大学3年生の4月から就活って何から始める?徹底解説!

# 企業の選び方

  • 就活って何から始めたらいいかわからない……。
  • みんなはどんな風に就活を進めてるんだろう?
このような悩みを抱える就活生は多いのではないでしょうか。

私も大学3年生の時は、就活のために早く動き出したいけど、何をしたら良いのか分かりませんでした。

そこでこの記事では、大学3年生の4月から早いうちに就活を進めたい人に向けて、どの順番で就活を進めるべきかについて解説します。

    この記事のまとめ

  • 就活は自己分析から!就活スケジュールを整理して段取りよく進めよう。
  • 大学3年生のうちにやるべきことは、時期ごとに区切って考える!

企業タイプ診断

就活は3年生の4月から始めるべき!

結論から言うと、就活を成功させたいなら、大学3年生の4月という早い時期から始めるべきです。

近年では就職活動がオンラインでできるようになったり、採用活動の早期化が進んだりと、早く就活を進める重要性が高まっているからです。

もちろん、大学4年生から始めても、就活が必ずしも失敗するわけではありません。しかし、就活を遅く始めてしまうと、

  • ・自己分析など重要な部分を雑に終わらせてしまう
  • ・自分の軸が決まらないまま就活を進めることになってしまう
  • ・早期選考に乗り遅れてしまう

このような状況になってしまい、自分がベストと思える就職先に行ける確率が下がってしまいます。

そのため、早いうちから就活の重要性を感じている皆さんは、何をするべきかを正しく理解して、就活を早く進めることをオススメします。

一般の学生と比較した就活スケジュール

まず、動きの早い学生はインターンに参加する時間があります。

今までは、インターンに参加することはそこまで重要視されておらず、ごく一部の意識高い就活生が参加するものでした。

しかし最近は、インターンを選考に取り入れている企業も多くなり、就活を進める上でインターンに参加するのは一般的になってきました。

インターンを選考の一部に取り入れている企業もあるほど、インターンの重要性が高まってきています。

そのため、就活を早めにスタートしてインターンに参加することは、就活を成功させる上で非常に重要です。

こちらの記事では、企業のタイプ別に選考スケジュールを解説していますので、より詳しいスケジュールが知りたいという方はあわせてご覧ください。

合わせて読みたい:【25卒】就活っていつから始めればいい?就活スケジュールとポイント



大学3年の4月から5月にやっておきたいこと

まず、大学3年の4月から5月にやるべきことを解説します。大学3年の4月から5月にやるべきことは、以下の5つです。

  • 1. 就活のやるべきことと期限を整理する
  • 2. 就活サービスに登録する
  • 3. 自己分析をする
  • 4. インターンシップに参加する
  • 5. 大学のキャリアセンターに相談する

では、それぞれ1つずつ解説していきます。

1.就活のやるべきことと期限を整理する

まずは、就活のやるべきことやサマーインターンの期限を整理しましょう。

就活はやることがたくさんありますが、順序を間違えると、期限ギリギリになって焦ることになります。

実際に、私の周りで直前にエントリーシートの期限に気付き、十分に時間を取れないままエントリーシートを提出している人もいました。

時間をかけて自己分析に取り組めば、余裕を持って就活を進められるよう、スケジュールを確認し、期限をしっかりメモしておきましょう。

よくある就活のやるべきことリストは以下の通りです。

  • ・ガクチカの作成
  • ・業界分析や企業分析
  • ・気になる企業の説明会やインターンエントリー期間の締め切りを把握

今回の記事では、大学3年生のうちにやるべきことを月ごとに解説しているので、読みながら具体的な日程を決めていきましょう。

2.就活サービスに登録する

就活サービスに登録してインターン情報や選考情報を入手しましょう。

気になる企業について効率よく情報を得るために、登録は必須であると言えるでしょう。

また就活サービスに登録すると、就活準備ガイドが見られたり、Webセミナーにも応募ができます。

就活生におすすめできる就活サービスは、以下のようなものがあります。

  • ・マイナビ
  • ・ワンキャリア
  • ・moovy

就活サービスは就活を始めた時に最新情報を常に得られるよう、登録することを忘れないようにしましょう。

またmoovyであれば、こちらのような採用動画で、その企業で実際に働いている方のインタビューを見ることができます。仕事のやりがいや事業内容、求める人物像など就活生にとっては気になるテーマばかりです。

3.自己分析をする

次に、大学 3年生の早い時期から自己分析を始めましょう。時間をかけて自己分析をすることで、企業とのミスマッチも減らすことができます。

自己分析には「Will-Can-Must」のフレームワークがおすすめです。自分がやりたいこと(Will)、できること(Can)、 やるべきこと(Must)を整理することで、自分の進むべき道が見えてきます。

Will-Can-Mustのフレームワークの詳しいやり方は、こちらの記事で紹介していますのでぜひご活用ください。

合わせて読みたい:【図解】Will-Can-Mustとは?転職の自己分析にも使える!



4.インターンシップに参加する

そして、大学生 3年生の4月からインターンシップにも参加することをおすすめします。この時期は、長期インターンに応募する最後のチャンスです。

3年生の後半になると短期インターンの応募や、採用活動に向けての準備が始まります。

早くから就活を始めることで、長期インターンでスキルを身につけてから就活を本格的にスタートさせることができます。応募する企業に合わせて、記載する内容をカスタマイズする必要があります。

長期インターンをしている学生はまだ少ないため、ガクチカを書く際には差別化になります。

5.不安なことがあれば、大学のキャリアセンターに相談する

また、大学のキャリアセンターに相談するのもおすすめです。

キャリアセンターにいる担当者は国家資格のキャリアコンサルタントの資格を持っている人も多く、就活の進め方だけでなく、将来のキャリアをどう考えていけばいいかなど、一人ではなかなか解決しづらいことを相談できます。

不安なことがあれば、自分の適性などを一緒に考えてくれるので、なかなか進まない就活も、スムーズに進められるようになります。

就活を始めたいけれど、誰かに相談したいという人はぜひ行ってみてはいかがでしょうか。

大学3年の6月から8月にやるべきこと

次に、大学3年の6月から8月にやるべきことを解説します。以下の4つです。

  • 1. 業界分析をする
  • 2. 企業分析をする
  • 3. 就活ガイダンスに参加する
  • 4. サマーインターンに参加する

では、それぞれ1つずつ解説していきます。

1.業界分析をする

まずは、業界分析をしましょう。業界分析とは、自分のやりたいことを実現できる業界を探すことです。

自己分析で自分に合いそうな業界をまとめ、複数の業界をリサーチして比較していきましょう。

業界分析を怠らずにしっかりリサーチすることで、ミスマッチを最小限に抑えることができるようになります。

自分がやりたいことをかなえることのできる環境がどこにあるのか、業界研究で絞れると良いね。

2.企業分析をする

次に、企業分析をしましょう。企業分析では業界ごとに、自分に合っている企業をリサーチします。

大手企業・中小企業・ベンチャー企業など、どのくらいの規模の企業に行きたいかなども比較して検討しましょう。

あなたがもしどんな企業規模が合うのか分からない場合、企業タイプ診断などの適性検査で、診断を受けてみるのもおすすめです。

心理学の観点からあなたに合う企業規模がリコメンドされるので、楽しみながら参考にすることができます。

採用側は、自社に強い興味を持っている人を求めています。具体的な企業分析の仕方、業界分析を企業分析の違いについて知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。

合わせて読みたい:企業研究のやり方とポイントを解説|おすすめツール6選も紹介



3.就活ガイダンスに参加する

次に、就活ガイダンスに参加しましょう。就活ガイダンスでは、

  • ・エントリーシートの書き方
  • ・面接の受け方

を教えてくれる大学もあります。学校によっては、OB・OGを招き、お話を聞ける機会もあるかもしれません。

ネットだけでは得られない情報を、就活ガイダンスで得ることができるので、できるだけ参加することをお勧めします。

就活ガイダンスは学校からのメールや掲示板に貼ってあるので、こまめに確認すると良いでしょう。

4.サマーインターンに参加する

インターンに参加していない方は、大学3年の夏休みを利用してサマーインターンに参加するのをおすすめします。

サマーインターンのエントリーは6月・7月から始まることが多いです。秋や冬にも行われる短期インターンは、企業研究を深めるためにもたくさんエントリーしましょう。

近年はインターンの倍率が非常に高くなっており、本格的な選考をする企業も増えています。

そのため多くのインターンにエントリーすることで、エントリーシートや面接の練習にもなるのでおすすめです。

サマーインターンの情報は就活サービスに載っていたり、企業のHPにも載っています。

こまめに企業のサマーインターン情報についてリサーチして、見逃さないようにしましょう。

大学3年の9月から11月にやるべきこと

次に、大学3年の9月から11月にやるべきことを解説します。やるべきことは、以下の2つです。

  • 1. エントリーシートを書く
  • 2. OB・OG訪問を進める

では、それぞれ1つずつ解説していきます。

1.エントリーシートを書く

この時期にエントリーシートをまだ書いたことがない人は書いてみましょう。

サマーインターンなどで積極的にエントリーシートを書いてきた人は描き慣れているため、内容や文章が深掘りされています。

その人たちと比較された際に見劣りしないよう、まだ書けていない人は練習も兼ねて書いてみましょう。

この時期にエントリーシートを書き、推敲をすることで、本選考の直前で焦って書くよりも遥かに良いものになります。さらに、自己分析を深められることにも繋がります。

特にガクチカはエントリーシートには必須ですが、どのように書けば良いか悩んでいるという方も多いのではないでしょうか。ガクチカは「STAR法(Situation 状況、Target&Task 目標と課題、Action 行動、Result 結果・成果)」に基づいて構成するのが良いでしょう。

より詳しいガクチカの書き方はこちらの記事で解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

合わせて読みたい:【例文あり】絶対に真似したいガクチカの書き方4ステップ!



2.OB・OG訪問を進める

OB・OG訪問が可能な方はぜひOB・OG訪問を行ってみましょう。先輩にリアルな話が聞けるので、情報収集がしやすくなります。

行かれる際は、事前に質問する内容を準備しておきましょう。例えば、

  • ・職場の雰囲気はどうか?
  • ・入社前と後ではギャップはあったか?
  • ・どんな情報をどこで入手するのがいいか?

など、事前に準備することで、わざわざ時間を作ってくれた先輩にも失礼がなくなる上に、知りたい情報を整理することができます。

ネットだけでは手に入らない情報を得られるチャンスです。OB・OG訪問を多くすることで、得られる情報も幅広くなるのでおすすめです。

大学3年の12月から3月にやるべきこと

次に、大学3年の12月から3月にやるべきことを解説します。やるべきことは以下の2つです。

  • 1. 企業説明会に参加する
  • 2. 選考対策をする

では、それぞれ1つずつ解説していきます。

1.企業説明会に参加する

この時期になると企業説明会を開催する企業が増えてきます。少しでも気になる企業の説明会には積極的に参加しましょう。

最初は広く、徐々に厳選していくと良いでしょう。

企業説明会に参加することで、同じ業界を目指す学生と繋がる機会が得られます。

また企業説明会に参加することが選考を受けるための条件になっているところもあります。内定獲得に近付けるために、気になる企業は説明会に参加しておきましょう。

2.選考対策をする

次に、選考対策をしましょう。企業によって選考の仕方はさまざまです。

例えば、

  • ・適性検査「SPI」
  • ・グループディスカッション
  • ・面接

などといった選考を用いる企業が多いです。

SPIを導入している企業は多いので、SPI対策は早めに始めておきましょう。また、グループディスカッションや面接の練習なども早いうちから始めることで余裕を持つことができます。

グループディスカッションでは積極的に発言をする人が評価されると思われがちですが、実はそうとも言えません。周りのメンバーをライバル視するのではなく、「チームが良い結論を出すのに貢献する」ことを意識しましょう。

グループディスカッションでの評価のポイントや高評価を得るためにやるべきことについて、こちらの記事で解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

合わせて読みたい:就活対策!グループディスカッション完全攻略マニュアル!



また面接では、長所・短所などよく聞かれる質問に関して対策をしておく必要があります。

短所を伝えることで採用担当者にマイナスなイメージを持たれてしまうのではないかと心配な方もいると思いますが、自分の短所にどう対処しているかもセットで伝えれば、プラスに捉えてもらえるでしょう。

こちらの記事では、長所・短所の例48選や答え方のポイントを例文とともに解説しています。ぜひ参考にして対策を進めましょう。

合わせて読みたい:【例文あり】面接で長所・短所を聞かれたら?回答ポイントを徹底解説!



大学3年生の就活準備の注意点

最後に、大学 3年生の就活準備の注意点について解説します。就活準備の注意点は以下の3つです。

  • 1. 必要なものを用意しておく
  • 2. 就活マナー学ぶ
  • 3. 大学生活を充実させてガクチカを増やす

では、それぞれ1つずつ解説していきます。

1.必要なものを用意しておく

まず、必要なものを用意しましょう。就活でよくある必要なものといえば

  • ・スーツ
  • ・証明写真
  • ・メモ帳
  • ・印鑑
  • ・腕時計

就活が本格的に始まると、選考会場に向かうまでの交通費もかかってくるのでお金も必要になります。直前になって慌てないよう、就活に必要なものが揃っているか確認しましょう。

2.就活(社会人)マナーを学ぶ

次に、就活(社会人)マナーを学びましょう。

採用の方とお話しする時など、企業の方とお話しする機会が増えます。社会人としての敬語やマナーを大学生3年生のうちに身につけておきましょう。

また、メールでのやりとりも増えてきます。メールの書き方や言い回しにもマナーがあるので、合わせて身につけておくと良いでしょう。

長期インターンをしていた人は、社会人の人と関わる機会が増えるその点についても学んでおきましょう。

3.大学生活を充実させてガクチカを増やす

最後に、限られた学生生活を充実させて、さらにガクチカを増やしましょう。ガクチカは社会人になって通用しそうなものであれば、何でも大丈夫です。

部活やアルバイト、インターンや留学経験など、その経験を社会人になってどう活かせるのかを結びつけられるかがポイントです。

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いかがでしたでしょうか?この時期から就職活動について考えることは就活にとても有利に働きます。

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大学生活はあっという間です。学生生活の後半も、自分のやりたいことに全力で取り組み、後悔のないものにしましょう。

今林 智宏

この記事を書いた人

今林 智宏
国立大学を卒業後、大手サービス企業に入社し、店長を歴任。チームマネジメントやマーケティング業務を経験。在籍中は、現場社員として数多くの学生・転職者の面接官も行う。退職後、スタートアップ企業にて、フロントエンドのシステム開発に加え、カスタマーサクセスやマーケティングを担当し、企業の採用や広告支援に関わる。

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会社名 株式会社moovy
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