コンサルからベンチャー転職は実際どう?【結論】ベンチャーは相性良し
# コンサル # 職種の選び方
近年、コンサルタントからベンチャー企業への転職は人気のルートとなっています。
その理由は、ベンチャー企業で経験できることや、得られるスキルにあります。
もちろん、ベンチャーに転職する際に気を付けておくべきリスクもあります。
しかし、コンサルからベンチャーに転職することは、そのリスクを上回るほど多くのメリットがあります。
そこで今回は、コンサルからベンチャーに転職するべき理由や、そのリスクを徹底的に解説します。
- コンサルタントからベンチャー企業への転職は相性が良い
- なぜならベンチャー企業もコンサル出身者を求めている
- ベンチャー企業は高速でPDCAを回す必要があるため、分析、改善提案の経験が豊富なコンサル出身者は活躍の場が多い
この記事のまとめ
【結論】コンサルからベンチャー企業への転職はおすすめ
結論、コンサルからベンチャー企業への転職はかなりオススメです。
なぜなら、コンサルがベンチャー企業に転職することによって、さらなる成長やキャリアアップが見込めるからです。
コンサルからベンチャー企業がおすすめの理由をここでは5つ挙げます。
- 1.コンサルタントの経験が活かせる
- 2.事業運営に直接携われる
- 3.成果、成長に応じた報酬を得られる
- 4.企業が急成長することで、より裁量を持った立場で仕事ができる
- 5.将来のスキルセットとして有効
では、それぞれについて解説していきます。
1.コンサルタントの経験が活かせる
コンサルからベンチャー企業への転職がおすすめの理由1つ目は、コンサルタントの経験が活かせることです。
コンサルタント経験者はまだ事業が安定していないベンチャー企業にとって貴重な存在です。
特にこれから事業を拡大していくアーリーフェーズは事業を分析し、修正していくことが求められます。
コンサルタントで培った分析力とそれを実行し、その結果を受け、戦略を修正していく。このような経験は非常に有効です。
ベンチャー企業としても、そのような経験をしてきた人材を欲しがっています。
以上のことからお互いのニーズが合致し、ミスマッチの少ない転職が望めます。
2.事業運営に直接携われる
コンサルからベンチャー企業への転職がおすすめの理由2つ目は、事業運営に直接携われることです。
コンサルタントは分析提案は行っても、直接的な事業運営・実行は行いません。
そのため、直接の決裁権や結果を真の意味で受け止めることは経験しておらず、それがモチベーションになることはなかったかもしれません。
それに対して、ベンチャー企業では事業運営に直接携われるので、結果に対し責任が生まれ、それがモチベーションになります。
このように事業運営に直接携われることも、コンサルタントからベンチャー企業への転職をおすすめする理由の1つです。
3.成果、成長に応じた報酬を得られる
コンサルからベンチャー企業への転職がおすすめの理由3つ目は、成果、成長に応じた報酬を得られることです。
企業の成果、成長に応じた報酬を得られることで、成果に対するモチベーションが上がり、目標達成能力が上がります。
例えば、大手でコンサルをやっていると、圧倒的な成果を出しても、すぐに給与が上がることはありません。
それに対して、ベンチャー企業では、成果を出し、企業が成長することで給与にどんどん反映されます。
「企業の成長=自身の成長」がリンクしていくので、成果に対し、モチベーション高く貪欲に追い求めるようになります。
これはコンサルでは経験できない気持ちでしょう。
このように、成果に応じた報酬があることも、コンサルタントからベンチャー企業への転職をおすすめする理由の1つです。
4.企業が急成長することで、より裁量を持った立場で仕事ができる
コンサルからベンチャー企業への転職がおすすめの理由4つ目は、企業が急成長することで、より上の立場で仕事ができることです。
ベンチャー企業の特徴として、急成長が見込める点です。急成長すると組織がどんどん大きくなるので、自然と立場が上がっていきます。
立場が上がることで、より大きな裁量を持った意思決定ができることは大手企業ではなかなかできません。
また、上場も視野に入った場合の経験も貴重です。
このように、企業が急成長することで、より裁量を持った立場で仕事ができることも、コンサルタントからベンチャー企業への転職をおすすめする理由の1つです。
5.将来のスキルセットとして有効
コンサルからベンチャー企業への転職がおすすめの理由5つ目は、将来のスキルセットとして有効ということです。
コンサルタントからベンチャー企業に行った経歴はその後のキャリアにおいて非常に強力なスキルセットとなります。
また、将来起業を考えている場合もベンチャー企業での経験は貴重です。
これは、大手では得られない、ベンチャーならではのものだといえます。
そのため、将来のスキルセットとして非常に有効なベンチャー企業での経験。コンサルタントからベンチャー企業への転職をおすすめする理由の1つです。
コンサルからの転職先に迷っている方はこちらの記事をぜひ参考にしてみてください。
合わせて読みたい:コンサルからの転職先で多いのは?失敗・後悔しないための注意点も!
【朗報】ベンチャー企業はコンサル出身者を求めている
ベンチャー企業とコンサル出身者の業務的な相性は非常に良いです。 それはなぜか。その理由を以下3つ挙げます。
- 1.課題解決に数多く携わっており、課題解決能力が高い
- 2.PDCAを回すプロセルを多く経験しており、ロジカルに進められる
- 3.柔軟性があるから
では、それぞれについて解説していきます。
1.課題解決に数多く携わっており、課題解決能力が高い
ベンチャー企業がコンサル出身者を求めている理由の1つ目は、コンサル出身者の課題解決能力が高いことが挙げられます。
ベンチャー企業は、課題が山積しています。
例えば、サイトへの流入数が少ない、リード獲得件数を上げるためにはどうすればいいのかなど、様々な点において、日々課題と向き合っています。
これらの課題に対し、課題解決能力が高い人がいると、事業をどんどん前に進めることができるようになります。
そのため、コンサル出身者のように課題解決能力が高い人は喉から手が出るほど欲しいのです。
2.PDCAを回すプロセスを多く経験しており、ロジカルに進められる
ベンチャー企業がコンサル出身者を求めている理由の2つ目は、PDCAを回すプロセルを多く経験しており、ロジカルに進められることが挙げられます。
ベンチャー企業はリソースに乏しいため、無駄な費用が発生するような失敗はできる限り避けたいと考えます。
一方で、チャレンジをしなければ成長もないため、その判断をロジカルにしていき、少しでも失敗の確率を下げる必要があります。
失敗したとしても、そこから学び、次に活かす経験をしているコンサル出身者は頼りになる存在となります。
コンサル出身者のようにデータドリブンで事業を進め、ロジカルに判断ができる人材をベンチャー企業は求めています。
3.柔軟性があるから
ベンチャー企業がコンサル出身者を求めている理由3つ目は、コンサル出身者は柔軟性があることが挙げられます。
PDCAを回しながら進めることの経験が豊富なコンサルタントは、柔軟さが求められます。
ベンチャー企業においても次々と新しい仕事が生まれるので、その都度新しい問題が起こるため、柔軟さは重要です。
そこで、柔軟性のあるコンサル出身者は、ベンチャー企業にとってかなり需要があります。
このように、コンサル出身者は柔軟性があることも、ベンチャー企業がコンサル出身者を求めている理由の1つです。
コンサルからベンチャー企業に行って後悔しないために
最後に、コンサルからベンチャー企業に行って後悔しないためのポイントをお伝えします。
- 1.Wii-Can-Mustを考える
- 2.カルチャーフィットを考える
- 3.ベンチャー企業に行くリスクが許容できるかを考える
では、それぞれについて解説していきます。
1.Wii-Can-Mustを考える
転職するにあたり、Will-Can-Mustの考えは非常に重要です。
- ・自分がしたいことは何か?
- ・できることはなんなのか?
- ・ベンチャー企業で求められることとは?
これらを整理して考えることで、本当にベンチャー企業でいいのかを客観的に判断できます。
例えば、自分は将来起業をしたいと考えている(Will)場合、コンサルの経験を活かし(Can)、ベンチャー企業に転職する(Must)
このような考えは自分のキャリアビジョンとベンチャー企業のニーズが一致し、ミスマッチの少ない転職が可能になります。
転職に後悔しないように考えてみましょう。
Wii-Can-Mustについて、もっと深く知りたい場合は以下の記事を参考にしてください。
合わせて読みたい:【図解】Will-Can-Mustとは?転職の自己分析にも使える!
2.カルチャーフィットを考える
転職先を決める場合には、「自分に合わない」企業を避けること事が大切です。
「自分に合う」企業を選ぶことは難しいですが、合わない企業を避けることはできます。
採用する企業側にとっても、働く個人にとっても、カルチャーフィットしない状態はお互いにとってよくありません。
そのため、自分が企業のカルチャーにぴったり合うかどうか、働く前に考えてみてください。
では、どのように考えればいいのか?それは「定性的な情報」をしっかり確認することです。
カルチャーフィットを考える場合、テキストのみの定量的な情報ではわかりません。
採用動画のように、働く雰囲気はどうか?そこで働く人はどんな人か?社長の考えは?会社のビジョンは?
これらの情報を動画で確認することで、失敗を減らすことができます。
以下のような動画があれば積極的に確認しましょう。
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「働くひとの健康を世界中に創る」をパーパスに掲げ、企業の健康経営を支援しています
株式会社iCARE
・業種:ソフトウェアベンダー・SaaS
・社員数:100名〜500名未満
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C Channelの好きなところは?
C Channel株式会社
・業種:インターネットメディア・ネイティブアプリ・ECサイト
・社員数:50名〜100名未満
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BASEオフィスツアー|私たちが働く職場環境をお見せします
BASE株式会社
・業種:その他、IT・インターネット・ゲーム
・社員数:100名〜500名未満
職場の雰囲気が分かる おすすめの動画
3.ベンチャー企業に行くリスクが許容できるかを考える
ベンチャー企業に行くことによるリスクはどれだけあるかを考えてみることも重要です。 ここでは以下の3点を挙げます。
- 1.倒産するリスク
- 2.給与が下がるリスク
- 3.ハードワークになるリスク
ここでは上記のようなリスクを挙げました。
確かに大手企業よりも倒産のリスクは高いかもしれません。しかしそれ以上に得るものが大きいかを考えてみましょう。
今の時代、大手の企業でも倒産のリスクはあります。また、給与に関しても大手企業よりも低いかもしれません。
しかし、会社の成長と共に、給与を上げることは十分可能です。
このように、リスクとそれに対するメリットを考え、リスクを取っても問題ないか判断することが重要です。
ベンチャー企業のリスクに関しては、以下の記事で詳しく解説しています。
合わせて読みたい:ベンチャー企業は危ない?3つの理由とリスク、見分け方を詳しく解説
合わせて読みたい:ベンチャー企業は潰れる確率が高い?転職を考えている人必見
コンサルからベンチャー企業へ転職するか悩んでいる方へ
ここまで、コンサルがベンチャー企業に転職するべき理由や、コンサル出身者がベンチャー企業に求められている理由、ベンチャー企業に転職する際の注意点を解説しました。
しかし、どんなサイトで転職するベンチャー企業を探せばよいのか、いまいちわかりませんよね。
そこで最後に、コンサルから転職するベンチャー企業を探すための一番良いサイトを解説します。
結論、コンサルから転職するベンチャー企業を探すなら、moovyがおすすめです。
moovyはベンチャー企業に特化した求人動画プラットフォームであるため、ベンチャー企業の情報が多く載っています。
大手企業と比べて、ベンチャー企業の情報は得られにくいことが多いので、ベンチャー企業の情報を得たい人にとってはかなりオススメです。
また、30秒という短い動画でまとめられているため、短時間で企業の情報を得られるという特徴もあります。
moovyなら、今までに見つけられなかった自分に合った企業を効率よく見つけられる可能性もありますため、ぜひ登録して自分にあったベンチャー企業を見つけてみてください。
- 矢野口 聡
- 東京農工大学卒業後、東京大学大学院にてバイオエンジニアリングを専攻。新卒で富士フイルム株式会社入社。ディスプレイ材料研究所にて要素研究から製品開発に従事。地域企業における持続的な発展や、経営課題の解決に取り組みたいという思いから、2020年に地方創生コンサルティングを手がける株式会社グローカルへ転職。
この記事を書いた人
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会社名 | 株式会社moovy |
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代表 | 三嶋 弘哉 |
設立 | 2020年4月13日 |
住所 | 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目18−3 プレミア道玄坂ビル8階 |
メールアドレス | moovy_support@moovy.co.jp |
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