スタートアップのキャリアって実際どう?今後のキャリアにプラスになります!
# スタートアップ # ベンチャー企業を知る
結論、スタートアップのキャリアを経て、市場価値を上げた人はたくさんいます。
しっかりと経験を積むことで、社内の昇進だけでなく、大手への転職、独立起業など幅広いキャリアが可能になりますよ。
この記事では具体例を交えながら、スタートアップでのキャリアパスについて解説します。あなたの経歴にどんなプラスがあるか、ぜひチェックしてください。
- スタートアップでの経験はキャリアにプラスになる!
- 社内の昇進だけでなく、大手への転職、独立起業など幅広いキャリアを可能にする!
この記事のまとめ
スタートアップとはどんな企業?
スタートアップとは、アメリカのシリコンバレーで生まれた言葉で、その特徴は大きく2点あります。
- ・ビジネスモデル:革新的なアイデアから新規ビジネスを創出していること
- ・企業の成長スピード:事業の急拡大を目指し、圧倒的なスピードで成長すること
これまでなかった市場に新しい技術やサービスで需要を生み出していく企業とも言え、日本で言えば、「メルカリ」や「BASE」などが有名です。
そのような企業へのキャリアを考えている方へキャリアアドバイザーがスタートアップのキャリアは実際どうなのかを解説します。
スタートアップの詳細な特徴は以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
合わせて読みたい:【表で比較】「スタートアップ」と「ベンチャー」の3つの違いとは?
スタートアップからの主なキャリアイメージ
スタートアップで経験を積むことで、どんなキャリアが可能になるのか気になりますよね。
ここでは、スタートアップでの主なキャリアパスについて解説します。
スタートアップからのキャリアは大きく以下の4つが考えられます。
- 1. スタートアップ企業内で昇進
- 2. 別のスタートアップでキャリアアップ
- 3. 大手企業に転職
- 4. 独立起業する
スタートアップでの経験は様々な道へ繋げられるため、幅広いキャリアパスが可能になるのが特徴です。
具体的にどんな道があるのか、詳しく解説します。
1.スタートアップ企業内で昇進
スタートアップへ入社すると、社内で昇進して長期キャリアを築く人もいます。キャリアを考えていく上で、社内での昇進はキャリア構築の基本となります。
スタートアップは大手企業に比べると成長が早いのが特徴です。
会社の成長に合わせ、ポストや役職が増えていくため、自身の頑張り次第で昇進スピードも早くなります。
このように、自分たちの力で事業を大きくする感覚を得られることも、スタートアップの魅力です。
長く同じ事業に携わりたい方は、企業内でのキャリア形成に力を入れると良いでしょう。
2.別のスタートアップでキャリアアップ
スタートアップでの経験を活かし、別のスタートアップに転職する人もいます。
スタートアップでの経験は他のスタートアップでも大いに役立つため、ミスマッチが起きにくいのがメリット。
特にスタートアップならではの事業成長の早さに魅力を感じた場合、その楽しさを再び経験したいと思い、様々なスタートアップを渡り歩く方もいます。
大手企業にはない事業拡大のダイナミックさを感じられるため、一度ハマると抜け出せないのかもしれません。
より自分が興味の強い業界に行くため転職をする場合でも、転職活動を有利に進めることができるのもメリットです。
3.大手企業に転職
スタートアップでの経験をもとに、大手企業に転職する人も多くいます。
これが可能になるのは、スタートアップでの経験が大手企業の採用試験で評価されやすいためです。
仕事のスピード感が早く、幅広いスキルを持つ方は大手企業に入社後も重宝される傾向があります。
転職希望の方はこういったスキルを獲得できるようスタートアップで研鑽を積めるようにしましょう。
ただしスタートアップと大手企業では、裁量権やスピードなどに大きな違いがあります。
実際に転職をする場合には環境適性をじっくり検討してから、転職の決断をすることをお勧めします。
スタートアップと大手との違いについて詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
合わせて読みたい:【多くの人が勘違い】大手企業とベンチャー企業の向き不向きを転職のプロが解説
4.独立起業する
スタートアップで経験を積んだ後、独立起業する人も多いです。
スタートアップでは経営層の近くで経験が積めるため、事業の立ち上げや運営の力が伸ばしやすく、ビジネス感覚が磨かれやすい特徴があります。
独立起業するための経験が積みやすい環境が整っているため、転職とともに起業のチャレンジをする人も多くなっているのです。
ここまでスタートアップのキャリアについて解説しましたが、それでもスタートアップへの転職は不安と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
そんな方は以下の記事をご覧ください。スタートアップ・ベンチャー企業への転職のリスクについて解説しています。
合わせて読みたい:ベンチャー企業は危ない?!3つの理由と見極め方を徹底解説!
【実例】スタートアップでのキャリアパス事例3選
スタートアップへ入社したら、社内でどんな仕事を任されていくのか、具体的なキャリアも気になりますよね。
ここでは具体的な事例を3つご紹介します。
1.スタートアップのキャリア例 営業職Aさん(30代前半)の場合
その実績が認められ、新規事業の事業部長へと抜擢。
事業の業績も好調だったため経営会議にも出席するようになり、人事部長も兼任するようになりました。
Aさんの場合は社内での長期キャリアを選択し、社長の右腕として経営に深く携わっています。
この事例は社内昇進でのキャリアを築いた例です。
新規事業がどんどん生まれるような成長企業では、会社の成長に伴いポストもどんどん増えるため、社内での昇進機会は多くなります。
本人次第でどんどん出世できるため、社内政治や出世競争が得意な人や会社の成長と自身のキャリアアップを実感したい人におすすめな例です。
2.スタートアップのキャリア例 営業職Bさん(20代後半)の場合
そこで新規事業の法人サポート職へと抜擢されます。
きめ細やかなフォローによって売上高は増加し、事業拡大に貢献しました。
Bさんの場合は最終的に年収100万円アップで転職が決定。別のスタートアップにてカスタマーサクセス職として活躍しています。
こちらの事例はスタートアップから転職してキャリアアップが実現した例となります。
キャリアはどんな経験をしてきたかによって、積みあがります。苦しくても自分が成長できる環境に身を置くことで、転職の際に年収アップという結果に結びつきます。
スタートアップでの経験はまさしくこのような事例になることが多いです。
3.スタートアップのキャリア例 マーケティング職Cさんの場合
細やかな数字分析が得意なことが評価され入社半年でチームリーダーとして抜擢され、経営会議にも出席するようになりました。
次第に事業開発に魅力を感じるようになったため、一から事業を起こすために起業しました。
こちらはスタートアップを経て起業した事例です。
スタートアップは経営陣との距離が近いのも特徴。経営数値やどのような資金繰りになるのかを近くで見れるのはスタートアップならではの経験。
その経験が起業してから非常に良い経験となります。
ここでは、スタートアップに入社した際のキャリア例をご紹介しました。スタートアップに限らず、キャリアを考えることは転職をする上で重要です。
ご自身のキャリアを考える際にキャリアの棚卸しをしてみてはいかがでしょうか?
以下の記事では具体的なキャリアの棚卸しの方法を紹介しています。実際に使えるキャリアシートをダウンロードすることも可能です。
合わせて読みたい:キャリアの棚卸しのやり方!便利なワークシート付で徹底解説!
スタートアップのキャリアの特徴3選
スタートアップで獲得できるキャリアには共通点があります。
ここでは、どんな傾向があるのか3つご紹介します。
1.若手社員でも裁量を持って仕事ができる
入社して間もない社員でも、裁量のある仕事が任されやすい特徴があります。
例えば営業職でも顧客選定や管理方法などが営業部に一任され、社員の判断で営業方針が決定することもよくあります。
一社員であっても、自分で事業を動かしているという実感をもちやすく、やりがいを感じやすいでしょう。
2.自分のやりたいことを叶えやすい
スタートアップは社員と経営層の距離感が近いため、意見が届きやすい傾向があります。
各部署に決定権を与えていることも多いため、部署内で積極的にやりたいことを発信していたら実現した、ということもあります。
事業案だけでなく、マネジメント方法や、職場環境の作り方などのアイデアがあれば、やりたいことを試してみるのも良いでしょう。
3.ひとりで複数ポジションを任されやすい
スタートアップでは複数のプロジェクトが進行する場合もよくあり、社員はいくつかの仕事を兼任していることがほとんどです。
主要な事業が立ち上げ期であることも多く、任される仕事も流動的になりやすいことが理由です。
このため、自分が担当している仕事の他にも興味のあるポジションがあった場合には、相談すれば兼任可能になりやすい傾向があります。
さまざまなスキルセットを身につけるチャンスでもあり、チャンスを掴みやすい環境と言えるかもしれません。
スタートアップの経験がキャリアにプラスになる理由5選
スタートアップでの経験は、キャリアにどんなメリットをもたらしてくれるのでしょうか。
ここではキャリアにプラスになる理由を解説します。
1.スキルアップのチャンスが多い
スタートアップでは新しいプロジェクトが動き始めることが多く、新しい仕事を任されるチャンスも多くなっています。
このため、チャレンジできるきっかけが多くなり、スキルアップできる機会が増えるのです。
また、裁量を持って仕事ができるので、PDCAを高速で回しやすく、その経験は他の企業からも重宝されます。
自分のキャリアにプラスになる経験を積めるチャンスが多い分、興味のある仕事には積極的に参加姿勢を示すと良いでしょう。
2.スキルの幅を広げやすい
スタートアップでは複数ポジションを兼任することが多く、新しいスキルの獲得がしやすい環境といえます。
経験はスキルを複合して習得することで、貴重となります。
例えば、エンジニアのコーディングスキルとマーケティングスキルを掛け合わせることで、タグの埋め込みやホームページを自分で調整できるようになるため、より精度の高いマーケティングを行うことが可能になります。
このようにスキルを複合して習得できることは市場における貴重性を高めることにつながります。
新規事業によって新しいポジションができることもよくあるため、興味のある仕事にはどんどんチャレンジして、スキルの幅を広げていきましょう。
3.経営層の近くで仕事ができる
スタートアップは全社的に距離感が近く仕事ができるため、若手社員でも経営層の近くで仕事をすることができます。
経営視点を学びやすく、事業全体を運営する視座の高い視点を持つこともできるため、仕事をする上での視野が広げやすい環境と言えるでしょう。
4.上流ポジションを獲得しやすい
スタートアップでは仕事の実力を重視するため、仕事ができて昇進したい意欲のある人は早期に役職に就く傾向があります。
上流ポジションの経験は市場価値も高い経験となるため、自分のキャリアにとってプラスな経験となります。
このため、短期間での市場価値向上のためにスタートアップへの就職を目指す人もいます。
5.早いスピード感で仕事ができるようになる
大手に比べ、スタートアップの仕事のスピード感はかなり早いです。
事業の急拡大を目指すため、社内の承認フローも短く、スピード感を持って事業を進めることができます。
早くこなせるスキルがつけば、どんな速度の仕事にも対応できる力が身につくため、スタートアップでの経験は市場価値を上げる大きな経験となるでしょう。
moovyでは、スタートアップに実際に入社した方々をインタビューした動画を掲載しています。その中からいくつかの動画を紹介しますので、ぜひご覧ください。
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スタートアップへの転職を考えている方へ
ここまでスタートアップでのキャリアパスについて解説しました。
スタートアップではキャリアにプラスになる経験がたくさんできます。
ここで大事になるのが、「自分に合ったスタートアップを選ぶ」こと!
実際に働く人や会社が合うスタートアップであれば、様々な仕事に向き合いやすくなり、経験をしっかり吸収できますよね。
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- 井崎 麻結
- 国家資格キャリアコンサルタント。キャリアコンサルタント技能士2級取得。大学院を卒業後、専門学校の授業企画・スクール運営を経験後、人材系ベンチャー企業に転職し人材紹介業と派遣事業に携わる。主に、個人営業・法人営業・採用業務に携わる。現在はフリーランスとしてキャリア系メディアのライティング、キャリアコーチなどに従事。
この記事を書いた人
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会社名 | 株式会社moovy |
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代表 | 三嶋 弘哉 |
設立 | 2020年4月13日 |
住所 | 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目18−3 プレミア道玄坂ビル8階 |
メールアドレス | moovy_support@moovy.co.jp |
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