サービス業からの転職でスタートアップはありかなしか?メリットは?
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サービス業からの一般企業への転職は、悩むことが多いですよね。
大手にいくか・ベンチャーなどのスタートアップにいくか・・考えている方もいるかもしれません。
当記事では、そんな悩みを持つ方の転職を決断するための、ヒントをお届けします。 ぜひ最後までご覧ください。
- サービス業からスタートアップへの転職は可能!
- スタートアップのデメリットもしっかり把握しておくこと
- スタートアップに合う人、合わない人がいるので予めチェック
この記事のまとめ
【結論】簡単ではないが、サービス業からスタートアップへの転職は可能
サービス業出身者がスタートアップに転職するケースはまだそこまで多くありません。
なぜなら、サービス業は大企業や中小企業が多く、一定の組織やプロセスが確立されていることが多い一方で、スタートアップは新しいビジネスやテクノロジーに挑戦する、よりリスクの高い環境であることが多いからです。
ただし、近年ではスタートアップ企業の数が増加し、新しい分野や技術に特化したサービス業も増えてきているため、サービス業出身者がスタートアップに転職するケースも増えてきています。
特に、デジタルマーケティングやIT技術など、サービス業とスタートアップの両方で求められるスキルを持つ人材が注目されています。
かく言う、私自身もサービス業出身でスタートアップ企業に転職した1人です。その経験も含めてお伝えしていきます。
ぜひ、当記事を読んでスタートアップへの転職が成功できたなら幸いです。また以下の記事も転職成功に向けてとても参考になります。
サービス業からスタートアップへの転職はなぜ可能か
サービス業からスタートアップへの転職はなぜ可能と言えるのでしょうか。 ここではその理由についてお伝えいたします。
- 1.スタートアップは0→1のことが多いためこれまでの経験よりも重要なスキルがある
- 2.サービス業からスタートアップへの転職事例は多くないため、希少
- 3.サービス業の経験が活かせるスタートアップにはマッチ度が高い
1.スタートアップは0→1のことが多いためこれまでの経験よりも重要なスキルがある
スタートアップは、とにかく試行錯誤のことが多いです。
フローが整っていない中で、業務に取り組むことになるので、これまでの経験が通用しない場合が多く発生します。
そのため、経験よりも人柄やその仕事に対する思い、ポータブルスキルがより重要になります。
いい意味でこれまでの経験が通用しないため、サービス業からでも十分スタートアップで業務を行うことは可能です。
2.サービス業からスタートアップへの転職事例は多くないため、希少
スタートアップへの転職は、サービス業出身者には一般的でないと思います。
そのため、他の応募者との差別化がしやすく、自分の強みをアピールしやすいという利点があります。
スタートアップはこれまでにないサービスや価値を提供する新しい企業です。
そのような企業が他社と差別化し、市場で成功するためには、多様な考え方や人種の存在が重要です。
サービス業出身者ならではの視点や価値観を提供できることをアピールすることで、自分の貴重さを伝えることができます。
3.サービス業の経験が活かせるスタートアップにはマッチ度が高い
前職の専門職としての知識がダイレクトに活かせる場合もあります。
例えば、介護職をしていたとして「もっと抜本的に介護問題を解決したい」という思いをもっていたとします。
仕組みなどを抜本的に変えたい、と思ったときには、介護問題にフォーカスをしたスタートアップへの転職をすることもできます。
このようにスタートアップに自分の経験が活かせる場合もあり、サービス業出身者はまだスタートアップには少ないと言うこともあり、転職することは十分可能であると言えます。
サービス業からスタートアップに転職するためのコツ
ここからはサービス業からスタートアップに転職するためのコツをお伝えします。
私がサービス業からスタートアップに転職を成功させた経験も踏まえてお話ししますので、ぜひ参考にしてください。
1.ITのスキルや知識は必ず役に立つ
スタートアップは、デジタルの力を使い、これまで提供できなかったサービスを展開する企業が多いです。
そのため、ITのスキルや知識は必ず必要となります。プログラミングができれば1番いいですが、知識だけでも十分です。
スタートアップへの転職だけでなくとも有益なスキルですので、身につけておいて損はないでしょう。
2.不快・不便だと感じる点を常に意識しておく
デジタル技術の発展によりこれまで解決できなかった問題も解決できるようになる可能性を秘めています。
スタートアップはその不快や不便だと感じる点を解決するためのサービスを展開していきます。
そのアイデアがスタートアップの原動力となります。そのため、普段からその視点を持つことで、スタートアップに入った時に役立つでしょう。
3.出会いはどこであるか分からない。SNSや交友関係は広げておく
スタートアップの採用は一般的な手法では行われないことも多くあります。以下の課題があるからです。
-
スタートアップの採用課題
- ・リソース(資金・採用側の人材)不足のため、採用費用が捻出できない
- ・大手企業に待遇面で劣ってしまうことが多いため、採用弱者となっている
このような課題があるため、一般的な手法よりもより近いところで探します。
リファーラル採用、SNS採用など、大手が手を出しにくい手法で採用を進めることがあります。
そのため、ひょんな繋がりから入社が決まることがありますので、SNSや交友関係は広くしておくことをおすすめします。
サービス業からスタートアップへの転職のデメリット
サービス業からスタートアップへの転職のデメリットももちろんあります。
そのデメリットをしっかり理解した上で転職をすることが、転職成功の秘訣です。
1.リスクの高さ
スタートアップはビジネスが成功するかどうかが不確実な状況であるため、給与や雇用条件が不安定である場合があります。
また、スタートアップが業界内で成功する保証はないため、業界内の中小企業や大手企業よりも雇用が不安定な場合があります。
福利厚生の手薄さやボーナスが出ないなんてことも。そのような待遇面などを気にされる方は注意してください。
スタートアップ・ベンチャー企業のリスクについて詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
合わせて読みたい:ベンチャー企業は危ない?!3つの理由と見極め方を徹底解説!
2.ハードワークになりやすい
スタートアップでは、スピードが重視されるため、多忙な状況が続くことがあります。
そのため、仕事とプライベートのバランスを保つことが難しい場合があります。
ワークライフバランスを重視する方はその点を理解する必要があります。
3.責任の重さ
スタートアップでは、チームメンバーの少なさから、新しいプロジェクトや製品の開発、マーケティングや営業活動など、幅広い業務に携わることが求められます。
そのため、個人の責任範囲が広くなり、業務負荷が高い場合があります。
どんな人がスタートアップに向いているか
スタートアップは業態の特殊さゆえに、一般的な企業とは違います。
そのため、スタートアップに合う人と合わない人の差が大きく発生します。
ここではどのようなタイプの人がスタートアップに合うかを解説します。
1.自ら動き出すことができる人
スタートアップでは、自発的に行動することが求められます。チームメンバーが少ない場合や急速な変化がある場合に、自分で仕事を見つけて進めることができる人が求められます。
特に、起業されて間もない「シード期」には、会社内のルールもまだしっかりと固まっていない状態なので、自分から考え行動できる人が重宝されるでしょう。
現在の職場で自分で考えて判断する力を持っている人や、どんな仕事も楽しみながら全力で向かい合うことができる人は、自発性も高いので活躍が期待できます。
2.リスクを恐れない人
スタートアップは事業が成功するかどうかが不確実な状況であるため、リスクを受け入れることが必要です。 失敗しても前向きに取り組み、新しいことに挑戦することができる人がスタートアップには合います。
3.迅速に動ける人
スタートアップには、大企業のように部署や管理職がいないため、仕事のスピード感が早いです。
また、若いうちから裁量権が与えられ、現場で自分で判断する機会があります。迅速に動くことができることが活躍するために重要です。
4.変化を受け入れ、新しいことにチャレンジできる人
スタートアップは急速に変化する状況が多いため、変化に対応し、柔軟に対応することが求められます。
さらに常に新しいことやものを追求している人は向いているといえます。
ただし、いかにビジネスにつながるかまで考えず、好奇心や「こうならもっと世の中になるのにな」と思っているだけの、思いだけで終わってしまう人は評価されません。
新しいことが好き(思いがある)×自ら動けることが大切です。
そのため、変化を恐れず、積極的に取り組むことができる人はスタートアップに合うでしょう。
また、企業が求めている人物像を事前に確認しておくことで、転職でのミスマッチを防ぐことが可能です。
以下のような動画があれば、積極的にチェックしましょう。
サービス業からの転職におすすめのスタートアップ
スタートアップに向いている人を理解した上で、自分でも活躍ができるスタートアップ企業があるのか、気になりますよね。
こちらでは、サービス業からの転職に適しているスタートアップについて紹介していきます!
■ キャディ株式会社
- ・業種:AI・IoT・RPA関連
- ・創業:2017年10月
- ・社員数:100名〜500名未満
- ・資金調達額:総額約80億円(シリーズB)
製造業の受発注プラットフォーム「CADDi(キャディ)」を提供する会社。
従来2週間以上かかっていた相見積もりの負担や複数サプライヤーの管理工数を削減できるうえ、低価格かつ高品質な加工品の安定発注を可能にしています。
キャディの強みは、<Tech × Ops >。
アルゴリズムによる受発注システムの自動化、発注後製品を最適に届けるためのサプライチェーンの仕組みを持っています。
■ 株式会社Gaudiy
- ・業種:その他、IT・インターネット・ゲーム
- ・創業:2018年4月
- ・社員数:10名〜50名未満
- ・資金調達額:総額34億円(シリーズB)
「ファンと共に、時代を進める。」をミッションに、ファンの熱量を最大化するWeb3時代のファンプラットフォーム「Gaudiy Fanlink」を開発・提供する会社。
ブロックチェーン技術を活用することで、IPに紐づく横断的なファンの活動データを記録・蓄積し、ファンの熱量が正しく評価・還元されるエコシステムを構築しています。
また、エンタメ企業のIP運営におけるコスト削減と、ファンのLTV(Life Time Value:顧客生涯価値)の向上を実現しています。
2022年8月にシリーズBの資金調達を完了し、2023年末までに150名規模への組織拡大を見据えています。
エンターテイメント✖︎スタートアップということで、サービス業との相性もいいので、おすすめです。
■ アソビュー株式会社
- ・業種:インターネットメディア・ネイティブアプリ・ECサイト
- ・創業:2011年2月
- ・社員数:100名〜500名未満
- ・資金調達額:累計調達額約55億円(シリーズE)
全国約9,600店舗の事業者と提携し、国内の遊び・体験プログラムを約600ジャンル・約27,000プランを紹介している、週末の便利でお得な遊び予約サイトを運営する会社。
ご利用されたことのある人も多いのではないでしょうか。
実は、中央省庁(観光庁・環境省等)を始め、各地の地方自治体と協業し、地域の課題に応じて体験商品の開発から情報発信まで支援を行い、地域の観光における課題解決に向き合う事業も行っています。
遊び✖︎スタートアップということで、サービス業との相性もいいです。
サービス業からスタートアップに転職を考えている方へ
サービス業からスタートアップ転職は簡単ではありませんが、十分可能です。
スタートアップはハードワークではありますが、その分やりがいも大きいです。
実際私は、転職して良かったと思っています。
少しでも今の仕事に不安を感じている人や人生チャレンジしてみたい人はスタートアップへの転職を検討してみてはいかがでしょうか?
その際はスタートアップに特化した採用動画プラットフォームmoovyでスタートアップをお探しください。
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- 今林 智宏
- 国立大学を卒業後、大手サービス企業に入社し、店長を歴任。チームマネジメントやマーケティング業務を経験。在籍中は、現場社員として数多くの学生・転職者の面接官も行う。退職後、スタートアップ企業にて、フロントエンドのシステム開発に加え、カスタマーサクセスやマーケティングを担当し、企業の採用や広告支援に関わる。
この記事を書いた人
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会社名 | 株式会社moovy |
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代表 | 三嶋 弘哉 |
設立 | 2020年4月13日 |
住所 | 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目18−3 プレミア道玄坂ビル8階 |
メールアドレス | moovy_support@moovy.co.jp |
URL | https://company.moovy.jp/ |
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