スタートアップの離職率は高い?│意外な事実も判明!

# 転職 # スタートアップ

  • スタートアップに興味があるけど離職率が高いといわれているから心配
  • スタートアップは長時間労働のブラック企業が多そう
  • このようなお悩みはないでしょうか?

    スタートアップに興味を持つ若年層の方が増えてきました。しかし、スタートアップへの転職を考えている人の中には、上記のような不安を抱えている人も少なくないのではないでしょうか。

    そこで当記事では、スタートアップ企業の離職率が高いといわれる理由や、スタートアップの魅力などを説明していきます。本記事を読めば、スタートアップの離職率が高い理由は、マイナス的要因ばかりではないことが分かるはずです。スタートアップに興味をもつ人のお役に立てれば嬉しく思います。

    ぜひ最後までお読みください。

    スタートアップとは

    そもそも、スタートアップとはどのような企業なのでしょうか。明確な定義はありませんが、一般的に言われているスタートアップとは以下の特徴がある企業です。

    • ・これまでにないサービスや商品の提供を行っている
    • ・革新的なアイデアでオリジナリティあふれる価値を社会に提供している
    • ・短期間で急激な成長をし、イグジットを狙う
    • ・VCから投資を受けている

    スタートアップには新しい価値を社会に提供している企業や、20代の社員が活躍している企業も多く、若い世代から人気を集めています。

    さらにVCからの投資額も年々増加しており、ますます注目度は上がっています。

    よくベンチャー企業と混同されがちですが、ベンチャー企業とスタートアップ企業には明確に違いがあります。

    こちらの記事ではスタートアップとベンチャーの違いについて説明していますので、気になる方はご覧ください。
    合わせて読みたい:スタートアップとベンチャーの違いとは!?|異なる点を徹底解説



    若い社員や高学歴の新卒からの人気が高まっているスタートアップ企業ですが、一方で離職率の高さはどうなのでしょうか?ここからはスタートアップの離職率について解説していきます。

    スタートアップの離職率

    以下のデータは事業所規模別離職率の推移を示したグラフです。

    事業所規模別離職率の推移グラフ 出典:厚生労働省「雇用動向調査」

    バブル以降、大企業と呼ばれる離職率が一気に増加しているのが分かります。そして、大企業の離職率はそれ以降徐々に下がり始めましたが、リーマンショックで一気に増加。

    しかしそれ以降は安定して15%前後となっております。一方で、小規模事業所の離職率はリーマンショック以降、大規模事業所の離職率を下回るようになります。

    これは大企業への安定就職神話が完全に崩壊。年功序列、終身雇用制度が機能しなくなったことを意味します。

    そして、こちらは事業所規模別の新規学卒就職者が離職した割合を示したデータです。

    出典:厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況」

    これらのデータから、以下のことが分かります。

    • ・離職率は概ね平均で15%前後で推移している
    • ・大企業と言われる1000人以上の事業所でも「平均の」離職率は小規模事業所とあまり変わらない。
    • ・若年層は小規模の企業になればなるほど顕著に離職率は高い

    このように小規模事業所の新卒3年以内の離職率は30%前後であり、若者の企業への定着率は低い傾向にあります。

    スタートアップだけについてのデータがないので、この数値をイコール、「スタートアップの若年層の離職率は高い」として見るしかありません。

    このことから一般的に「スタートアップは離職率が高い」と見られているようです。

    スタートアップの離職率が高い理由5選

    若者のスタートアップの離職率は一般的な企業に比べ高い傾向にあることは前述の通りですが、その理由を見ていきましょう。スタートアップの離職理由はマイナスの理由だけではないことも事実です。

    スタートアップに興味のある人は「スタートアップはブラックだから離職率が高い?」という先入観を持つのではなく、スタートアップの実情をしっかりと把握する必要があります。

    以下、スタートアップの離職率が高くなりがちな理由を5つ紹介していきます。

    1.各種制度/福利厚生が手薄

    ベンチャー企業にもいえることですが、スタートアップは各種制度/福利厚生が手薄になりがちです。 スタートアップで各種制度/福利厚生が手薄になる理由は以下の通りです。

    • ・最低限の人数で仕事を回しているため、一人でも育休や介護休暇をとると人数が足りなくなる
    • ・創業間もないため制度面が整っていない。制度を整えている最中の場合もある
    • ・会社を大きくすることを最優先するため、資金的に福利厚生に回す余裕がない
    • ・社員のやりがいや満足度は別の部分で還元するという考え方

    スタートアップは大手企業と比較すると、社員数にも資金にも余裕がないことが多いです。しかし、「社員のための制度をこれから整えていこう」「もう少し売り上げが伸びたら、社員が働きやすくなる制度を整えたい」と考えている企業もあります。

    また、その企業が可能な範囲で、社員のための制度や福利厚生を用意している企業もあります。

    ベンチャー・スタートアップ企業の福利厚生について詳しくはこちらの記事で解説しておりますので、気になる方はこちらをご覧ください。
    合わせて読みたい:ベンチャー企業の福利厚生を調べたら分かった特徴とその対策



    2.想像以上に仕事がハードワークだった

    スタートアップのリアルについて理解せずに入社した場合、想像以上のハードワークに驚くことになります。「これから自社を成長させよう」「新しい価値を市場に早く提供したい」といった思いをもって働く人がスタートアップには多いです。

    仕事を趣味とする人や仕事を心から楽しんでいる人も多く、労働時間という概念がない企業も少なくありません。早出、残業、休日出勤を自主的にする社員が多い企業や、勤務時間を超えて働くことを当然とする雰囲気がある企業もあります。

    スタートアップでは働くことにやりがいを感じている人や満足している人もいるため、労働時間の長さをブラックとして一方的に決めつけることはできません。

    プライベートの時間を大切にしたい人や、定時に帰りたい人には価値観の相違によるミスマッチを感じてしまうでしょう。

    合わせて読みたい:ベンチャー企業はブラックってホント?|事例を交えて見分け方を解説



    3.入社後のギャップについていけない

    スタートアップというと、華やかなイメージやおしゃれなイメージがあります。スタイリッシュに働くことを求めて入社したため、現実とのギャップについていけなくなった人も一定数存在します。

    ギャップを埋めるためにはその企業について調べて理解しすることが大切です。最近ではテキストだけの求人票だけでなく、動画を使って企業の風土や雰囲気を伝える企業も多くなってきました。

    動画で確認すると雰囲気などを気軽に知ることができるのでおすすめです。 例えば以下のような動画を確認してみましょう。



    4.社員の平均年齢が低く、ジョブ型雇用の考え方に変化しつつある

    スタートアップやベンチャーにおいて社員の平均年齢が20代という企業も多いです。20代は転職しやすい年代であることや、独身の割合も高いことから、会社に不満やミスマッチを感じたら退職する人も少なくありません。

    また、日本の古い伝統的な雇用形態である、「終身雇用」「年功序列」は今の20代やベンチャー企業には通用しないことも挙げられます。

    「このスキルを習得したら別の会社に移ろう」とか、「このプロジェクトができる人を採用して、終わったら次のプロジェクトに適した人を採用する」といった「ジョブ型の雇用形態」が浸透しつつあるのです。

    5.次のステップへの踏み台として考えている

    スタートアップに就職する人の中には、「将来起業したい」「スタートアップの経験をバネに転職したい」と考えている人も多いです。

    スタートアップで働くことについて勉強や経験として捉えている人も多く、定年退職まで働くことを前提に入社している人ばかりでないことも事実です。

    起業や転職を考えている人は数年勤務したら、次の目標に向けて退職します。スタートアップでの経験や実績を活かし、起業して成功している人や大手企業への転職に成功している人もいます。

    待遇だけじゃない!スタートアップの魅力とは!?

    スタートアップについて「若手社員にも裁量権がある」「おもしろいことができそう」というイメージをもつ人も多いのではないでしょうか。

    スタートアップに転職した場合、スタートアップならではの魅力を感じながら働けます。また、スタートアップだからこそのチャンスを掴めるかもしれません。 以下、スタートアップの魅力を紹介していきます。

    1.業務にやりがいを感じやすい

    スタートアップはこれまでにはない技術やアイデアで、社会に新しい価値を提供することを目標にしています。

    革新的なビジネスやおもしろいビジネスに携わりたい人、自分で物事を考えることが好きな人にとって、スタートアップで働くことでワクワクした気分でやりがいを感じられるはずです。



    2.企業の成長過程に関わることができる

    スタートアップは短期間のうちで急成長し、大きな収益を得ることを目標にしています。社員は自社の成長を感じながら働くことができます。

    大手企業の場合、経営は安定状態にあるため、著しい成長を見込めない企業も多いです。対して、スタートアップやベンチャーは成長途中の段階であるため、自分たちの頑張りが会社の成長につながっていると実感することができます。

    自社を誰もが知る企業や大手企業に育てているという楽しさもあります。

    以下の記事では急成長を続けている企業を紹介しています。スタートアップ企業に興味がある方必見です。
    合わせて読みたい:これから伸びるベンチャー企業を見極める方法とおすすめ企業5選



    3.将来的に独立/起業に必要なスキル・経験を身につけられる

    スタートアップは小規模なので、仕事をする際に経営者の近くで働くことができます。

    そのため、経営者が何を考えて行動しているのかを知ることができます。

    経営者の近くで仕事をすると視座の高さや資金に対する考え方を実際に見て学べます。

    この経験は将来独立/起業を目指す人にとっては大きな経験になります。 また、何もないところからの組織づくりやサービス作りは、すでに出来上がったサービスを運営するよりも全く違う経験です。 この経験も、起業を志す人にとってはとても重要な経験となるでしょう。



    4.自分で考えて仕事をする姿勢が鍛えられる

    大企業の特徴として、すでに会社の売上を伸ばす方法が確立しています。 そのため、新しい試みをすることはあまり多くなく、上司の教えを聞き、言われた通りの仕事をやり続けることが多いのが現状です。

    それに対して、スタートアップ企業の特徴として、現在進行形で売上を伸ばす方法を社員みんなで考えています。

    そのため、スタートアップ企業が社員に求めることは、どうやったら売上を伸ばすことができるかを一緒に考え、試行錯誤していくことです。

    このように、大手企業とスタートアップ企業では社員が求められる仕事に大きな違いがあり、スタートアップのほうが自分で考えて仕事をする経験を得られます。

    スタートアップの離職率が気になるあなたへ

    エンジニア不足数グラフ

    スタートアップの離職率の高さは否定的理由に留まらないことが分かりました。スタートアップを次のステップに向けた踏み台として捉えている人もおり、自身の目標のために退職する人が一定数いることも離職率の高さの原因となっています。

    また、スタートアップと一括りでいっても、企業によって離職率が全く異なることを覚えておく必要があります。スタートアップの中には社員の定着率がよく、大手企業よりも離職率の高い企業があることも事実です。

    そのため、特にスタートアップの企業を選ぶ際はイメージや待遇面だけで選ぶのではなく、定性的な情報をしっかり確認することが大切です。

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    この記事を書いた人
    今林 智宏

    国立大学を卒業後、2004年に大手サービス企業に入社し、チームマネジメントやマーケティング業務を経験。在籍中は、現場社員として数多くの学生・転職者の面接官も行う。退職後、G’s ACADEMY TOKYO(LAB8期)でプログラミングを学ぶ。現在は、スタートアップにて、フロントエンドのシステム開発に加え、カスタマーサクセスを担当し、企業の人事採用に関わる。

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    会社名 株式会社moovy
    代表取締役 三嶋 弘哉
    設立 2020年4月13日
    住所 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目18−3 プレミア道玄坂ビル8階
    電話 050-3701-3401
    メールアドレス moovy_support@moovy.co.jp
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