転職先を選ぶ方法を徹底解説!会社名やブランドで選ぶと失敗します!
# 転職 # 企業の選び方
転職で会社選びをする時に、良い会社で働きたいと思うことは当然のことです。では良い会社とはどんな会社でしょうか。
給与が良い会社?働きやすい会社?正解は本人にしか分かりませんが、ただ一つ言えることは、「自分に合わないと思う会社には行かない」ということです。
本記事では転職の際、どのように会社を選べば良いかを解説します。
転職先をブランド名やイメージ、思い込みだけで選ぶと失敗する
一般的に、大手企業や有名企業は既にある程度イメージが確立されています。
しかし、そのようなイメージのまま実際に働いてみると「思っていたものと違った…」と肩を落としてしまうことも。
漠然としたイメージは会社とのミスマッチの原因になりえます。ブランド名に固執してしまうと、自分に合わない会社を選んでしまいかねないのです。
そのように考えてしまう理由は3つあります。
- 1.自分に合う会社だと思い込んでしまう
- 2.世間体を気にしてしまう
- 3.目先の待遇だけにこだわってしまう
それぞれについて詳しくみていきましょう。
1.自分に合う会社だと思い込んでしまう
失敗するパターン1つ目は自分に合う会社だと勝手に思い込んでしまう、というものです。
イメージだけが先行してしまい、本当にその会社が自分に合うかをしっかりと確認しないまま決めてしまうケースはよくあることです。
〜イメージだけで転職して失敗してしまった例〜
普段CMなどで見ている企業Zは爽やかでクリーンなイメージがあった。クリーンな会社で働きたいと考えていたAさんは入社を決意。
しかし入社してみると、クリーンではなく、泥臭く営業していたり、経費削減のために様々な点で従業員の努力がされていた。 こんなハズじゃなかったと思ったAさんは毎日の仕事にやりがいを感じられず、わずか3ヶ月で退社してしまいました。
このような話は割とよくある話です。決して企業側だけが悪い訳ではありません。CMなどではクリーンなイメージを押し出すのは当然のこと。
しかしそれを企業そのもののイメージとして捉えてしまうのもある意味自然な流れかもしれません。
企業側はよりリアルな情報を採用情報として出すべきですし、求職者側もイメージだけで選ぶのではなく、しっかりと内情を掴む努力が必要です。
近年では動画を使った採用ブランディングを行う企業も増えてきています。以下のような動画を見る(企業側は動画を使って発信する)などを行い、ミスマッチを防ぐ必要があります。
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こちらの動画は
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社内の雰囲気が分かる おすすめの動画
この動画は社内の定例会議を発信している動画です。入社前に定例会議を見られることはあまり無いので、かなりリアルで貴重な動画です。
このような動画を見る事は社内の雰囲気を事前に知ることができる為、おすすめです。
2.世間体を気にしてしまう
失敗するパターン2つ目は世間体を気にしてしまうケースです。
〜世間体を気にして失敗してしまった例〜
Bさんの親は世間体を気にする人でした。親に有名な企業に行けと小さい頃から言われ続けたBさん。結局世間体を気にして、親の言うがままに「就職してよかったランキング」上位の会社で働くことにしました。 その結果、自分に合わない会社を選んでしまった…。しかし、なかなか辞められず苦しむことに。 その後転職するがその価値観を変えられず、また自分に合う企業が分からず、結局次の転職先も大手企業や有名企業になり、苦しい仕事の日々を送っています。
Bさんのように、世間体を気にして大手企業に行くという人は多いです。
世間体を気にすることも大手企業に行くことも悪い事ではありません。むしろ喜ばしい事です。しかしそれがイコール「就職(転職)の成功」ではないと言う事です。
人によって「合う企業」「合わない企業」は絶対あります。しっかり見極めて会社を選ぶべきです。
Bさんのような方には自分の「will-can-must」を考え、「ミッション・ビジョン」への共感で会社選びをすることをおすすめします。
「will-can-must」の考え方についてはこちらの記事で詳しく解説していますので、気になる方はご覧ください。
合わせて読みたい:【図解】Will-Can-Mustとは?転職の自己分析にも使える!
「ミッション・ビジョン」に共感する事ができれば仕事のやりがいや充実感が高いものになりやすいです。
ミッション・ビジョンを確認する際にも動画がおすすめです。テキストのみですと肝心の「想い」の部分が伝わらず、共感できないと思ってしまう可能性があるからです。
例えば以下のような動画です。
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【社長インタビュー】「一人一人のONLYSTORYを実現する」とは?
株式会社オンリーストーリー
・業種:ソフトウェアベンダー・SaaS
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Why me?|前職で感じてたB2B決済に関わる課題を、テクノロージーの力で解決
sweeep株式会社
・業種:ソフトウェアベンダー・SaaS
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創業ストーリー|以前ベトナムで起業した際に感じたノンデスク産業の課題を解決したい
X Mile株式会社
・業種:ソフトウェアベンダー・SaaS
・社員数:10名〜50名未満
創業者のビジョンが分かる おすすめの動画
特に創業者の「想い」はそのままビジョンになっている事が多いので、直接創業者の話を聞けることは貴重です。
このように周りの評価を企業選びの軸にするのではなく、「ミッション・ビジョン」を軸にするのが良いでしょう。
3.目先の待遇だけにこだわってしまう
失敗するパターン3つ目は目先の待遇だけにこだわってしまうケースです。
〜目先の待遇だけに惹かれて失敗してしまった例〜
Cさんの転職の軸は「給料」でした。給料がいい会社だったらどこでもいいとさえ思っていました。そこで見つけた、高収入な企業X。 しかし、労働環境は劣悪。仕事内容も単純作業で特に何かのスキルが身につくような仕事ではありません。そんな環境に耐えられず、転職を決意するが、スキルが身に付いていない為、転職を希望する企業からはかなり低い条件を提示されてしまいました。 結局、同年代の平均的な年収と比べて、大きく低い額で転職をすることになりました。
Cさんのように給料を仕事選びの「軸」としている人も多いと思います。
それももちろん間違いではありません。しかし、目先の利益だけを考えて転職してしまうことはおすすめできません。
待遇だけが良く仕事内容が合っていなかったり、毎日の仕事内容が自分にとって苦痛なものだったり。そのような状況下で働き続けるのは辛いと思います。
今や大手企業も潰れる時代です。何が起こるか分かりません。
万が一リストラや倒産で転職を余儀なくされた時に目先の待遇だけにこだわった働き方をしていると、自分の実力が足りず転職先に困るということになりかねません。
そのため、目先の待遇だけでなく、もっと長期的な視点で会社を選ぶようにしましょう。
そのような方におすすめの動画はこちら
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お任せしたい仕事|エンジニアとしてサービス開発、社内ツールの開発などを担当
アラームボックス株式会社
・業種:ソフトウェアベンダー・SaaS
・社員数:10名〜50名未満
仕事内容が分かる おすすめの動画
昨今の職種は多岐に渡ります。名前だけ聞いてもどんな仕事内容なのか分かりづらいこともしばしば。
そこで仕事内容も動画で見ると非常に分かりやすくおすすめです。
「自分に合いそうだな」とか「身に付けられるスキル」を確認して、仕事を選ぶと良いでしょう。
もしあなたが転職に失敗したくないと思っているなら、こちらの記事もおすすめです。
合わせて読みたい:【転職ノウハウ】転職に失敗しない為の10のチェックリスト!
【結論】転職先はカルチャーフィットで選ぶべき
ここまで「こういった選び方だと失敗する」というケースを紹介してきましたが、結局のところどのように転職先を決めれば良いのでしょうか。
それは、定性的な情報を取得し、企業の風土を確認することです。なぜなら、「自分に合う」企業を選ぶことのは難しいですが、「自分に合わない」企業は避けること事ができるからです。
採用する企業側にとっても、働く個人にとっても、カルチャーフィットしない状態はお互いにとってよくありません。そのため、自分が企業のカルチャーにぴったり合うかどうか、働く前に考えてみてください。
- 1.ベンチャー企業か大手企業か
- 2.外資系企業か日本企業か
- 3.地方の企業か都心の企業か
これら3つを比較しながら説明していきます。
もしベンチャー企業に興味を持っているなら、こちらの記事もぜひ読んでみてください。ベンチャー企業の社風や、社風を知る方法を知ることができます。
合わせて読みたい:ベンチャー企業の社風って実際どうなの?|見極めポイントも解説
1.ベンチャー企業か大手企業か
ベンチャー企業と大手企業では、企業文化が大きく違います。なぜなら、ベンチャー企業と大手企業では求められる仕事が大きく変わるからです。
そのため、合う人、合わない人に違いが出ます。
ベンチャー企業は社内でのポジションの流動性が高い為、様々なポジションを兼務する機会が多々あります。
また、自分自身でポジションを作り出すチャンスもあります。仕事内容が大きく変わったり、社内で新たなポジションを経験してから他業界に転職するケースが実際に見受けられます。
そのため、業界やポジションを変えたいと考えている人にはとても有利な環境であり、大手企業にはない魅力の一つです。
一方で大手企業は決められた役割の中でしっかりと仕事をするのが好きな人に向いていると言えます。大手企業の仕事はこれまでの成功体験や決められたルールの上で成り立っている事が多いです。
そのため、これから新たに仕事を生み出したい人や、ルールという枠の中で仕事をするのが苦手な人は窮屈に感じてしまうかもしれません。
このように、ベンチャー企業と大手企業では求められる仕事が大きく変わる為、合う人と合わない人が発生しやすいと言えます。
ベンチャー企業と大手企業の向き不向きをより深く知りたい方はぜひこちらの記事も読んでみてください。
合わせて読みたい:【多くの人が勘違い】大手企業とベンチャー企業の向き不向きを転職のプロが解説
2.外資系企業か日本企業か
外資系企業と日本企業は価値観や働き方が違います。
外資企業は役割がはっきりしています。基本的に仕事内容はジョブディスクリプションに明記されており、入社前に与えられた役割や期待されている成果について確認することが求められています。
そして決められた役割を超えて働くことを良しとされていない傾向にあります。なぜなら、役割を越境すると、他の人の役割を奪おうとしていると見なされてしまうからです。そのため、自分の役割を忠実にこなすことが求められています。
逆に日本企業は、自分の役割を超えて働くことが美徳とされていることがあります。つまり、社内で様々な仕事を経験できるという事です。
また、日本企業は縦社会の傾向が強いです。トップダウンで仕事をするのが一般的であり、上司が仕事を与えてくれることが多々あります。
基本的に上司が率先して部下を導き、部下が出過ぎた行為をすることが敬遠されるため、部下は上司の顔色を伺うことが多いです。
対して外資系の企業の上司は見ているだけで、何もしてくれません。そのため、自ら仕事を発見し動けない人は外資系企業には合わない可能性があります。
マネージャーは困ったら助言やサポートをしてくれるものの、基本的には仕事を見ているだけです。そのため自分がやりたいと思った仕事は自分主導で勧めていかなければなりません。
このように外資系企業と日本企業は役割に対する価値観や働き方が違います。それぞれにメリット、デメリットがあり、それは人によって感じ方が違います。
どちらが良い、悪いという訳では無く、違いを理解して選ぶことが大切なのです。
3.地方の企業か都心の企業か
地方の企業と都心の企業では、地域への思い入れや人脈の広げ方など違う点がいくつもあります。地域との付き合いも大事です。また、情報の取得方法も都心と違います。
コロナ禍では在宅勤務を認める体制が広がってきており、住まいを都心から地方に移住する人が増えてきました。実際に都心の企業に勤務しながら近郊に引っ越す人や、地方都市に里帰りした上で同じ会社に勤務し続けている人もいます。
このように、地方への移住はハードルが低くなったと考えられます。しかし、地方の会社への転職についてはまだまだハードルが高いように感じます。
なぜなら、地域への思い入れや密接な人づきあいが必要だからです。その他にも、経済格差や環境への適応能力なども求められます。
つまり、地方移住はしやすくなったものの地方企業への転職は入念に準備をする必要があるということです。
一方で現在、地方への転職ではなく大都市圏の会社に勤務しながら地方の会社で副業をするという働き方が目立っています。
地方での転職を考える人は、まずは副業を通して都心と地方の双方に軸足を置いて、そこから判断するという形の方が現実的かもしれません。
転職先を選ぶ際のポイント
ここまで、転職をする際の企業選びについて解説しました。
本当に自分にとって良い会社はどんな会社なのかを見極めるのは難しいですよね。その見極めに必要なものは、企業の「定性情報」です。
定性情報とは、数値やデータにあらわせない情報のことです。例えば、企業の雰囲気、一緒に働く上司やメンバーの特徴など、「誰と働くのか?」というリアルな情報がそれにあたります。
これらの情報は、人によって解釈が異なるため、テキストでの表現が難しく、求人票などを見てもよくわからないことが多いです。
そのため、企業内の定性情報は、実際にその企業の人に会ってみたり、インタビュー動画などを通してチェックすることが大切です。
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- 今林 智宏
- 国立大学を卒業後、大手サービス企業に入社し、店長を歴任。チームマネジメントやマーケティング業務を経験。在籍中は、現場社員として数多くの学生・転職者の面接官も行う。退職後、スタートアップ企業にて、フロントエンドのシステム開発に加え、カスタマーサクセスやマーケティングを担当し、企業の採用や広告支援に関わる。
この記事を書いた人
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代表 | 三嶋 弘哉 |
設立 | 2020年4月13日 |
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