【例文あり】Webデザイナーの自己PRを作成するときのコツを徹底解説!
# 転職 # 応募の準備|職歴書・履歴書など
専門知識が求められるWebデザイナーへの転職は、自己PRの作成が難しいと感じてしまうでしょう。しかし、未経験でもポイントを押さえれば、採用担当者に評価される自己PRを作成できます。
そこで本記事では、Webデザイナー転職での自己PRの作成方法や例文、企業が見ているポイントを解説します。魅力的な自己PRを作成し、Webデザイナーへの転職を成功させたい方はぜひ最後までお読みください。
- Webデザイナー未経験者がアピールできるポイントが分かる
- 自己PRで採用担当者が見ているポイントが分かる
- Webデザイナーの転職で自己PRを作成するコツが分かる
この記事では以下のようなことが分かります
未経験でもWebデザイナーに転職することは可能?
Webデザイナーとしてのスキルや実務経験がない場合、転職できるのか不安に感じる方も多いのではないでしょうか。しかし、結論から言うと、未経験でもWebデザイナーに転職することは可能です。
Webデザイナーを募集している企業の中には、未経験者も可能としている企業もあります。そのため、未経験からWebデザイナーに転職する人も珍しくありません。
ただし、未経験からWebデザイナーに転職する場合は、デザインのスキルをある程度勉強することが望ましいです。
スクールに通う、独学で勉強するなど、Webデザインを学んでいる姿勢をアピールできれば、採用される確率も高くなるでしょう。
未経験の職種へ転職をする場合、入念な準備をすることが重要です。以下の記事では、転職に失敗しないためにやるべきことを、チェックリスト形式でまとめています。元転職エージェントだからこその知識やアドバイスが満載です。
合わせて読みたい:【転職ノウハウ】転職に失敗しない為の10のチェックリスト!
Webデザイナー転職の自己PRは事前準備が重要
転職時に提出する応募書類や面接では、自己PRを聞かれる機会が多くあります。自己PRは自身の強みをアピールする要素なので、採用担当者も重視しています。
自己PRを作成するには、事前準備が重要です。準備せずにいきなり自己PRを作成してしまうと、自身の強みをアピールしきれない可能性もあります。以下では、Webデザイナーへの転職で使う自己PR作成に必要なステップを解説します。
過去の経験や実績を整理する
はじめに、過去の経験や実績を整理しましょう。それまでの経験や実績から、自身の強みや企業へのアピールポイントを見つけられます。
Webデザイナーとしての実績がある場合は、過去の制作物をポートフォリオにまとめておくことがおすすめです。どのくらいの期間で制作したのか、どのような成果が出たのかなど、具体的な実績も記載しておくと尚よいでしょう。
Webデザイナーの経験がない場合でも、自身が携わった業務や実績の洗い出しが重要です。たとえWebデザイナーと関連性のない業務でも、転職先で活かせる強みが見つかります。
たとえば「自身の企画によって顧客の売上を〇%改善した」「上司からプレゼンテーション力を評価された」など、具体的な数字やエピソードを交えられると、自身の経験や実績を客観視しやすくなります。
まずは自身のこれまでのキャリアを棚卸しして整理しましょう。こちらの記事で詳しいやり方や、キャリアの棚卸し用のワークシートをご覧になれます。
合わせて読みたい:キャリアの棚卸しのやり方!便利なワークシート付で徹底解説!
企業が求める人物像との共通点を探す
過去の経験や実績を整理できたら、企業が求める人物像との共通点を探しましょう。
応募先企業の求人票やホームページには、どのような人物を採用したいのか書かれています。「コミュニケーション能力が高い人」「幅広い業務への対応力を持つ人」「業界への意欲が高い人」など、企業によって求める人物像は異なります。
業務内容はもちろんのこと、企業理念や組織文化も理解し、自身の経験を活かせることがないか探しましょう。
応募企業が求める人物像と、自身の強みがマッチしているとアピールできれば、採用される可能性も高くなります。
企業が求める人物像を具体的に知るには、求人票を確認しましょう。moovyではベンチャー・スタートアップ企業の求人を掲載しています。ぜひ
Webデザイナーの求人をチェックしてみてください。
自身の強みを一言で表す
求める人物像との共通点を見つけられたら、自身の強みを一言で表してみましょう。応募書類や面接では、自己PRを表現できる文字数・時間に限りがあるため、自身の強みは簡潔に伝えなければなりません。
自己PRは、はじめに一言で自身の強みを伝え、その後に具体的なエピソードや実績を付け加えると、採用担当者にも伝わりやすくなります。たとえば、チャレンジ精神、主体性、企画力、協調性など、ひとつの単語やフレーズで表現するとよいでしょう。
自身の強みと具体的なエピソードや実績を伝えられると、採用担当者も入社後の活躍をイメージしやすくなります。
自身の強みを言語化できていないという方は、まず自己分析をしましょう。こちらの記事で自己分析のやり方を3つ紹介していますので、参考にしてみてください。
合わせて読みたい:転職に必要な自己分析のやり方を徹底解説|3つの方法を紹介します
Webデザイナーの自己PRで企業が見ているポイント
企業の採用担当者は、Webデザイナーの自己PRで以下の3つのポイントを特に重視しています。
- 1. 未経験でもWebデザインへの熱意があるか
- 2. 過去の経験や実績をどのように活かすのか
- 3. 将来的に会社に貢献する存在となるか
以下ではそれぞれのポイントについて、詳しく解説します。
1.未経験でもWebデザインへの熱意があるか
未経験者の場合、Webデザインへの熱意があるかどうかが重視されます。
たとえば、Photoshopやillustratorの練習をしている、スクールに通っている、独学でデザインを制作しているなど、勉強意欲が高いことをアピールすれば、Webデザインへの熱意を評価されるでしょう。
また、個人的に制作した成果物があれば、ポートフォリオとして提出するのもおすすめです。仕事以外の制作物でも、Webデザイナーとしてのスキルを表す材料になります。
Webデザインの領域は変化が激しいため、最新のトレンドを押さえるために勉強を続けなければなりません。そのため、未経験者であってもWebデザインに熱意があるか、という点は重要なポイントです。
2.過去の経験や実績をどのように活かすのか
Webデザイナー経験者・未経験者問わず、過去の経験や実績をどのように活かすのかも重視されるポイントです。
Webデザイナーの経験がある場合、使用しているソフトやツール、過去の制作物から、自社の案件を任せられるのか判断されるでしょう。そのため、ツールの使用歴や扱える言語などは、具体的にアピールすることがおすすめです。
未経験者の場合でも、他業種での経験をWebデザイナーの仕事にどのように活かすのかが重視されます。
たとえば、マーケティング職の場合は分析力や企画力、営業職の場合はコミュニケーション能力など、Webデザイナーに活かせるスキルは数多くあります。
Webデザイナーはチームで仕事をしたり、クライアントの課題を解決するためのデザインを考案したりするため、求められるスキルはデザインの技術だけではありません。他業種での経験やスキルも、積極的にアピールしましょう。
異業種への転職を成功させるポイントは、以下の記事でも詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
合わせて読みたい:異業種転職は難しい?成功させるポイントと注意点を解説
3.将来的に会社に貢献する存在となるか
将来的に会社に貢献する存在になるかどうかも、自己PRにおいて重視されるポイントです。企業は戦力となる人材を求めているため、自身が入社後に、どのように力を発揮できるのかアピールすることが重要です。
そのため、仕事をするうえでどのような工夫をしているのか、強みをどのように活かしたいのかなど、自身の働くイメージを伝えるとよいでしょう。
また、将来どのようなデザイナーになりたいのかを伝えられると、採用担当者の印象もよくなります。
たとえば、「コーディングを強化していきたい」「デザイナーのチームをマネジメントしたい」など、描いているキャリアビジョンを伝えられると、採用される確率も高くなるでしょう。
また、志望動機も将来会社に貢献してくれるかを図る重要なポイントとなります。「なぜその企業を志望するのか」「その企業でどう活躍したいか」を明確に伝えるようにしましょう。
志望動機のポイントは以下の記事で解説しています。コピペ可能な例文もありますので、ぜひ参考にしてみてください。
あわせて読みたい:【例文あり】ベンチャーに受かる志望動機の書き方を徹底解説!
【例文付きで解説】Webデザイナーの転職で自己PRを作成するコツ
Webデザイナーの自己PRを作成するには、しっかりと事前準備し、企業が重視するポイントを押さえなければなりません。
以下では、Webデザイナーの自己PRを作成するためのコツを、例文と一緒に3つ紹介します。自身と近しいスキルや経験を持っている方は、ぜひ参考にしてください。
1.他業種での経験をアピールするパターン
前職がWebデザイナー以外の職種で、仕事上での経験や得られたスキルをアピールするパターンの自己PR例を紹介します。今回は、前職がマーケティング職だった場合の例文です。
【例文】
私は、データ分析や競合分析を得意としています。
前職のマーケティング職では、市場動向や競合他社のウェブサイトの分析を通じて、最新のトレンドや成功事例を把握し、データに基づいた戦略を立案してきました。
具体的には、ツールやヒートマップを活用し、経路ごとの効果を測定し、改善のための施策を実行しました。その結果、自社メディアのPV数を前年比150%まで向上させられました。
Webデザイナーの仕事においても、トレンドやユーザーデータに基づいたデザインを制作し、成果に貢献したいと思っています。
また、マーケティングの知識も活かし、将来はディレクションもできるデザイナーになりたいと考えています。
未経験でも、前職の経験をWebデザイナーの仕事にどのように活かすかを具体的に伝えることで、採用担当者は活躍できる姿をイメージしやすくなります。
デザイン以外のスキルを活かして、自身がどのようなWebデザイナーになりたいのかを伝えることが重要です。
2.主体性をアピールするパターン
Webデザイナーの経験者・未経験者どちらの場合でも、主体的に仕事に取り組む姿勢もアピールポイントの1つになります。以下では、主体性をアピールする場合の例文を紹介します。
【例文】
私の強みは、主体性を持って仕事に取り組むことです。
前職では営業職として働いており、所属していたチームで新規クライアント獲得のためのプロジェクトがスタートしました。
当時、チーム内でコミュニケーションが取れておらず、クライアントの獲得に苦戦していました。そこで私は、自分のアイデアや提案を積極的に出し、他のメンバーと意見を交換しました。
その結果、プロジェクトは成功し、新規クライアントを獲得することができました。また、チームメンバーや上司からも、私の積極的な姿勢とリーダーシップに対する評価をいただきました。
Webデザイナーの仕事においても、チームで仕事をする機会は多いと思います。自分一人だけではなく、チームで会社に貢献できるように主体性を持って働きたいと考えています。
主体性をアピールする場合は、どのように仕事をしてきたのか、具体的なエピソードや周囲からの評価も伝えられるとよいでしょう。
Webデザイナーはクライアントの要望を受けてデザインを制作する仕事なので、受け身になってしまいがちです。そのため、受け身にならず自分でアイデアを出し、率先して仕事に取り組む姿勢は評価されます。
3.Webデザインのスキルをアピールするパターン
Webデザイナー経験者の場合は、前職で得たデザインのスキルや制作実績がアピールポイントになります。以下では、Webデザイナー経験者の自己PRの例文を紹介します。
【例文】
前職では新卒から5年間Webデザイナーとして勤務し、多くのWebサイトの制作に関わってきました。得意分野は、UI・UXの設計です。
ユーザーが使いやすいと感じるWebサイトを制作できるよう、常にユーザー視点を意識しています。
過去に携わったプロジェクトではユーザーテストを実施し、ユーザーの声を取り入れながらメインビジュアルや導線の改修を行いました。
その結果、CVRが前年比で130%に改善しました。ポートフォリオに当時制作したWebサイトをまとめております。
今後はUI・UXの設計スキルを活かしながら、グラフィックデザインやコーディングなど、幅広い業務に挑戦していきたいと考えています。
Webデザイナーの実務経験がある場合は、スキルやポートフォリオと合わせて自身が携わったプロジェクトの具体例を伝えられるとよいでしょう。
さらに、具体的な数字や、どのような意識を持ってデザインをしているかなども交えられると、採用担当者の評価も高くなります。
以上3つの自己PR例からもわかるように、今後その企業でどう活躍したいかを述べる必要があります。
以下のような採用動画では、実際にWebデザイナーとして活躍している方のやりがいや仕事内容などを確認いただけます。ぜひ自身の自己PRの参考にしてみてください。
Webデザイナーに向いている人の特徴
ここまで、企業が見ているポイントなどを踏まえて例文を紹介してきました。
そもそも「自分はWebデザイナーに向いているの?」という疑問をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。
ここからはWebデザイナーに向いている人の特徴を解説します。
以下のような人がWebデザイナーに向いているといえます。
- 1.アイデアを形にするのが好きな人
- 2.細かい作業を地道にできる人
- 3.探求心がある人
1.アイデアを形にするのが好きな人
アイデアを形にするのが好きな人はWebデザイナーに向いています。
なぜなら、Webデザイナーとして成功するためにはアイデアを実際のデザインとして形にする能力が求められるからです。
Webデザイナーはアイデアを形にする仕事なので、必須である特徴といってよいでしょう。
人に見てもらえるようなデザインを作り、それらを形にすることに楽しさを感じる人はとてもやりがいのある職業です。
2.細かい作業を地道にできる人
細かい作業を地道にできる人もWebデザイナーに向いていると言えます。
Webデザイナーはパソコンと向き合ってサイトを作ったりする仕事であり、細部までこだわる必要があります。
例えば、ミリ単位での調整や色やフォントの微妙な違いに気づき、それを修正していく作業が日常的に発生します。
細かいところまで注意を向け、地道な作業を重ねてWebサイトは完成します。
よって細かい作業を粘り強く続けられる忍耐力と集中力を持つ人は、Webデザイナーは向いているといえます。
3.探求心がある人
Webデザイナーは常に移り変わるトレンドに対応しなければならないため、探求心がある人が向いているといえます。
Webデザインの世界は常に進化しており、同じことの繰り返しではサイトを見てくれる人も減っていきます。
例えば、最新のデザインツールやコーディング技術、ユーザーの求めていることを常に興味をもって学び続けることが大切です。
探求心が強く新しいことに挑戦する意欲を持つ人は、常に最先端のデザインを作って提供することができるため、Webデザイナーが向いているといえます。
まとめ:Webデザイナーの自己PRでお悩みの方へ
Webデザイナーへの転職での自己PRの作成方法や例文を解説しました。経験者はもちろんのこと、未経験者でもポイントを押さえれば魅力的な自己PRを作成できます。
Webデザイナーはデザインの技術だけではなく、さまざまスキルが求められる職種です。Webデザイナーに直接関連しないスキルでも、自身の強みとしてアピールしましょう。
自己PRを作成する際には、moovyの動画を参考にするのもおすすめです。moovyには、デザイナーを募集している企業の動画が多数掲載されています。実際に働いている人の30秒インタビュー動画がまとめられているため、動画から自己PRに活用できる情報も得られるでしょう。
Webデザイナーへの転職を考えている方は、ぜひmoovyの動画をチェックしてみてください。
- 今林 智宏
- 国立大学を卒業後、大手サービス企業に入社し、店長を歴任。チームマネジメントやマーケティング業務を経験。在籍中は、現場社員として数多くの学生・転職者の面接官も行う。退職後、スタートアップ企業にて、フロントエンドのシステム開発に加え、カスタマーサクセスやマーケティングを担当し、企業の採用や広告支援に関わる。
この記事を書いた人
スタートアップ企業の求人動画をお探しならmoovyへ
会社名 | 株式会社moovy |
---|---|
代表 | 三嶋 弘哉 |
設立 | 2020年4月13日 |
住所 | 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目18−3 プレミア道玄坂ビル8階 |
メールアドレス | moovy_support@moovy.co.jp |
URL | https://company.moovy.jp/ |
事業内容 |
|