スタートアップの適性が高い人ってどんな人?ステージ別に解説

# 転職 # ベンチャー企業を知る

  • スタートアップに興味があるが、自分に適性があるか分からない
  • 適性があると分かっても、どのステージのスタートアップが合うか分からない
  • こんなお悩みをお持ちではないですか。スタートアップに適性があるのはどんな人なのか、具体的に知るのは難しいですよね。

    この記事ではスタートアップに適性のある人物像を解説します。

    スタートアップのステージによっても必要とされる人物像が変わるため、自分がどんなスタートアップに合うか確認してみてください。

      この記事のまとめ

    • スタートアップの適性は企業フェーズによって変わる
    • 自分にスタートアップの適性があるかはツールや情報収集することで確認できる

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    【注意】スタートアップは適性を見極めるべき

    スタートアップと一般的な企業では、働き方や業務内容に大きな違いがあります。

    企業のフェーズがどんどん変化するため、仕事内容に変化が起きやすく、組織体制が流動的になるなどがスタートアップの特徴です。

    このためスタートアップへの転職を考える場合、適性があるかどうかが、活躍できるかを大きく左右します。

    どんな適性が必要かを知らずにスタートアップに入社すると、思っていたのと違うと感じてしまうことも。

    せっかくの転職でミスマッチが起きないように、事前に適性を見極めることが重要です。

    それでは次項より、スタートアップへの適性について詳しく解説していきます。

    『大企業に行くかスタートアップに行くか』
    度々議論されるこの問題。
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    スタートアップへの適性が高い人の特徴5選

    スタートアップでは様々な人が活躍していますが、そこには共通する気質や特性があります。

    中には仕事をするうちにスタートアップに順応してスキルを身につけた人もいるので、身につけたいスキルの指標としても参考にしてみてください。

    • 1. 一つの業務をやり続けるよりも、複数の業務をパラレルにこなしていける人
    • 2. 自己管理能力が高い人
    • 3. 冒険心が強く、チャレンジしたい人
    • 4. 成長意欲が高い人
    • 5. 主体的に仕事ができる人

    また、スタートアップでのキャリアについて疑問をお持ちの方も多いでしょう。スタートアップでの経験は自身の市場価値を高め、キャリアにプラスになると言えるでしょう。

    スタートアップでのキャリアパスについては、こちらの記事で具体例を交えて解説しています。

    合わせて読みたい:スタートアップのキャリアって実際どう?今後のキャリアにプラスになります!



    それでは、スタートアップに適している人の特徴をそれぞれ解説していきます。

    1.一つの業務をやり続けるよりも、複数の業務をパラレルにこなしていける人

    スタートアップでは複数の業務をパラレルにこなせる人が活躍できます。

    担当業務が流動的になりやすく、複数の業務を並行して進めることもよくあるため、マルチタスクができると仕事がこなしやすくなります。

    ルーティーン作業はほとんどないため、様々なことを同時にチャレンジするようなイメージで業務に取り組めると良いでしょう。

    2.自己管理能力が高い人

    スタートアップでは自分のことを自分で管理できる人が活躍できます。

    社員一人一人の裁量が大きい分、業務の進捗管理も社員に一任されていることが多いためです。

    働き方も自分で管理していく形になるため、自立心を高く持ち、自分のことは自分で決める意識を持てると良いでしょう。

    3.冒険心が強く、チャレンジしたい人

    スタートアップではチャレンジしたい意欲が高い人が活躍できます。

    ステージが進むごとに環境の変化が起き、担当業務も流動的になるため、新しいことに興味を持てる人の方が順応しやすくなります。

    現状に満足することなく、常に成長するためのチャレンジを行える人は適性があると言えます。

    リスクを感じる場面でも楽しんで取り組めるような冒険心の強い方だと、前向きに取り組み続けることができるでしょう。

    4.成長意欲が高い人

    スタートアップでは成長意欲が高い人が活躍できます。

    環境の変化が激しい分、ストレスを感じる場面も多くありますが、それも成長につながるとポジティブに考えられる方が多い印象です。

    様々な経験を自分の経験値と考え、より大きな仕事ができるようになる過程と考えられると良いでしょう。

    5.主体的に仕事ができる人

    スタートアップでは主体的に仕事ができる人が活躍できます。

    裁量が高い環境のため、自律的に仕事を進め、事業の進捗状況に合わせて逆算する思考が必要です。

    上司からの指示がなくても、確認をしながらどんどん仕事を進められると良いでしょう。

    ここまでスタートアップ適性が高い人の特徴を解説しました。では、スタートアップへの志望動機はどのようなものが好まれるのでしょうか。

    以下の記事で詳しく解説していますので、気になる方はぜひご覧ください。

    合わせて読みたい:【例文あり】ベンチャーに受かる志望動機の書き方を徹底解説!

    【ステージ別】スタートアップの適性を徹底解説

    スタートアップには事業やプロダクトのフェーズによって5つのステージに分かれています。

    • 1. シードステージ
    • 2. アーリーステージ
    • 3. ミドルステージ
    • 4. レイターステージ
    • 5. メガベンチャー

    ステージによって適性も変わるため、ここではステージごとの適性について解説します。 そしてスタートアップとよく混同されるのがベンチャーです。実はビジネスモデルや資金調達方法に違いがあります。

    スタートアップとベンチャーの違いについて知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

    合わせて読みたい:【表で比較】「スタートアップ」と「ベンチャー」の3つの違いとは?



    では、ここからはスタートアップのステージについて解説していきます。

    1.シードステージ

    シードステージはサービス提供前の準備段階にあたるため、抽象的な事業アイデアを具体的に実現するための逆算ができる人が向いているでしょう。

    また資金調達前であることがほとんどで、数名で準備を進めていく体制であることが多いです。

    少人数での連携が得意で、将来的な組織拡大を信じられる信念の強い方、組織のビジョンや社会的意義に価値を見出し、それをモチベーションに変えられる方が活躍します。

    また創業メンバーとして将来的に幹部として活躍することを目標とする方は特に活躍しやすいでしょう。

    2.アーリーステージ

    アーリーステージは具体的にサービス提供開始する段階であり、プロダクト開発と販売を行っていきます。

    組織はまだまだ小さく、少人数での業務を行います。1人で複数の役割をこなすことも多々あります。複数業務をパラレルにこなす器用さと未経験分野でも独学でこなせる人が活躍します。

    また、経費も膨らみやすく赤字が大きくなる時期なので、ストレス耐性の強さが非常に重要な時期といえます。

    将来的な成功を信じて行動し続ける時期のため、ハードワークになりやすい特徴もあり、体力的なタフさも求められるでしょう。

    3.ミドルステージ

    ミドルステージは事業が軌道に乗り、組織が拡大していく段階です。

    採用も積極的に行い拡大を狙っていくため、メンバーのマネジメントができると売上アップに貢献しやすいでしょう。

    チームをゼロから作っていく段階となるので、メンバーとして入社する場合でも自分で仕組みや環境を作る視点を持っていると活躍しやすくなります。

    4.レイターステージ

    レイターステージでは事業が安定し、次なる成長を目指して新事業やIPOを目指す段階です。

    安定した環境下でも課題意識や新規事業への意識を常に持っている人が活躍します。

    また、組織強化のためコーポレート強化を図る時期と言われており、組織の風土作りやルール作りなど、より良い環境づくりのための業務改善の意識を持てる方はマッチするでしょう。

    5.メガベンチャー

    メガベンチャーはレイターステージの後、さらに成長した状態です。

    社員数も事業数も多く、規模としてはいわゆる大企業になっていきます。

    この時期になると複数の事業が軌道に乗っている状態で、組織を細分化していきます。大企業と同じように社内政治が発生しやすく、根回しや段取りが重要となります。

    ですが仕事に対する姿勢として、新しいことにチャレンジする、会社を成長させることに熱心な姿勢は残っていることが多いです。

    このため、社内のリソースを活用しながら新しいことにチャレンジする姿勢のある方はマッチするでしょう。

    メガベンチャーに興味があるという方は、こちらも合わせてご覧ください。メガベンチャーの特徴や求める人物像など、メガベンチャーについてより詳しく解説しています。

    合わせて読みたい:【注意】メガベンチャーに転職する人が知っておくべき6つのこと

    スタートアップの適性を確認する方法

    スタートアップの適性が分かったら、自分が当てはまるかどうか確認してみましょう。

    実際の転職には自己分析が必須で、スタートアップとの相性を確認するためにも必要な家庭となります。

    ご紹介する方法を活用して、どんな行動に移したらいいか確認してみてください。

    • 1.診断ツールを使う
    • 2.企業分析を行う
    • 3.求人情報を集める
    • 4.カジュアル面談や選考で確認する

    1.診断ツールを使う

    どんな企業が合うか確認する方法として一番簡単なのは、診断ツールを活用することです。

    おすすめなのは「企業タイプ診断

    スタートアップやベンチャーと大手のどちらが合うのか、心理学の観点から診断してくれるツールです。

    スタートアップに合う場合にはおすすめのステージも紹介してくれるので、詳細に診断して欲しい時にも活用してみてください。

    2.企業分析を行う

    適性がわかったら、今度は企業分析を行い、マッチする企業はどんな企業かを考えましょう。

    給与や勤務体系などの定量的な情報はもちろん、社内の雰囲気や一緒に働く人柄など定性的な情報をしっかりと確認することが重要です。

    スタートアップは特にミスマッチが起こりやすいため、採用動画などの定性情報があればしっかり確認しておきましょう。

    詳しい企業研究のやり方は 『企業研究のやり方とポイントを解説|おすすめツール6選も紹介』の記事をご覧ください。

    3.求人情報を集める

    実際の求人を見て、適性を確認しましょう。

    moovyでもスタートアップの求人を多数掲載しています。ぜひこちらの求人ページで、気になる企業がないかチェックしてみてください。

    求人のページには企業の求める人物像の記述もありますが、写真や全体の印象からも会社の雰囲気がでやすいと言われています。

    自分が馴染める雰囲気かどうか、見ることで肌感を確認しましょう。特に動画を公開している企業は、情報量が多いので要チェックです。

    moovyでは動画でスタートアップの情報を紹介しているので、より適性を判断しやすくなるでしょう。以下のような職場の雰囲気のわかる動画がおすすめです。

    4.カジュアル面談や選考で確認する

    企業と直接接点を持って適性を判断しましょう。

    選考などで担当者と会うのは緊張するかもしれませんが、今はカジュアル面談を実施している企業も多くなっています。

    選考要素が無い状態で担当者と会い、仕事を一緒にすることをイメージしながら話を聞けるといいでしょう。

    スタートアップを検討し始めたらmoovyをチェックしよう

    この記事ではスタートアップの適性について解説してきました。

    スタートアップは環境の変化が激しいため向き不向きが分かれやすく、事前に適性を確認することが非常に重要です。

    適性を確認できて、前向きに経験を積みたいと思えたら、スタートアップの転職へ動き始めましょう。

    様々な企業HPや求人サイトを幅広く見つつ、気になる企業の情報を集め、応募したい求人をリストアップすると良いです。

    スタートアップが気になる方には、求人サイトの中でもmoovyがおすすめです。

    厳選したスタートアップ企業の情報を動画で紹介しているので、雰囲気や環境の情報がより詳細にわかります。

    特に社員の雰囲気も掴みやすいので、自分に合った企業かどうか確認しながら情報収集してみましょう。

    ご自身が活躍できるスタートアップをぜひ見つけてください。

    井崎 麻結

    この記事を書いた人

    井崎 麻結
    国家資格キャリアコンサルタント。キャリアコンサルタント技能士2級取得。大学院を卒業後、専門学校の授業企画・スクール運営を経験後、人材系ベンチャー企業に転職し人材紹介業と派遣事業に携わる。主に、個人営業・法人営業・採用業務に携わる。現在はフリーランスとしてキャリア系メディアのライティング、キャリアコーチなどに従事。

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    代表 三嶋 弘哉
    設立 2020年4月13日
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