【完全版】ChatGPTを活用して就活を有利に!5つの使い道
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今、話題のChatGPT。様々な活用方法が各種メディアでも展開されていますが、ChatGPTの活用は、就職活動、転職活動にも有効です。
そこで今回はChatGPTを自己PR作成に使用する方法をまとめました。ChatGPTを使うことで、効率よく自己PRを作成することが可能ですので、ぜひ最後までご覧ください。
- ChatGPTを上手く活用することで、就活を有利に進められる
- ChatGPTの情報は必ずしも正しいとは限らない
- ChatGPTは補完的に活用するべき!
この記事のまとめ
ChatGPTが就活に使えるたった1つの理由
今、巷を賑わせている、ChatGPT。優秀な対話型のAIとして、世界を驚かせました。
アクティブユーザー数も驚異的なスピードで増え、大手金融機関のUBSが報告した調査結果によると、わずか1週間で100万人のユーザーを獲得。さらに1億ユーザーに到達した期間はわずか2ヶ月。これは他のサービスを遥かに超えるスピードでした。
では、このChatGPTは就活に使えるのか?という問いの答えは、もちろん使えます。その理由としては、「非常に優秀な対話型のAIだから」。
優秀であることを示す指標として、アメリカの司法試験に置いて、ChatGPTは上位10%に入れるほどの成績を残したそうです。(余裕で合格できるレベルです)
しかし、優秀なAIだからって、就活には使えないんじゃ・・・という疑問を持つ方もいらっしゃるかもしれません。それは以下のように回答できます。
ChatGPTは対話型のAIのため、質問や指示に対して適切な応答を返し、追加の質問やフィードバックにも柔軟に対応できます。そのため、対話の流れをスムーズに維持し、使いやすいインターフェースでコミュニケーションを行うことができます。
また、単なる情報の提供だけでなく、アイデアの提案や問題解決の支援も行うことができます。そのため、新しい視点やアプローチを得るために利用することができます。
具体的な活用方法については、後述しますが、優秀な対話型のAIを活用することで就職活動をよりスムーズに進めることが可能です。
このように非常に優秀で、多くの利用者がいる一方で、「あまり優秀じゃなくない?」「使えないんだけど。」などの声が挙がっているのも事実。そのように感じる方は、「使う側の問題である」点には留意しておきましょう。
以上を踏まえた上で、ChatGPTは就活にも有用なツールとして活用できます。
就活でのChatGPTの活用方法5選
ChatGPTを就活に活用する具体的な方法は多くありますが、ここでは以下の5つの点について解説します。
- 1. 自己分析
- 2. 職務適性の判断
- 3. 会社のリサーチ
- 4. エントリーシート作成
- 5. 面接対策
1.自己分析
ChatGPTは自己分析にも活用できます。ChatGPTに自分のスキルや経験について質問させることが可能です。また、自分の強みを強調したり、確認することで、自己理解を深めることができます。
客観的に捉えることで、自分では気づいていなかった強みに気づく可能性があります。このように自己分析でもChatGPTを活用することが可能です。
ChatGPTは確かに自己分析にも有効ですが、自身のことを振り返り経験や強みを洗い出すなど、自己分析を自身で行うことも重要です。
ChatGPTに土台を作ってもらい、自身で自己分析を行なったものを組み合わせて、記載していくという方法も非常に有効です。
以下の記事では、いくつかの自己分析の方法を詳しく解説していますので、ぜひあわせてご覧ください。
合わせて読みたい:転職に必要な自己分析のやり方を徹底解説|3つの方法を紹介します
2.職務適性の判断
ChatGPTに自分のスキルや興味、価値観を伝えることで、適切な職種や業界をChatGPTが提案してくれます。
例えば、自分はプログラミングが得意で、将来起業をしたいと思っていると伝えてみましょう。対話を繰り返し、具体的な職種や業界を教えてくれるでしょう。
これにより、自分に合った仕事を見極める判断材料にすることができます。ただし、これを全て鵜呑みにしようとは思わないようにしてください。
3.会社のリサーチ
希望する企業や業界の情報を調べる際にもChatGPTは有効です。就職に役立つ情報や関連ニュースを教えてくれるため、企業理解をさらに深め、面接時に有益な情報を持って臨むことができます。
入力内容:トヨタの強みと弱みを400文字で教えて
もちろん、ChatGPTに企業や業界の情報を尋ねるのも良いですが、それ以外に自身で情報を調べることも重要です。
その際には、採用動画を活用することをおすすめします。テキスト情報よりも分かりやすく事業内容や求める人物像などを確認することができます。
4.エントリーシート作成
ChatGPTにエントリーシートの入力に必要な項目を聞けば、効果的な履歴書や職務経歴書の書き方やフォーマットに関するアドバイスが得られます。また、文書の添削や推敲をサポートし、印象的なエントリーシートを作成することができます。
例えば、こちらはChatGPTを活用して作成した自己PRになります。
2年間の長期インターンシップを通じて、チームを巻き込んで成果を上げる経験を積みました。
インターンシップでは、マーケティングのリーダーとしてメンバーを指導し、共通の目標に向けて進んできました。チームの課題を抽出し、具体的な解決策を立案すると同時に、メンバーの能力や意見を活かしました。
その結果、インターンシップ先のサイトへの流入数を2倍に成長させることができました。
特に、あるプロジェクトでは効率的なプロセス改善を実現するため、チームメンバーと共に現行の業務フローを分析しました。その結果、タスクの重複や無駄な手間を削減する改善策を提案し、実際に導入することで生産性の向上と効率化を実現しました。
私はチームメンバーの個々の強みを活かしながら、明確な目標に向けて方向性を示し、共に成長することを重視しています。コミュニケーションを円滑にし、メンバーとの信頼関係を築くことで、チーム全体のモチベーション向上と共同作業の成果を最大化することができました。
リーダーシップとチームビルディングのスキルを持ちながら、常に目標に向かって努力する姿勢を持っています。貴社でのリーダーシップのポジションで、チームの成功に貢献し、共に成長していけることを心から望んでいます。
以下の記事では、ChatGPTを活用して自己PRを効率的に書く方法を、より詳しく解説しています。気になる方はご覧ください。
合わせて読みたい:【簡単】ChatGPTを使って自己PRを爆速で作成する方法とは?
5.面接対策
ChatGPTは、一般的な面接の質問や、それに対する回答例を用意してくれます。これは自分の回答を推敲し、練習するのに役立ちます。
また、模擬面接も行うことが可能です。ChatGPTは対話型のAIのため、回答に対して、的確な質問も返してくれます。反復して行うことで、より重要な質問もしてくれるようになりますので、実際の面接に自信を持って臨むことができます。
- 入力内容:
- あなたは以下の企業の1次面接の面接官です。あなたの企業が求める学生かどうか判断に必要な質問と質問の意図を10個作成して下さい。
- ・企業名:トヨタ
- ・企業の採用URL:https://global.toyota/jp/careers/
ChatGPTを使用した面接対策の方法を詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
合わせて読みたい:ChatGPTと面接対策をする方法とは?模擬面接で本番に強くなろう
就活でChatGPTを利用する際のプロンプトのポイント
ChatGPTは就活の様々な場面で使えることがここまでの説明でお分かりいただけたと思いますが、ChatGPT利用で必須のプロンプトのポイントが知りたいという方もいらっしゃると思います。
ここからは、ChatGPTを就活で上手に利用するためのプロンプトのポイントを解説します。
以下の3つのポイントを参考にプロンプトを作成してみるとよりよい回答を得ることができるでしょう。
- 1.情報をできるだけ多く入力する
- 2.明確な指示をする
- 3.深津式プロンプトを参考にする
1.情報をできるだけ多く入力する
まず、ChatGPTに情報を多く入れるほど、自分の求めていた回答が得られる可能性が高くなります。
例えば「面接でよく出る質問を教えてほしい」とだけ入力しても業界、何の面接なのかがChatGPTは把握できていません。
そのためプロンプトに状況や場面を入力しておく必要があります。
2.明確な指示をする
正確な回答を得るためには情報の多さだけでなく、明確である必要があります。どのくらいの分量で、何を答えてほしいのかも明確に指示を出しましょう。
プロンプトには、初めてのアルバイトの子にわかりやすく一から丁寧に教えるというようなつもりで入力すると良いです。
上記2つを意識せずに書いた回答が以下になります。
そして、ポイントを意識して入力したプロンプトの返答は以下のようになります。
いかがでしょうか?このようにより具体的な内容を追加してプロンプトを作ると、より自分が知りたい答えを返してくれる可能性が高まります。
3.深津式プロンプトを参考にする
3つ目のポイントとして「深津式プロンプト」を参考にするのも良いでしょう。
これはnote株式会社のCXOである深津孝之さんによって考案されたもので、以下がテンプレートになります。
あなたは、{text}です。
以下の制約条件と入力文をもとに、 最高の結果を出力してください。
#制約条件:
・文字数は{text}
・{text}
#入力文: {text}
#出力文:
命令書にはどんな立場で書いてほしいのか、制約条件には文字数制限や何を重視して考えてほしいのかを入力します。
そして入力文には一番求めている質問を入力します。
このテンプレートを利用してChatGPTに入力すれば、ChatGPTは明確に回答を出しやすくなるので、参考にしてみてはいかがでしょうか。
就活でChatGPTを活用する際の注意点
ChatGPTは優秀ですが、あくまでも人工知能。実際の人間との対話とは異なる点があります。以下の点に留意し、忙しい就職活動を上手に進めていきましょう。
- 1. 情報の正確性と信頼性を確認する
- 2. オリジナリティに欠けやすい
- 3. コミュニケーションの限界
- 4. プライバシーと機密情報の管理
- 5. 接続詞や表現の確認
1.情報の正確性と信頼性を確認する
注意点1つ目に関しては、「情報の正確性と信頼性が不十分」な点です。ChatGPTは多くの情報を持っていますが、それが常に正確で最新の情報とは限りません。
特に法律や業界の規制に関する情報は、実際の専門家や信頼できる情報源から確認することが重要です。また、過去の事実や数値に関しても十分に注意しましょう。意外と間違っていることもあります。
以上のことから、ChatGPTの情報を鵜呑みにせず、それを基に自分なりに他の情報源と照らし合わせ、回答や書類を作成することを心がけてください。
2.オリジナリティに欠けやすい
注意点2つ目に関しては、「オリジナリティに欠けやすい」点です。ChatGPTは一般的なガイダンスや情報提供を目的としているため、個別の状況や経験に基づいた具体的なアドバイスを提供することは苦手です。そのため、一般的な回答になりやすく、個々の事情を加味することはできますが、限界があります。
個別の企業や業界の文化、要件については、ChatGPTの情報を参考にしながら、実際の人間や信頼できる情報源からのフィードバックを重視し、自分なりに書き直すことが重要です。
3.コミュニケーションの限界
注意点3つ目に関しては、「コミュニケーションに限界がある」点です。ChatGPTは対話の練習に役立つツールで、面接練習を行うことも十分可能ですが、実際の面接や対話の経験を積むことも重要です。
面接練習を家族や友人、先輩などにお願いし、適切なフィードバックを得ることを忘れないでください。ChatGPTはあくまでも補完的に活用するようにしましょう。
4.プライバシーと機密情報の管理
注意点4つ目に関しては、「プライバシーと機密情報の管理」です。ChatGPTはオンライン上で利用されるため、個人情報や機密情報が漏洩するリスクがあります。重要な情報や個人情報などは入力しないよう注意しましょう。
また、セキュリティに配慮した環境での利用を心掛けてください。思わぬところから情報が漏れる可能性がある点には十分、留意して使用しましょう。
5.プライバシーと機密情報の管理
注意点5つ目に関しては、「接続詞や表現の確認」です。ChatGPTはAIであるため接続詞が重複してしまったり、表現が文章と合わなかったりすることがあります。
出てきた回答をコピペせずに自分の言葉で表現しましょう。明確な回答が得られるChatGPTですが、信用し過ぎず細部まで確認することが大切です。
ChatGPTを使って就活を効率的に進めたい方へ
ここまで、ChatGPTを使って効率的に就活を進めるための方法などを解説してきました。ChatGPTを使うことがとても就活に役立つことがお分かりいただけたと思います。
しかし、就職活動の全てをChatGPTに頼ることは危険です。就職は人と人との関わりが重要です。そこには人間関係が必ず発生します。
そのため、就職する会社にどんな人が働いていて、どんな社風なのか、そこは自分に合うのかをしっかり確認する必要があります。
働いている社員の人柄や社風を確認するのに最も効率的なのが、「採用動画」です。moovyは30秒の短尺縦長動画で会社のリアルな雰囲気を知ることができる、非常に有効なツール。効率的に就活を進めたい人には必須とも言えます。
ぜひ1本動画をみてください。きっとあなたに合う企業かどうかを知ることができます。
- 今林 智宏
- 国立大学を卒業後、大手サービス企業に入社し、店長を歴任。チームマネジメントやマーケティング業務を経験。在籍中は、現場社員として数多くの学生・転職者の面接官も行う。退職後、スタートアップ企業にて、フロントエンドのシステム開発に加え、カスタマーサクセスやマーケティングを担当し、企業の採用や広告支援に関わる。
この記事を書いた人
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会社名 | 株式会社moovy |
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代表 | 三嶋 弘哉 |
設立 | 2020年4月13日 |
住所 | 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目18−3 プレミア道玄坂ビル8階 |
メールアドレス | moovy_support@moovy.co.jp |
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