インサイドセールスの向き不向きを業務内容から解説!テレアポとの違いとは?

# ベンチャー企業 # 職種の選び方

  • インサイドセールスって自分に向いているのかな?
  • インサイドセールスは、どのような職種なのだろう?
  • このようなことでお困りではないでしょうか。

    SaaS企業に注目が集まる中で、インサイドセールスという仕事に興味を持ち、転職したいと考える人は多いと言えます。

    しかし、インサイドセールスには「向き・不向き」があるため、その特徴を理解する必要があります。

    そこで当記事では、インサイドセールスについて解説するとともに、向いている人・向いていない人についても焦点をあてます。

    インサイドセールスへの転職に関して、役立つ情報を紹介するので、ぜひ最後までお読みください。

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    インサイドセールスとは

    インサイドセールスとは、下記などの手法を取り、社内で「内勤」として営業活動を行うことです。

    • ● 電話
    • ● メール
    • ● webでのセミナー

    反対に従来のフィールドセールスは、直接的に顧客を訪問する「外勤」の営業であり、移動に手間などがかかりました。

    また、1件の顧客に多くの時間・労力をかけることから、非効率的だと言えます。

    一方で、インサイドセールスは移動の時間が発生せず、並行して多くの顧客にアプローチできることから、効率的な営業手法だと言えます。

    このようにインサイドセールスは効率的な営業を行う上で、近年日本では注目度が高まっています。

    というのもインサイドセールスが日本で知られるようになったのは2000年以降ということで、日本ではまだ歴史が浅い職種であると言えます。

    そのため、まだまだスペシャリスト人材が少なく、需要は高まっている職種です。

    インサイドセールスの特徴や、注目されている背景については「インサイドセールスに転職するためのポイントを採用のプロが徹底解説」で詳しく紹介しています。 気になる人は、ぜひこちらをチェックして下さい。

    あわせて読みたい:インサイドセールスに転職するためのポイントを採用のプロが徹底解説



    インサイドセールスの業務内容

    続いてインサイドセールスの業務内容について説明します。主な業務は以下の3項目です。

    • 1. データベースの整理、分析をし見込み客を醸成する
    • 2. 非対面で見込み客とコミュニケーションを取る
    • 3. コミュニケーション結果をシステムに反映させる

    インサイドセールスでは、上記の3つの業務サイクルを回すことで、効率の良い営業を実現しています。

    また、実際にインサイドセールスで働いている方のインタビュー動画もございます。

    実際に働かれている方の話はとてもリアルでインサイドセールスを知る上で、非常に参考になりますので、ぜひご覧ください。

    それでは、具体的にどのような業務かを解説します。

    1.データベースの整理、分析をし見込み客を醸成する

    1つ目の業務内容は、データベースの整理・分析をし見込み客を醸成することです。

    インサイドセールスの仕事は「顧客の声であるデータを集めて、整理・分析する事」と言われるほど、重要な業務だと言えます。

    データベースの整理・分析をした結果として、見込み客を見極めつつ、醸成することが可能となります。

    2.非対面で見込み客とコミュニケーションを取る

    2つ目の業務内容は、電話やメールを使用し、非対面で見込み客とコミュニケーションを取ることです。 目的は、以下の通りです。

    • ■ 普段からコミュニケーションを取ることで、フィールドセールスへの引継ぎをスムーズにさせる
    • ■ コミュニケーションを取りながら、顧客の課題や悩みを知る

    また非対面で行うことで、効率的に多くの見込み客に対して、コミュニケーションが取れることも、インサイドセールスの特徴だと言えます。

    3.コミュニケーション結果をシステムに反映させる

    3つ目の業務内容は、コミュニケーション結果をシステムに反映させることです。 例えば、以下のようなコミュニケーション結果を、システムに細かく残します。

    • ● 資料請求をしてきた顧客に対し、電話でアプローチを試みたが、話を聞いてもらう時間を確保してもらえなかった
    • ● メールでサービスの案内を送ったところ、基本プランとバリュープランとの違いについて、質問をもらった

    上記のようなデータを、システムに反映し分析することで、契約に繋げるための方法を導き出します。

    システムに反映させたあと、商談に繋がった顧客については、フィールドセールスに引き継ぎます。

    最終的にフィールドセールスが直接商談を行い、受注まで完結させます。

    フィールドセールスについて詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

    合わせて読みたい:フィールドセールスは転職に有利!?これまでの営業との違いも解説



    インサイドセールスに向いている人の3つの特徴

    つづいて、インサイドセールスに向いている人の3つの特徴を説明します。

    • 1. コミュニケーション,ヒアリング能力が高い人
    • 2. 新しい事に物怖じせず、チャレンジ精神が旺盛な人
    • 3. 正確で素早い処理能力を持つ人

    以下に、詳しく解説します。

    1.コミュニケーション,ヒアリング能力が高い人

    コミュニケーション・ヒアリング能力の高い人は、インサイドセールスに向いています。

    なぜなら、潜在顧客や見込み顧客と頻繁にコミュニケーションを取る必要があり、顧客の課題を聞き出すときには、ヒアリング能力が求められるからです。

    また社内においても、フィールドセールスに引き継ぐ時にはコミュニケーション能力が求められます。

    2.新しい事に物怖じせず、チャレンジ精神が旺盛な人

    チャレンジ精神が旺盛な人はインサイドセールスに向いています。

    なぜなら、インサイドセールスという働き方を導入したばかりの企業も多く、業務内容が確立されていないケースも見受けられるからです。

    例えば下記のように、インサイドセールスの枠をこえて、業務を行うケースもあるでしょう。

    • ■ 集めたデータを分析まで行う
    • ■ 一から組織を作り上げる
    • ■ 業務をマニュアルとして落とし込む


    以上のことから、マニュアルに沿って仕事を行うのではなく、自分の考えや行動で切り開く「チャレンジ精神」が必要だと言えます。

    つまり、新しいことに対してワクワクする人や、チャレンジしてみたいと思える人に向きます。

    3.正確で素早い処理能力を持つ

    正確で素早い処理能力を持つ人は、インサイドセールスに向いています。

    なぜなら、インサイドセールスは受注につなげるために、多くの顧客と並行してやり取りを行い、見込み客を作るからです。 さらに、既存の顧客へのフォローも行います。

    以上のことから、多くの業務を素早くこなすインサイドセールスでは、正確で素早い処理能力を持つ人が向くと言えます。

    インサイドセールスに向いていない人の3つの特徴

    ここでは、インサイドセールスに向いていない人について、3つの特徴を説明します。

    • 1. コミュニケーション,ヒアリングが苦手な人
    • 2. 失敗を過度に恐れる人
    • 3. 完璧主義な人

    以下にて、詳細を解説します。

    1.コミュニケーション,ヒアリングが苦手な人

    コミュニケーション・ヒアリングが苦手な人は、インサイドセールスに向いていません。

    顧客と頻繁にコミュニケーションを取る必要があるインサイドセールスにとって、コミュニケーション能力は必須だと言えます。

    また、顧客からの課題を引き出すことで、見込み客の育成に繋げることから、ヒアリング能力も必要です。

    2.失敗を過度に恐れる人

    失敗を過度に恐れる人は、インサイドセールスに向いていません。

    なぜなら、インサイドセールスはまだまだ未知の分野であり、業務における線引きが曖昧な企業も多いからです。

    そのため、業務範囲外のことを行う必要があり、自ら調べて仕事をする姿勢が必要不可欠だと言えます。

    こうした状況で、失敗を過度に恐れていては、前に進むことができません。 また業務の遅延として支障が出ることで、他部署への影響も考えられます。

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    3.完璧主義な人

    完璧主義な人は、インサイドセールスに向いていません。

    前述の通り、日本ではインサイドセールスを導入したばかりの企業も多く、業務内容が確立されていないケースも見受けられます。

    こうした状態の組織で、完璧を求めていては先に進めません。また、インサイドセールスは、フィールドセールスとの素早い連携も求められます。

    完璧を追い求めるあまりに、スピード感が失われてしまうと、本来のインサイドセールスの良さがなくなってしまいます。

    あわせて読みたい:【多くの人が勘違い】大手企業とベンチャー企業の向き不向きを転職のプロが解説


    インサイドセールスの4つのキャリアパス

    最後にインサイドセールスの4つのキャリアパスについて説明します。

    • 1. インサイドセールスのマネージャーに昇進
    • 2. フィールドセールスの道に進む
    • 3. カスタマーサクセスの道に進む
    • 4. フリーランスのインサイドセールスとして活動する

    以下にて、詳細を解説します。

    1.インサイドセールスのマネージャーに昇進

    1つ目のキャリアパスは、インサイドセールスで経験を積んだ後に、インサイドセールスのマネージャーに昇進することです。

    今後において需要の高まりが予想されるインサイドセールスでは、マネージャー職の市場価値も高まると言えます。

    現段階では、インサイドセールスを導入したばかりの企業も多いことから、マネージャーが存在しないケースもあるでしょう。

    こうした企業を選ぶと、早い段階からマネージャーに昇格できる可能性が高まります。

    2.フィールドセールの道に進む

    2つ目のキャリアパスは、インサイドセールスで得た能力を元にし、フィールドセールスの道に進むことです。

    高いコミュニケーション能力や、チャレンジ精神を求められる環境で働く「インサイドセールス」は、フィールドセールスとしてもでも十分に活躍できると言えます。

    また、インサイドセールスの業務内容を理解しているため、自らがフィールドセールスとして働く際に、インサイドセールスとのコミュニケーションもスムーズに行えるでしょう。

    あわせて読みたい:フィールドセールスは転職に有利!?これまでの営業との違いも解説


    3.カスタマーサクセスの道に進む

    3つ目のキャリアパスは、カスタマーサクセスの道に進むことです。

    カスタマーサクセスは、顧客の成功を実現するために、自社のサービスを継続的に利用してもらえるよう、あらゆる確度からアプローチを行います。

    顧客に寄り添う姿勢が、インサイドセールスとも共通することから、カスタマーサクセスでも活かすことができるでしょう。

    また非対面でコミュニケーションを取ることが多い点も、インサイドセールスと共通します。

    あわせて読みたい:カスタマーサクセスの求人で新卒採用されるのは難しい?カスタマーサクセスの仕事内容とは


    4.フリーランスのインサイドセールスとして活動する

    4つ目のキャリアパスは、フリーランスのインサイドセールスとして活動することです。

    今や、営業職もフリーランスを採用する時代です。 そのため、営業職の一種である「インサイドセールス」においても、フリーランスに依頼する企業は増えるでしょう。

    また通信回線やインターネット環境が整っていれば、電話やパソコンを使用し、フリーランスとして在宅で活動することも可能です。

    インサイドセールスは辛いと言われているのは本当?

    インサイドセールスは辛い職種であると言われることがありますが、本当なのでしょうか。

    辛いと言われがちな職種ですが営業力が身に付き、どこにでも通用するようなスキルを身に付けることが可能な職種であるため、とても魅力的な職種でもあります。

    それではまず辛いと言われる理由から探っていきましょう。

    インサイドセールスが辛いと言われている理由

    辛いと言われている要因の一つとして、インサイドセールスは売上目標やノルマを課せられることがあり、プレッシャーを感じるということが言えます。

    また多くの顧客にアプローチをする中で、ネガティブな反応を受けることがあります。

    それでも目標を達成するために施策を打ち続ける必要があるため、強い忍耐力が必要となります。

    結果が出なくても、気持ちをすぐに切り替えて仮説検証を繰り返さなければならないのです。

    このように成果が可視化できることにより、インサイドセールスは辛いと言われることがあります。

    しかし、成果を出したときには大きな達成感を得られるでしょう。

    向き不向きが大きな影響を及ぼす

    インサイドセールスという職種は向き不向きが大きな影響を及ぼす職種です。

    顧客と電話やメールを通じてコミュニケーションが必須となる職種であるため、コミュニケーションに苦手意識を持っている人にとっては辛いかもしれません。

    ですが、経験を通してスキルを身に付けていくことは可能です。

    はじめは向いていなくても、経験を積めばできるようになる可能性は高いです。

    向いている人の特徴や向いていない人の特徴は後ほど解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

    【結論】正直、人によるところは大きい

    「インサイドセールスは辛い」、「インサイドセールスは病む」などとネガティブな印象を受けることもありますが、正直、人によるところが大きいです。

    結果が可視化できて人とコミュニケーションを取る仕事が好きという人には向いている職種ともいえます。

    すぐにフィードバックをもらえるので、成長速度の高い職種でもあります。

    反面辛いと言われる理由に挙げたように耐性がない人にとっては辛いと感じることの方が大きくなる可能性もあります。

    このような特徴の職種のため、特に人による向き不向きが大きい職種と言えるでしょう。

    インサイドセールスに転職を考えている方は、この特徴を踏まえた上でご自身に合っている職種かをしっかり確認しておきましょう。

    インサイドセールスの向き不向き「まとめ」

    インサイドセールスは、注目度が高く、今後においても伸びる可能性が高い仕事だと分かりました。

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    ここまで解説したように、インサイドセールスは向き不向きが出る職種。ミスマッチを起こさない為には職種についての理解が必要です。

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    あわせて読みたい:優良ベンチャー企業の探し方9選|新卒と中途ならではの探し方も解説


    今林 智宏

    この記事を書いた人

    今林 智宏
    国立大学を卒業後、大手サービス企業に入社し、店長を歴任。チームマネジメントやマーケティング業務を経験。在籍中は、現場社員として数多くの学生・転職者の面接官も行う。退職後、スタートアップ企業にて、フロントエンドのシステム開発に加え、カスタマーサクセスやマーケティングを担当し、企業の採用や広告支援に関わる。

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    会社名 株式会社moovy
    代表 三嶋 弘哉
    設立 2020年4月13日
    住所 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目18−3 プレミア道玄坂ビル8階
    メールアドレス moovy_support@moovy.co.jp
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