30代で未経験転職は厳しい?成功に向けた転職活動の歩み方

# 転職で失敗しないために

  • 30代になってから未経験分野への転職は厳しいよ
  • そんな助言や指摘を受けて自信を無くしたり、モチベーションが下がった方もいるのではないでしょうか。

    たしかに年齢が転職活動に与える影響があることも事実です。

    しかし、諦めずに転職活動に取り組んだ結果、新たな分野へ転身を果たす人がいることも事実です。

    当記事では、30代で未経験分野への転職可能性を高めるポイントや転職活動で外してほしくないポイントを解説します。

    ぜひ最後までご覧ください!

      この記事を読んでわかること

    • 30代の未経験分野への転職事情ががわかる
    • 30代の未経験分野への転職可能性を高めるパターンがわかる
    • 30代の未経験分野への転職活動の歩み方がわかる

    企業タイプ診断

    30代における未経験分野への転職事情

    最初にお伝えしておきたいことは、30代で未経験の業界や職種への転職は可能ということです。

    もちろん、目指す業界や職種、希望条件等によってその難易度の高さは変動しますが、以下に示す3つのデータから30代で未経験分野への転職が珍しいことではないことがわかります。

    30代の未経験分野への転職実績

    株式会社リクルートが2023年11月にリリースした調査結果によると、2022年度に30代で業種(業界)も職種も未経験となる「異業種×異職種」の転職を成し遂げた人は3割以上を占め、 職種は変えずに業種のみ変える「異業種×同職種」への転職も含めると6割超となっています。

    【年齢別】転職時の業種・職種異同のパターン別割合 出典:2023年11月29日付Press Release「異業種×異職種」転職が全体のおよそ4割、過去最多に 業種や職種を越えた「越境転職」が加速|株式会社リクルート

    このように30代でも未経験分野へ転職できることが証明されています。

    30代の退職・転職理由

    厚生労働省の令和4年調査では、年代別の退職理由についてまとめられています。

    30代にフォーカスを当てると、男性では「会社の将来性が不安だった」「給料等収入が少なかった」「労働時間、休日等の労働条件が悪かった」、女性では「職場の人間関係が好ましくなかった」「会社の将来性が不安だった」「労働時間、休日等の労働条件が悪かった」の割合が目立っています。

    転職入職者が前職を辞めた理由別割合 出典:令和4年雇用動向調査結果の概況|厚生労働省

    その中でも会社の将来性不安や労働条件については、特定の会社の問題であるケースもありますが、そもそも業界柄、厳しいビジネス環境であったり、恒常的なハードワークが根付いているケースも多く、同業界内で転職をしても解決しないケースもあります。

    また、30代で目立つ退職理由の多くは、結婚・出産・育児などライフイベントの発生にも起因しており、家族が増えることで収入面や労働条件に対して改めて見直すきっかけになります。

    このような退職・転職理由が、30代で他業種や他職種への転職を検討するきっかけになっていると推察できます。

    30代の仕事選びの軸

    エン・ジャパン株式会社によると、35歳以上(同社がミドル世代と定義)を対象とした年代別の転職軸に関する意識調査において、「転職を考えたきっかけ」を問う設問に対する30代の回答上位3位は「仕事・業務内容」「給与・待遇」「労働環境・働き方」となっています。

    仕事選びの軸は何か? 出典:ミドル世代3100人に聞いた「転職軸」意識調査|エン・ジャパン株式会社

    特に注目したいのは「仕事・業務内容」です。30代は業務内容や社内キャリアに変化が生じやすい年代です。

    特定の職種経験を積んできたもののやはり向いていないと感じている、人材育成やマネジメント比率が増えてきたことでプレイヤーに戻りたい、適性を感じない部署に異動してしまったなどです。

    一定のキャリアを有する30代でも職種や仕事内容を変えたいという方が少なくないことが推察できます。

    実際に、業界や職種を変えてベンチャー・スタートアップ企業へ転職した方も多くいます。以下のインタビュー動画で転職理由などをご覧になれますので、ぜひ参考にしてください。

    30代で業界(業種)や職種を変える未経験転職の難しさとは?

    30代で未経験分野に挑むにあたっては転職活動の難易度上昇は覚悟しなければなりません。

    以下3つの観点で採用企業が懸念を感じやすいことが、その難しさや厳しさに繋がっています。

    • 即戦力性:企業組織で30代に求められる役割や期待とのギャップ
    • 年齢:未経験可求人のターゲット層に含まれにくい
    • 素直さ・柔軟性:転職後のキャッチアップがスムーズに進むかどうか

    【即戦力性】企業組織で30代に求められる役割や期待とのギャップ

    一般的に多くの企業組織における30代は各部署・職種において実務能力では主戦力級であることに加え、人材育成やプロジェクトの第一線でのリードが求められます。

    30代後半以降はマネジメントポジションに昇進・昇格する人も出始め、ベンチャー企業や若い人が多い業界・業種によっては、30歳前後でマネジメントポジションを経験する人も見受けられます。

    30代で未経験転職となると、このような即戦力性による業務や業績への寄与を望めないことが企業にとっては懸念となってしまうケースが多いです。

    【年齢】未経験可求人のターゲット層に含まれにくい

    未経験者も採用対象となる求人票には、「未経験可」や「業界経験不問」などの文言が記載されています。

    ここで留意しておきたいのは、ターゲット年齢です。

    未経験可求人のメインターゲットは一般的には20代までとするものがやはり多くなります。

    これには理由があり、組織の人員構成や社内キャリアパスや既存の教育研修プログラムの適用しやすさ等を会社として考慮しているケースが多いのです。

    ただ、採用企業は所定の理由・条件を満たさない限りは原則求人票に年齢制限を記載することができないという法規制があり、不合格理由を候補者に伝える際にも年齢が理由であってもそれをあからさまに伝えることはまずありません。

    候補者から見るとこういった点はブラックボックスに感じてしまうかもしれません。

    未経験可求人へ応募しているのに不明瞭な理由での不合格が続く場合は、採用関係者のみが内々に把握している年齢によるスクリーニングを受けている可能性が往々にしてあります。

    【素直さ・柔軟性】転職後のキャッチアップがスムーズに進むかどうか

    30歳未経験で他職種に転職をする場合、その会社に新卒入社している同世代はその仕事を8年程度経験していると仮定しましょう。

    未経験者だからといって採用企業は中途入社者が未経験者であっても、業務のキャッチアップに新卒入社者と同じような育成期間を設けることはありません。

    その会社や部署について理解を深め適応していくことに加えて、新しい職務内容、業界も異なる転職をした場合は業界知識もスピーディにキャッチアップすることが求められます。

    その際に重要となるのは素直さや柔軟性ですが、30代の場合はすでに基本的な仕事の進め方や考え方、スタンスに自分自身や前職の色がかなり出ているケースも見受けられ、採用企業にとって懸念となってしまうことがあります。

    30代でも未経験転職できるパターン5選

    前述したように30代未経験の転職は厳しさがつきまとうものの、転職を実現し希望を叶えている方も多くいます。

    どういった成功事例が考えられるのか、5つのパターンをご紹介します。

    • 1. 職種経験は活かして業界(職種)を変える転職
    • 2. 職種をステップアップをさせる転職
    • 3. 業界経験や知識そのものを活かした転職
    • 4. スクーリングによるスキル習得や資格取得を足掛かりにする転職
    • 5. 転職しやすい業界・職種を視野に入れる

    ちなみに、筆者も以上のうち②と③に該当するような未経験分野への転職をしたことがあります。

    では、5つのパターンをそれぞれ成功例とともに説明していきます。

    1.職種経験は活かして業界(職種)を変える転職

    ベースとなる職務スキルを有している状態なので比較的難易度は低いです。

    なぜなら、あくまでその職種の経験者として転職できるため、チャレンジする業界の特性や商習慣、法規制さえ早期にキャッチアップできれば活躍できる見込みは高いからです。

    • 例)
      不動産会社の人事 → IT企業の人事
    • 化学メーカーの経理 → 総合商社の経理
    • 求人媒体企業の営業職 → HR Tech企業の営業職
    • 製薬会社の営業職(MR) → ヘルスTech企業の営業職 等

    企業によっては、新しい風となってもらうため、意図的に他業界出身者を求めていることもあります。

    ただし、同じ職種とはいえ業界によってかなり仕事内容が大きく異なることもあるため、その場合は未経験者扱いをされたり、難易度が高くなることには留意しましょう。

    2.職種をステップアップをさせる転職

    ある業務の一部分を担っているような職種経験を有する場合、その経験をフックに現在の経験職種をステップアップさせるような転職もあります。

    • 例)
      人材紹介会社のRA/CA → 事業会社の採用人事
    • SES企業のSE → 事業会社の社内SE
    • 求人媒体企業の営業職 → HR Tech企業の営業職
    • 経営コンサルティング会社のコンサルタント → 事業会社の経営企画 等

    アウトソーシングや支援サービス、コンサルティングが発展している業務領域であれば、それらの業種で経験を有する方はその業務の一部分を実質担っていることになります。

    会社によってはそのような経験を有する方を採用ターゲットにしているケースもあります。

    このパターンは取引先から声がかかったことを契機に転職となることも多いのが特徴です。

    3.業界経験や知識そのものを活かした転職

    特定の業界での経験が長かったり、その業界内でも高度な専門性を有する人は、その業界経験や知見・知識そのものが武器となり未経験部屋への転職に活きるケースがあります。

    • 例)
      製薬会社での開発職 → 人材紹介会社の製薬業界専門コンサルタント
    • SES企業のSE → 事業会社の社内SE
    • 不動産会社のプロパティマネジメント → マーケティングリサーチ会社の不動産領域担当
    • 事業会社の採用担当 → HRTech企業のカスタマーサクセス 等

    人材ビジネス、コンサルティング、リサーチ等の業界は実務経験やスキルも大事ですが、業界知識も同じくらいものを言う世界です。

    未経験で入社した方が数か月でハイパフォーマーになるといったケースも見受け、会社によっては30代半ばくらいまでの方であれば積極的に採用をしている会社もあります。

    4.スクーリングによるスキル習得や資格取得を足掛かりにする転職

    人材需要に対してその職種経験者が不足している場合は、基礎的な知識やスキル、資格を有している方まで裾野を広げている場合があります。

    代表的なのは、システムエンジニアやプログラマーといったIT関連職種です。

    人材不足で未経験でも転職しやすい業界として挙げられがちですが、まったくの未経験者を対象としているケースは少ないのが実情です。

    基本的なプログラミング言語や運用スキルをスクーリングで修了していたり、基本情報技術者試験や応用情報技術者試験などの資格を取得するなどベースの素地を作ったうえでチャレンジすることが転職可能性を高めることに繋がります。

    スクールや資格学校によっては就職支援までカバーしているところも一部あります。

    5.転職しやすい業界・職種を視野に入れる

    業界・職種未経験でも転職できる可能性が高いものとして、労働集約型の産業が挙げられます。

    売上を高めようとするとシンプルに人手が必要となる産業のことで、以下のような業界が当てはまります。

    • 例)介護・福祉業界、飲食業界、物流業界、アミューズメント業界、小売業界、ホテル・宿泊業界 等

    一部、専門知識や資格や免許が必要な職種もありますが、基本的にはコミュニケーション力や意欲・マインドがあればチャレンジしやすい職種もあります。

    ただし、心身共にタフさを求められる業界・職種も中にはあるため、それを踏まえても自身が本当にやりたいことがそこにあるのかどうかは特に熟慮しておきたいものです。

    30代未経験分野への転職活動5ステップ

    ここからは、30代で未経験分野へチャレンジする際にぜひ抑えておいていただきたいポイントを転職活動のステップごとに紹介します。

    • ステップ1:事前準備
    • ステップ2:求人情報の収集
    • ステップ3:希望条件の見直し・応募先の選定
    • ステップ4:応募先への応募書類の作成・提出
    • ステップ5:面接対策

    それでは、5つのステップについてそれぞれの方法やポイントを解説していきます。

    ステップ1.事前準備

    事前準備でやるべきことは、主にキャリアや経験の棚卸し(自己分析)、業界・職種研究、希望条件の整理です。

    以下の記事でも、転職に失敗しないためにやるべきことをチェックリストにまとめています。

    未経験分野への転職は特に念入りな準備が必要です。ぜひチェックリストを活用して抜けがないように準備しましょう。

    合わせて読みたい:【転職ノウハウ】転職に失敗しない為の10のチェックリスト!



    ■キャリア、経験の棚卸し(自己分析)

    まずはこれまでの経験や自身の価値観について棚卸し、整理することが重要です。

    自分の強みや大切にしている価値観をもとに、将来なりたい姿(キャリアビジョン)を検討し、言語化することで、それを実現するために必要な取り組みや機会創出(キャリアプラン)を着実に進めることが可能になります。

    転職活動というのはキャリアビジョンに近づくためのキャリアプランの一部分であるとイメージすると転職の目的が明確になりブレにくくなります。

    まずは以下の記事を参考に、キャリアの棚卸しをしてみましょう。棚卸しのワークシートもぜひご活用ください。

    合わせて読みたい:キャリアの棚卸しのやり方!便利なワークシート付で徹底解説!



    キャリアの棚卸しが済んだら、将来のキャリアビジョンやそれに向けたキャリアプランを考えましょう。

    以下の記事で紹介しているWill-Can-Mustのフレームワークで、Will(やりたいこと)・Can(できること)・Must(やるべきこと)を整理しましょう!

    合わせて読みたい:【図解】Will-Can-Mustとは?転職の自己分析にも使える!



    ■業界・職種研究

    新卒就活時は、多くの就活生が徹底的に業界・職種研究を行いますが、実は転職活動になるとこの部分に注力しない人も多くなります。

    未経験転職の場合は業界や職種への理解度や認識については選考の中で企業から確認されることが多々あるため、改めて注力すべき工程と認識しましょう。

    業界・職種研究が済んだら、気になる企業の研究を徹底して行いましょう。企業研究のやり方は以下の記事をご覧ください。

    合わせて読みたい:企業研究のやり方とポイントを解説|おすすめツール6選も紹介



    ■希望条件の整理

    未経験分野への転職の場合、最優先すべき希望は「希望の業界や職種へ転職できること」です。

    ここが揺らいでしまうと、いろいろな求人を見ていく過程や選考状況で一喜一憂していく中で、目的がブレやすくなり、失敗や諦めに繋がってしまうことがあります。

    とはいえ、自身が内定を得たときに承諾可能か否かの現実的な条件ラインは明確にしておきましょう。

    特に「収入や福利厚生面の労働条件ダウン」「勤務地」「会社規模」についてどこまで柔軟に受け入れられるかは選択肢の広がり、ひいては転職の難易度に大きく影響します。

    そのため、仕事選びの軸や条件の優先順位を考えておきましょう。どのように考えたら良いか知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

    ステップ2.求人情報の収集

    未経験分野への転職の場合は、異なる採用チャネルを組み合わせて転職活動を進めることも有効です。

    例えば、

    人材紹介会社であれば、大手の総合型転職エージェント1社と自分の興味のある業界や職種に特化した専門ブティック型転職エージェント1社、
    そして企業からの応募打診などのスカウトを受け取れるタイプの求人サイト1~2件程度登録

    といったイメージです。

    転職エージェントを一気に複数社登録してしまうと、登録面談やそのための準備、流れてくる膨大な情報量で対応に疲弊してしまいます。

    転職支援を断られたり、自身に注力してもらえなかったり、担当者との相性が合わない場合に追加登録を検討しましょう。

    また、未経験分野への転職の場合は、求人媒体にチャンス求人がある場合も多くあります。

    採用企業にとって、転職エージェント(人材紹介会社)を介した採用はコストが高く、本来は経験やキャリアのある人材の採用シーンで使いたい採用チャネルであるため、未経験者を対象とした採用は求人媒体や自社サイトで募集を募るケースもあるのです。

    moovyでもベンチャー・スタートアップ企業の求人を多数掲載していますので、気になる求人がないかぜひチェックしてみてください。

    ステップ3.希望条件の見直し・応募先の選定

    自身の目指す業界・職種にもよりますが、実際に求人情報に触れると思ったよりも未経験でチャレンジできる求人が多い(あるいは少ない)と感じたり、希望条件を十分満たせるものが多い(あるいは少ない)と感じるでしょう。

    そのため、実際に求人情報に触れ、市況感が掴めたら、もう一度自身の希望条件を柔軟に考えることが出来そうなポイントがないか見直すというステップを応募先選定の前に設けることをお勧めします。

    このステップをきちんと行うことで、応募先が増えたり、マッチ度の高い案件が見つかる可能性が高まります。

    ステップ4.応募先への応募書類の作成・提出

    その業界・職種の経験者としてキャリアアップを意識した転職をする場合、重視されているの経験・知識・スキルであるため履歴書・職務経歴書の自己PR欄や転職理由・志望動機欄については比較的汎用性の高い内容(どこの会社への応募でも使いまわせるような粒度)でまとめても書類通過率に大した影響がないケースも多く見受けられます。

    しかし、未経験転職の場合は1件1件の応募において、きちんとその業界・会社・職種に合わせてきちんと自己PR・転職理由・志望理由を考え、丁寧に記載することが重要です。

    例えば、オフィスの雰囲気や社員同士のコミュニケーションの取り方を観察することで、自分がその環境にフィットするかどうかを判断することができます。

    手間もかかり大変ですが、面接機会を得られなければ意欲や想いも伝えられません。

    少しでも「まずは会ってみようかな」と採用企業に思わせることが重要です。

    職務経歴書の書き方や無料でダウンロード可能なサンプルは、以下の記事をご確認ください。

    合わせて読みたい:職務経歴書の書き方マニュアル!ダウンロード可能なテンプレ付き!

    ステップ5.面接対策

    未経験の場合、直結する経験・スキルがない分、以下のような例はよくあることです。

    • ・持ち前の強みやこれまでの経験で培ってきたことをどのように新しい仕事で活かすのか
    • ・なぜ未経験のこの業界(この職種)に挑戦したいのか
    • ・業務をキャッチアップできる根拠は何なのか

    など、自身の考えや内面にあるもの言語化しないといけない場面が多くなります。

    暗記が通用しにくい質問も多いので、文章にまとめてインプット中心の対策ではなく、いろいろな角度からの問いに対するアウトプットに比重を置いた面接トレーニングが欠かせません。

    面接で準備すべきことや予想される質問は、以下の記事で詳しく紹介しています。ぜひ準備の参考にしてください。

    合わせて読みたい:【簡単】面接の前日準備でやるべきこと5選|チェックリスト付き

    30代で未経験分野への転職に不安を感じられる方へ

    ここまでの内容を読んでみて、いかがでしたでしょうか?

    30代でも未経験分野への転職できる可能性は十分あることをおわかりいただけたのではないでしょうか。

    その一方で、自分の経験・知識やキャリアではどんな未経験分野への可能性が広がっているのか気になった方もいるはず。

    しかし、この点は転職市場に対する理解やキャリアデザインに関する知識も必要であり、自分ひとりではなかなか気付きにくいものです。

    また、転職活動の歩み方も頭ではわかったけれど、実際に取り組むには難しそうと感じられた方もいるかと思います。

    たしかにこのプロセスをひとりでこなせる方はそう多くはありません。

    だからこそ、プロによる二人三脚サポートを活用いただきたいと思います。

    転職エージェントも良いですが、どうしてもキャリアアドバイザーひとりあたりが大量の転職希望者に対応しているケースが多く、彼らには売上目標も課されています。

    そのため、どうしてもきめ細やかなサポートが必要で多くの時間や工数を要する30代で未経験分野への転職を目指す方の支援優先度は下がりやすいものです。

    いろいろな転職支援サービスがありますが、私のお勧めは、優良ベンチャーを中心とした企業の採用動画を多数掲載している採用動画プラットフォームmoovyの活用です。

    会社や仕事内容に関する動画を閲覧できるだけではなく、求人情報の確認やスカウトまで受け取れる珍しいプラットフォームです。

    しかも、キャリア相談から面接対策といった実践的なサポートまで転職エージェントという立場ではなく、あくまでカスタマーサクセス担当として親身に対応してくれます。

    moovyをぜひ検討してみてください。

    船崎 亮

    この記事を書いた人

    船崎 亮
    大学卒業後、医薬品業界にて専門職に従事したのちHR領域へ転身。大手人材会社の人材紹介部門にて、法人の中途採用支援と求職者の転職支援に両面コンサルタントとして従事、組織マネジメントも担う。その後、プライム上場製薬企業に採用人事として参画、新卒・中途・オンボーディングなど採用業務全般を担う。2024年、人事・採用支援のPG-Dept.を開業し独立。

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    会社名 株式会社moovy
    代表 三嶋 弘哉
    設立 2020年4月13日
    住所 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目18−3 プレミア道玄坂ビル8階
    メールアドレス moovy_support@moovy.co.jp
    URL
    事業内容
    • ・採用動画プラットフォーム「moovy」の運営事業
    • ・動画クリエイティブの企画・制作事業
    • ・採用コンサルティング事業