【なぜ?】未経験マーケティングへの転職が難しいワケを解説!
# Webマーケティング # 職種の選び方
未経験からマーケティング職に転職したいと考える方は多いです。
しかし、マーケティング職は専門性が高い職業であることや人気の高さから、転職に躊躇される方も多くいます。
そこで本記事では、未経験でもマーケティング職に転職できる理由や転職するための方法、転職で歓迎されるスキルや経験についても解説します。
あわせて、本記事の最後には未経験からマーケティング職に転職するのが難しい理由についても説明します。
- 未経験でもマーケティング職につくことは可能だが、難易度は高い
- マーケティング職になるためにマーケティングスキルを習得しておくべき
この記事のまとめると
未経験でマーケティングへの転職は難易度は高いが可能
本記事の結論を先に述べると、未経験からマーケティング職への転職は難易度は高いですが、可能です。
第二新卒の場合であれば、マーケティング経験がなくても、ポテンシャルが評価されて採用されるケースは少なくありません。
面接時に入社意欲や目標などをうまく伝えることができれば、将来性を見込んで採用されることもあります。
しかし中途採用で前職がマーケティング職ではない場合、かなりハードルは高くなります。マーケティングは専門職です。スキルや知識を有している方を採用したい
と思う企業は多いです。
そのため、マーケティングにつながるスキルや経験がないかを考えてみる必要があります。
例えば、営業やコンサルにて分析などの経験を行なっていた方はマーケティングにつながる部分も多く、前職での経験を活かした働きが期待されます。
特に、近年はマーケティングの中でもWebマーケティングが主流になっており、分析スキルが重視されています。
マーケティング職に従事した経験がない方は自分のこれまでの経験や実績を整理し、マーケティング職に活かせる経験や知識を探してみてください。
自分が気づかないところで、有効なスキルや経験があるかもしれません。
マーケティング業界への転職を考えているのであれば、以下のような動画で、仕事内容を押さえておくと良いでしょう。
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マーケティング責任者が語る!仕事内容とやりがいについて
株式会社WAKUWAKU
・業種:その他、不動産
・社員数:100名〜500名未満
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業務内容|BASEマーケティングチームの仕事内容とやりがいとは
BASE株式会社
・業種:その他、IT・インターネット・ゲーム
・社員数:100名〜500名未満
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クライアントのニーズを汲み取り、伝わりやすいコンテンツに落とし込んでいく仕事です
株式会社BOKURA
・業種:デジタルマーケティング・アドテク
・社員数:10名〜50名未満
マーケティングの仕事内容が分かる
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未経験者がマーケティング職に転職するための方法4選!
ここからは未経験者がマーケティング職に転職するための方法をお伝えします。
筆者がおすすめする方法は下記の4つです。
- 1.スクールやオンライン学習など自分で知識やスキルを身に付ける
- 2.マーケティングのアシスタントになる
- 3.SNSを活用する
- 4.マーケティングを支援する企業へ転職してスキルアップする
それぞれ詳しく見ていきましょう。
方法①スクールやオンライン学習など自分で知識やスキルを身に付ける
マーケターになるためには、知識やスキルを取得することが不可欠です。
とはいえ、マーケティング未経験の方はどのように知識を身に付ければいいか分からないと思います。
まずは、マーケティングとは何か再確認した上で、専門用語をおさえておくようにしましょう。
マーケティング職として中途で入社した場合、専門用語の飛び交う会議におどろいてしまう方も多いです。
専門用語の意味を理解しておくことで、議論されている内容について理解しやすくなります。
そして、マーケティングの基礎を抑えるためには、マーケティング検定、ネットマーケティング検定、マーケティング・ビジネス実務検定といった資格の取得もおすすめです。
これらの資格は転職時にアピールポイントになるだけでなく、実際の業務においても役立つと感じる場面があるはずです。
その他にも、ビジネススクールでマーケティングを学ぶこともできます。
マーケティングの深い知識を身に付けたい方や、将来的に高いパフォーマンスを発揮したい方は、ビジネススクールも検討してみてください。
方法②アシスタントになる
未経験からマーケティング職への転職はうまくいかないことも少なくありません。
マーケティング職に転職が決まりにくい場合、アシスタントの募集に応募してみるのも一つの手です。
アシスタントの仕事はマーケティングに直結しませんが、マーケターの働きを間近で見られ勉強になります。
また、場合によっては、マーケティングにかかわる業務のサポートを依頼されることもあるでしょう。
そのため、マーケティングに関して業務をとおして学び、経験できることもあります。
アシスタントとしてマーケティング業界の雰囲気や仕事内容を抑えることができれば、マーケティング職への転職に有利になります。
また、アシスタント業務をきちんと行っていれば上司から評価されて、マーケティング職にキャリアアップできるかもしれません。
方法③SNSを活用する
これは、①の自己学習により、マーケティングの知識やスキルを習得した上での話ですが、SNSを活用して、転職活動をすることも有効な施策の一つです。
ベンチャー企業の中には採用活動においてSNSを活用している企業も多いです。
ベンチャー企業のトップや採用担当者の中にはSNSをとおして業界の動向や同業者の投稿を見ている人も少なくありません。
特にベンチャー企業ではマーケティング担当者を採用できるブランド力がなく、ポテンシャルで採用する場合も少なくありません。
マーケティングに関する投稿や、マーケティング職の業務に直結する実績などをSNSでうまくアピールできれば、採用担当者の目を引くこともあります。
また、日頃の投稿が有益で、好印象を与える内容であれば、選考におけるアピールポイントにもなるはずです。
方法④マーケティングを支援する企業へ転職してスキルアップする
マーケティング職に転職することが難しい場合、マーケティング支援を行っている企業にコンサルタントとして入社する方法もあります。
こうした企業では実際にマーケティングを行う機会は基本的にありません。
しかし、マーケティングの基礎やマーケティングの動向などを業務の中で理解できます。
マーケティングに関する知識をある程度得たあと、マーケティング職への転職を目指すこともできます。
現在、マーケティングと全く結び付かない職業に就かれている方にもお勧めできる方法です。
マーケティング職への転職で歓迎されるスキルとは?
マーケティングは専門職。経験がなくてもスキルがあれば評価されることもあります。そこでここからはマーケティング職への転職で歓迎されるスキルについて解説します。 大きく以下の3点についてお伝えしていきます。
- 1.分析スキル
- 2.情報収集スキル
- 3.コンサルティングスキル
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.分析スキル
分析スキルはマーケティングにおいて重要なスキルです。
そのため、例えば前職で分析を行っていた経験やアンケート調査を分析して、対策を考えた。
など、客観的な数値分析を用いて行動した経験やスキルがあると評価される傾向にあります。
2.情報収集スキル
マーケティング職は華やかに見えるものの、地道な情報収集が基本業務に含まれています。
企業やシンクタンク、行政が公表している情報に目を通すことはもちろん、市場調査を行うこともあります。
また、情報を集めるだけでなく、情報の見極めも不可欠なスキルです。
情報収集をせずに、直感で動いても効果が出ないことがほとんどでしょう。
活躍しているマーケターのほとんどがトレンドや社会状況に常にアンテナを張り、マーケティングに活かせる要素はないか目を凝らしています。
3.コンサルティングスキル
マーケターは仮説を構築し、データに基づいて仮説の検証を行います。
これはコンサルティングスキルに近いです。
コンサルティングにおいても仮説と検証を常に繰り返し、成果につなげていきます。
マーケティングはデータ分析や課題の分析の中で、適切な仮説を立て、PDCAを回していくことが求められます。
そのため、コンサルティング業務を行った経験やスキルを有している場合、評価される可能性が高いです。
未経験者がマーケティング職に転職するのが難しいと言われる理由
未経験者がマーケティング職に転職するのが難しいと言われる理由は下記の2つです。
- ・実績が重視されるから
- ・専門的なスキルや知識が求められるから
それぞれ詳しく見ていきましょう。
理由①実績が求められるから
マーケティングは実績が求められる職種です。
多額の広告運用費用を使用して、最大限の成果を挙げることが求められます。
そのため、これまでにどのような実績を挙げたかを聞かれることが多々あります。
例えば、「売上〇%アップ」「利益率〇%アップ」といったように、成果は数字として表れます。
転職時にはマーケターとしてどのような成果をこれまでに出したか問われることもあります。
また、応募者の中にマーケターとして高い成果を出した人がいれば、未経験者がどうしても不利になってしまいます。
理由②専門的なスキルや知識が求められるから
マーケティング職として働く場合、技術職のようにスキルや知識を有していることが求められます。
例えば、広告運用に関しては運用に関しての専門的知識、スキルが求められます。SEO対策の場合はコーディングスキルやWebインフラ系の知識などが必要です。
これらのスキルや知識を有していないと即戦力として活躍することは難しく、未経験者の中途採用ではかなりハードルが高くなります。
マーケティング職に転職する際のよくある質問
ここまでマーケティングについての解説をしてきましたが、ここからは転職を考えている方からよくある質問にも答えていきます。 今回は下記の3つの質問について回答します。
- Q.Webマーケティングはどんなことをするの?
- A.Webマーケティングとは、マーケティングの一部のことを指し、オンライン上で商品やサービスを宣伝・販売するための様々な活動を行います。
-
主な業務内容としては、
- ①SEO(検索エンジン最適化)マーケティング
- ②広告運用
- ③SNS運用
- ④メールマガジン配信
- ⑤Webサイト運用
- ⑥データ分析とレポート
などが挙げられます。 ユーザーの行動を細かく分析し、どのようにアプローチをしていくか考えていきます。
詳しくは以下の記事で解説していますので、気になる方はぜひご覧ください。
合わせて読みたい:webマーケティングの仕事内容は?必要なスキルも解説 - Q.マーケティングに転職する際に資格は必要ですか?
- A.マーケティングに転職する際に必ず必要な資格はありません。しかし、資格によって基礎知識を持っていることをアピールできるものがあります。
-
以下の3つは民間の資格ですが、認知度も広くおすすめです。
- ①マーケティング認定:公益社団法人日本マーケティング協会主催で、内閣府認定の資格です。
- ②Webアナリスト検定:Webマーケティングにおいて重要なアクセス解析サービスであるGoogle Analyticsの講義を受けられます。試験のみでも受験ができますが講義は5時間ほどで終わります。
- ③Google広告認定資格:Google広告に関する基礎や上級レベルの知識を持った個人に与えられる資格です。無料で受けられ、Webで受験が可能です。
- Q.マーケティングに転職後のキャリアパスはどのようなものがありますか?
- A.マーケティングはどんな業界、企業でも行うため、様々なキャリアパスがあります。
-
ここでは以下の3つのキャリアパスを紹介します。
- ①転職先で昇進、昇格を目指す:キャリアの基本は昇進、昇格です。マーケターとして経験や実績を積むことで、より上位のポジションでマーケティングを行うことができます。
- ②マーケティングコンサルタント企業への転職:マーケティングの専門家としてコンサルティングを行うことができます。
- ③マーケティング会社として起業する:自分が培ったノウハウや提供したいサービスを自ら立ち上げることも可能です。
マーケティング職のキャリアパスをもっと詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
合わせて読みたい:【事例あり】Webマーケターのキャリアプラン5つを解説|あなたはどれにする?
未経験からマーケティング職に転職したいあなたへ
本記事で解説したように、未経験からマーケティング職に転職することは可能です。
とはいえ、マーケティング職は人気であり倍率が高いだけでなく、専門性や実績が求められるため内定を得るのは容易ではありません。
ただし、マーケティングの経験がなくても営業やコンサルの経験がある人であれば、マーケティング職においても評価される可能性があります。
未経験からマーケティング職への転職に成功するためには、その職種について理解を深めることも必要です。
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- 高橋 圭佑
- 早稲田大学卒。現在、教育系スタートアップにてマーケターとして勤務しながら、副業で複数企業のマーケティング支援を行う。前職はマコなり社長が経営する株式会社divにて新規事業開発を担当。大学在学時には、LINE株式会社のBLOGOS編集部にて勤務していた経験や、ブログサイトを立ち上げ2年近くで月間80万PVまでグロースした経験を持つ。
この記事を書いた人
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会社名 | 株式会社moovy |
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代表 | 三嶋 弘哉 |
設立 | 2020年4月13日 |
住所 | 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目18−3 プレミア道玄坂ビル8階 |
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