【コピペ可】人事の志望動機の例文|書き方のコツや企業が見るポイントも紹介
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志望動機は、企業への熱意を伝える重要な要素です。志望理由や企業への意欲をしっかりとアピールできないと、転職を成功できない可能性もあります。
そこで本記事では、人事の志望動機を作成するコツや、志望動機の例文を経験者・未経験者別にご紹介します。
採用担当者から評価される志望動機を作成できるようになるので、ぜひ最後までお読みください。
- 人事への志望動機のポイントはマインドとスキル
- 人事の志望動機の例文をコピペで使える
この記事のまとめ
人事の志望動機で企業が見ているポイント
人事の志望動機では、主に以下2つのポイントが重視されています。
- 1. 企業への貢献度
- 2. 人事としてのスキル
採用側は、人事として企業に貢献してくれる人材を探しています。
そのため、人材管理や採用活動を通じて、企業の成長を支える意欲や能力があるかどうかがチェックされます。
自分の経験やスキルを活かして、企業にどのように貢献できるのかを伝えることが重要です。また、人事として必要なスキルを持っているかどうかも重要なポイントです。
具体的には、
- ・コミュニケーション能力
- ・問題解決能力
- ・人材の育成や評価に関する知識や経験
を持っていると評価されます。
すでに人事に必要なスキルを持っている場合は、志望動機で積極的にアピールしましょう。
まずは人事に必要なスキルがご自身にあるか、自己分析をして確認しましょう。他にもアピールできる強みをいくつか言語化しておくと良いでしょう。
それぞれの企業が具体的にどのようなスキルを求めているかは、求人票でも詳細を確認しましょう。
moovyでもベンチャー・スタートアップ企業の人事の求人を掲載していますので、気になる方はご確認ください。
また、これらのスキルを自己PRでアピールすると良いでしょう。自己PRも志望動機と関連付けた内容である必要があるため、合わせて自己PRも作成しましょう。
人事への転職における自己PRのコツや例文は、以下の記事をご覧ください。
合わせて読みたい:【例文付き】人事の転職で魅力的な自己PRを作成する方法
人事の志望動機を作成するコツ
人事の志望動機を作成する際は、以下3つのコツを抑えるとよいでしょう。
- 1. その会社を志望する理由を明確にする
- 2. 実績や経験を含めて志望動機の説得力を高める
- 3. 入社後のキャリアビジョンを伝える
また、志望動機に限らず転職準備のコツが知りたいという方は、こちらの記事をご覧ください。
転職に失敗しないためにやるべきことを、チェックリスト形式でまとめています。各項目で元転職エージェントのアドバイス付きです。
合わせて読みたい:【転職ノウハウ】転職に失敗しない為の10のチェックリスト!
それでは、人事の志望動機を作成する際のコツをそれぞれ解説していきます。
1.その会社を志望する理由を明確にする
1つ目のポイントは、数ある会社の中でなぜその企業を志望するのか、理由を明確にすることです。
人事のポジションは多くの会社で募集されているため、どの企業にも共通するような志望理由になってしまいやすいです。
たとえば、
- ・人事政策や文化が自分の価値観と一致している
- ・同社のビジョンに共感している
など、具体的な理由を伝えるようにしましょう。
そのためには、徹底的な企業研究が必要です。志望する企業だけではなく競合他社についても調べることで、その企業の強みや特徴が明確になります。
企業研究のやり方はこちらをご確認ください。
2.実績や経験を含めて志望動機の説得力を高める
2つ目のポイントは、志望動機をよりイメージしやすくするために、過去の実績や経験を具体的に伝えることです。
志望する理由を伝えるだけでは、志望動機の説得力が欠けてしまい、企業側は採用するメリットを見出せません。
そのため、具体的な数字やエピソードと合わせて、説得力のある志望動機を伝えることを意識しましょう。
上手く言語化できていないという方は、まずは過去の経験を棚卸ししましょう。詳しいやり方や棚卸し用のワークシートはこちらの記事でご覧になれます。
合わせて読みたい:キャリアの棚卸しのやり方!便利なワークシート付で徹底解説!
3.入社後のキャリアビジョンを伝える
3つ目のポイントは、入社後にどのようなキャリアを築きたいのか、どのように企業に貢献したいのかを明確に伝えることです。
入社後どのように成長し、どのように貢献していくのかを企業側に伝えれば、採用するメリットをアピールできます。
志望動機を作成する段階で、その企業でのキャリアビジョンを描いておきましょう。
まだ具体的にキャリアビジョンが決まっていないという方は、転職やキャリアプランについて相談してみると良いでしょう。
誰かに話すことで、自分の考えが整理できるはずです。転職やキャリアプランに関するおすすめの相談先は、以下の記事でご確認ください。
合わせて読みたい:転職相談は誰にするべき?おすすめの相談先7選
人事のキャリアアップ事例
人事としてキャリアアップしていく場合、一般的には以下3つのパターンに分かれます。
- 1.人事部門の管理職になる
- 2.幅広いバックオフィスを担当するゼネラリスト
- 3.HRの専門家として独立
それぞれのパターンについて、詳しく解説していきます。
1.人事部門の管理職
1つ目の事例は、人事部長やHRマネージャーのような人事部門全体を管理する立場に昇進するパターンです。
人事として働く場合、初めは採用業務を担当することが一般的です。採用業務の経験を積むと、社員の育成プログラムの開発や評価制度の制定など、より高いレベルの人事業務を担当するようになります。
これらの業務は、企業の人材資源の質を高め、組織のパフォーマンスを向上させるために重要です。
キャリアが進むと、最終的には人事部門全体の管理職に昇進する可能性があります。部門の戦略立案や実行、さらに他の部門との連携など、多岐にわたる重要な業務を担当するのが管理職の役割です。
管理職になるためには、人事業務の経験や知識はもちろんのこと、マネジメント能力も重要となります。
2.幅広いバックオフィスを担当するゼネラリスト
2つ目の事例は、幅広いバックオフィスを担当するゼネラリストとして活躍するパターンです。
1つ目の事例と同じく、初めは社員の採用や育成など、人事の基盤となる業務を担当するのが一般的です。
組織の人材管理に関する基本的な知識とスキルを身につけた後、総務や法務、財務など、他のバックオフィスの業務にも携わるようになります。
多様な業務を経験することで、企業運営のさまざまな知識とスキルを磨けるでしょう。
最終的には、幅広い知識とスキルを活かし、企業の管理部門全体を取り仕切る立場になることが可能です。多様な経験を持っているため、各部門を効率よく連携させ、スムーズな企業運営に貢献できるでしょう。
バックオフィスのゼネラリストとして活躍するには、各部門の知識だけでなく、管理部門全体をリードする推進力も重要なスキルの1つとなります。
3.HRの専門家として独立
3つ目の事例は、HRの専門家として独立することです。
近年では企業が外部のコンサルタントや個人のフリーランスをアドバイザーとして依頼するケースが増えています。
人事はどの企業でも抱えている部署です。そのため、ニーズは多く、HRの専門家として独立できるような環境は整いつつあります。
とはいえ、専門家として深い知見と実績、自分を売り込む営業力などが必要となります。厳しい道であるとはいえ、独立することができれば、その分やりがいは大きいでしょう。
以上3つのキャリアパスをご紹介しましたが、実際に人事部門の管理職やバックオフィスで活躍されている方の声を聞くことで、より想像がしやすいかと思います。
ぜひご自身のキャリアプランを考える際に参考にしてみてください。
【タイプ別】人事の志望動機の例文5選
人事の志望動機の例文を、経験者・未経験者のパターン別に5つ紹介します。
- 1. 人事経験者:キャリアアップを目的とした場合の例文
- 2. 人事経験者:専門性を高めることを目的とした場合の例文
- 3. 人事未経験者:人材業界の経験をアピールする場合の例文
- 4. 人事未経験者:部下の教育に携わった経験をアピールする場合の例文
- 5. 人事未経験者:過去の職歴で培ったスキルをアピールする場合の例文
それでは、ここからは人事の志望動機の例文を5つ紹介していきます。 例文を参考に、自身の経験やスキルと照らし合わせて魅力的な志望動機を作成してみてください。
1.人事経験者:キャリアアップを目的とした場合の例文
1つ目は、キャリアアップを目的とした人事経験者の場合の例文です。
(1.志望する理由)
私はこれまで、中小企業の人事部で働き、採用や社員教育、労務管理など幅広い業務を経験しました。
今後は貴社のような大規模な組織での人事職に挑戦し、キャリアアップを図りたいと考え転職を決意しました。
(2.どの点に共感したからか(ビジョンの一致など))
貴社の人材育成に対する取り組みに共感しています。多様な社員育成プログラムやメンター制度は、人事としての私の役割をより効果的に果たせる機会だと感じています。
(3.自分のスキルをどのように活かせるか)
前職では新入社員の定着率が課題となっていました。そこで、社員にヒアリングを行い社内にメンター制度を導入したところ、定着率を前年より20%向上できました。
この経験を活かし、貴社の社員の成長支援に貢献したいと考えています。
(4.志望する理由)
貴社の人事部門で働き、私のスキルと経験を最大限に活かしながら、さらなるキャリアアップと企業への貢献を目指したいと考えています。
「人材は企業の最大の資産である」という貴社のビジョンを共有し、組織全体の成長を支える存在となりたいです。
2.人事経験者:専門性を高めることを目的とした場合の例文
2つ目は、専門性を高めることを目的とした人事経験者の場合の例文です。
(1.志望する理由)
これまで小規模企業の人事として働き、人事業務の基礎知識を得られました。
今後はさらに専門性を高め、多くの人事プロジェクトを手がけることで、より多くの従業員や組織に貢献したいと考えています。
(2.どの点に共感したからか(ビジョンの一致など))
御社の人事戦略が、従業員の幸福と組織の成長を両立させている点に強く共感しました。
特に、「人材の成長は組織の成長」というビジョンは、私の人事としての信念と一致しています。
(3.自分のスキルをどのように活かせるか)
前職では新しい採用ツールを導入し、採用効率を20%向上させた実績があります。
当時、部内でのツール利用を浸透させるために、マニュアル整備やレクチャーを率先して行っていました。
この経験を活かし、貴社の人事戦略の効率化に貢献できると考えています。
(4.志望する理由)
貴社の人事部門で働くことは、より広範な人事戦略に携わる機会になると考えています。
これまでの経験を活かしながら、貴社のビジョンを実現できるようサポートし、同時に個人としても専門性を高めていきたいです。
3.人事未経験者:人材業界の経験をアピールする場合の例文
3つ目は、人材業界の経験をアピールする人事未経験者の場合の例文です。
(1.志望する理由)
人材業界での経験を積む中で、企業内で直接人材の育成や組織の発展に関与する人事の役割に非常に魅力を感じました。
そこで、新たなキャリアパスとして人事の道を志望しています。
(2.どの点に共感したからか(ビジョンの一致など))
貴社のビジョンである「人材を最大に活かし、持続可能な成長を目指す」に深く共感しました。
前職では、人材こそが企業の成長に不可欠であることを学んだため、ビジョンの実現に貢献できると考えています。
(3.自分のスキルをどのように活かせるか)
前職では求職者と企業とをつなぐマッチングに携わり、月間マッチング数を30%向上させました。
業務を通じて、人と人、人と組織の関係を理解し、最適なマッチングを実現するスキルが身に付きました。
この経験を活かし、貴社の採用や人材配置に貢献できると考えています。
(4.志望する理由)
人材業界での経験を活かして貴社の人事業務に貢献できると自信を持っています。社員の成長、企業の成長を支えていきたいです。
4.人事未経験者:部下の教育に携わった経験をアピールする場合の例文
4つ目は、部下の教育に携わった経験をアピールする人事未経験者の場合の例文です。
(1.志望する理由)
これまで、私はチームリーダーとして部下の教育やトレーニングを担当し、人材の育成が組織の成長にどれほど重要であるかを実感しました。
今後は人材育成をさらに広範囲で行いたいと考え、人事を志しています。
(2.どの点に共感したからか(ビジョンの一致など))
貴社の「人材は組織の成長の基盤である」という考え方に強く共感しました。
特に、貴社の人材育成プログラムや研修制度が充実している点は、私が以前携わった部下の教育と同じ価値観を反映していると感じ、魅力的です。
(3.自分のスキルをどのように活かせるか)
新入社員のオリエンテーションプログラムをリニューアルし、3ヶ月後の新入社員の満足度を40%向上させる成果を達成しました。
この経験を活かし、貴社の新人研修や社内トレーニングの効果をさらに高めたいです。
(4.志望する理由)
私の教育・トレーニングに関する経験を活かし、さらに多くの人材の育成に携わりたいと考えています。
人事という新しいフィールドで働きながら、貴社の人材育成の取り組みを支え、同時に自身も成長していきたいです。
異業種への転職であっても、活かせそうな経験やスキルを上手くアピールすることができれば、問題ありません。
異業種への転職を成功させたいという方は、こちらの記事も合わせてご覧ください。
合わせて読みたい:異業種転職は難しい?成功させるポイントと注意点を解説
5.人事未経験者:過去の職歴で培ったスキルをアピールする場合の例文
5つ目は、過去の職歴で培ったスキルをアピールする人事未経験者の場合の例文です。
(1.志望する理由)
これまで営業職として働きながら、多くのお客様やチームメンバーとのコミュニケーションを通じて人間関係の構築やマネジメントの重要性を学びました。
この経験から、人と組織をつなぐ橋渡しとしての役割に強く惹かれ、人事の道を志望するようになりました。
(2.どの点に共感したからか(ビジョンの一致など))
貴社の「信頼関係を大切にする」というビジョンに、私の営業経験から得た価値観と共感を感じました。このビジョンは、人事の役割を遂行する上で非常に重要だと考えています。
(3.自分のスキルをどのように活かせるか)
前職では営業職として、お客様のニーズを理解し、最適なソリューションを提供することで、目標を10%上回る成果を出しました。
このコミュニケーション能力と問題解決能力を活かし、貴社の人事部門での採用や社員のコミュニケーション改善、さらにトレーニングプログラムの効果向上に貢献できると考えています。
(4.志望する理由)
これまでに培ったコミュニケーション能力を活かし、組織の成長と社員の満足度向上に貢献できると考えています。
営業の経験を活かし、人事という新しい領域での専門知識を深めていきたいです。
ここまで5つの例文を紹介してきましたが、志望動機はChatGPTを活用して効率良く作成することも可能です。
ChatGPTを使う場合は、プロンプト(指示文)にコツが必要です。コピペ可能なプロンプトの例もありますのでぜひ参考にしてみてください。
合わせて読みたい:ChatGPTで志望動機は作成できる?爆速で作成するコツと注意点を解説
コツを押さえて企業から評価される志望動機を作成しよう
人事の志望動機の作成方法や人事のキャリアアップ例、志望動機の例文を紹介しました。
特にキャリアアップを目指す場合は、志望動機で他者と差を付け、採用担当者にアピールしなければなりません。
本記事を参考に、志望理由や自身の意欲を最大限にアピールする志望動機を作成してみてください。
また、志望動機の作成にはmoovyの活用がおすすめです。moovyとは、30秒の採用動画が掲載されたサービスで、仕事内紹介や社員インタビューなどで、働く人の雰囲気を手軽に閲覧できます。
また、ベンチャーやスタートアップ企業の動画が多く掲載されているのも特徴です。
人事としてキャリアアップを目指す方は、ベンチャー・スタートアップ企業への転職がおすすめです。
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- 今林 智宏
- 国立大学を卒業後、大手サービス企業に入社し、店長を歴任。チームマネジメントやマーケティング業務を経験。在籍中は、現場社員として数多くの学生・転職者の面接官も行う。退職後、スタートアップ企業にて、フロントエンドのシステム開発に加え、カスタマーサクセスやマーケティングを担当し、企業の採用や広告支援に関わる。
この記事を書いた人
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会社名 | 株式会社moovy |
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代表 | 三嶋 弘哉 |
設立 | 2020年4月13日 |
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