春休みにするべき就活準備とは?就職活動のスケジュールも解説

# 企業の選び方

  • 最近就職活動を開始したばかりで、春休みにどう行動すればよいかわからない
  • 今後の就職活動に対する漠然とした不安がある
  • このような悩みを抱える、就活を控えた大学3年生は多いのではないでしょうか。

    就活において、春休みは就活準備ができる最後のチャンスと言えます。その分、焦りを感じるのも当然です。

    本記事では、就活を控えた大学3年生が春休みにすべきことと、就活における今後のスケジュールを解説しています。

    この記事を読めば、春休みの間に準備すべきことがわかります。また、春休み以降の就活スケジュールについても解説しているため、不安な気持ちを和らげられるでしょう。

      この記事を読んでわかること

    • 就職活動において春休みの間に準備すべきことがわかる
    • 春休み以降の就活スケジュールを把握できる

    企業タイプ診断

    就職活動って何から始めればいいの?

    孫子の名言

    大学3年生の春休みに入り、就職活動を行う学生も増えてくる時期。今から始めるという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

    すでに企業説明会や面接はスタートしているので、もし新4年生がこの時期から就活を始めようとしているのなら、少し遅すぎるかもしれません。

    ここでは、就活の基本の「き」から、具体的にどのように進めるかをお伝えいたします。

    彼を知り、己をしれば百戦殆うからず

    これは孫子の言葉ですが、まさに就活でも当てはまります。「彼」とは「企業」のこと。「己」は「自分自身」。企業と自分自身を知らなければ、就職はできないということ。

    就活も自己分析と企業分析から進めていきます。事項より詳しく説明しますので、ぜひ最後までご覧ください。

    就活を控えた大学3年生が春休みにすべきこと8選

    本章では、就職活動を控えた大学3年生が春休みにすべきことを紹介します。

    就活目前でもあるため、まだ準備できていないことがある場合は、この春休みを活用し急いで終わらせましょう。

    • 1. 自己分析
    • 2. 業界・企業研究
    • 3. エントリーシート(ES)対策
    • 4. 適性検査対策
    • 5. 面接対策
    • 6. インターンシップへの参加
    • 7. 企業説明会への参加
    • 8. OBOG訪問

    1.自己分析

    自己分析は、企業の動きに関係なく始められる取り組みであるため、就活の第一歩として取り組むのにおすすめです。

    しっかりと自己分析ができていれば、その後の就活においても、自分の軸を見失うことなく進められるため、非常に重要な項目だと言えます。

    自己分析を通じて自分の強みや興味を把握すれば、どのような職種や業界が自分に合っているかを見極められます。これにより、自分の適性に合った仕事を見つけられる確率も高まるでしょう。

    時間をかけて自己分析に取り組めば、将来のキャリアに対する自信と準備を整えることが可能です。

    例えば、自分がやりたいこと(Will)、できること(Can)、 やるべきこと(Must)を整理する、Will-Can-Mustのフレームワークなど自己分析な様々な方法があります。

    こちらの記事では、自己分析のおすすめのやり方を3つ紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

    合わせて読みたい:転職に必要な自己分析のやり方を徹底解説|3つの方法を紹介します

    2.業界・企業研究

    業界研究・企業研究は、自己分析と同時並行でおこなうと効果的です。

    そもそも社会には、どのような業界・会社・仕事があるのかを知らなければ、自分が入社したい企業を見つけられません。

    会社説明会はルール上3月以降の解禁となりますが、一般的には年明けからスタートしているため、気になる企業があれば積極的に説明会に参加しましょう。

    また、説明会に参加する前に、四季報やインターネットなどで業界研究・企業研究を進めておくと当日の理解度も深まります。

    企業研究であれば、志望する企業の競合他社も併せて調べることで、志望する企業の特徴が見えてくるでしょう。企業研究の詳しいやり方はこちらの記事で紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

    合わせて読みたい:企業研究のやり方とポイントを解説|おすすめツール6選も紹介

    3.エントリーシート(ES)対策

    一般的に、エントリー後、まずはエントリーシートの提出を求められるケースが多いです。大学の就職課などで添削をしてもらいながら、独自性のあるものを作成しましょう。

    多くの企業では、「学生時代に力を入れたこと=ガクチカ」や「自己PR」といった項目について記載する必要があるため、就活解禁前にある程度内容を考えておくべきです。

    また、同じ業界の企業だとしても、企業ごとに求める人物像や社風などが異なることがほとんどです。そのため、応募する企業に合わせて、記載する内容をカスタマイズする必要があります。

    株式会社moovyの採用動画では、実際の企業の雰囲気やリアルな社風を知ることができ、会社へのイメージも湧きやすくなるでしょう。

    企業のイメージを事前につかみ、企業の魅力を知りたい方は、ぜひmoovyの動画も見てみてください。

    以下のような動画で企業のリアルがご覧になれます。事前に志望する企業の採用担当や社長についても知っておくことで、面接での緊張もしづらくなるでしょう。

    4.適性検査対策

    適性検査とは、その人自身の能力や性格・特性を定量的に測定する試験を指します。

    適性検査の内容は大きく「性格検査」と「能力検査」に分けられ、「能力検査」に関しては事前に問題の傾向などを把握し対策しておく必要があります。

    内容として、漢字の読み書きや計算問題、論理的な思考力が問われる問題などが出題されます。

    選考に通過するには、市販されている問題集などを購入し、正答率を上げるための事前の対策が欠かせません。

    5.面接対策

    書類選考や適性検査に通過すると、面接での選考が開始します。面接は、立場が異なる人々が面接官となり、会社との適性を判断していく場です。

    良い第一印象を与えるためにも、適切な服装や礼儀正しい態度を事前に学び、面接の場で活かすことが大切です。

    また、面接ではコミュニケーション能力が評価されます。自分の思考や経験を論理的に伝えられるよう、適切な言葉選びや表現力を身につけることが重要です。

    学生時代の話題や志望理由などの基本的なこと以外にも、想定外の質問が飛び出す場合もありますが、まずは基本的な質問にしっかりと答えられるよう準備しておきましょう。

    例えば長所・短所は面接でよく聞かれる質問です。短所を答える際には、「その短所にどのように対処しているか」も合わせて伝えると良いでしょう。長所・短所の答え方のポイントはこちらの記事で解説しています。

    例文や長所・短所の例48選も紹介しているので、表現方法でお困りの方や思いつかないという方は、ぜひ参考にしてみてください。

    合わせて読みたい:【例文あり】面接で長所・短所を聞かれたら?回答ポイントを徹底解説!

    6.インターンシップへの参加

    インターンシップへの参加は、「自己分析」「企業分析」「業界分析」をある程度終えてからがおすすめです。

    なぜなら、インターンシップは自分が今までおこなってきた自己分析や企業分析などの考えを再確認できる場でもあるからです。

    インターンシップでは、仕事内容の理解や人脈の形成だけでなく、自分に不足しているスキルや経験の棚卸しを意識しながら取り組むと、より有益な時間を過ごせるでしょう。

    インターンシップでの就業体験を参考に自己分析をおこなえば、自分や業界への理解も深まります。

    また、春休みのインターンシップは早期内定につながる可能性もあるため、気になる企業でインターンシップを実施している場合は参加してみると良いでしょう。

    インターンについてもっと詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

    合わせて読みたい:スタートアップのインターンに参加する方法!手順とメリットをご紹介!

    7.企業説明会への参加

    企業説明会は、おおよそ大学3年の年明けにはスタートしています。

    企業説明会からがいよいよ本格的な就職活動とも言え、企業のリアルな説明を人事担当者から聞ける、貴重な機会でもあります。

    企業説明会に参加しないと応募できない企業が大半であるため、自分が働きたいと思う企業の説明会にはなるべく早く参加するのがおすすめです。

    8.OBOG訪問

    希望する企業に同じ大学の卒業生が居る場合は、OB・OG訪問をおこなえるケースも少なくありません。

    OB・OG訪問は、企業に勤める人の生の声・情報を得る方法の一つで、企業の内部情報や文化をより詳細に知ることのできる絶好の機会です。

    また、OB・OG訪問を通じて得た情報をもとに、志望動機や自己PRを具体的に作り上げることも可能です。

    先輩たちがどのような経緯でその企業に入社し、企業からどのような価値観やスキルが求められるかを理解すれば、より効果的なアプローチも可能になります。

    卒業生に就職を希望する企業に勤める方がいる場合は、積極的に連絡を取り、話を聞きに行くとよいでしょう。

    就活における今後のスケジュールを解説

    ここでは、就活における今後のスケジュールについて解説します。より詳細なスケジュールは、こちらの記事で解説しています。就活に乗り遅れたくない方はぜひ参考にしてみてください。

    合わせて読みたい:【25卒】就活っていつから始めればいい?就活スケジュールとポイント

    • 1月~2月  就活準備と並行し企業説明会に参加
    • 3月  エントリー開始
    • 4月~6月  本選考実施期間
    • 6月以降  徐々に内定・内々定が決まっていく

    1月~2月|就活準備と並行し企業説明会に参加

    公式に企業のエントリーが開始するのは3月からであるため、1月〜2月には就活準備と並行し、企業説明会などへの参加がおすすめです。

    また、自己分析や企業研究を深め切れていない場合は、急いでおこないましょう。

    さらに、この時期にOB・OG訪問を申し込み、実際に働く方のリアルな話を聞くのも有効です。現実的な情報を得ることで、自身の選択肢やキャリアの計画をより良く構築するのに役立てられるでしょう。

    加えて、適性検査の対策も忘れずにしっかりおこなっておくことが重要です。

    3月|エントリー開始

    動きの早い企業の場合、年明け1月頃からエントリー受付を始めているケースもありますが、一般的には3月から企業はプレエントリーの受付を開始し、採用情報が公開されます。

    そのため、3月からは本格的に就職活動が開始し、非常に忙しくなることが予想されるでしょう。

    合同企業説明会や、個別の企業説明会へ参加し、選考を受ける場合はエントリーシートを作成します。

    エントリーシート締め切りのピークは3月が最も多く、あとになって締切に間に合わなかったということがないよう、計画的に作成を進めることが重要です。

    4月~6月|本選考実施期間

    一般的に、エントリーシートの結果は3月上旬〜4月にわかります。エントリーシートが通り次第、順次筆記試験や面接へと選考が進んでいきます。

    しかしながら、動きの早い学生の場合3月〜4月頃には内定を獲得している方も少なくありません。

    周りの状況を見て焦るのではなく、自分が今すべきことは何なのかをしっかりと見極め、就活を進めていくことが大切です。

    6月以降|徐々に内定・内々定が決まっていく

    就職みらい研究所による【就職プロセス調査(2024年卒)「2023年7月1日時点 内定状況」】によると、2024年卒の場合、6月1日時点で72.1%の学生が内定を獲得しています。

    また、7月1日時点では83.3%とさらに高い割合で内定獲得率が推移していることがわかります。

    このように、6月~7月は徐々に内定・内々定を獲得する時期でもあるため、6月の内定に向けた計画的な行動が重要です。

    就職内定率 引用:【就職プロセス調査(2024年卒)「2023年7月1日時点 内定状況」】ー就職みらい研究所

    春休みに就活準備をしっかりと進め就活を成功させよう

    就職活動を控えた大学3年生にとって、春休みは非常に重要な時期です。

    就活で忙しく、なかなかまとまった時間を取ることが難しくなるため、moovyの採用動画で隙間時間に企業の雰囲気や魅力を確認し、効率的な就活を実現しましょう。

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    就職活動の際は、ぜひmoovyの採用動画をチェックしてみてください。

    今林 智宏

    この記事を書いた人

    今林 智宏
    国立大学を卒業後、大手サービス企業に入社し、店長を歴任。チームマネジメントやマーケティング業務を経験。在籍中は、現場社員として数多くの学生・転職者の面接官も行う。退職後、スタートアップ企業にて、フロントエンドのシステム開発に加え、カスタマーサクセスやマーケティングを担当し、企業の採用や広告支援に関わる。

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    会社名 株式会社moovy
    代表 三嶋 弘哉
    設立 2020年4月13日
    住所 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目18−3 プレミア道玄坂ビル8階
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