ベンチャーに入ったら成長できる?ベンチャーで身に付くスキルとは?

# ベンチャー企業を知る # 転職

  • ベンチャー企業で身につくスキルを知りたい!
  • ベンチャー企業と大手企業。身につくスキルはどう違うの?
  • こうした疑問をお持ちではないでしょうか?

    ベンチャー企業が気になっている方は、ベンチャー企業で実際に働くと、どういったスキルが身につくかが気になりますよね。 このような情報を収集することは就職先を決める上で重要なポイントとなります。

    そこで当記事では、ベンチャー企業で身につくスキルを、大手企業と比較しながら解説します。ベンチャー企業に転職したい人や、ベンチャー企業でキャリアアップなどを考える人は、ぜひ参考にしてください。

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    大手企業とベンチャー企業の違い

    大手企業とベンチャー企業について、まずはどのように違うのかを簡単に比較します。 法律などで正式に決められてはいないものの、一般的には以下のような違いがあります。

      大手企業の特徴

    • ・一般的に資金力が高く、従業員数が多い
    • ・業界内外での知名度やブランド力が高い
    • ・分業制で仕事は進み、確認すべきルールや決裁ルートが多い傾向

      ベンチャー企業の特徴

    • ・新しいサービスや事業を展開し、設立から間もない企業が多い
    • ・企業規模は「小~中」が大半を占める
    • ・一人で複数の業務をこなしていることが多い

    以上のことから、大手企業は人数や規模が大きく安定的であり、ベンチャー企業は比較的規模が小さく不安定ながらも勢いがあると言えます。

    大手企業とベンチャーの違いについて、さらに詳しく知りたい人は、こちらも参考にしてください。

    合わせて読みたい:【多くの人が勘違い】大手企業とベンチャー企業の向き不向きを転職のプロが解説



    ベンチャー企業で身につくスキルとは?

    では早速ベンチャー企業で身につくスキルについて解説します。

    1.自発性

    ベンチャー企業は、組織全体で新しいことにチャレンジするため、すべてがまっさらな状態からスタートします。

    また会社がスタートしてから日も浅く、マニュアルなども整備されていないことから、誰かが仕事を「手取り足取り教えてくれること」は基本的にありません。

    なぜなら、他の従業員も正解が分からないため、全員が手探りの状態だからです。 言い換えれば、みんなでゼロから会社を作り上げていくため、他では経験できない貴重な体験ができます。

    そのため、ベンチャー企業では自ら積極的に行動し、失敗と成功を繰り返しつつ、正解を見つけながら会社の基盤を作り上げていくことも特徴です。

    以上のことから、ベンチャー企業ではチャレンジ精神を持ちながら、常に自分発信で行動する必要があるため、自発性が身につきます。

    2.複数のことを同時にこなす能力

    ベンチャー企業では、1人ひとりに与えられる裁量が大きく、大手企業では考えられないくらい仕事や責任の幅が大きいです。

    仕事や責任の幅が大きいため、個人の考えにもとづき、物事を判断/処理する機会が多くなります。

    たとえば大手企業では、数名の承認が必要だった事項も、ベンチャー企業では自分だけの判断で進めるケースも多く見受けられます。 そのため、必然的に一人が抱える仕事量も多くなることが特徴です。

    仕事量が多くなると、1つのことだけにじっくりと時間をかける余裕はありません。 さまざまな仕事を同時進行で行う必要があるため、複数のことを同時にこなす能力が身につきます。

    「一人一人の裁量の大きさが仕事のやりがいに繋がっている」と語るベンチャー企業で働く方々の声を、こちらから聴くことが出来ます!↓

    3.逆境を乗り越えるサバイバル能力

    ベンチャー企業は、成長途中の段階であるため、多くの可能性を秘めています。しかし、成長途中であるがゆえに、経営基盤が不安定なことも特徴です。

    金銭的な部分をはじめ、会社のルールや立ち位置なども定めている段階であり、問題が発生すると危機的な状況になるケースも見受けられます。

    こうした危機的な状況を回避すべく、さまざまなアイディアを出しつつ、全員で解決策を絞り出すことも多々あります。 そのため、逆境を乗り越えるための「サバイバル能力」が身につきやすいことも特徴です。

    身につけたサバイバル能力は、不安定で変化の激しい時代のなかでも、大いに役立つと言えます。

    大手企業で身につくスキルとは?

    一方で大手企業で身につくスキルはベンチャー企業と比べどのようなものがあるでしょうか。

    1.より専門性の高い知識やスキル

    大手企業は各自の役割分担が細かく決められており、作業範囲がしっかりと区切られています。 そのため、大手企業で働くと、ベンチャー企業よりも専門的なスキルが身につきやすいです。

    特定の分野に注力できることから、専門性の高い知識やスキルの習得が可能であり、その道のプロフェッショナルになりやすいと言えます。

    また大手企業では、知識やスキルをつけるために、定期的に教育や研修が実施されることも特徴です。

    2.社内調整力

    社内調整力とは、社内の各部署を取りまとめる力や、部署内の計画をスムーズに実行する際に必要とする力を指します。

    大手企業は多くの部署が存在し、1つの部署内であっても、所属する人数が多いことも特徴です。

    そのため、業務を遂行する際に「社内調整力」を必要とするケースが多く、こうした能力を身につけやすくなります。 社内調整力を具体的に言うと、以下などです。

    • ・部署内での意見をすり合わせる
    • ・上長の承認を得るための根回しを行う
    • ・立場や部署の違いを超え、一つの目標に向けてまとめる

    以上のような能力が必要とされるため、身につけやすいスキルと言えます。

    ベンチャー企業では組織が小さいため、普段のコミュニケーションも取りやすく、そこまで必要としない能力ですので、大手企業ならではのスキルです。

    3.マネジメント能力

    大手企業では多くの人と関わる必要があります。 さらに社歴が長くなると、部下の面倒を見る場面も多くなり、部下への「仕事の割り振り」や「管理」なども求められます。

    つまり大手企業では、ベンチャー企業と比較すると、より「マネジメント能力」が必要だと言えます。

    大手企業では、マネジメント自体の研修も開催されるケースが多く、マネジメント能力を基礎から身につける機会も多いです。

    ベンチャー企業でスキルを身につけたい人は、目的を持つことが大切

    ベンチャー企業でスキルを身につけたい人は、目的を持つことが大切です。理由は以下の通りです。

    • ・過酷な部分もあるため、目的意識がないと途中で挫折する可能性がある
    • ・選ぶべきベンチャー企業が分かる
    • ・自分が進みたい方向とその企業が進む方向に違いが出たとしても正しい道を選択できる

    それではそれぞれ詳しく解説していきます。

    1.過酷な部分もあるため、目的意識がないと自分を見失う

    ベンチャー企業は多くの可能性を秘めており、華やかな世界に見える人もいるでしょう。 しかしベンチャー企業は、大手企業にはない「過酷な部分」も持ち合わせます。

    そのため、「ベンチャー企業に憧れた」といった曖昧な意識のまま採用されると、入社後に痛い目を見る可能性があります。 何のために仕事をしているかが分からず、自分を見失う人もいるでしょう。

    また目的意識を持つためには、will・can・mustを踏まえたうえで、自分のやりたいことを考える必要もあります。

    Will-Can-Mustとは、自己分析に役立つフレームワークであり、簡単に表すと以下のような意味になります。

    • ★will…将来実現したいこと
    • ★can…willを実行するためにできること
    • ★must…canの実行のために、やるべきこと

    Wii-Can-Mustについてより詳しく知りたい方は、こちらをご覧下さい。

    合わせて読みたい:【図解】Will-Can-Mustとは?転職の自己分析にも使える!



    Will-Can-Mustを踏まえながら目的意識を持つことで、軸を持ちつつ業務を遂行できるため、ベンチャー企業の過酷な部分にも耐えられると言えます。

    以下は自分のやりたいことやビジョンに共感してベンチャー企業に入社した人などにインタビューした動画です。ぜひ参考にしてみてください。

    2.選ぶべきベンチャー企業が分かる

    ベンチャー企業とひとくちに言っても、事業内容や会社環境はさまざまです。そのため、自分に合ったベンチャー企業を選ぶことが大切だと言えます。

    選ぶべきベンチャー企業は、前述の「will・can・must」にあてはめた目的意識に対し、ビジョンの一致する企業が理想です。

    Will-Can-Mustのイメージ図↓

    自分の目的意識と、入社した企業のビジョンが合致することで、自分の目的をかなえるために必要なスキルが身につきます。

    つまり、どういったスキルを伸ばしたいかを考えるより、ゴールである「目的」を考えることで、必要なスキルが自然と身につくと言えます。

    3.自分が進みたい方向とその企業が進む方向に違いが出たとしても正しい道を選択できる

    目的を持つ理由として「入社した企業が方向転換をして、自分がやりたい事ではなくなった」場合に生きてきます。

    ベンチャー企業ではこれまで勝負してきた領域とは少し違う領域に方向転換をするパターンは多々あります。

    そのため、「自分はなぜこのスキルを身につけたいか」をしっかり持つことにより、方向転換したとしても、修正は可能です。

    例えば、マーケティングスキルを身につけたくて入社した企業が、営業を行って欲しいとなったとしても、

    自分がその先にどんなことがしたいかが分かっていればそれは将来役に立つと考えられるでしょう。

    ベンチャー企業で身につくスキルが気になる人へ

    ベンチャー企業でスキルを身につけたい人は、目的を持つことが大切です。目的を持つことで、過酷な部分を乗り越えられるため、選ぶべきベンチャー企業も分かります。

    またベンチャー企業を選ぶ際には、自分に合ったスキルが身につくかをチェックすることはもちろん、職場の風土や人間関係もチェックすることで、自分に合った転職先が分かります。

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    今林 智宏

    この記事を書いた人

    今林 智宏
    国立大学を卒業後、大手サービス企業に入社し、店長を歴任。チームマネジメントやマーケティング業務を経験。在籍中は、現場社員として数多くの学生・転職者の面接官も行う。退職後、スタートアップ企業にて、フロントエンドのシステム開発に加え、カスタマーサクセスやマーケティングを担当し、企業の採用や広告支援に関わる。

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    会社名 株式会社moovy
    代表 三嶋 弘哉
    設立 2020年4月13日
    住所 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目18−3 プレミア道玄坂ビル8階
    電話 050-3701-3401
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