわたります。
面接の流れを理解し、どのタイミングで自己PRや逆質問を行うかをシミュレーションすることで、スムーズな進行が可能になります。
なお、基本的な準備については以下の記事を参考にすると良いでしょう。
合わせて読みたい:【簡単】面接の前日準備でやるべきこと5選|チェックリスト付き
インターン面接対策で役立つ頻出質問と回答例
面接においては、面接官からの質問に対して自信を持って答えることが重要です。
そこで、ここからは面接の頻出質問とその回答例を紹介します。
「実際の面接でどう答えればよいか分からない」という不安を解消し、成功への一歩を踏み出しましょう。
今回は以下の4つの頻出質問を扱います。
- 1. 自己紹介と自己PR
- 2. 学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)
- 3. インターンへの志望動機
- 4. 長所と短所
1.自己紹介と自己PR
自己紹介と自己PRは、面接官に第一印象を与える部分のため、最重要といっても過言ではありません。
自己PRでは、自分の強みを具体的な経験と結びつけて説明し、その強みが企業にどのように役立つかを明確に伝えましょう。
例えば、
私は飲食店のアルバイトでバイトリーダーを務めた経験があり、リーダーシップやマネジメント能力を身に付けることができました。
その経験を活かして、貴社のマーケティング部門で将来的にはディレクターとして部全体を運営し、貴社の利益に貢献したいです。
といった形で具体的に話すと良いでしょう。
以下の記事でより詳しく自己PRの書き方を解説しています。例文も、強みごとに7つ紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
合わせて読みたい:【コピペ可】新卒のための自己PR例文集!書き方のポイントも解説
2.学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)
「学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)」は、ほぼすべての面接で聞かれる質問です。
この質問に対しては、具体的なエピソードを挙げ、その中でどのような困難に直面し、どのようにそれを克服したかを伝えることが重要です。
例えば、
私が飲食店のアルバイトをしていた際、接客の仕方が統一されておらず、トラブルにつながることもありました。
そこで、社員の方にも協力していただきながら接客マニュアルを作成して共有しました。
その結果、お客様からお褒めの言葉をいただくことが増え、売上も向上にもつながりました。
といった具合です。
さらに、その経験を通じて得たスキルや学びを、インターンでどのように活かせるかを説明することで、企業に対する適応力を示すことができるでしょう。
ガクチカの書き方をもっと詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
合わせて読みたい:【例文あり】絶対に真似したいガクチカの書き方4ステップ!
3.インターンへの志望動機
志望動機を明確に伝えるためには、企業研究で得た情報をもとに、なぜその企業を選んだのか、そしてそこで何を学びたいのかを具体的に述べる必要があります。
例えば、
様々な関係者と利害関係を調整しながら、1つのものを作り上げる御社の事業内容を魅力的に感じました。
この経験を通して、私はコミュニケーション能力や、プレゼンテーションスキルを身に付けたいと考えています。
といった具体的な理由が効果的です。より具体的な志望動機を作成するためには、企業研究に使う情報は一つだけでなく、複数のリソースから情報を得ることが重要です。
企業のサイトはもちろん口コミや採用動画、SNSなどから情報を得ることを心がけましょう。
採用動画を探すならmoovyがおすすめ。ベンチャー・スタートアップ企業の採用動画が多数掲載されています。気になる企業の採用動画があるか確認してみましょう。
4.長所と短所
長所と短所についての質問は、あなたが自分自身をどれだけ客観的に評価できるかを見極めるために行われます。
長所については、具体的なエピソードを交えて強みをアピールし、短所については改善のためにどのような取り組みを行っているかを伝えると良いでしょう。
例えば、
私は、1つのことに熱中すると他のことが手につかなくなることがありますが、スケジュールアプリなどを活用して自己管理を徹底するようにしています。
といった前向きな姿勢で答えるようにしましょう。
自身の長所・短所が思いつかないという方は、以下の記事で例を48選紹介していますので、参考にしてみてください。答え方のポイントも詳しく解説しています。
合わせて読みたい:【例文あり】面接で長所・短所を聞かれたら?回答ポイントを徹底解説!
インターン面接対策での注意点とアドバイス
面接を受けるにあたって、面接対策以外にも準備しておくべきことはたくさんあります。
特に、まだ社会人経験のない学生の方はマナー面などに不安があるのではないでしょうか。
今回は特に注意すべきポイントとして以下の4つをピックアップして紹介するので要チェックです!
- ・面接時の基本的なマナー
- ・オンライン面接での注意点
- ・フィードバックを受ける
- ・面接後のフォローアップ
面接時の基本的なマナー
インターン面接での成功には、基本的なマナーが欠かせません。
礼儀正しい態度、清潔感のある服装、そして時間厳守が重要です。
これらの基本的なマナーを守ることで、面接官に対して信頼感を与えることができます。
まだ社会人経験のない学生の方にとっては、自分では気づきにくい部分だと思いますので、一度社会人の方に面接練習をお願いすると良いかもしれません。
また、面接の最初にする自己紹介も、印象が決まる大事なポイントです。自己紹介のポイントや例文を以下の記事で紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
合わせて読みたい:【事例あり】面接での自己紹介のポイント!面接官が期待する回答とは?
オンライン面接での注意点
オンライン面接では、技術的なトラブルを防ぐために事前準備が必要です。
インターネット接続を確認し、静かな環境を確保しましょう。
またオンラインならではの表現力も重要で、明るくハキハキとした声で話すことや、カメラ目線を意識することがポイントです。
以下の記事で、より詳しくオンライン面接の注意点や事前準備を紹介していますので、ぜひ面接前にご確認ください。
合わせて読みたい:【Web面接マナーガイド】意外と知られていないWeb面接の注意点
フィードバックを受ける
面接後にフィードバックを受けることは、次の面接に向けた重要な改善材料となります。
面接官からのフィードバックをもとに自分のアプローチを見直し、次回の面接でより良いパフォーマンスを発揮できるように努めましょう。
加えて、企業がどのような点を重視しているのか理解できるため、まさに一石二鳥です。
4.面接後のフォローアップ
面接後のフォローアップは、あなたの誠意と熱意を伝える絶好の機会です。
お礼のメールを送ることで、面接官に対して良い印象を残すことができます。
フォローアップでは、面接に対する感謝の気持ちや、再度の志望を簡潔に伝えることが重要です。
特に、逆質問に対する面接官の回答など、心に残ったことを具体的に伝えると良いでしょう。
ただし、逆質問は内容によってマイナスに働くこともあり、注意が必要です。以下の記事を読んで、しっかり準備したうえで面接に臨みましょう。
合わせて読みたい:えっ!面接の逆質問でこれやったら落ちる!?逆質問の事例とポイント
インターン面接で企業側はここを見ている!
最後に、企業の目線から見た面接のポイントを解説します。以下の3つのポイントを押さえて、面接官に良い印象を与えましょう。
- 1. マッチ度は高いか?
- 2. お互いがWin-Winになるか?
- 3. 入社後の活躍がイメージできるか?
1.マッチ度は高いか?
具体的に言うと、人柄が企業の社風に合うかどうか、担当業務をこなす思考力や精神力があるかどうかといった点です。
学生にとっても、ミスマッチを避けるため企業の社風を理解したうえで、インターンに応募するべきです。
そこで以下のような、社員のインタビュー動画を参考にするとよいでしょう。
文面では伝わらない、実際の業務内容や社員の人柄をとらえることができます。
2.お互いがWin-Winになるか?
長期インターンでは社会人業務を教える代わりに、会社に労働力を還元してもらうという側面があります。
企業側は、学生がどのような価値を提供してくれるかを重視します。
また、インターン生にとっても、企業での経験が将来のキャリアにどう役立つかを考えることが重要です。
つまり、学生と企業がインターンを通じてともに成長していく関係を作る必要があり、面接ではそこを見ているのです。
3.入社後の活躍がイメージできるか?
学生の能力を判断する材料はいくつかありますが、やはり積極性は重要です。
基本的な業務を教えることでそれ以上のものを返してもらうためには、積極性は欠かせません。
社員の方の時間と労力を投資していただくという謙虚な心構えで、積極的に業務に取り組むことをアピールしましょう。
インターンに参加する以上、学生としてではなく社会人として評価されます。相応の積極的な姿勢で面接にも臨むようにしましょう。
インターンに興味がある方へ
当記事では、インターン面接に向けて必要な準備や心構え、頻出する質問への対応方法、そして企業が面接で注目しているポイントについて詳しく解説しました。
当記事を読んで、面接への不安が和らぎ、少しでも自信を持てるようになればうれしく思います。
最後にインターンを探すうえで重要なことを伝えます。
それは、自分の価値観に合った企業を選ぶことです。
しかし、学生の皆さんがそこを判断するにはあまりに情報が少ないですよね。
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- 今林 智宏
- 国立大学を卒業後、大手サービス企業に入社し、店長を歴任。チームマネジメントやマーケティング業務を経験。在籍中は、現場社員として数多くの学生・転職者の面接官も行う。退職後、スタートアップ企業にて、フロントエンドのシステム開発に加え、カスタマーサクセスやマーケティングを担当し、企業の採用や広告支援に関わる。
この記事を書いた人
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会社名 | 株式会社moovy |
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代表 | 三嶋 弘哉 |
設立 | 2020年4月13日 |
住所 | 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目18−3 プレミア道玄坂ビル8階 |
メールアドレス | moovy_support@moovy.co.jp |
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