職務経歴書の書き方マニュアル!ダウンロード可能なテンプレ付き!

# 転職 # 応募の準備|職歴書・履歴書など

  • 職務経歴書の書き方がわからない…
  • とは言え、できれば手軽に作成したい!
  • こうした悩みをお持ちではありませんか?

    職務経歴書は重要なものだと理解しつつ、書くべき内容がわからない人も多いですよね。また一から作成するのも、気がひけるものです。

    そこで当記事では、職務経歴書の作成ポイントを解説したうえで、手軽に作成できる「職務経歴書のサンプル」も提供します。

    職務経歴書の書き方をマスターし、転職活動をうまく進めたい人は、ぜひお役立てください。

      この記事のまとめ

    • 基本的な職務経歴書の書き方がわかる
    • 必要に応じてサンプルをダウンロードして利用できる

    企業タイプ診断

    職務経歴書とは?

    職務経歴書とは、今までの業務経験やスキルが確認できる書類です。

    職務経歴や自己PRを具体的かつ詳細に書くことで、応募先に対してアピールができます。

    また採用担当者も職務経歴書の内容をチェックし、自社で活躍できそうな人物かを判断することから、重要な書類だと言えます。

    そのため、職務経歴書には「応募先でどれだけ貢献できるか?」を記載掲載する必要があります。

    混同されがちな履歴書との違いは、以下の通りです。

    • ・履歴書…応募者の「プロフィール」が確認できる書類
    • ・職務経歴書…応募者の「業務経験」と「業務で活かせるスキル」が確認できる書類

    職務経歴書を書く前の準備

    書類選考を通過しやすい「職務経歴書」を用意するには、書く前の準備が欠かせません。

    ここでは、職務経歴書を書く前に実施すべき【4つの準備】について紹介します。

    1.サンプルの用意

    職務経歴書を書く前に実施すべき準備の1つ目は、サンプルの用意です。

    職務経歴書を「まっさらな状態」から書き始めると、ハードルが高まります。そのため、サンプルを用意したうえで、自身に置き換えながら記入する方法がオススメです。

    当記事でもサンプルを用意しているため、ぜひご活用ください。
    (サンプルのダウンロードについては、のちほど案内いたします。)

    2.記載する必要がある要素を知る

    職務経歴書を書く前に実施すべき準備の2つ目は、記載する必要がある要素を知ることです。 必要な要素は、以下の5項目です。

    • a.職務概要
    • b.職務詳細
    • c.応募先で活かせる経験
    • d.資格
    • e.志望先企業への想い

    それぞれについて詳しく解説していきます。

    a.職務概要


    職務概要とは、職務経歴書の冒頭に記載する「内容の要約」です。

    職務経歴書は情報量が多いため、簡潔な情報を記載することで、アピールポイントを目立たす役割があります。

      ~職務概要を書くうえでのポイント~
    • ・100文字程度でシンプルに過去の経歴を記載する
    • ・文面の第一印象にもなるためキャッチーな内容を心がけ、興味をひかせる


    b.職務詳細


    職務詳細とは、取り組んできた(または取り組んでいる)仕事内容や役割のことです。たとえば「営業を担当し、リーダーとしての新人教育も担当した」などが該当します。

    職務詳細は職務経歴書の大半を占めるため、視覚的な読みやすさも意識すると良いでしょう。

      ~職務詳細を書くうえでのポイント~
    • ・実績など、数値で表現できる部分は数値化する
    • ・情報量が多い場合には、箇条書きや表も使用する
    • ・5W1Hが伝わるよう、具体的な内容を記載する

    とくに、以下の情報は必ず入れるようにしましょう。

    • ・会社名
    • ・在籍期間
    • ・自身が行った仕事内容
    • ・実績
    • ・実績を残すために工夫した点

    c.応募先で活かせる経験


    職務経歴書では、過去の経験をすべて書くのではなく、あくまで「応募先で活かせる」経験を記載します。

    なぜなら、採用担当者は職務経歴書を通じて、自社に貢献できそうな人物かを判断するからです。 活かせる経験が「応募先で活かせる内容」でなければ、自社で活躍するイメージを持てません。

      ~応募先で活かせる経験を書くうえでのポイント~
    • ・応募先企業で再現できる内容を選ぶ
    • ・多くなりすぎず個数としては2~3個ほどを記載する


    d.資格


    保有する資格を記載する際には、応募先との親和性が高いものだけでなく、関係性が低いものも記載しましょう。

    なぜなら、資格の取得に向けて「努力ができる人」という印象を与えられるからです。とは言え、無理に記載する必要はありません。

    資格を保有していない場合には「なし」と記載します。

      ~資格を書くうえでのポイント~
    • ・取得日が新しいものから時系列に書く
    • ・正式名称で記載する
      (例)誤:英検2級 → 正:実用英語技能検定2級


    e.志望先企業への想い


    志望先企業への想いでは、応募先に向けた特別な考えや意欲を記載します。

    一般的な職務経歴書には、こうした項目を設けないケースが多いです。しかし、他者との差別化ができ、志望先企業に「優先度が高いこと」をアピールできるため、重要な項目だと言えます。

    志望度が高い企業には、必ず記載すると良いでしょう。

      ~志望先企業への想いを書くうえでのポイント~
    • ・企業研究をして伝えたい想いをまとめましょう
    • ・HPや求人票だけではなく、定性情報も理解した上で記載しましょう

    志望企業への想いを書く場合には、応募先の定性情報を確認しておくことが重要です。動画を提示している企業があれば積極的に確認しましょう。例えば以下のような動画はとても有効です。

    3.業務経験の棚卸し

    職務経歴書を書く前に実施すべき準備の3つ目は、業務経験の棚卸しです。

    なぜなら、職務経歴書の作成では以下の項目が必要になるからです。

    • ・実績(今まで何をしてきたか?)
    • ・スキルや資格…(自分には何ができるか?)
    • ・将来のビジョン(今後どうしたいか?)

    業務経験を棚卸しすることで、上記3点が見えてきます。最初から文章にするのが難しい場合には、キーワードから書き出すと良いでしょう。

    また自身の年表を作成する要領で、過去の成功体験や失敗談などを思い浮かべつつ作成するとスムーズです。

    自分の将来ビジョンの考え方を詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

    合わせて読みたい:転職における「将来ビジョン」の考え方を知る!転職のプロが解説!

    4.志望先企業を調査する

    職務経歴書を書く前に実施すべき準備の4つ目は、志望先企業の調査です。

    せっかく職務経歴書を用意しても、応募先のニーズから外れた内容だと、ミスマッチという判断になりかねません。応募先のニーズを汲み取り、自身を最大限にアピールするためにも、志望先企業の調査は重要です。

    志望先企業の調査では、ホームページや求人票を使った定量情報のチェックはもちろん、職場環境や人間関係といった定性情報のチェックも欠かせません。

    接触を控える昨今において、ここでもオススメな定性情報の確認方法は「採用動画」の活用です。

    書類選考を通過できる職務経歴書にするためのポイント

    面接に進むには、書類選考を通過する必要があります。ここでは、書類選考を通過できる「職務経歴書」にするためのポイントを解説します。

    押さえるべきポイントは、以下の3つです。

    • 1.シンプルかつ簡潔に書く
    • 2.応募先企業で再現できる経験を書く
    • 3.応募先企業への想いを伝える

    1.シンプルかつ簡潔に書く

    書類選考を通過できる「職務経歴書」にする1つ目のポイントは、シンプルかつ簡潔に書くことです。

    なぜなら、内容を最後まで読んでもらいやすくなるからです。また採用担当者に「要領が良い人」という印象も与えられるでしょう。

    そのためには、以下のポイントを意識しましょう。

    • ・文章を長くしすぎない
    • ・箇条書きや表も取り入れる
    • ・友人や家族など、第三者にチェックしてもらう

    2.応募先企業で再現できる経験を書く

    書類選考を通過できる「職務経歴書」にする2つ目のポイントは、応募先企業で再現できる経験を書くことです。

    採用担当者は職務経歴書をチェックすることで「自社に貢献できる人か?」を見ています。そのため、多くの経験を記載していても、応募先で再現できる経験が書いていなければ意味がありません。

    応募先企業で再現できる経験を書く際には、以下の流れですすめると良いでしょう。

    • ・応募先企業を研究し、必要なスキルを把握する
    • ・自身との共通点を見つける
    • ・自身の経験を一般化(抽象化)して応募先企業でも再現できることを伝える

    3.応募先企業への想いを伝える

    書類選考を通過できる「職務経歴書」にする3つ目のポイントは、応募先企業への想いを伝えることです。

    前述の通り、職務経歴書に「応募先企業への想い」を記載するケースは多くありません。そのため、応募先への想いを記載することで、他者との差別化ができ印象アップにつながります。

    また企業は、自社への志望意欲が高い人を採用したいと考えるものです。なぜなら、志望意欲が高いと定着率の向上が期待でき、積極的に働いてくれる可能性も高まるからです。

    とは言え、多くを記載する必要はありません。2~3行程度で構わないため、自身の想いを記載しましょう。

    職務経歴書の作成でよくある質問

    つづいて、職務経歴書の作成で「よくある質問」について解説します。

    代表的な質問を掲載するので、作成時に役立ててください。

    Q.「手書き」と「パソコン」どちらが良いの?

    職務経歴書の作成において、手書きかパソコンかの決まりはありません。しかし、現在はパソコンでの作成が主流です。

    パソコンで作成すると、誤字脱字といったミスを修正しやすく、レイアウトの調整も容易です。またデータが手元に残るため、企業に応じた職務経歴書をカスタマイズし、効率的に作成ができます。

    以上のことから、企業から指定がない場合には、パソコンで作成します。

    郵送での提出を求められた場合には、プリントアウトしたものを発送し、データでの提出を求められた場合には、PDF形式で提出しましょう。

    Q.フォントは何を選べば良いの?

    職務経歴書のフォントに決まりはないものの、ビジネスシーンに合う一般的なフォントを選ぶと安心です。

      ~ 一般的なフォントの例 ~
    • Windowsの場合…明朝体、メイリオ
    • Macの場合…ヒラギノ明朝、ヒラギノ角ゴ

    またゴシック体は、見出しといったアクセント程度の使用がベターです。一般的なフォントを選ぶことで、採用担当者も違和感なく目を通せるでしょう。

    またフォントを揃えていないと、違和感を与える原因になるため、しっかりと統一します。サンプルをダウンロードすると、フォントが統一されていることから、そのまま活用できます。

    Q.アルバイト経験は記載すべき?

    アルバイト経験は、基本的に記載の必要はありません。

    ただし、応募先で活きるアルバイト経験を持つ場合には、記載しても良いでしょう。

    またアルバイト先で「リーダー経験」や「業務改善に取り組み、評価を受けた場合」などは、その旨を記載することもオススメです。

    一方、応募先のニーズに合致しない内容や、短期間で辞めてしまったアルバイト経験は記載を避けましょう。

    職務経歴書_サンプルのダウンロード

    職務経歴書の作成では、サンプルを活用する方法が効率的でありオススメです。

    ここでは、営業職用のサンプルを用意しました。とは言え、職務経歴書の要素は他職種でもあまり変わりません。

    そのため、営業職以外の人も「実績の部分を自身の職種に合わせて変更」することで、すぐに使用できます。

    (例)【企画職の場合】
    実績部分を「実際に企画したサービスと、その実績」に変更する

    (例)【エンジニアの場合】
    実績部分を「実際に携わったサービス名と、自身の担当範囲」に変更する

    以下のURLより職務経歴書のサンプルをダウンロードできます。ぜひご活用ください。
    >職務経歴書ダウンロード

    また、職務経歴書の添削サービスもmoovyユーザーなら『無料』で承っています。職務経歴書の作成にお困りでしたら、お気軽にご相談ください。

    職務経歴書のご相談はメールにて → moovy_support@moovy.co.jp

    転職活動を成功させたいあなたへ

    職務経歴書を書く際には、サンプルを用意したうえで、応募先企業に合わせた内容に仕上げる必要があります。

    応募先企業に適した職務経歴書を用意するには、企業の情報収集が欠かせません。ホームページや求人票に掲載された情報はもちろん、人間関係や職場環境といった定性情報のチェックも重要です。

    採用動画プラットフォームmoovyでは、オフィスツアーや従業員のリアルな声を紹介しているため、定性情報をしっかりとチェックできます。

    また、経営者・人事担当者・管理職といった面接官候補のインタビューチェックも可能です。そのため、職務経歴書を用意する際に「企業の心をつかむ」要素を、取り入れやすくなります。

    職務経歴書の書き方を押さえ、転職活動を成功させたい場合には、ぜひ採用動画プラットフォームのmoovyをご活用ください。

    浅倉 章平

    この記事の監修者

    浅倉 章平
    東京都出身。青山学院大学 理工学部を卒業後、大手企業にて営業畑を中心に活躍。その後、大手転職エージェント企業にてキャリアアドバイザー、営業マネージャーという立場で累計1,700名以上の転職を支援。履歴書の書き方から面接対策まで、幅広い転職ノウハウを持つ。現在はSaaS系メガベンチャー企業にて営業組織の立ち上げやカスタマーサクセス等の業務に関わっている。

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    会社名 株式会社moovy
    代表 三嶋 弘哉
    設立 2020年4月13日
    住所 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目18−3 プレミア道玄坂ビル8階
    メールアドレス moovy_support@moovy.co.jp
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