ベンチャー企業の営業に転職したい!注意すべきポイントとは?

# 転職 # ベンチャー企業を知る

  • ベンチャー企業に営業職で転職する際のポイントを知りたい!
  • ベンチャー企業と一般企業の「営業」って何が違うの?
  • このような疑問をお持ちではありませんか?

    ベンチャー企業に営業として転職するには、ベンチャー企業における営業職の特性を理解し、ポイントを押さえた行動が必要です。

    そこで当記事では、一般企業における営業職との違いや、転職で注意すべきポイントを解説します。

    ベンチャー企業に営業として転職したい人は、ぜひチェックしてください。

      この記事のまとめ

    • ベンチャー企業の営業は一般企業と違う点があるので注意が必要
    • ベンチャー企業の営業はハードワークが求められ、営業も厳しい可能性もあるが、その分得られるものも大きい
    • 企業を選ぶ際は、自身のなりたい姿やビジョンが一致するかが重要

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    ベンチャーと一般企業における「営業」の違い

    ベンチャー企業の営業職に転職したいと考えた時に、まず理解しておきたい点として、ベンチャー企業と一般企業の営業に違いについてです。

    一般的な企業から転職する場合、ベンチャー企業との違いに戸惑うことがあるからです。この違いを理解しないまま転職してしまうと、「思っていたのと違った」などのミスマッチを生んでしまう可能性があります。

    大きく以下のような点に違いがあります。

    • 1.営業フェーズをしっかり分けることが多い
    • 2.複数のポジションをこなす可能性が高い
    • 3.実績がきちんと評価される
    • 4.成長につながる機会が多い
    • 5.営業の自由度が高い

    また、ベンチャー企業とはどのようなものなのかの理解が必要です。ベンチャー企業について詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。

    合わせて読みたい:【完全版】ベンチャー企業・スタートアップとは?図解付きで解説!



    では、それぞれについて具体的に解説していきます。

    1.営業フェーズをしっかり分けることが多い

    営業フェーズをしっかり分けることが多いとは、営業を以下のように分割して進めていくことです。

    • 1.マーケティング:ペルソナの設定やどうやってサービス(製品)を伝えていくかを考え、潜在顧客のリストを獲得する
    • 2.インサイドセールス:マーケティングが獲得した潜在顧客リストの中から、実際に購入してくれそうな顧客に非接触でアプローチする
    • 3.フィールドセールス:インサイドセールスが連絡した顧客に対し、さらに購入の見込みが高い顧客に対し、最終的な提案を行う
    • 4.カスタマーサクセス:実際に購入してくれた顧客に対し、継続利用を促し、さらに追加購入などを提案する

    一般的な企業の場合、上記4つのフェーズを分けることはせず、全てをひっくるめて、「営業」と呼んでいることが多いです。

    一方ベンチャー企業の場合、営業を上記のように4つに分類し、それぞれにKPIを設定することで効率よく営業を行っていることが多いです。

    このように営業形態の違いを把握し、営業職をイメージしておくことが重要となります。

    2.複数のポジションをこなす可能性が高い

    ベンチャー企業と一般的な企業における大きな違いの一つに「複数のポジションをこなす可能性が高い」ことも挙げられます。

    ベンチャー企業は1で紹介した、営業形態を上記のフェーズを分割しているものの、担当者が分かれていることは多くありません。

    例えば、インサイドセールスとフィールドセールスを担当し、マーケティングとカスタマーサクセスは別の担当者がいる場合などです。

    一般的な企業は取引先企業ごとに担当者が割り当てられることが多く、その担当する数によって業務量が変わります。

    業務量は企業にもよりますが、基本的にベンチャー企業の方が業務量は多くなりがちです。

    3.実績がきちんと評価される

    ベンチャー企業は実績がきちんと評価されることが多いです。前述の通り、ベンチャー企業は基本的に「成果主義」です。KPIも担当する業務ごとに細かく設定されます。

    つまり、会社に貢献し高い評価を得られれば、在籍年数・年齢に関係なく、高い給与をもらうことも可能だと言えます。

    勤続年数が長く、あまり成果を出していないような上司や先輩社員がいないため、若くして管理職に昇りつめるケースも多々見受けられます。

    一方、営業成績がふるわず空回りがつづくと、給与も上がらず、賞与のカットもあり得るでしょう。そのため、厳しい側面も持ち合わせることも特徴です。

    4.成長につながる機会が多い

    ベンチャー企業と一般企業における「営業」の違いとして、4つ目は成長につながる機会が多いことです。

    ベンチャー企業は、一般企業よりも社員数が少ない傾向にあります。そのため、若くして「さまざまな仕事」や「責任度の高い仕事」を任される事例も多く見受けられます。

    営業職に関しても人数が少ないことから、必然的に「1人に課される営業ノルマ」も大きくなりがちです。その結果、必死にノルマをこなす方法も考えるため、結果的に成長につながる点が特徴です。

    さらにベンチャー企業は人材の流動性が高く有能な人材も多いため、様々な営業手法を実際に経験することができます。自分のスキル・経験として習得できるチャンスは一般企業よりも多いと言えます。

    5.営業の自由度が高い

    ベンチャー企業と一般企業における「営業」の違いとして、5つ目は営業の自由度が高いことです。

    ベンチャー企業は、社風にしても業務内容にしても、自由度が高いと言えます。なぜなら、新しい会社であるため、古い体質の企業とは異なる側面を持つからです。

    ベンチャー企業は良くも悪くも大企業のような「成功体験が少ない」企業です。そのため、過去の成功体験に縛られることが少なく、どんどん新しい手法や考え方を取り入れることができます。

    年功序列や終身雇用を貫く企業は少なく、意欲的な人にはどんどん挑戦をさせ、評価できる部分があれば最大限において評価する点も特徴です。

    経営者も若い人が多く、自由な発想で会社をスタートしています。社員は「自由な発想」に共感して入社するため、トータル的に自由度が高くなります。

    ベンチャー企業の営業職に転職する際に注意するポイント

    ベンチャー企業の営業に転職する際に注意するべきポイントをお伝えします。 以下の点に注意する必要があります。

    • 1.不安定な側面がある
    • 2.明確な目標・ビジョンが欠かせない
    • 3.応募先とのミスマッチに気をつける

    ベンチャー企業の営業は一般的な営業よりもスキルや経験を得ることができます。 一方で、営業が厳しかったり、ハードワークが必要などのデメリットがあります。

    これらのポイントを理解して、臨む必要があります。

    1.不安定な側面がある

    「ベンチャー企業の営業として転職する際に、注意する1つ目のポイントは、不安定な側面があることです。

    ベンチャー企業は一般企業と比較すると、不安定な側面がある点は否定できません。なぜなら、設立から日が浅いため、一般企業よりも売上や信用度が低いからです。

    とくに設立から日が浅い「シード期」のベンチャー企業では、その傾向は顕著になります。

    つまりベンチャー企業は、「著しい成長」と「不安定さ」が表裏一体だと言えます。

    それでもベンチャー企業の営業として転職する場合には、成長できる企業かを見極めたうえで、企業のサバイバル能力もチェックすると良いでしょう。

    ベンチャー企業の不安定さを詳しく解説した記事もあります。気になる方はご覧ください。

    合わせて読みたい:ベンチャー企業は潰れる確率が高いってホント?|データを元に解説



    2.明確な目標・ビジョンが欠かせない

    ベンチャー企業の営業として転職する際に、注意する2つ目のポイントは、明確な目標・ビジョンが欠かせないことです。

    なぜなら、ベンチャ企業はハードワークになることが多く、またそれに伴う報酬も少ない傾向にあるからです。

    そのため、モチベーションを保つものは「明確な目標やビジョン」になるのです。

    将来こんなポジションについていたい。こんな姿になっていたい。などの個人的な目標や、今までになかった新しいサービスで、〇〇の人の□□の不便を解消したい。などといった社会的なものなどです。

    目指すものがあるから頑張れる、そして将来それは自身の幸せややりがいをもたらす。そんな気持ちでベンチャー企業を志すべきなのです。

    自分自身の明確な目標・ビジョンを見つけるには、Will-Can-Mustなどの活用がオススメです。また明確な目標・ビジョンが見つかると、選ぶべきベンチャー企業の方向性も見えてきます。

    Will-Can-Mustについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

    合わせて読みたい:【図解】Will-Can-Mustとは?転職の自己分析にも使える!



    3.応募先とのミスマッチに気をつける

    ベンチャー企業の営業として転職する際に、注意する3つ目のポイントは、応募先とのミスマッチに気をつけることです。

    自身の目標とビジョンを見つけ、選ぶべきベンチャー企業の方向性が見えることは大切です。

    しかし、それだけでは転職を失敗する可能性があります。なぜなら、応募先の企業をしっかりと理解したうえで転職をしないと、ミスマッチにつながるからです。

    ミスマッチが生じる転職先では、自分の目標を叶えることは難しいでしょう。ミスマッチを防ぎ、自分に合う転職先を見つけるには、職場環境や人間関係などの「定性情報」のチェックが欠かせません。

    例えば以下のような動画を見ることで、自身のビジョンと会社のビジョンの方向性が合っているかを確認することも有効な手段です。

    営業としてベンチャー企業を目指す人に多い理由とは?

    理由1.成長をしたい

    営業としてベンチャー企業を目指す人に多い理由「1つ目」は、成長をしたいからです。

    ベンチャー企業では、新しい事業に取り組みつつ成長過程にあることから、営業として成長できる機会が多く見受けられます。 例を挙げると、以下の通りです。

    • ・初めての内容を目にする機会が多い
    • ・基盤がかたまっていないため、自らがレールを敷いていく
    • ・裁量が大きい

    そのため、営業としてベンチャー企業を目指す人の中には、会社とともに成長したいと考える人も多く存在します。

    また、働いている社員も優秀な人が多く、こうした人たちと一緒に働き、切磋琢磨したいと考える人もいます。

    理由2.実力主義の会社で勝負したい

    営業としてベンチャー企業を目指す人に多い理由「2つ目」は、実力主義の会社で勝負をしたいからです。

    ベンチャー企業は、年功序列や終身雇用といったスタイルをとる企業とは異なり、基本的に実力主義です。良くも悪くも、実力が評価にダイレクトで反映されると言えます。

    そのため、一般企業で以下のような思いを抱えていた人が「実力主義の会社で勝負したい」と考え、ベンチャー企業の営業を目指すケースも多く見受けられます。

    • ・他者より営業成績が良いのに、全然評価されない
    • ・生ぬるい環境ではなく、シビアな世界で実力を試したい

    理由3.柔軟・自由な環境で働きたい

    営業としてベンチャー企業を目指す人に多い理由「3つ目」は、柔軟・自由な環境で働きたいからです。

    現職または前職で、以下のような思いを抱えていた人は、ベンチャー企業の柔軟・自由な環境に憧れることも多いと言えます。

    • ・年功序列が息苦しい
    • ・お堅い雰囲気が苦手

    柔軟・自由な環境は、オフィス自体の雰囲気や人間関係だけにとどまりません。ベンチャー企業では、仕事の範囲も柔軟・自由な傾向にあります。

    一般企業では、営業はあくまで営業の仕事だけを担当します。一方ベンチャー企業では、営業の仕事はもちろん、事務や企画といった別の業務にも片足を入れつつ、仕事をする機会も多いことが特徴です。

    ベンチャー企業の営業としてベストな転職したいあなたへ

    ベンチャー企業の営業は積極的な姿勢が求められるものの、成長できる機会が多く、実力もしっかりと評価してもらえます。

    とは言え、不安定な側面もあるため、明確な目標・ビジョンの保持も欠かせません。

    また自身の目標・ビジョンを叶えるために、応募先とのミスマッチを防ぐことも必要です。ミスマッチの防止には、採用動画などによる定性情報(職場環境や人間関係など)のチェックがオススメです。

    採用動画moovyでは、様々なベンチャー企業の動画を扱っています。そして定量情報だけでなく、テキストではわからない「人間関係」や「職場環境」といった定性情報をチェックできます。

    定性情報とは、数値やデータにあらわせない情報のことです。例えば、企業の雰囲気、一緒に働く上司やメンバーの特徴など、「誰と働くのか?」というリアルな情報がそれにあたります。

    これらの情報は、人によって解釈が異なるため、テキストでの表現が難しく、求人票などを見てもよくわからないことが多いです。

    そのため、企業内の定性情報は、実際にその企業の人に会ってみたり、インタビュー動画などを通してチェックすることが大切です。

    そんな人におすすめなのが、「moovy」という採用動画プラットフォームです。moovyには以下のような採用動画が700本以上掲載されています。



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    今林 智宏

    この記事を書いた人

    今林 智宏
    国立大学を卒業後、大手サービス企業に入社し、店長を歴任。チームマネジメントやマーケティング業務を経験。在籍中は、現場社員として数多くの学生・転職者の面接官も行う。退職後、スタートアップ企業にて、フロントエンドのシステム開発に加え、カスタマーサクセスやマーケティングを担当し、企業の採用や広告支援に関わる。

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    会社名 株式会社moovy
    代表 三嶋 弘哉
    設立 2020年4月13日
    住所 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目18−3 プレミア道玄坂ビル8階
    電話 050-3701-3401
    メールアドレス moovy_support@moovy.co.jp
    URL
    事業内容
    • ・採用動画プラットフォーム「moovy」の運営事業
    • ・動画クリエイティブの企画・制作事業
    • ・採用コンサルティング事業