30代になって仕事にやる気が出ない時に「無理をしないでできる」解決法

# 転職 # 仕事で悩んだら

「今日の仕事は、楽しみですか。」2021年の10月に、物議を醸したJR品川駅のデジタルサイネージ。

ただでさえ憂鬱な月曜の朝に「嫌がらせのようだ」とネットで炎上し、広告主が謝罪し広告を停止する騒動となったことが、記憶に新しいのではないでしょうか。

このように、会社生活も30代に入った人には特に、結婚などライフスタイルの変化も多い時期であるため、ストレスを抱えてどうしても仕事にやる気が出ない日があることでしょう。

では、なぜそのような気持ちになるのでしょうか。この広告の背景にある心理と絡めて、無理をしない範囲でできる解決策まで一緒に見ていきましょう。

つまらない→楽しいまでハードルを上げることは、さらにストレスを生むかもしれないので、ちょっとしたことでできる解決策に絞ります!

    この記事のまとめ

  • 変化がないと感じる仕事は、自分で変化をつけてみる
  • 業績を評価してもらうには相手に見える形で示す
  • 転職という選択肢を作ることで気も楽になる

企業タイプ診断

海外ではあり得ない?!日本独自の文化が影響

まず最初に、転職が当たり前な海外であれば、この広告を見ても何も感じないかもしれません。

同じ会社で、長く働く概念がないからです。従って、”長い将来にわたって不快な日が続く”と感じなければ、嫌味と捉えない可能性もあるでしょう。

特にアメリカでは、1社あたりの平均勤続年数は4.1年と日本の約1/3となっております。以下の表をご覧ください。

国名 勤続年数(年)
日本 11.9
アメリカ 4.1
イギリス 8.1
ドイツ 10.8
韓国 6.0
出典:データブック国際労働比較データ(2020年)データ加工:moovy編集部

上記データから1人が人生で何回転職するかを計算するとアメリカ人は人生で平均10回前後転職している計算になります。

転職回数が多い理由は、ジョブ型の雇用形態が社会的に一般化していることが挙げられます。

このようにそもそも1社だけで勤務し続けるという考えではないため、このような反応はなのではないでしょうか。

実際に外国人の友人にこの炎上事件を話すと、そこまでの憤りはなく、「日本人は会社への忠誠心が高いし、あの満員電車は苦痛だし、ワーカホリックだから嫌味に感じるんだね」という程度でした。

物事に対する反応は、その人が元々持っている価値観を反映したもの。自分の思い、というフィルタを通して見た結果が反映されているだけなのです。

では、どのようにしたらつまらない気持ちが軽減するのでしょうか?

仕事にやる気が出ないと感じる理由とは?

つまらない理由① 変化のない仕事の繰り返し→自分で変化を作り出す

仕事がつまらない理由①として、仕事に変化がなく単調に感じられることが挙げられます。

この場合、「自分でちょっとだけ変化を作り出す」「どうしたら楽しくできるか」に思考をシフトしてみましょう。

例えば、文房具発注担当になったとします。毎月、ボールペンやメモ帳の在庫管理をし、不足する前に発注する。

一見単調でつまらない仕事に見えるかもしれません。使いたい時に在庫が足りない時には、部員から文句が出ることもあるでしょう。

しかし、リサイクルを促す啓蒙活動をするために、文房具のあるキャビネットにインパクトのあるポスターを作って、貼るアイデアはどうでしょうか?

自分の仕事やリソースを大切に考えていることが上司にも伝わり、部内のリサイクル意識が高まることにも繋がるでしょう。

また、いつ不足するかわからない在庫管理が容易になるように、封筒が最後の5枚になったら「オーダーする時期となりました❤ 担当のXXまでお知らせください」

とくすっと笑える、絵文字やハート入りのリマンダーをくっつけておくなど、インタラクティブなコミュニケーションが生まれる仕掛けを作る。

このようにして、つまらないと感じている仕事を、自分で舵を取ってちょっぴり面白くするのです。

周囲から意外な反応があったり、会話が生まれて「ああ、自分のこのつまらない仕事って、実は部員にとって重要な仕事だったんだな」と思えることでしょう。

つまらない理由② 評価されていないと感じる→見える形にする

一生懸命残業してプロジェクトを完了させたのに、上司から労いや評価がない時や、会議で発言しても自分の意見が通らない時、虚しい気持ちになってしまいますよね。

このように、自分では仕事で結果を出しているのに、精神的な労いや数値に現れる評価がされない場合には、がっかりしてしまいます。

そして、そのような出来事が重なると、仕事そのものをつまらなく感じてしまいます。自分の価値が低いように感じてしまうからです。

では、どうしたら良いでしょうか?

例えば、チームでなく単独で行うプロジェクトであった場合、そしてあなただけが長期間そのプロジェクトに関わっている場合、上司には、成果が見えにくくなっているかもれません。

さらに、あなたが優秀で、仕事を難なくこなすタイプであった場合、難しく見えないから評価につながっていない可能性もあります。

そんな時は、自分がやったことを、上司と一対一で時間を取って、形にして見える化してみると良いでしょう。

仕事の状況を整理・分析し、上司に説明をすることで、上司には見えていなかったことが理解されたり、また、行き詰まっていることには、アドバイスをもらえるかもしれません。自己アピールが苦手な人でも、状況報告と思えば、ハードルが低く対応できると思います。

それでも評価されない場合は、自分でそこまで働きかけたことで、自分に対しては納得できるのではないでしょうか?

そして、残念ながら上司も人間なので、上司と意見が合わない、生理的に合わないなどの理由で、評価したくない対象となっていることも。

この場合、他人は変えられないので、日々気分転換をして自分が割り切れないようなら、部署異動などを視野に入れても良いでしょう。

つまらない理由③ 周囲に溶け込めない→無理をせず割り切る

職場の同僚が非常に連帯感があったり、自分の大切にする考え方が同僚と違ったりする場合、自分だけ取り残されたような気分になってしまいます。

自分の居場所がないように感じると、「ああ、会社に行くのがつまらないな・・・」と暗い気持ちになることも。

同僚と距離を置くようになると、会社や同僚に対する帰属意識が更に薄れてきます。これによって、同僚に対する言動も他人事のようになるため、相手にもそれが伝わり”仕事への熱意が薄い人”のような印象を持たれてしまいます。

同僚とのコミュニケーションが取りにくくなると、仕事がやりにくくなり、さらに仕事がつまらなくなる悪循環に陥ってしまうのです。

しかし、合わないものは合わないと割り切らないと、さらなるストレスを抱えてしまうことになるので、自分の価値観は大事にして”合わないもの”として対処することをお勧めします。

無理に距離を詰めようとするより、挨拶するし、感じよくするけど、敢えてプライベートなことは話さない。そんな、程よい距離感を掴むと良いでしょう。

以下の記事では、職場の雰囲気が合わないときの対処法を解説していますので、あわせてご覧ください。

合わせて読みたい:これで解決!?転職先の雰囲気が合わない時の対処法5選



仕事にやる気が出ない時、いざとなれば転職も視野に入れる!

冒頭に、現在の状態が”続く”と思うからストレスになる話を書きましたが、「ああ、でもいざとなれば転職すればいいよね!」と考えれば、少し気が楽になりませんか?

状況を変える選択肢があるだけでも精神的なストレスが減るので、転職のための情報集めを今からしておくのは、いかがでしょうか。

その場合、”採用動画”を情報収集の新たな手法に加えることをお勧めしたく、最後にご紹介します。

採用動画は、企業のオウンドメディアや採用ウェブサイトで得られる情報より、コンパクトにまとまった凝縮した情報を入手することができます。

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また、30代での転職は年収が下がるなどのデメリットが多いのではと不安な方もいらっしゃると思います。

以下の記事では30代の転職の現状を紹介しています。 転職のメリット・デメリットを理解した上で、ぜひご検討ください。

合わせて読みたい:30代の転職で年収が下がるパターンと年収アップの具体的戦略を解説



合わせて読みたい:30代で【仕事辞めたい、疲れた】と感じたら。後悔しない転職方法

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いかがでしたか?

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今林 智宏

この記事を書いた人

今林 智宏
国立大学を卒業後、大手サービス企業に入社し、店長を歴任。チームマネジメントやマーケティング業務を経験。在籍中は、現場社員として数多くの学生・転職者の面接官も行う。退職後、スタートアップ企業にて、フロントエンドのシステム開発に加え、カスタマーサクセスやマーケティングを担当し、企業の採用や広告支援に関わる。

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