カスタマーサクセスへの転職で失敗したくない人へ!対処法などを解説

# カスタマーサクセス # 職種の選び方

  • カスタマーサクセスの転職を成功させたい!
  • でも、どんな仕事なのか、どんな準備をすれば良いか分からない
  • こうした悩みをお持ちではありませんか?
    カスタマーサクセスに転職をするならば、失敗は避けたいですよね。

    選考に向けて、「カスタマーサクセス」はどういう職種で、どういう能力が求められているのか、どういうチームメンバーと関わりを持つのかなどを 理解しておく必要があります。

    そこで当記事では、カスタマーサクセスへの転職を失敗したくない人に向けて、成功に向けた対処法などを解説します。 カスタマーサクセスへの転職を目指す人は、ぜひ最後までお読みください。

    企業タイプ診断

    カスタマーサクセスとはどんな仕事?

    カスタマーサクセスとはどんな仕事?

    カスタマーサクセスとは、顧客に「自社の製品・サービス」を満足しながら使い続けてもらい、成功体験を提供するためにサポートし続ける仕事です。

    顧客が抱える課題のクリアや、必要に応じた提案などを実施し、顧客の事業を継続的に向上させるべく行動をします。

    自社の製品・サービスを解約せずに使い続けてもらうことはもちろん、アップグレードでの追加購入などによって、自社の売上に直接的に関与します。

    そのため、会社への貢献度も高い仕事だと言えます。 従来の「営業」と混同されがちなものの、違いは明確です。

    営業 ●あくまで顧客に製品・サービスを売ることが目的
    ●アフターフォローの機会もあるが、メインの仕事ではない
    カスタマーサクセス ●製品・サービスの購入後もサポートし続ける
    ●契約や販売ではなく、顧客に成功体験をつくることが目的

    カスタマーサクセスについて詳しく知りたい人には、こちらの記事もオススメです。

    合わせて読みたい:現役社員が徹底解説!カスタマーサクセスの仕事内容の真実

    カスタマーサクセスの転職で失敗する人の特徴

    カスタマーサクセスの転職で失敗する人の特徴"

    カスタマーサクセスの転職で失敗する人には、以下のような特徴があります。

    • 1.カスタマーサクセスの特徴が分かっていない
    • 2.キャリアプランがうまく描けていない
    • 3.応募先の定性情報をチェックしていない

    1.カスタマーサクセスの特徴が分かっていない

    カスタマーサクセスに限らず、希望する職種の特徴を分かっていない人は、転職を失敗しやすいと言えます。

    カスタマーサクセスはまだ新しい職種なので、ミスマッチが起きやすい職種であることは間違いないです。

    たとえば、カスタマーサクセスの役割を「営業」や「カスタマーサポート」と混同したまま理解しているケースが挙げられます。

    営業は「顧客に製品・サービスを売る」ことが目的であり、カスタマーサポートは「顧客の満足度アップ」が目的です。一方カスタマーサクセスは「顧客に成功体験をつくる」ことが目的です。

    このように、カスタマーサクセスの役割が分かっていないと「こんな仕事を予想していなかった」とミスマッチが生じ、転職の失敗につながります。

    またカスタマーサクセスは比較的新しい仕事であることから、仕事の進め方や将来性は未知数です。 こうした背景を分かっていない人も、転職に失敗しやすいと言えます。

    カスタマーサクセスの転職についてポイント解説した記事がありますので、詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

    合わせて読みたい:カスタマーサクセスに転職する為に必要な事とは?職種変更でも可能?

    2.キャリアプランがうまく描けていない

    キャリアプランとは、仕事を通じて「なりたい姿」を目指すために、作成した行動計画を指します。

    キャリアプランをうまく描けていない人は、転職を失敗しがちです。

    なぜなら、「キャリアプランが描けていない=ゴールや道筋が分からない」ため、進むべき方向も分からず迷いが生じるからです。

    転職に失敗しないために、こちらのチェックリストを利用すると失敗を減らすことができるので、おすすめです。

    合わせて読みたい:【転職ノウハウ】転職に失敗しない為の10のチェックリスト!


    カスタマーサクセスに転職したうえで、「将来的にどうなりたいか?」や「どういった道を歩むか?」を即答できない人は、このままでは失敗につながる恐れがあるでしょう。

    また比較的新しい仕事であるカスタマーサクセスは、マニュアル・ルールなどが定まっていない傾向にあります。

    転職先のマニュアル・ルールが整っていない場合には、自分で作り上げる覚悟も必要です。自身の積極性も必要な状況では、なおさら「キャリアプラン」を通じ、自分を持っていないと、挫折しがちだと言えます。

    3.応募先の定性情報をチェックしていない

    応募先企業の定性情報をチェックしていない人も、転職を失敗しやすい傾向にあります。 企業ブランドや認知度で応募したものの、入社後ギャップにならないようにリアルな情報を、情報収集することが重要になってきています。 定性情報とは、テキストでは表現が難しい抽象的な情報で、以下などが挙げられます。

      ~定性情報の例~
    • ・配属される部署の風土や慣行
    • ・配属される部署の上司・メンバーの特徴
    • ・ミッション・ビジョン

    定性情報とは逆に「定量情報」のみで、応募先企業を判断している人は要注意です。

      ~定量情報の例~
    • ・給与・福利厚生
    • ・勤務時間・残業時間
    • ・勤務場所
    • ・社員数

    カスタマーサクセスの転職で失敗した人のなかには、「憧れがあった」や「給料が良いから」といった感覚で決めたケースも多く見受けられます。

    こうした人は、風土やメンバーの特徴といった「組織や人に関わる情報」をあまりチェックできていません。知りたくてもなかなか知ることができない情報だからです。

    カスタマーサクセスは「顧客」や「社内の関係者」とも密接・頻繁にコンタクトをとる仕事なので、職場の風土や人間関係を十分確認した上で意思決定しましょう。

    カスタマーサクセスへの転職で失敗を防ぐ方法

    【図解】転職者が知りたい情報、知れた情報

    ここでは、カスタマーサクセスへの転職で失敗を防ぐ方法について紹介します。

    1.カスタマーサクセスの特徴を理解する

    カスタマーサクセスへの転職で失敗を防ぐ「1つ目」の方法は、カスタマーサクセスの特徴を理解することです。

    前述の通り、カスタマーサクセスは「営業」や「カスタマーサービス」とは異なります。職種自体の違いを理解することはもちろん、カスタマーサクセスという仕事の背景を理解することも重要です。

    営業モデルの新常識とも言われる「THE MODEL(ザ・モデル)」は、営業のプロセスを社内で役割分担し、組織として結果を生み出すためのフレームワークです。

    営業プロセスは、①マーケティング、②インサイドセールス、③外勤営業、④カスタマーサクセス、4つの段階に区別します。 そして、各段階ごとに母数 × 成功率 = ゴールの3つを数値化することで業務分析が可能になります。

    THE MODELのフレームワーク図解 ここで注目すべきは、1つのプロセスの「ゴール」は次のプロセスの「母数」となるということ。これが、”次のプロセスに繋ぐ” というモデルです。

    また、スタートアップの場合、ルールや基盤を作っている段階であり、マニュアル自体が存在しないこともあります。 「仕事の進め方」や「将来的なキャリアの方向性」を自分で作る可能性も大いにあるでしょう。

    そのため、カスタマーサクセスは以下のような人が向いています。

    • ・コミュニケーション能力
    • カスタマーサクセスは、顧客と常に接触を持ち、顧客のニーズや要望を理解し、的確にサービスや機能を伝える能力が求められます。
    • ・課題解決力
    • 顧客の成功を支援するために、顧客の課題や潜在的なニーズを抽出し、相手に寄り添いながら顧客の困難を解消する能力が必要です。
    • ・チームワーク
    • 他のチームメンバーと連携して顧客の要望を満たすために働くことがあります。協力的でチームプレイができることが望まれます。
    • ・相手のふところに入り込める

    2.キャリアプランをしっかりと描く

    カスタマーサクセスへの転職で失敗を防ぐ「2つ目」の方法は、キャリアプランをしっかりと描くことです。

    キャリアプランを描くと「ゴールに向かう方法」が見えるため、途中に困難があっても、挫折や軸がぶれることなく進めます。

    キャリアプランを描く際には、「自分の理想とする姿」であるゴールを決め、ゴールに向かうための道筋を考えます。1年後・3年後・5年後といった単位で考えると良いでしょう。

    ~キャリアプランの例~

    ●1年後:最初は未経験からのスタートですが、現場の方とのコミュニケーションをとりながら、まずは顧客の事業成長に貢献したい。

    ●3年後:徐々に経験を積んで、カスタマーサクセスチームのリーダーや業務フローの改善などを行って組織発展に貢献したい。

    ●5年後:ゆくゆくは、チームのマネージャーとなって、組織作りと仕組みづくりに携わり、会社全体の事業発展に貢献したい。

    上記はほんの一例です。 カスタマーサクセスを目指す人の数だけ、キャリアプランは存在します。

    カスタマーサクセスの自己PRに悩んでいる人にはこちらの記事がおすすめです。

    合わせて読みたい:【コピペ可】注目度アップ!カスタマーサクセスの自己PR例文!

    3.応募先の定性情報をチェックする

    カスタマーサクセスへの転職で失敗を防ぐ「3つ目」の方法は、応募先の定性情報をチェックすることです。

    定性情報である「職場環境」や「人間関係」のミスマッチは、常に退職理由のトップに上がります。そのため、カスタマーサクセスへの転職を失敗したくない人は、必ずチェックしましょう。

    しかし、求人票やホームページ上からは、職場環境や人間関係のチェックは困難です。

    職場見学や会社説明会に参加することで、定性情報をチェックできるものの、昨今では新型コロナウイルスなどの関係で開催を自粛する傾向にあります。

    こうした状況下で役立つのが、採用動画です。

    採用動画だと場所や時間を選ばないため、職場見学や会社説明会の開催が減った昨今でも、しっかりと定性情報をチェックできます。

    「職場の様子」や「従業員の声」を反映した採用動画があれば、積極的に活用しましょう。

    カスタマーサクセスに転職を考えているあなたへ

    何をするか?よりも誰とするか?

    カスタマーサクセスへの転職で失敗したくない人は、仕事内容や好まれるスキルをしっかりと把握し、キャリアプランを設計していきましょう。

    また、応募先企業の面接に臨む前には以下の点を中心に情報収集してください。

    • ・サービス特徴や機能について詳しく情報収集する
    • ・ミッション・ビジョンについて確認する
    • ・企業文化や社員の雰囲気など定性的な情報を得る
    • ・求める人物像に合わせて自己PRを整理する

    事前に「企業の特性」や「応募先企業の実情」を知ることで、ミスマッチの減少につながります。

    そのためには、職場の人間関係や企業文化といった応募先企業の定性的な情報を確認していただくことが重要です。

    定性情報とは、数値やデータにあらわせない情報のことです。例えば、企業の雰囲気、一緒に働く上司やメンバーの特徴など、 「誰と働くのか?」というリアルな情報がそれにあたります。

    これらの情報は、人によって解釈が異なるため、テキストでの表現が難しく、求人票などを見てもよくわからないことが多いです。

    そのため、企業内の定性情報は、カジュアル面談などで事前にその企業の人に会ってみたり、インタビュー動画などを通してチェックすることが大切です。

    でも、そんな社員にフォーカスした動画がどこにあるのかわからないという人もいることでしょう。

    そんな人におすすめなのが、採用動画を700本以上掲載している「moovy」という採用動画プラットフォームです。

    「moovy」では、企業内部のリアルがわかる採用動画の視聴はもちろん、プロフィールを充実させることで、厳選されたスタートアップ・成長企業からスカウトが届くこともあります。

    スカウトが届いた企業に関しても、採用動画で定性情報をチェックし、相性が合う企業かを判断すると良いでしょう。

    ギャップを感じている方は、「moovy」も最大限に活用し、ミスマッチのない納得感ある転職の実現に繋げてください!

    今林 智宏

    この記事を書いた人

    今林 智宏
    国立大学を卒業後、大手サービス企業に入社し、店長を歴任。チームマネジメントやマーケティング業務を経験。在籍中は、現場社員として数多くの学生・転職者の面接官も行う。退職後、スタートアップ企業にて、フロントエンドのシステム開発に加え、カスタマーサクセスやマーケティングを担当し、企業の採用や広告支援に関わる。

    スタートアップ企業の求人動画をお探しならmoovyへ

    会社名 株式会社moovy
    代表 三嶋 弘哉
    設立 2020年4月13日
    住所 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目18−3 プレミア道玄坂ビル8階
    電話 050-3701-3401
    メールアドレス moovy_support@moovy.co.jp
    URL
    事業内容
    • ・採用動画プラットフォーム「moovy」の運営事業
    • ・動画クリエイティブの企画・制作事業
    • ・採用コンサルティング事業