ChatGPTで志望動機の作り方!爆速で作成できるプロンプトを紹介

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ChatGPTとはOpenAIが開発した技術の一つです。驚くほど自然な文章が生成できるため、
  • ChaGPTで志望動機を作成するのってアリ?
  • ちゃんと志望する企業にあった内容になるのかな…
こんな疑問や悩みを抱いてはいませんか?転職活動や就活で必須となる志望動機をChaGPTで作成することは可能です。

ただし、書き方のコツや注意点をおさえておかないと企業に評価されません。

そこで今回の記事では、ChaGPTを使って志望動機を作成する方法や注意点、実際の生成文を紹介していきます。

これから志望動機を準備する皆さまは、ぜひ参考にしてください。

    この記事のまとめ

  • ChatGPTの使い方には注意が必要!
  • ChatGPTに具体的に指示をや条件を伝えることで精度が上がる
  • 作成された文章は、必要に応じて編集や修正を行うべき

企業タイプ診断

ChatGPTで志望動機は作成できる?

結論から言うと、ChatGPTを使って志望動機を生成することは可能です。ただし、コツや注意点を守らないとありきたりな文章になってしまい人間味に欠けてしまいます。

そのため、あくまでたたきをChatGPTに作ってもらい、自分で具体的な経験や関心事を加えるという作業が必要です。あなた自身の独自性と企業への情熱を示すことで他の候補者と差をつけましょう。

ChatGPTは、実は志望動機のほかにも、自己分析や職務適性の判断にも活用することができます。それぞれどのようにChatGPTを用いるのかや、注意点は以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

合わせて読みたい:【完全版】ChatGPTを活用して就活を有利に!5つの使い道



合わせて読みたい:ChatGPTは転職活動に使える?具体的なプロンプト例文を紹介

ChatGPTを活用した志望動機の作り方

ChatGPTで作成したい文章、たとえば、「私はMARCH出身の大学生です。IT企業への志望動機を書いて」と入力すれば生成してくれます。

とはいえできる限り質の高い志望動機を作成したいと思いますので、ここではChatGPTを使って志望動機を作るコツを紹介します。

  • 1. 適切なキーワードを選ぶ
  • 2. プロンプトを活用する

1.適切なキーワードを選ぶ

志望する企業や職種に関する適切なキーワードを選ぶことが重要です。

たとえば、IT企業であれば最新のテクノロジーやトレンドを含めたり、企業研究で得た情報を入力することで、そのキーワードを使った文章を生成することができます。

2.プロンプトを活用する

ChatGPTに書いてほしい内容を指示する命令文のことをプロンプトと呼びます。プロンプトにはいくつかパターンがあり「質問」「指示」「話題」が代表的です。

  • 質問:IT企業への志望動機はどのように書けばいいですか?
  • 指示:IT企業への志望動機を書いて
  • 話題:IT企業に高評価をもらえる志望動機ってどんなものがあるのかなぁ

ほかにも、志望動機を書く際には次のプロンプトを使用するとよいでしょう。

志望動機のプロンプト
あなたは〇〇の大学生です。次の条件に従って〇〇に有利になる志望動機を書いてください。
・応募先の企業:株式会社〇〇〇
・応募先の企業URL:https://www.〇〇〇.com/
・自分の長所:『自分の長所だと思う点を記載』
・エピソード:『長所にまつわる具体的なエピソードを書く』
・応募先企業の面接官の興味を惹く内容であること。
・企業の求める人物像や社風と自分の強みをマッチさせること。
・指定文字数:400文字以内で書くこと。
・ですます調で書くこと。
・強みとエピソードに一貫性をもたせること。
・話し言葉ではなく書き言葉を使うこと。
・順接や並列の接続詞は控えること。
・文章は次の構成で作成してください。

1:志望理由を簡潔に述べること
2:エピソードに関連付けながら志望理由が生まれた根拠を書くこと。
3:なぜほかの業界や企業ではないのかを述べること。
4:どの業界や企業にも当てはまるようなありきたりな志望動機でないこと。
5:応募企業にしかない強みをのべること。
6:入社後どのように活躍するかを結論とともに述べること。

コピーして使用する際は、○○の部分と『』で囲った部分を自身のプロフィールに書き換えて使用してください。

ChatGPTで志望動機を作成する際の注意点

ChatGPTで生成された文章をそのままコピペしてはいけません。人間が書いたような文章とはいわれているものの、まだまだ言い回しの不自然さや抽象的な表現などは目立ちます。

ここではChatGPTで志望動機を作成する際の注意点を4つお伝えしていきます。しっかりチェックしておきましょう。

  • 1.オリジナリティに欠ける
  • 2.文章の内容が事実かどうか確認する
  • 3.自分の経験が企業の求める人材にマッチしているか確認する
  • 4.言葉の使い方・文章の流れを最終確認する

1.オリジナリティに欠ける

学習データとして蓄積されたデータを元に文章が生成されるので無難な文章になりがちです。必ず自分の独自性を意識した修正を行ってください。

次の画像にある「Regenerate response」というボタンをタップすることで違う表現で書き直してもくれます。

Regenerate response

しかしながら、オリジナリティのある文書にするためにはある程度は自分の言葉で修正する必要があります。

オリジナルな文章を自分で作成するとなると急に手が止まってしまう人もいるかと思います。

そのような時は、以下の記事で「個性が光る志望動機の書き方や例文」を紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

合わせて読みたい:個性が光る新卒の志望動機の書き方!業界歴15年のプロが解説



2.文章の内容が事実かどうか確認する

ChatGPTは誤った情報をいかにも真実であるかのように反映することがあります。ChatGPTはあくまで言語生成モデルです。

そのため、事実確認は作成者の責任になるので必ず出典先のチェックを行いましょう。特に、ITトレンドや企業情報は日々アップデートされるのでソース元の確認は必須です。

誤った情報を記載してしまうと、企業にマイナス評価をされてしまう可能性があるので注意しましょう。

事実確認を含めて、応募する企業の企業研究は必須です。 企業のどこに共感したのかを具体的に伝えることで、オリジナリティにも繋がるでしょう。

社員が仕事のやりがいやビジョン等を語ったインタビューを引用するのもおすすめです。以下のような動画があれば確認しておきましょう。

3.自分の経験が企業の求める人材にマッチしているか確認する

プロンプトを活用するときにエピソードを入れると思いますが、その内容が企業の求める人材にマッチしているか確認をしましょう。

企業はそれぞれ異なる価値観や文化、求めるスキルがあるため応募先企業の「求める人物像」をしっかり理解し、自分の経験をどう結びつけるかを考えることが重要です。

具体的には、企業の募集要項や企業理念、さらに業界で必要とされるスキルや特性を分析し、関連するエピソードを選びましょう。

その上で、自分の経験がどのように企業のニーズや目標に貢献できるのかを強調すると、説得力のあるアピールができます。

たとえば「リーダーシップが求められるポジション」であれば、過去にチームを牽引したエピソードを入れ、「問題解決力が必要」とされている場合は、実際に困難を乗り越えた具体的な経験を説明するのが効果的です。

もしプロンプトに入れているエピソードが、企業の求めるものと違う場合は修正をしておきましょう。

4.言葉の使い方・文章の流れを最終確認する

ChatGPTは、言葉の使い方や文章の流れがスムーズでない場合があります。

そして、ChatGPTの特徴として、カタカナが多く出てしまうというものがあるので日本語として読みやすく適切な表現かどうかを見直すことが大切です。

たとえば、カタカナが連続すると文章が専門的に見える一方で、読み手にとって理解しにくい印象を与えることがあります。

そのため、可能であれば日本語に置き換え、文章全体が自然で親しみやすい表現になるよう調整しましょう。

そのほかにも転職活動や就職活動にChatGPTを使用する際に注意すべき点があります。詳しくは以下の記事でまとめていますので、一度ご確認ください。

合わせて読みたい:ChatGPTの注意点!転職に使うときはこれは絶対にしてはダメ!

実際にChatGPTを使って志望動機を作成してみよう

実際に「IT企業を志望する就活生」としてChatGPTを使って志望動機を作成してみましょう。プロンプトをそのままコピペすればOKです。

志望動機のプロンプト
あなたはMARCH出身の大学生です。次の条件に従って就職活動で有利になる志望動機を書いてください。
・応募先の企業:Google
・応募先の企業URL:https://about.google/
・自分の長所:目標達成から逆算して必要なスキルやスケジュール立てができること
・エピソード:水泳部で25m背泳ぎの選手をしていた私は選抜メンバーに選ばれるために、タイムを22秒から20秒に縮めるという目標を立て、達成に向けて日々練習に取り組んだ。具体的には、筋トレのメニューを腕中心から背筋中心にしたり、大学の講義前に必ず1時間泳ぎこんだりなどを実施。また、定期的にタイムの進捗状況を確認し、練習メニューの見直しを顧問とともに行いました。その結果、無事20秒をきることができ、選抜メンバーになることができた。
・応募先企業の面接官の興味を惹く内容であること。
・企業の求める人物像や社風と自分の強みをマッチさせること。
・指定文字数:400文字以内で書くこと。
・ですます調で書くこと。
・強みとエピソードに一貫性をもたせること。
・話し言葉ではなく書き言葉を使うこと。
・順接や並列の接続詞は控えること。
・文章は次の構成で作成してください。

1:志望理由を簡潔に述べること
2:エピソードに関連付けながら志望理由が生まれた根拠を書くこと。
3:なぜほかの業界や企業ではないのかを述べること。
4:どの業界や企業にも当てはまるようなありきたりな志望動機でないこと。
5:応募企業にしかない強みをのべること。
6:入社後どのように活躍するかを結論とともに述べること。

この後、ChatGPTの画面には次のような文章が生成されます。

ChatGPTの生成文

この文章を元に虚偽の内容はないか、事実と一致しているかを確認してください。そして、自分らしい言葉で表現することでオリジナリティを加え、ブラッシュアップさせていきましょう。

あくまでChatGPTは、志望動機作成の補助ツールとして活用していることを忘れないでください。

こちらが、修正を加えた例文になります。

私がGoogleを志望する理由は、Googleの革新的な技術とサービスを提供しているからです。

特に魅力的なのは、世界的なブランド価値と革新的な研究開発への取り組みです。

私は貴社の多様なチームで働くことによって、異なる視点や専門知識を吸収し、新たな成果を生み出したいと考えています。

私には計画を立て、努力を継続するという長所があります。

具体的には、学生時代に所属していた水泳部で具体的な目標を設定し、日々の練習に取り組むことで20秒を切るという目標を達成しました。

入社後は、私の目標達成能力や計画力を活かし、貴社のプロジェクトに参加し、革新的なサービス開発に貢献したいと思っています。

グローバルな視野を持ちながら、世界中のユーザーに価値を提供することを目指します。

上記のように書き換えることで、より人間らしい表現になり、自身のオリジナルな内容になりました。

このようにChatGPTで生成された文章をそのまま使うのではなく、それを元に自分で修正を加えブラッシュアップすることで、より良い志望動機を作成することができます。

今回は志望動機の作成方法についてお伝えしましたが、自己PRもChatGPTを使えば効率よく作成ができます。

ChatGPTで自己PRを作成する方法やプロンプトの例は以下の記事をご覧ください。

合わせて読みたい:【簡単】ChatGPTを使って自己PRを爆速で作成する方法とは?

志望動機の作成にはmoovyの採用動画も効果的

志望動機のクォリティをあげるためにはmoovyの「採用動画」も有効です。

moovyの公開している採用動画を視聴することで、企業の想いや社風をよりリアルに知ることができます。

経営者からのメッセージや実際に働いている方の生の声も聴けるため、就活生はより企業にマッチさせたESにアップデートすることが可能です。また、moovyの動画は1本30秒と短く、就職活動の隙間時間を有効利用することが可能です。

ChatGPTに指定するキーワードが増えたり、自身の志望動機とマッチしているか確認できたりするので、ぜひ活用してください。

今林 智宏

この記事を書いた人

今林 智宏
国立大学を卒業後、大手サービス企業に入社し、店長を歴任。チームマネジメントやマーケティング業務を経験。在籍中は、現場社員として数多くの学生・転職者の面接官も行う。退職後、スタートアップ企業にて、フロントエンドのシステム開発に加え、カスタマーサクセスやマーケティングを担当し、企業の採用や広告支援に関わる。

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会社名 株式会社moovy
代表 三嶋 弘哉
設立 2020年4月13日
住所 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目18−3 プレミア道玄坂ビル8階
メールアドレス moovy_support@moovy.co.jp
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事業内容
  • ・採用動画プラットフォーム「moovy」の運営事業
  • ・動画クリエイティブの企画・制作事業
  • ・採用コンサルティング事業