【コピペ可】コンサル転職で自己PRをうまく書く方法を解説!
# 自己PR # 応募の準備|職歴書・履歴書など
当記事ではコンサル転職時の自己PRを書くコツや、コンサル業界において高く評価されるスキルや経験について紹介します。
コピペ可能なコンサル志望の方の自己PR例文も職種別で紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
- コンサル転職での自己PRの書き方が分かる
- コンサル転職において評価されるスキルや経験が分かる
この記事を読めば以下のことが分かります
コンサル転職で自己PRをうまく書く3つのコツ
まずはコンサル転職においてうまく自己PRを書くコツを3つ紹介します。書き方のコツを知ることで、自身の強みをしっかりアピールできるようになります。自己PR作成の参考にしてみてください。
- 1. 数字や具体的なエピソードを盛り込む
- 2. 強みを活かして達成した成果を書く
- 3. ロジックを重視して結論から書く
まだぼんやりと転職を考えているだけという方や、転職準備に取り掛かっている方など、状況は人それぞれだと思いますが、いずれにせよ転職準備の流れをしっかり押さえておきましょう。
こちらの記事では、転職に失敗しないためにやるべきことをチェックリスト形式でご確認いただけます。転職のプロによる各項目のポイントの解説もありますので、ぜひお役立てください。
では早速、自己PRをうまく書くコツを1つずつ解説していきます。
1.数字や具体的なエピソードを盛り込む
コンサル業界では特に、漠然とした情報や抽象的な情報よりも数値で示された定量的な情報が信頼されます。自己PRに数字を盛り込むことにより、結果や業績を具体的に示せます。
また一般的な話をするときも推測で記載するのではなく、具体的なデータなどを用いて事実で語ることが重要になります。
そして、5W1Hのように、何故・何を・誰に・いつ・どうして・どのように行ったのかを意識してエピソードを書きましょう。具体的なエピソードを書くことで、経験やスキルをより分かりやすく伝えられます。
2.強みを活かして達成した成果を書く
過去の成果や実績を書く場合、自分の強みをどのように活かしたのかをアピールしましょう。
例えば、分析力に優れていることをアピールしたい場合、分析業務での成果を挙げることが有効です。
顧客データを収集し分析を行い提案した結果、売上が20%増加したというように、具体的な数字や事例を記載すれば、自己PRが説得力のあるものになります。
このように、強みを活かして達成した成果があれば、相手からの納得感を得られ、未経験でも評価アップにつながります。
異業種からの転職であっても、コンサルに活かせるスキルや経験をアピールすることで、採用される可能性は高まります。
ほかにも異業種転職のポイントを以下の記事でまとめていますので、未経験から転職する方はぜひ参考にしてみてください。
合わせて読みたい:異業種転職は難しい?成功させるポイントと注意点を解説
3.ロジックを重視して結論から書く
コンサル業界では、ロジカルシンキングが非常に重要です。自己PRにおいても、ロジックを重視し、結論から書くようにしましょう。
自分がどのような結果を出したかが自己PRの中でも重要な要素です。そのため、最初に自分が達成した成果や目標を明確に示し、その過程でどのような方法を使ったかについて詳しく説明することが大切です。
またどのような行動が原因で、結果がどうなったのかというような因果関係のあるものは、因果関係をしっかりと明示して記載するようにしましょう。
コンサル業界では、正確な分析やロジックに基づく提案が求められます。自己PRの中でも、どのような分析手法を用いたのか、どのようなロジックを使って問題解決に取り組んだかを詳しく説明しましょう。
コンサル転職で評価されるスキルや経験
つづいて、コンサルタントへの転職時に高く評価されるスキルや経験をいくつか紹介します。ここで挙げる内容を参考に、自分に当てはまるものがあれば自己PRに盛り込むと良いでしょう。
- 1. 経営者層への提案経験
- 2. 課題設定と解決を行った経験
- 3. 資料作成やデータ分析スキル
- 4. 状況把握力やキャッチアップスキル
上記のスキルや経験を見て、何か思い当たることはあるでしょうか?
まずは、これまでの経験を棚卸しし、自身のスキルやそれにまつわるエピソードを整理しましょう。
詳しいやり方は以下の記事をご覧ください。棚卸し用のワークシートもありますので、ぜひご活用ください。
合わせて読みたい:キャリアの棚卸しのやり方!便利なワークシート付で徹底解説!
1.経営者層への提案経験
コンサルの仕事は主に、クライアントの経営陣との折衝が主な業務内容です。コンサル未経験の場合は、経営者層との折衝経験や提案経験があることを伝えれば、即戦力として期待してもらえるでしょう。
経営層に対し、メリット・デメリットなどを踏まえた提案をした経験があれば、内容を整理ししっかりとアピールしましょう。
また、経営者層に対して提案する場合、高いプレゼンテーションスキルや戦略的思考力、ビジネス知識も求められます。自己PRの中で、経営者層への提案経験とともに、これらのスキルがあることをアピールできれば、応募先企業からの評価を高められるでしょう。
2.課題設定と解決を行った経験
コンサル転職において高く評価されるスキルや経験として、課題設定と解決を行なった経験が挙げられます。
コンサル転職の場合、自身の強みや自己PR欄に問題解決力があると書かれている場合、書類選考の通過見込みが高くなる傾向があります。
コンサルの業務では、クライアントの問題解決に対する高度な能力が求められるからです。
そのため、課題設定とそれを解決した経験があれば、その課題が生じた背景はなんだったのかという事実と、そこからどのように課題設定をしたのか、さらにはその課題に対してどのような打ち手を考えて、決断、実行をしたのかを具体的に記載しましょう。
問題解決をした経験を具体的にアピールすることによって、再現性の高さを伝えることができるため、採用される可能性を向上させられるでしょう。
3.資料作成やデータ分析スキル
コンサルタントは、多くの場面でデータの分析や資料作成のスキルが必要となります。クライアント企業の業務改善や戦略立案のために、様々なデータを分析しその結果をまとめた資料を作る必要があるからです。
特に入社してすぐはプロジェクトのサポートなどで大量のデータを分析、整理し、読み解く必要があります。
そのため、過去の業務においてデータ分析を行った経験や、大量のデータを読み解いた経験、どのような資料を作成したかを具体的に示すことが効果的です。
また、データ分析スキルを活かし具体的な提案やアドバイスを導き出した経験があれば、応募先企業からのより高い評価が期待できるでしょう。
4.状況把握力やキャッチアップスキル
コンサルタントは依頼を受けた会社の状況の正確な把握が重要です。クライアント企業の状況把握のヒアリングや数値分析を実施するため、状況把握力は即戦力となるための重要な能力です。
また、コンサルタントは常に最新の情報を把握し、クライアントに価値のある情報を提供する必要があります。限られた時間を有効活用し、最新情報のインプットにより常に知識をアップデートすることが重要です。
そのため、様々な情報をキャッチアップできるスキルも高く評価されるでしょう。
コンサル業界の種類
つづいて、コンサル業界の種類とそれぞれの特徴を紹介します。ここでは以下の5つを紹介します。
- 1.戦略系コンサル
- 2.総合系コンサル
- 3.IT系コンサル案
- 4.人事コンサル
- 5.監査法人系コンサル
コンサル業界への転職を考えているのであれば知っておくべきことでもあるため、認識がまだ曖昧な場合はしっかりと違いを確認し特徴を理解しましょう。
また、近年コンサルタントは多くの企業で必要とされていますが、そこで気になるのはコンサルタントの将来性です。
コンサルタントの将来性やキャリアプランについて、以下の記事で詳しく解説していますので、気になる方はぜひご覧ください。
合わせて読みたい:コンサルの将来性はある?身につくスキルとキャリアプランを考察
1.戦略系コンサル
戦略系コンサルは、企業の経営層が抱える問題解決が主な役割です。様々なテーマでの業務を手がけており、幅広い知識を必要とします。
下記は、業務内容の一部です。
- ・中長期の戦略立案
- ・マーケティング戦略
- ・新規事業立案
- ・海外新規参入戦略
- ・M&A
- ・人事
戦略系コンサルは、チームで業務にあたるのが一般的です。クライアントへのインタビューを重ね、何が問題なのか、どのように解決すべきかを考え、最適な提案を行う必要があります。
ベンチャー企業でもコンサルとして活躍している方はたくさんいます。ベンチャー企業のコンサルが気になる方は、以下のインタビュー動画をご確認ください。
2.総合系コンサル
総合系コンサルは、経営者層だけに限らず一般社員層まで会社全体の課題を扱います。
戦略立案などの最上流から現場でのシステム構築・運用までを一気通貫ワンストップで行っていることが特徴です。すべての業務を網羅的に対応できることから、「総合系コンサルティング」と呼ばれています。
ワンストップでのコンサルティングが可能であることから、プロジェクト全体を最後まで見られること、自分が関わったプロジェクトの影響をダイレクトに感じられるのが大きな魅力です。
3.IT系コンサル
ITを切り口として顧客のビジネスや経営に関わる解決策の提供が主な業務内容です。IT戦略やERPシステムの導入支援、情報処理システムの構築などのコンサルティングを強みとしています。
企業の業務システムを構築し経営を効率化させるなど、企業のミクロな問題解決を取り扱う場合が多い傾向です。
システムエンジニアとの違いとして、IT系コンサルは企業の経営方針に基づきITを用いて課題を解決する業務を行います。そこで決まった予算や期日でシステムを作り上げるのがシステムエンジニアの役割です。
4.人事コンサル
クライアントの組織や人事に関わる、あらゆる領域を対象としたコンサルティングを行います。
下記は、業務内容の一部です。
- ・採用戦略
- ・人材育成カリキュラムの構築
- ・人事評価制度の刷新
- ・組織の現状診断
- ・人事機能の整理
経営戦略の根幹にも関わり、多くの機密事項を取り扱う場合もあるため、コンプライアンス意識の高さが重要視されます。
グローバル展開を行う企業も多く、多様性への理解や英語を中心とした多言語でのコミュニケーション力も重要視されるポイントです。
5.監査法人系コンサル
監査法人系コンサルは「守りのコンサル」とも言われるように、企業の経営基盤を万全なものに整える業務を行います。
下記は、業務内容の一部です。
- ・内部監査
- ・内部統制
- ・リスクコンサルティング
- ・金融リスク管理
- ・AML(アンチマネーロンダリング)
監査法人系コンサルで働くことにより、専門性を身に着けられます。自身の専門的な知識を活かし、クライアントの気づいていない課題への助言や支援ができることが魅力的であると言えます。公認会計士の資格が無くても転職は可能です。
いかがでしたでしょうか。ひとえにコンサルタントと言っても様々な種類があります。自分の経験やどのようなことがやりたいのかを考え、受けるコンサルティング業界を考えましょう。
moovyでもスタートアップ・ベンチャー企業のコンサルの求人を掲載していますので、気になる求人がないかぜひチェックしてみてください。
コピペ流用可!コンサルを志望する方の自己PR例文を職種別に紹介
ここでは、コピペで使えるコンサル転職の自己PRを紹介します。ITエンジニア・研究職・公認会計士からコンサルに転職するという想定で紹介していきますので、自分に合ったアレンジを加え自己PRを作ってみてください。
ITエンジニアからコンサルに転職する場合
1つ目の例文は、ITエンジニアからコンサルタントを目指す例文です。
(1.自身の強みや仕事において大事にしていること)
技術的な問題に対する的確な分析力と解決力を持っています。また、チームでの協業においてコミュニケーション力と協調性が優れていると自負しております。
(2.強みを裏付ける具体的な行動や実績)
以前のプロジェクトでは、複数の技術スタックを組み合わせた新規サービス開発を担当いたしました。 私は現場のニーズを的確に把握し、チーム内のコミュニケーションを円滑に進めることでスケジュール通りにサービスをリリースし、顧客満足度87%と高い評価を得ました。
(3.なぜ応募先企業でコンサルタントを志すのか)
コンサルタントでは、より多くの企業に対し今まで以上に上流の課題を解決するためのIT戦略の策定やシステム改善のアドバイスができると考えているからです。ITエンジニアとしての業務はもちろんのこと、売上に直結するようなビジネス観点を持ちながら組織を俯瞰し、問題解決に取り組みたいと思っています。
(4.応募先企業でどのように活躍していきたいか)
今まで経験したプロジェクトマネジメントの経験を活かして、クライアント企業との信頼関係を築きながら、中長期的なビジネスの課題に対しても解決していけるようなコンサルタントを目指したいと考えています。
例文からもわかるように、「なぜ応募先企業でコンサルになりたいのか」や「応募先企業でどのように活躍したいか」を述べる必要があります。
そのためには、応募先企業の研究が欠かせません。企業研究のやり方は以下の記事を参考にしてください。
合わせて読みたい:企業研究のやり方とポイントを解説|おすすめツール6選も紹介
研究職からコンサルに転職する場合
2つ目の例文は、研究職からコンサルタントを目指す例文です。
(1.自身の強みや仕事において大事にしていること)
研究職の経験から、様々なステークホルダを巻き込んだ中でのリーダーシップや課題解決力、論理的思考力のスキルを持っております。
(2.強みを裏付ける具体的な行動や実績)
研究職としてのキャリアにおいて5つの研究プロジェクトに参画し、それぞれにおいて様々なメンバーが関わる中でリーダーシップを発揮してきました。 あるプロジェクトにおいては大学との共同研究を行い、特許取得に成功しました。なかなか成果のでない中で泥臭く小さな課題解決を積み重ねることでの成果であり、この実績から、課題解決に向けた泥臭いアプローチができるという自信を持っています。
(3.なぜ応募先企業でコンサルタントを志すのか)
今までは自社のための課題解決に止まっておりましたが、よりこれらの力を幅広い分野でクライアント企業の課題解決に貢献できると考えているためです。
(4.応募先企業でどのように活躍していきたいか)
自分の専門性や課題解決を活かし、特に泥臭い課題解決の積み重ねが必要なフェーズのクライアント企業に対して特に最適なアドバイスや実際の解決策の実行を提供できるコンサルタントとして活躍したいと考えています。
公認会計士からコンサルに転職する場合
3つ目の例文は、公認会計士からコンサルタントを目指す例文です。
(1.自身の強みや仕事において大事にしていること)
私は深い会計知識とデータ分析力を身に着けております。
(2.強みを裏付ける具体的な行動や実績)
前職の会計事務所にて、企業の財務諸表の監査や税務を担当しておりました。その中で、大量のデータを効率的に分析し、問題特定スキルや、クライアントのニーズに合わせた提案書の作成能力を身に付けました。 さらには他の公認会計士よりも深い会計知識をつけることでより本質的な提案となり、その結果、クライアント満足度5点満点で4.7点を獲得することができました。
(3.なぜ応募先企業でコンサルタントを志すのか)
コンサルティング業界では会計から見えてくる課題を把握することで今まで解決できなかった多様なビジネスの課題解決に貢献したいです。
(4.応募先企業でどのように活躍していきたいか)
これまで培った分析力にてクライアントも今まで気づかなかった課題を特定し、さらには会計知識も活かしながら、クライアントへの提案を行いビジネスの成長を促すコンサルティング業務に携わりたいと考えています。
以上の例から分かるように、自身のスキルを志望する企業でどのように活かせるか、またどのような活躍をしたいかを述べる必要があります。今後のビジョンを明確に伝えるようにしましょう。
ここまで自己PRの例文を3つご紹介しましたが、自己PRの作成にはChatGPTを活用するのもおすすめです。
ChatGPTにたたき台を作ってもらい、自身で修正することで、より精度の高い自己PRが完成するでしょう。詳しいやり方は以下の記事をご確認ください。
合わせて読みたい:ChatGPTで志望動機の作り方!爆速で作成できるプロンプトを紹介
ロジカルな自己PRを作成しコンサル転職を成功させよう
コンサル業界への転職を成功させるには、具体的な数字やエピソードを盛り込んだ自己PRの作成が重要です。また、ロジックを重視し結論から書くことを意識すれば、相手に伝わりやすい文章を作れるでしょう。
コンサルの種類によって求められるスキルや経験は異なるため、スキルや経験を洗い出して整理し、業界や企業に合わせたアピールが大切です。
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- 浅倉 章平
- 東京都出身。青山学院大学 理工学部を卒業後、大手企業にて営業畑を中心に活躍。その後、大手転職エージェント企業にてキャリアアドバイザー、営業マネージャーという立場で累計1,700名以上の転職を支援。履歴書の書き方から面接対策まで、幅広い転職ノウハウを持つ。現在はSaaS系メガベンチャー企業にて営業組織の立ち上げやカスタマーサクセス等の業務に関わっている。
この記事の監修者
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代表 | 三嶋 弘哉 |
設立 | 2020年4月13日 |
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