転職成功までの流れを徹底解説!転職活動の正しい手順とは?

# 転職 # 転職で失敗しないために

転職活動をどうやって進めたらいいかわからない・・・。

新卒の時とは違う、中途採用の就職活動。不安になることが多いと思います。

「一生同じ会社で働く」マインドセットから、「転職してキャリアアップを図る」という考え方に、現代の日本は変わってきています。

今回は、転職を決めたらまず確認すべき「転職の流れ」について解説します。

現在、転職を検討されている方は、本記事で紹介するステップを参考に、計画的に転職の準備を進めてください。

    この記事のまとめ

  • 「転職の流れ」をしっかり押さえよう!
  • 転職の最初のステップは、企業探しではなく自己分析
  • 面接準備はできるだけ早く始め、時間をかけるべき

企業タイプ診断

転職の流れ① 自己分析

「まずやることは、転職先の求人探しじゃないの?」と意外に感じる方もいるかもしれません。

しかし、自己分析をしないで転職活動をすることは、地図のない航海と同じです!自己分析をすることで、得られるメリットが3点あります。

  • 1.自分の強みを把握することで、アピールポイントを把握できる
  • 2.自分に本当に合う就職先を見つけられる
  • 3.ミスマッチを防げる

自己分析のやり方は長くなりますので、詳しくは以下の記事で解説しています。

合わせて読みたい:転職に必要な自己分析のやり方を徹底解説|3つの方法を紹介します



ここでは自己分析をするメリットを3つご紹介します。

1.自分の強みを把握することで、アピールポイントを把握できる

採用面接では、仕事への意欲や人間性だけでなく、入社後に活かせるスキルや能力を持っているかどうかも重視されます。

特に30代の場合、入社後に何ができるかが大きく評価されます。エンジニアとしての専門性が高い方や、能力のある方は現在の年収よりも良い待遇で転職できる可能性が高いでしょう。

多くのライバルがいる中で内定を獲得するためには、自分が会社で活躍できる人材であることを、効果的にアピールすることが大切です。そのためには、自己分析を行い、自分の強みを整理、把握しましょう。

履歴書や面接で聞かれる自己PRですが、正確な自己分析に基づいた自己PRは、採用企業にとっても、あなたが自社にふさわしいかどうかを判断する材料になります。

2.自分に本当に合う就職先を見つけられる

転職活動では、自分の興味のある分野や、すでに経験した職種の会社に注目する人が多いかもしれません。

しかし、実際に自分が活躍できる仕事かをわかっている人は少ないのではないでしょうか。

自己分析によって自分を見つめ直すことで、今まで考えもしなかった仕事が実は自分に向いていることに気づくかもしれません。

入社してから「自分はこの仕事に向いていないのかもしれない。」と後悔しないためにも、事前によく分析しておくことが大切なのです。

それには「Will-Can-Must」のフレームワークが有効です。自分には何ができて、どんな仕事がしたいのか、そしてすべきことなどを客観的に評価できるフレームワークです。

詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

合わせて読みたい:【図解】Will-Can-Mustとは?転職の自己分析にも使える!



3.ミスマッチを防げる

ミスマッチは、採用側と求職者側のニーズの期待のズレのこと。これは、転職前に自己分析をしっかりすることで是非とも事前に防ぎたいものです。

採用動画を視聴すると、企業ホームページの文字だけの情報では伝わらない、五感に訴える会社情報を得ることができます。例えば以下のような動画です。

自己分析と共に自分に合う企業選びの参考に、活用してみてください。

転職の流れ② 企業探し

自己分析が終わったら、実際にどのような企業が採用をしているのか、情報収集開始です!以下に具体的な方法をご紹介します。

ここで挙げた手法はどれか一つではなく、複数のメディア/手法を用いて総合的に進めていくことが重要です。

なぜなら、様々な角度から企業情報を入手することで、自分にマッチするかを測れるからです。ぜひ参考にしてください。

1.転職エージェントに相談する

まず第一の方法は、転職エージェントに相談すること。転職エージェントを利用するメリットは、専任のコンサルタントが付き、企業選びから解雇の手続きまで無料でフルサポートしてくれることです。

社風や昇給制度、離職率など、企業には聞きにくいことも、間に入ってコンサルタントが教えてくれます。

コンサルタントに、自己分析や今後のキャリアプランなどを気軽に相談できるため、初めての転職で不安な方におすすめの転職方法です。

ただし、コンサルタントとの連絡や面談に抵抗がある方は、転職エージェントは向いていないかもしれません。

転職活動をどのように続ければいいのか、興味のある業界にはどのようなトレンドがあるのかなど、包括的な知見を得たり、相談が必要な場合は、転職エージェントの利用を検討してみてください。

2.転職サイトや企業の募集ページから自分で応募

第二の方法は、転職情報が掲載されたポータルサイトや、企業の中途採用募集ページから、自分で応募することです。

転職ポータルサイトは、リクナビNEXTのような総合転職サイトから、職種や性別などに特化したサイトまで、様々なタイプがあります。また、面接のマナーや書類の書き方など、転職に役立つ見出しも充実しています。

転職サイトのメリットは、コンサルタントがいないため、自分のペースで転職活動ができることです。

もしすでに興味のある企業がある場合は、その企業の採用ページを訪れて、中途採用をしていないかチェックしてみると良いでしょう。

3.SNSやウェビナー(勉強会)で企業を知る

第三の方法は、近年増えてきている方法の、SNSやウェビナー(勉強会)での活動です。

これらの媒体を利用することで、思わぬ出会いがあるかもしれません。 ここから転職をすることでの1番のメリットは「ミスマッチ」が少ないこと。

SNSやウェビナーなどでは採用前提の出会いではなく、別の話題や事柄で繋がれることが多く、共感や相性の良さから採用につながることがあります。

普段からSNSやウェビナー(勉強会)などは積極的に行うと良いでしょう。

4.口コミやSNSを確認し、企業の評判から探す

口コミやSNSを確認することは企業の評判を知るには重要です。注意点として、「参考程度にとどめること」が大切。

なぜなら、良い意見は「サクラ」の可能性も秘めており、悪い意見は「辞めた社員が不必要にネガティブな意見を書いた」可能性もあるからです。

他社のものと比較をすることで、そのような意見を客観的に見ることができます。例えば「他の会社よりも悪い書き込みが多いな」とか、「この点についてはこちらの方が良さそうだな」など、比較しながら客観的に見ていきましょう。

また企業への思いや感じ方は、個人によって異なります。 そのため、他の方法もあわせて企業選びの参考にすると良いでしょう。

5.採用動画を確認し、企業内部のリアルな声を確認する

転職の流れ③ 応募書類の作成

応募したい案件が見つかったら、応募書類の作成に取り掛かりましょう!

転職の際に用意する書類は、履歴書と職務経歴書の2種類が一般的です。求人情報に記載されている応募条件をよく読み、必要な書類を用意しましょう。

これらは選考の合否を左右するものなので、応募先企業で働きたいという気持ちだけでなく、自分の強みや貢献できることを反映させることが重要です。

前項で記載した、自己分析がここで役に立ってきます。また、転職エージェントを利用する場合は、ここで、適切な書式や内容についてアドバイスを受けることができます。

また、職務経歴書の書き方は、以下の記事で詳しく解説しています。ダウンロード可能なサンプルもありますので、ぜひご活用ください。

合わせて読みたい:職務経歴書の書き方マニュアル!ダウンロード可能なテンプレ付き!



転職の流れ④ 応募

いよいよ応募の段階となりました!応募する際には、選考に漏れる可能性も考え、複数の企業に同時に応募しましょう。

実際、何社受けたらいいのかと相談を受けることがありますが、最低でも10社は受けましょう。

選考に落ちて、落ち込むこともあるでしょう。しかし、選考を進めていくうちに、面接慣れしていくので、必ず良い経験として糧となります。

選考する企業はそれぞれ「チャレンジ」「ベスト」「セーフティ」に分けて考えると良いでしょう。以下のように分類しましょう。

Challenge
チャレンジ
内定をもらえる可能性が低い企業(受ける数の20%を目安に)
Best
ベスト
内定をもらえる可能性は五分五分の企業(受ける数の60%を目安に)
Safety
セーフティ
内定をもらえる可能性が高い企業(受ける数の20%を目安に)

また、内定受諾の返事を待ってもらえる可能性もあるため、先にセーフティ企業を受けていくことで、全体的に安心感を持って転職活動を進められます。

同時に数社受けることで、面接での回答に磨きがかかるメリットも。また、選考の過程で数社を比較することで、自分に合った企業を選ぶことができます。

転職の流れ⑤ 面接準備

面接は通常、応募から1週間程度で行われます。そのため、できるだけ早く面接の準備をすることが大切です。

面接でよく聞かれる質問に対する答えを考え、簡潔にまとめるようにしましょう。

筆者も実際にやったことがありますが、面接でスムーズに話せるように、声に出して練習しておくことが大切です。録音して聞いてみるのも良いでしょう。

面接の準備やポイントについては、以下の記事でより詳しく解説しています。ぜひ併せてご覧ください。

合わせて読みたい:【簡単】面接の前日準備でやるべきこと5選|チェックリスト付き



また、身だしなみと面接室での振る舞いにも気を配ることを忘れないようにしましょう。

以前、面接官をした時に候補者の身だしなみに驚いたことがあります。候補者の男性の、小指の爪が非常に長いのです。

さらに、足を組んで斜めに座って質問に答えていたので、面接中ずっと、その小指と体の角度が気になって仕方ありませんでした。もちろん、候補者を内定とはしませんでした。

オンライン面接の場合は、パソコン、スマートフォン、ヘッドフォンなど必要なものを準備し、静かで通信環境の良い場所を確保しましょう。そして、使用するオンラインツールの使い方も事前に確認しておきましょう。

準備をすればするほど、当日緊張することを防げるので、ここは時間をかけて準備をして損はありません!

オンライン面接での注意点や、必要な準備については、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひご活用ください。

合わせて読みたい:【Web面接マナーガイド】意外と知られていないWeb面接の注意点



内定をいただいたら?!

応募した会社からめでたく内定をいただいたら、新卒採用と同様メールか電話で連絡があります。労働条件などをよく検討した上で、期限内に返信することが大切です。

また、内定を辞退する場合は、相手に配慮してできるだけ.早く対応し、選考に時間を割いてもらったことに対する感謝の気持ちを伝えることも、忘れないようにしましょう。

内定を受けるかどうか判断する際、他企業と比較し、自分が求める条件に適しているかどうかを慎重に検討することが大切です。

選考中の企業を優先したい場合は、内定承諾までに期限を設け、猶予期間を設けてもらうことも良いでしょう。

また、現職に留まるべきかどうかを検討した上で、後悔しない決断をすることも大切です。

内定を承諾すべきかどうか迷ったときは、人事担当者に先輩社員との面談や、オフィス訪問をお願いすることもできます。

また、採用動画を視聴して、現役社員の生の声や職場の雰囲気を知り、最終的な判断材料にしましょう。

内定後の流れに関しては以下の記事で詳しく説明しています。気になる方はご覧ください。

合わせて読みたい:転職内定後の流れを徹底解説。思わぬ落とし穴に注意が必要です。



採用動画から転職先をリサーチしたいならmoovy

いかがでしたか?

転職の流れは以上のような形で進めていきます。この流れに沿って行うだけでも、内定をもらえる確率は格段に上がります。

そしてその活動中に必須とも言える媒体が、「採用動画」。

moovyは採用動画を、最も完全視聴されやすい、30秒動画で行う採用動画メディアです。

転職活動は現職を続けながら行うので、忙しい中でも隙間時間で、企業のリアルな情報を確認できます。

転職時の情報収集にお役立て下さい。

今林 智宏

この記事を書いた人

今林 智宏
国立大学を卒業後、大手サービス企業に入社し、店長を歴任。チームマネジメントやマーケティング業務を経験。在籍中は、現場社員として数多くの学生・転職者の面接官も行う。退職後、スタートアップ企業にて、フロントエンドのシステム開発に加え、カスタマーサクセスやマーケティングを担当し、企業の採用や広告支援に関わる。

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会社名 株式会社moovy
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