30代で【仕事辞めたい、疲れた】と感じたら。後悔しない転職方法
# 転職 # 仕事で悩んだら
30代で仕事を辞めたいと思い、辞める・辞めないで迷う人は多いでしょう。とは言え、選択を間違って後悔したくはありませんよね。
そこで当記事では、30代で仕事を辞めたい人に向けて、「辞める・辞めない」の判断基準や、後悔しない選択をする方法について紹介します。
- 今や転職者の平均年齢は31.7歳で30代での転職があたりまえになっている
- 30代で仕事を辞めたいと思ったら、メリットデメリットを鑑み、転職という選択肢もアリ。とりあえず転職サイトに登録しておく
- 転職を判断したら、自己分析を行い、企業の定性情報を確認した上で企業を選ぶ
この記事のまとめ
【結論】仕事を辞めたいと思ったら転職もアリ
結論から言うと、仕事を辞めたいと思ったら「転職もアリ」です。
転職情報サイト「doda」の調査によると、転職年齢の割合は以下の通りです。
上記データによると、2021年の転職者の平均年齢は31.7歳となっており、2021年は前年から若干下落しましたが、転職者の平均年齢は上昇傾向であることが分かります。
つまり、昨今では転職成功者は30代以上が増えており、30代以上の転職は普通です。そのため、30代で仕事を辞めたいと思ったら、転職もアリだと言えます。
そして仕事を辞めてしまうのではなくあくまでも選択肢を増やすという考え方をするといいでしょう。
転職=仕事やめるではなく、仕事を続けながら新しい選択肢を見つけ、条件が良ければ転職をすればいいのです。
転職を考える場合、こちらの記事を参考にすると良いでしょう。転職に関するノウハウが詰まっているためおすすめです。
合わせて読みたい:【転職ノウハウ】転職に失敗しない為の10のチェックリスト!
30代が仕事を辞めたいと思う理由とは?
30代は家庭を持ったり、キャリアアップしたりと変化が多くある時期。それゆえ悩みも多くあります。例えば30代が仕事を辞めたいと思う理由は以下のようなものがあります。
- 1.職場環境や待遇への不満
- 2.スキルアップ・キャリアアップしたい
- 3.ライフスタイルが変化し、現在の職場では将来が不安
多くの悩みは職場、キャリア、家庭の3つに分類できます。それぞれ見ていきましょう。
1.職場環境や待遇への不満
30代が仕事を辞めたいと思う1つ目の理由は、職場環境への不満を抱くようになるです。
なぜなら、20代のうちは若手社員として、何も考えず突っ走ってきた時期から、30代になり、社内や社外の状況を冷静に見ることができるようになるためです。
ふとした瞬間に、「このままでいいのか?」と思うこともしばしば。時期的にも不満が溜まりやすい時期と言えます。
たとえば、実力を評価される「成果主義」の会社で働きたいと思っていても、在籍する会社が「年功序列制」であれば、そもそも求めるものが異なります。
また、社外に目を向けると、同年代とのキャリア差、生活水準の高さを比べてしまうことで、焦りや不安を抱いてしまいます。
このように、30代だからこそ職場環境や待遇への不満が高まる理由があると言えます。
待遇への不満を感じた際、転職以外の年収を上げる方法も検討することをおすすめします。
以下の記事では、年収を上げたいと思ったときに考えるべきポイントを紹介しています。気になる方はぜひご覧ください。
合わせて読みたい:転職以外でもできる?!年収の上げ方を徹底解説!
2.スキルアップ・キャリアアップしたい
30代が仕事を辞めたいと思う2つ目の理由は、スキルアップ、キャリアアップしたいと思うようになるからです。
キャリアに関しての悩みが多いのは30代が顕著であると言えます。
なぜなら一定の経験を積み、それなりに結果や自信を付けてきた30代。自分の力を試してみたい!もっと裁量の大きい仕事がしたい!など、視野が広くなり、周囲が気になる時期だからです。
将来を見据えた際に必要な経験やスキルが身についているかも確認する必要がある時期でもあります。
さらにIT業種が台頭してきている中で自身のいる環境が時代遅れなのではという不安もあるとかもしれません。
新たな業種や職種へチャレンジする際には30代が最後のチャンスとも言えます。
30代からでも、まだ下地をつけるには遅くない世代でもあるので、迷うのであればまずは行動してみることをおすすめします。
ベンチャー企業であれば、今までの経験やスキルを活かした仕事で、さらなる活躍ができるでしょう。
現在いわゆるホワイト企業に勤めている方であっても、一度転職を検討してみるのも良いかもしれません。
以下の記事では、ホワイト企業をやめたいと感じた際の、検討すべき点や解決方法を詳しく解説しています。気になる方はぜひご覧ください。
合わせて読みたい:ホワイト企業、なぜ辞めたい?その人の特徴と理由・解決方法を徹底解説
3.ライフスタイルが変化し、現在の職場では将来が不安
30代が仕事を辞めたいと思う3つ目の理由は、ライフスタイルの変化により、現職に不安が生じる可能性があるからです。
独り身の時はそこまで深く考えてこなかったとしても、結婚し、子供を持つと、今後の将来を真剣に考えるのは当然のこと。
そのため、現状のまま働き続けることで、将来に不安を覚える場合には、退職という考えが頭をよぎります。
このようにライフスタイルの変化が多い、30代にとって、将来を考えた際に現状では不安と思うことがあるのです。
特に昨今ではテレワークで勤務できる企業も増えてきているため、他の業種に目を向けてみるというのもいいでしょう。
30代の「辞める・辞めない」の判断基準とは?
30代で仕事を辞めたいと思ったときに、「辞める・辞めない」の判断基準は、どのようにするべきなのでしょうか。 前述した悩みに照らし合わせて確認していきましょう。
1.今の環境を手放す価値があるか?
30代で仕事を「辞める・辞めない」に対する1つ目の判断基準は、今の環境を手放す価値があるか?です。
辞めたいと思う会社であっても、メリットは必ず存在します。
~メリットの例~
- ・給与が良いので、金銭面で困らない
- ・残業が少ないので、プライベートの時間を確保しやすい
- ・大手企業のブランド力がある
このような「メリット」を失うことで生じる「デメリット」と、転職によって得られる「メリット」を天秤にかけ、転職する価値があるかを考えてみましょう。
転職することによる「メリット」が大きいのであれば、辞めても良いと言えます。
2.自分の軸が整理できているか?
「辞める・辞めない」に対する2つ目の判断基準は、自分の軸が整理できているか?です。
仕事をするうえで、周囲の評価や顔色などに関係なく「こうしたい!」という軸があるかを考えてみましょう。
軸がない人はもちろん、軸の内容がふわっとした状態であれば、まだ辞めるべきではありません。
~軸がふわっとした状態の例~
- (例1)良い環境で働きたい →自分にとって「良い環境とはなにか?」を突き詰める必要があります。 実力を試せる環境が「良い環境」である人もいれば、マイペースに仕事ができる環境を「良い環境」だと捉える人もいるでしょう。
- (例2)ステップアップしたい →なにをもって「ステップアップした」と言えるかを、詳しく掘り下げる必要があります。営業成績をあげることが「ステップアップ」を意味する人もいれば、他職種へ転向することが「ステップアップ」を意味する人もいるでしょう。
自分の軸を考える方法を詳しく知りたい方はこちらの記事が参考になりますので、気になる方はご覧ください。
合わせて読みたい:【例文30選】仕事選びの軸はこれ!決める際の重要な5つの基準とは?
3.現職を続けることで、望みを叶えられるか?
「辞める・辞めない」に対する3つ目の判断基準は、現職を続けることで望みを叶えられるか?です。
辞めたいと思うからには、必ず懸念点が存在します。
懸念点を突き詰めると、「自分はこうしたい」という望みに結びつきます。現職を続けることでその望みは叶うかを考えてみましょう。
叶う方法がある場合には、まだ辞めるべきではありません。一方、叶う方法がないのであれば、30代であっても仕事を辞める選択をして、転職活動をいち早くはじめて望みが叶う企業に転職すべきだと言えます。
いずれにしても現職を辞める辞めないの判断をする上で、悩むのであればまずは転職活動をはじめてみるのが良いでしょう。
条件がいい企業とご縁があるのであれば辞めるという選択肢を取ればいいのです。
転職活動をした結果で現職のありがたみがわかるというケースも多々あります。
会社選びの方法を知りたい方はこちらの記事が参考になりますので、気になる方はご覧ください。
合わせて読みたい:転職先を選ぶ方法を徹底解説!会社名やブランドで選ぶと失敗します!
30代で仕事を辞める場合のメリットデメリット
30代で仕事を辞めるということはメリットがある一方で、デメリットも当然発生します。ここでは考えられるメリットとデメリットについてまとめます。
転職によるメリット
- ・年収がアップする可能性がある
- ・自分がやりたいことへ挑戦できる可能性がある
- ・キャリアの成長が期待できる
- ・人間関係の悩みが解消される
上記の通り30代からの転職の場合、キャリアアップを目指した形と現職を離れることで、人間関係が再構築でき、幅が広がることが期待されます。
転職によるデメリット
- ・収入が安定しなくなる可能性がある
- ・人間関係に慣れるまで時間がかかる
- ・新しい環境への適応
- ・転職活動でのストレス
一方でデメリットとしては上記のようなことが考えられます。転職がうまく行かなかった場合、収入が安定しなくなる可能性も否定できません。
また、新しい環境に対して一定のストレスがかかることがあります。これは新しい職場の雰囲気や人間関係に起因します。
転職前にしっかり定性情報を確認することで、大幅に軽減することが可能です。
それには採用動画を見ることがおすすめです。以下のような採用動画では、事前に職場のリアルな雰囲気や一緒に働く社員の人柄が確認でき、ミスマッチを軽減できます。
30代で転職を後悔しない方法とは?
30代で転職を後悔しないためにはどんな考えで、どのように転職活動を行えばいいのでしょうか。詳しく解説します。
1.しっかり自己分析をする
30代で転職を後悔しない1つ目の方法は、自己分析をすることです。
前述の通り、辞める・辞めないを考えるうえで、自分の軸が整理できているか?は重要だと言えます。整理できていない場合には、自己分析が必要です。
自己分析には「Will-Can-Must」のフレームワークが有効です。
- Will:やりたい事
- Can:できる事
- Must:やるべき事
に分けて整理し、自分の考えを客観的に見ることができます。
詳しく知りたい人は、以下の記事を参考にしてください。
合わせて読みたい:【図解】Will-Can-Mustとは?転職の自己分析にも使える!
辞める・辞めないのどちらのパターンであっても、自己分析をすることで、前に進める方法が見つかります。
- Aさん:残業が多いと、プライベートの時間を確保できないから辛い
- Bさん:残業に抵抗はないものの、合わない人間関係のなかで多くの残業をすると辛い
Aさんであれば、プライベートの時間を重視しているため、残業が少ない職場でプライベートの時間を確保すると悩みが解決されます。
Bさんのケースでは、そもそも人間関係が合わないため、残業時間を減らしても悩みは残ります。残業時間は問わず、Bさんの性格に合った会社を探すことで、悩みが解決されるでしょう。
もしあなたが人間関係が原因で仕事を辞めたいと思っていたら、以下の記事が参考になるでしょう。気になる方はご覧ください。
合わせて読みたい:職場の人間関係が辛い原因とは?気持ちが楽になるヒントもご紹介
2.キャリアップ・スキルアップできる会社を選ぶ
30代で転職を後悔しない2つ目の方法は、キャリアアップ・スキルアップできる会社を選ぶことです。
30代では「自分の実力で勝負して見たい」、「より裁量の大きい仕事がしたい」と考える人も多く見受けられます。
自分が将来どのような役割を担っていたいのかを見据えた上で、足りないスキルや経験を鑑み、選択する。
そうすることで後悔のない転職を行うことができます。ポイントは「将来どんな役割を担いたいか」です。逆算思考で考えることです。
30代はまだまだ伸びしろもあり、30代をどう過ごすかで今後のキャリアを大きく左右します。
そのため次の会社で最後という考えではなく、次の会社で得られるスキルをもとに、その次の会社でさらに活躍するという選択肢も持っておくといいでしょう。
例えば一つの選択肢として、ベンチャー企業があります。ベンチャー企業での経験はその後、大手企業に行くにしろ、他のベンチャー企業に行くにしろ、大きな経験となるでしょう。
キャリアアップ、スキルアップをしたいと考える30代にはおすすめできます。
ベンチャー企業についてまとめたものが以下の記事です。気になる方はご覧ください。
合わせて読みたい:【完全版】ベンチャー企業・スタートアップとは?図解付きで解説!
3.定性情報をチェックする
30代で転職を後悔しない3つ目の方法は、定性情報をチェックすることです。
待遇や業務内容といった「条件が合う転職先」があっても、最終的には「人間関係」や「職場環境」が合うことで、快適かつ長く続けられます。
そのため、人間関係や職場環境などの「定性情報」もチェックしたうえで、転職をすることが大切です。
定性情報は、以下のような方法で調べられます。
- ・実際に職場を見学する
- ・会社説明会への出席
- ・採用動画のチェック
昨今では接触を控える時代背景から、職場見学や会社説明会の開催は減っています。そのため、採用動画であれば確実です。
定性情報の取得には、よりリアルな現場の雰囲気を発信している動画がおすすめです。例えば以下のような採用動画を見ると良いでしょう。
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30代で仕事を辞めたいと思い、選択を後悔したくないひとへ
30代で仕事を辞めたいと思い、選択を後悔したくない場合には、「辞める・辞めない」の判断基準をもとに、まずは転職活動を行うことをおすすめします。
様々な会社に出会うことで自分に合う会社があるのかを確認してみましょう。その際には定性情報を確認するとよいでしょう。
そして希望に合いそうな会社や雰囲気が良さそう、自分に合いそうなどと思える企業があれば、ぜひ応募してみてはいかがでしょうか。これまでとは違った景色が見えるはずです。
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- 今林 智宏
- 国立大学を卒業後、大手サービス企業に入社し、店長を歴任。チームマネジメントやマーケティング業務を経験。在籍中は、現場社員として数多くの学生・転職者の面接官も行う。退職後、スタートアップ企業にて、フロントエンドのシステム開発に加え、カスタマーサクセスやマーケティングを担当し、企業の採用や広告支援に関わる。
この記事を書いた人
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会社名 | 株式会社moovy |
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代表 | 三嶋 弘哉 |
設立 | 2020年4月13日 |
住所 | 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目18−3 プレミア道玄坂ビル8階 |
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