営業職のキャリアプランを徹底解説!面接での解答例も紹介!
# 職種の選び方
でもどんなキャリアプランがあるか知らないと、将来の選択肢を狭めてしまうかも。
面接で聞かれた場合のキャリアプランの伝え方も解説しますので、ぜひ様々な場面で活用してみてください。
- 営業は様々なキャリアプランを実現することができる
- 面接で営業職のキャリアプランを聞かれた際の答え方にはコツがある!
この記事のまとめ
営業職のキャリアプラン7選
営業職のキャリアプランには様々なものがあります。
キャリアの基本は営業職として技術を磨き、昇進・昇格を目指すことです。
ただし営業職は顧客に接するポジションであり、売上を立てて商流をつくる役割のため、様々なポジションにスキルを転用することもできます。
どんな選択肢があるのか幅広く解説しますので、選択肢として参考にしてみてください。
- 1. マネジメント
- 2. 営業スペシャリスト
- 3. マーケティング
- 4. 企画や商品開発
- 5. 採用人事などコーポレート
- 6. 他の業界職種へ転身
- 7. 独立起業
また、これから転職活動を始めるという方や転職活動中という方は、こちらの記事で転職準備の流れも合わせてご確認ください。
転職に失敗しないためにやるべきことをチェックリスト形式でまとめており、各項目で元転職エージェントからのアドバイスがあります。
合わせて読みたい:【転職ノウハウ】転職に失敗しない為の10のチェックリスト!
1.マネジメント
営業マネージャーや営業責任者など営業担当者をマネジメントする立場として営業チームを率いながら活躍するパターンです。
自分の営業経験を活かして後進の育成をしながら、チームでの成績向上を目指します。
人の面倒を見るのが好きな人には向いているポジションでしょう。
チームを率いる存在として認められれば、年収アップなどの評価にも繋がりやすくなります。
2.営業スペシャリスト
営業のスペシャリストとして活躍するパターンです。
マネジメントをするより、プレーヤーとして数字を出し続けたい方には向いているポジションです。
成績をしっかり出し続けることが前提となるため、活躍し続けることで年収も上がりやすくなります。
どの企業も利益を生み出す人材はのどから手が出るほど欲しい人材です。多額の報酬を払ってでも社内においておきたいため、年収は高くなります。
自分のパフォーマンスを追求したい方に向いているポジションです。
3.マーケティング
営業からマーケティングにキャリアチェンジも可能です。
顧客に興味を持ってもらうまでの戦略を作るにあたり、営業職として身近に顧客に触れてきた経験を活かすことができるためです。
綿密な戦略を練ることが好きな方には向いているポジションと言えるでしょう。
デジタルマーケティングにキャリアチェンジを考えている方は以下の記事が参考になるでしょう。
合わせて読みたい:デジタルマーケティングの転職で失敗しないポイントとは?
4.企画や商品開発
営業の経験を活かして、企画や商品開発にキャリアチェンジも可能です。
企画や商品開発は顧客の視点をいかに製品に落とし込むかが大事なポイントとなります。
営業職として顧客の意見にたくさん触れてきた経験を生かすことができるため、企画や商品開発へキャリアチェンジすることがあるのです。
5.採用人事などコーポレート
社内キャリアパスとして、コーポレート側のポジションを目指すパターンもあります。
特に採用人事は目標の採用人数があり、目標を追う感覚が営業と似ていると言われています。
このため営業出身の人が人事を務めることも多くあります。
組織をどう作るか考え、間接的にサポートするのが好きな方は活躍しやすいポジションです。
6.他の業界職種へ転身
営業として別の業界職種へ転身する方もいます。
商材の変化によってリードタイムや営業スタイルが大きく変化することもあるため、より自分に合った環境を求めて移動するのです。
また業界によって年収の平均値が変わるため、理想を追い求めたい方は他の業界もみてみると良いでしょう。
7.独立起業
最終的に独立起業を目指す方法です。
営業職として売り上げを立てる方法がわかるようになるため、自分の実力を試したいと思う方は独立起業を選んでいます。
努力次第で年収を大きく上げたり、自分の組織を持つことができるのも魅力です。
ここまで7つのキャリアプランをご紹介しましたが、上記からも分かるように、営業職での経験はそれ以外の職種でも活かせる場面が多く、キャリアプランは非常に多くなっています。
こちらは実際に営業職を経験した上で、転職やキャリアチェンジをした方のインタビュー動画です。ぜひ参考にしてみてください。
営業職のキャリアプランの立て方
営業職のキャリアプランの立て方について解説します。
面接用とは別に、自分の本音を盛り込んだ将来像を考えられると良いでしょう。
今後の行動の指針になったり、目標に向かってより良い経験を得られる原動力になります。
以下のステップで自分の営業職としてのキャリアプランを立ててみてください。
- STEP1:しっかり価値観の棚卸しをする
- STEP2:理想像を思い描く
- STEP3:逆算して行動に移す
それぞれのステップでやるべきことを詳しく解説していきます。
STEP1しっかり価値観の棚卸しをする
キャリアプランを立てるときには、まず自分の価値観の棚卸しをしましょう。
営業職の場合、商材と年収を目標として立てる方が多いですが、それが自分の価値観に合っているとは限りません。
価値観を無視してしまうとキャリアプランが自分に合わず、途中で見直しが必要になってしまうことも。じっくり考えてみることをお勧めします。
棚卸しはこちらの記事で詳しい工程を解説しています。棚卸し用のワークシートもありますので、ぜひお役立てください。
合わせて読みたい:キャリアの棚卸しのやり方!便利なワークシート付で徹底解説!
STEP2理想像を思い描く
棚卸しした内容をもとに、なりたい自分を考えましょう。
仕事の内容を中心に考えつつも、プライベートで叶えたいことも考慮すると良いでしょう。
仕事だけで考えを固めて過ぎてしまうと、プライベートで充実させたかったことを見落としてしまうことも。
幅広く叶えたいことを書き出し、どんなバランスで実現できるか設計できると良いでしょう。
将来ビジョンの考え方は以下の記事を参考にしてください。
合わせて読みたい:転職における「将来ビジョン」の考え方を知る!転職のプロが解説!
STEP3逆算して行動に移す
理想像を思い描けたら、足りない部分を補えるように行動していきましょう。
足りない経験や実績をつけ、理想の環境を叶えていけるようにしていきます。
行動に移すにあたり、情報収集も重要になります。
まずは社内で叶えられるか、キャリアパスや年収に関する情報を確認していきましょう。
情報を集めた上で社内で叶えるのが難しい場合には、転職を検討していきましょう。
【面接用】営業職のキャリアプラン回答例
面接で営業職を受けるときに聞かれるのがキャリアプランです。
先々どんな営業になりたいか確認されますが、ここでの回答を間違えると落選となる可能性が高まります。
面接官にとっても重要な確認要素になるので、回答の仕方には気をつけましょう。
基本的なポイントとしては、営業職としてスキルアップしたいことをアピールしましょう。
マーケテイングや企画がしたいと言ってしまうと、営業を踏み台にしている印象になってしまうので注意です。
マネジメントやスペシャリストを目指す方針を伝えると、覚悟が伝わりやすくなります。
そのうえで年数に合わせて営業としての活躍イメージをつたえられると、より具体的に伝わりやすくなります。
3年、5年、10年と分けて活躍イメージを解説しますので、面接の際の参考にしてください。
3年後
営業として3年後には一人前になりたいと伝えると良いでしょう。
3年が経てば年間スケジュールを3周して繁忙期などの波も分かり、自分の成績がコントロールできるようになる時期です。
営業として独り立ちして、マネジメントにもチャレンジできる状態を目指していると伝えましょう。
回答例:
5年後
営業として5年後にはマネジメントができるポジションを目指しましょう。
営業として数字が立てられるのは大前提として、他の社員の活躍もサポートできるようなプレイングマネージャーを目指せると、組織への貢献意欲もアピールすることができるでしょう。
回答例:
10年後
営業として10年後には、複数のチームを束ねたり、事業を牽引する役割を目指しましょう。
既存事業でのプレーヤーもマネージャーも経験した上で、新しい事業への対応などもできるイメージです。
会社の大きな転換があっても、貢献できるアピールにつながるでしょう。
回答例:
また、営業職へ転職する際にキャリアプランとともに面接で聞かれるのが、志望動機です。
営業職の志望動機で他人と差別化を図るポイントを、こちらの記事で解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。コピペ可能な例文もございます。
合わせて読みたい:【例文あり】営業職の志望動機の書き方を元採用担当が徹底解説!
面接でキャリアプランを答えるときのポイント
面接でキャリアプランを答えるときにはいくつかポイントがあります。
ここまでで紹介してきたように営業職のキャリアプランは様々で、それぞれ思い描くものがあったと思います。
しかし、面接のときに素直に伝えてしまうと良くない印象を与えてしまう可能性もあります。
それでは、ポイントをいくつか紹介します。
1.長期目標と短期目標を立て、将来性を感じさせる
キャリアプランを伝えるときには短期目標と長期目標を伝え、将来性を感じさせることが大切です。
採用には多くのコストがかかっており、できるだけ長期的に活躍できる人を採用したいと思っています。
そのため、長期的に活躍したいということを前提に短期目標だけでなく長期目標も合わせて伝えることが大切です。
長期的なキャリアプランが明確であると採用側も安心して採用に踏み切ることができるようになります。
2.企業とキャリアビジョンがマッチしていることを伝える
採用担当者は、長期的に自社の成長に貢献できる人材を求めています。
会社のビジョンと候補者のキャリアビジョンが一致しているかを重要なポイントとして判断している企業も多いです。
そのため、あなたのキャリアビジョンが企業の求める人物像や将来性と一致していることを明確に示すことが重要です。
つまり、あなたがどのように自分のスキルを活用して長期的に会社の利益に貢献できるかを示すことがポイントとなります。
3.実現できる再現可能性を具体的に伝える
面接では、どのように会社に貢献できるかを問われることも多くあります。
これまでの実績や持っているスキルや経験を活かせると伝えることは重要ですが、現実から離れすぎると説得力に欠けるため、実現可能な具体的な行動や成果を挙げられると効果的です。
採用担当者は、言葉だけでなく実際に行動に移せるかを見ています。
そのため、どのように会社に貢献できるかを伝える際には、自分のスキルや経験と結びついた現実的な内容で再現性が高いことをアピールしましょう。
営業職のキャリアを追求したい方へ
営業のキャリアを追求したいと思った方は、ぜひ様々な選択肢を検討してみてください。
またキャリアプランを練り直す際には、大手企業やベンチャー企業、スタートアップなどの様々な企業についても検討しましょう。
同じ営業職といっても、経験できる幅がかなり異なります。
特にスタートアップが気になったらmoovyをチェックしてみてください。
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雰囲気や仕事内容がより掴みやすくなっているので、情報収集するにはうってつけのサイトです。
営業職のキャリアの選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。
- 井崎 麻結
- 国家資格キャリアコンサルタント。キャリアコンサルタント技能士2級取得。大学院を卒業後、専門学校の授業企画・スクール運営を経験後、人材系ベンチャー企業に転職し人材紹介業と派遣事業に携わる。主に、個人営業・法人営業・採用業務に携わる。現在はフリーランスとしてキャリア系メディアのライティング、キャリアコーチなどに従事。
この記事を書いた人
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会社名 | 株式会社moovy |
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代表 | 三嶋 弘哉 |
設立 | 2020年4月13日 |
住所 | 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目18−3 プレミア道玄坂ビル8階 |
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