【コピペ可】経営企画の自己PR例文!書き方とポイントを元採用担当が解説!
# 転職 # 応募の準備|職歴書・履歴書など
- 「経営企画職に転職したいけど自己PRをどう作成したらよいのか分からない」
- 「経営企画職はどのようなスキルが必要なのか知りたい」
この記事では、未経験から経営企画職に転職するポイントや、面接・履歴書で使える自己PRを元採用担当の目線から紹介しています。ぜひ今後の転職活動に役立ててください。
- 経営企画の仕事内容がわかる
- 未経験でも、転職活動を有利に進める方法がわかる
- コピペ可能な自己PRの例文を入手できる
この記事を読んで分かること
経営企画職に未経験から転職するのはかなり難しい?
未経験からは難易度が高いと言われる経営企画職に転職することはできるのでしょうか。結論からお伝えすると、決して不可能ではありません。
ただ、難易度が高いことは間違いないため、転職活動を始めるならしっかりと準備を整えることが必要です。
未経験でも応募可能だから「入社後に勉強すればいいや」と考えていたり、具体的な仕事内容、必要なスキル・経験についてイメージできるだけの最低限の知識を持っていないと転職活動をスムーズに進めれない可能性が高いです。
この記事を最後まで読んで今のうちから転職活動の準備を一緒に整えましょう。
以下の記事でも異業種への転職を成功させるコツをまとめていますので、ぜひ合わせてご確認ください。
合わせて読みたい:異業種転職は難しい?成功させるポイントと注意点を解説
経営企画職の仕事内容について
経営企画職の仕事は、いわゆる企業の経営を左右する心臓部です。
具体的には「今後、どういう企業を目指していくか」「自社の経営目標を達成するためには何をすべきか」などを中長期的に考え施策を立案し、企業経営をサポートしています。
また、経営者のサポート役として活躍するだけではなく、自らが経営陣の一員としてリーダーシップを発揮すべき場面も多数あります。
まずは、経営企画職の具体的な仕事内容について以下に記載しているので見ていきましょう。
経営企画職の仕事①:経営計画を立てる
経営企画職とは、その名の通り経営陣に近い距離で、経営の計画をより良く実現し、課題を解決していくための企画立案や管理を行います。
企画に関する業務は、
- ・新規事業の戦略を考案する
- ・中期の経営計画を立てる
- ・社内プロジェクトの起案
- ・事業ポートフォリオの最適化
など多岐に渡ります。
経営計画を立てるために、まず市場動向の把握、競合他社の調査、自社のデータ分析を行う必要があります。
また、自身が立案した企画を実行するだけではなく、経営陣と現場の間に立って他部署に指示を出したり、実施した施策の結果・効果の振り返りまでも行います。
経営企画職の仕事②:新規事業の企画
企業の経営を中長期的なスパンで見て、新規事業が必要となった場合に計画を立てるのも経営企画職の仕事です。
新規事業として着目したジャンルの市場価値や先行企業の動きなどを見ながら、参入障壁や現実的に実行可能なのか、競合他社に打ち勝ち結果を出せる見込みがあるのかといった点を判断します。
また、新規事業の立ち上げだけを行うのではなく自社の既存事業への追加投資、赤字事業からの撤退といった事業ポートフォリオの組み替えも含め、企業全体がより成長できる方策を考えていきます。
経営企画職の仕事③:データ分析
前述のように経営企画職は、会社の経営目標を実現するための経営計画を立て、自社はもちろん、競合他社や市場に関するデータを収集・分析して、具体的な目標数値を決めていきます。
そのため、データ分析は経営企画職においてかなり重要な業務の1つです。例えば、自社の課題はどこにあるかや、経営資源を集中するべき成長事業の位置づけなどを検討します。
また、参入を計画している業界の市場規模や将来性、競合他社の強みなどの分析も行い今後の経営戦略に役立てます。
経営企画職の仕事④:経営会議の運営
経営企画職の仕事は、代表取締役をはじめとする経営陣をサポートすることも必要であり、経営会議の資料づくりや運営、議事録の作成といった事務作業も手掛けます。
例えば、会議で使用する資料の作成や、日程調整などといった経営会議の準備を行います。そのため、経営会議では、経営陣に向けて自らがプレゼンテーションを行うこともあります。
また、社内規定の考案やコンプライアンス対応など、会社の経営にまつわる業務も執り行います。しかし、会社の規模や組織体制によって細かな業務内容は異なる場合があるため、選考を受ける企業ごとに確認をする必要がありそうです。
例えば、中小企業では経営会議は社長の秘書が準備・進行を担当したり、株主総会は総務が運営を行ったり、経営企画の業務でも別の部署が兼任して行ったりすることもあります。
ご自身が転職を希望する企業での業務内容を知りたい場合、面接の逆質問で確認するといいでしょう。
また、ベンチャー・スタートアップ企業の経営企画職について知りたい方は、以下のインタビュー動画をご覧ください。
経営企画職を志す上で抑えておきたいポイント
上記でざっくりとした経営企画職の仕事内容について理解できましたでしょうか。ここからは経営企画職の仕事内容以外にも理解しておいて欲しい面接で抑えるべきポイントを3つお伝えします。
- 1. 事業企画との違い
- 2. 経営企画職のやりがい
- 3. 経営企画職の厳しさ
1.事業企画との違い
「経営企画」と似た言葉に「事業企画」がありますが、これら2つの仕事は異なる仕事です。よく混合しやすいため注意が必要です。
経営企画は、「企業の中長期的な経営戦略を策定する職種」であるのに対して、事業企画は「個別の事業計画」を策定します。まとめると、経営企画は「会社全体」、事業企画は「事業そのもの」の目標達成に向けて計画を立てる職種です。
このように、経営企画と事業企画の職務には違いがありますが、経営企画と事業企画が明確に分かれておらず、同じ部署の担当者が兼務する企業も多くあります。ご自身が関わりたい業務に合わせて経営企画のみに関わる環境か、事業企画にも関われる環境なのかを選択してください。
2.経営企画職のやりがい
①会社全体を巻き込んだプロジェクトに関わることができる
経営企画職は、企業の経営課題を解決するためにさまざまなプロジェクトに関わることになります。そのため、1人で仕事をするのではなく、社内の関係者を多く巻き込んでいくことが必要です。
例えば、プロジェクトにアサインされている際は、まとめ役として部署間の調整やトラブルの対処を行います。苦労が伴う役割ではあるものの、多くの関係者を巻き込んでプロジェクトを動かしていく面白さを体感できるでしょう。
②成長機会の多さ
経営企画職は、経営者目線で業務を進める必要があるため、高いレベルでの経営の知識や論理的思考力が求められます。
そのため、部署内は将来の経営幹部候補のような人材が集まることが多いです。各分野のハイレベルな人材たちと経営課題に取り組めるといった成長機会の高さにやりがいを感じられます。
特にベンチャー・スタートアップ企業であれば、次々と新たなことに挑戦をしたり、革新的な事業を打ち出したりと、企業の成長に直接関わることができます。
ベンチャー・スタートアップ企業の魅力的な環境について、以下のインタビュー動画で話していますので、気になる方はぜひご確認ください。
3.経営企画職の厳しさ
①ロールモデルの不足
経営企画職は起用される人数が限られていることが多く、ロールモデルとなるような先輩社員が社内に不足しているケースも少なくありません。
②現場社員と経営陣の板挟みになることがある
経営者が考えている経営方針が現場での業務内容とずれている場合、両者の間に入って擦り合わせを行うことが必要になります。
経営企画職は中立の立場が求められるものの、意見を調整するのは難しく、ストレスを感じてしまうことも少なくありません。
経営企画への転職活動を有利に進める経験
経営企画職への転職を目指すにあたって有利になりやすい経験を2点ご紹介します。このような経験がある方はぜひ履歴書作成時や面接でアピールしてみてください。
もし、経験がない方も後述で自己PRの書き方や、転職できる確率を上げる方法について説明しているのでご安心ください。
- ・データ分析の経験
- ・営業職の経験
データ分析の経験
経営企画職は、経営企画を練るためにさまざまなデータを収集・分析をする必要があります。
例えば、経営判断をするために、業界全体の売上規模やそのうちシェアをどれぐらい獲得できているかのデータを収集し、その結果どんな展望になるかをまとめたりすることがあります。
このようにデータを分析することが重要な業務になっているため、データ分析の経験がある方は転職活動において有利に働きやすいでしょう。面接では、具体的にどのような課題をどのような観点でデータを用いて解決したのかについて話せるように準備しておくと評価も上がりやすいです。
営業職の経験
営業職の経験のみで経営企画職への転職は難易度が高いと考えられがちですが、筆者はアピールの方法次第で面接で評価されると考えます。
例えば、営業職では顧客とのコミュニケーションが重要とされていますが、経営企画職でも、社内外の関係者と円滑に意思疎通を図り、情報や意見を共有する能力が求められます。
また、営業職では複数のプロジェクトやクライアントを同時に管理し、要求やニーズの調整を行う必要があります。
経営企画職でも、異なる部署や関係者間での調整や意思決定に携わることがあります。
そのため、営業での経験によって鍛えた調整力は、経営戦略の策定や企画の実行で重要な役割を果たすでしょう。
営業職で得たスキルや経験は汎用性が高く、経営企画のほかにも様々な職種に活かすことができます。
営業職の豊富なキャリアプランについて知りたい方は、以下の記事をご確認ください。キャリアプランの立て方についても紹介しています。
合わせて読みたい:営業職のキャリアプランを徹底解説!面接での解答例も紹介!
経営企画職に向いている人の特徴
経営企画職の仕事は、企業の経営に関わる幅広い業務を担っており、さまざまなスキルが求められます。
入社後、ミスマッチがないよう今のうちに自分と経営企画職がマッチしているか確認しておきましょう。
論理的思考力がある
経営企画職の業務で論理的思考力は最も重要なスキルです。なぜなら、経営者に対してデータなどを用いて意見や企業の経営課題に対する解決策を提示することが必要になるためです。
具体的には、経営業績や市場・競合他社のデータや実際の事例などの適切な情報を抜けもれなく収集します。その情報に基づいて、筋道立てて物事を考えるのです。論理的で納得感のある提案の方が、経営陣としても意思決定しやすいのは当然です。
そのため、数字に抵抗がないことや、データの分析が得意だったり、筋道を立てて物事を考え相手にわかりやすく伝え、経営者を納得させる論理的思考力が必要になります。
コミュニケーション能力が高い
経営企画職に向いている人の特徴には、「コミュニケーション能力が高い」という点もあげられます。
なぜなら、経営企画の業務は幅広く、他部署の社員や社外の関係者とのやり取りが必須なためです。
どんなに高いビジネススキルを持っていても、多くの関係者を巻き込み、リーダーシップを発揮する必要があるため、コミュニケーション能力が足りなければ経営企画としての業務をこなすことは難しいでしょう。
裏方としてのサポートが好き
「裏方に回り、サポートをするのが好きな人」も経営企画に向いているといえるでしょう。
経営企画職は企業の経営を左右する重要なポストとはいえ、「縁の下の力持ち」といわれており、会社の顔として社外に表立って行動することはほとんどありません。そのため、裏方に徹して会社を支えることが好きな人ほど、経営企画職として働くことにやりがいを感じやすいといえます。
また、サービス精神が旺盛な人は、時間や手間を惜しまず他者のために尽くすこともいとわないので、周囲からも好かれ人望が厚い人が多いでしょう。
経営企画の仕事は他部署も巻き込みながら進めていくため、社内の社員からの信頼を得られる人である点も重要です。
履歴書・面接で使える!経営企画職専用の自己PR
自己PRは特に人事が注目する項目で、ライバルと差を付けやすいポイントの1つといえます。ここでは経営企画職の自己PRの書き方のポイントと実際の例文を記載しています。書き方・例文を参考に、オリジナルの自己PR文を作成してください。
ポイント:成果の「実績」を記載する
経営企画・経営戦略は、ヒト・モノ・カネに関する状況、マーケティング・M&A、新規事業の立案など、幅広い領域を担当するため、実績をアピールする際には担当した業務内容を詳細に説明することが大切です。
経営企画職の「実績」とは、利益改善実績、事業単位の成長率、業務改善の実績などです。
企業の求人情報に目を通した上で、その企業にマッチしそうな実績を記載し、能力の高さをアピールしましょう。
また、実績だけではなく専門性もアピールできるように、行った業務・経験職種の「経験年数」の記載も忘れずに。
経営企画職は、企業経営を左右する責任ある立場なので、専門性が高いことや、経験期間の長さもアピールポイントになります。
今回は2つの例文をご紹介しますが、自己PRの作成にはChatGPTを活用するのもおすすめです。
ChatGPTにたたき台を作ってもらい自身で修正することで、より精度の高い自己PRが完成するでしょう。自己PRの作成にお困りの方はぜひ試してみてください。
合わせて読みたい:【簡単】ChatGPTを使って自己PRを爆速で作成する方法とは?
自己PR例①:企画実績をアピールする場合
自身が責任者を務めた新規事業で過去最高売り上げを達成した経験があります。
私は、大手食品メーカーのマーケティング職にX年間従事し、新規事業立ち上げのための施策の立案・実行・効果検証などを担当していました。
具体的には、当時の課題であったXXXに対し、新規事業を立ち上げ、XXXという課題を解決するという目標を掲げておりました。
目標達成のために行ったこととしては、できるだけ多くの関係者を巻き込むことです。社内外の顧客を積極的に巻き込み、ユーザーヒアリングにかなりの時間を費やしました。
その結果、消費者のニーズにあったニーズのある事業を立ち上げることができ、早期での目標達成に繋げることができました。
20XX年に行ったプロジェクトですが、Xヶ月で事業部設立以来の最高売上記録を更新し、現在もX年連続で増収増益を達成しています。
自己PR例②:分析スキルをアピールする場合
営業活動において重要なプロセスを分析し、新しい手法で事業部売り上げをX年でX倍にしました。
私は、人材会社で営業職をX年間勤めており、目標達成に向けて数値分析を行ってきました。私が在籍している部署はまだ設立して間もないため、売り上げを最大化させるKSFがなく手探りで営業活動を行っている状態でした。
そこで私は、営業プロセスに着目し、成果を出している社員とそうでない社員の行動・プロセスを徹底的に分析しました。
その結果、売り上げを最大化させているKSFはXXXだということが判明し、社内で展開したところ、X年で事業部の売り上げがX倍になりました。
以上、自己PRの例文を2つご紹介しましたが、自己PRの作成が完了したら履歴書や職務経歴書の作成を進めましょう。
moovyでは、面倒な職務経歴書の作成をAIで自動作成することができます。簡単な質問に答えるだけで完成しますので、ぜひご活用ください!
経営企画職に転職できる確率を上げる方法
最後に未経験から経営企画職に転職できる確率を上げる方法についてお伝えします。今日から始められることもあるのでぜひ参考にしてくださいね。
- ・財務会計に関する知識をつける
- ・自社の社内異動で経験を積む
- ・転職エージェントを活用する
財務会計に関する知識をつける
経営企画職の業務では、決算書や損益計算書に触れる機会が多く、資金繰りなどにも携わるため、財務会計の知識があればよりアピールに繋がります。
さまざまな財務諸表を読みこなすためには、簿記の知識があると役立つため、簿記の資格取得を目指してみてはいかがでしょうか。
資格があることでより経営企画職に興味があることを人事に証明しやすくなります。
自社の社内異動で経験を積む
今から経営企画職の転職にチャレンジするにはハードルが高い・・・と感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな方には社内異動でマーケティング職や企画職への異動をおすすめします。
筆者も実際に社内異動制度を活用して、営業からエンジニア職への転職活動を成功させた経験があります。
経営企画職で必要とされるスキルや志望している企業の求人情報から求められるスキルを把握しておき、そのスキルを自社のどんな職種で身につけられるか考えてみましょう。
転職エージェントを活用する
転職エージェントを使うことで現状の自分の市場価値を知ることができます。
また、エージェントを通して選考を受けることになるので、キャリアアドバイザーから選考を控えている企業の特徴を教えてもらえたり、面接対策を行ってくれる場合もあります。
ご自身の転職活動に不安がある方はぜひ転職エージェントを活用してみてください。
なかでもベンチャー・スタートアップ企業が気になるという方は、以下の記事をご確認ください。ベンチャー・スタートアップ企業への転職におすすめの転職エージェント20選を紹介しています。
合わせて読みたい:【厳選】ベンチャー転職におすすめの転職サイト・エージェント20選!
まとめ:経営企画への転職を考えている方へ
経営企画職の仕事内容や転職でアピールすべき内容は理解できたでしょうか。この記事を読んだことで、
- ・仕事内容
- ・難易度は高いが自分の経験を上手くアピールすれば転職できる可能性はあるということ
- ・求められるスキルや経験
- ・自己PRの書き方
- ・転職の確率を上げる方法
などを分かっていただけたのではないでしょうか。
特に、未経験から経営企画職に転職する場合、いかに自分のスキルや経験を人事にアピールできるかが重要になります。
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会社ごとにマッチした自己PRを作成するのはテキストではなかなか分かりづらいですよね。moovyなら30秒の短尺動画で職場のリアルな雰囲気を確認でき、自己PR作成に役立てていただけます。
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- 井上
- 関西学院大学在学中に飲食店立ち上げや人材企業でのインターン、就活セミナー開催を経験。卒業後はキャリアアドバイザーとして営業・エンジニア職を中心に2000名以上のキャリアアドバイスを行う。大学卒業後はHR系スタートアップ企業に就職し、数多くの採用支援を行い、採用課題の解決に従事。現在はエンジニアにキャリアチェンジし、プロダクト開発を行う。
この記事を書いた人
スタートアップ企業の求人動画をお探しならmoovyへ
会社名 | 株式会社moovy |
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代表 | 三嶋 弘哉 |
設立 | 2020年4月13日 |
住所 | 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目18−3 プレミア道玄坂ビル8階 |
メールアドレス | moovy_support@moovy.co.jp |
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