転職における「将来ビジョン」の考え方を知る!転職のプロが解説!
# 転職 # 転職で失敗しないために
20代の頃は、自分のロールモデルを先輩に重ね合わせて、ただ目の前の仕事を覚えてこなす。これだけで、精一杯ですよね。
それが30代になると、仕事は大分こなせるようになり、自分の立ち位置が変わってきます。
これにより、見える世界もより広くなるため、更なる自己成長のために転職を考える人も出てきます。
それに加えて、結婚などの変化も起こり得る30代は、仕事を含めたライフスタイル全般を見直す好機。
では、どのように考え方を整理したら良いのでしょうか?
今回の記事では、「転職活動をしたいが、将来のビジョンが見えない」時の、行動プロセスをアドバイスします。
- 自分に合った仕事は幸福度を上げる
- 過去の出来事を見直し、自分の価値観を知ろう
- 将来のビジョンに合わせた行動計画を立てることが重要
この記事のまとめ
村一番の花屋vs世界一の花屋?!
まず、例え話をしましょう。これは、筆者が以前勤めていた会社の社長が実際に社員に話していたことです。
- あるところに”村一番の花屋”があります。その花屋は、小さいながらも、村中の人々に愛されていて、花屋の店主はどのようにしたら村の人々が喜んでくれるかを常に考えて、花への愛を村の人々との語り、花のラッピングにもこだわり日々楽しんで仕事をしていました。
- そして、その村に、売上世界一の花屋が競合として参入してきました。花を売るビジネスに長けているその花屋は、この村でも他国と同じように売れると思っていました。
- 数を売るために、ラッピングは誰にでも好かれる無難なものであり、安く雇える人材を販売員に置いて、接客マニュアル通りの無難な接客をします。
- 買い手が喜んでくれる花を売るというより、全ての決断はビジネスとして儲かるか、に集約していました。
- さて、数年後、どちらかの花屋は潰れてしまいました。どちらの花屋が生き残ったでしょうか?
皆さんはどう思われますか?
転職の仕事選びで幸福度を上げるには?
人それぞれ感じ方は違うかもしれませんが、この答えは
でした。
グローバル企業が他国でローカリゼーションをするに際しての大事なことを伝える例え話です。
しかし、これは個人の転職にも学ぶ知恵が詰まっていると感じるのです。それは、私たちの仕事に対する「価値観」や「適性」や「興味・関心」は自分と周りの人の幸福度に大きく影響するということ。
イヤイヤする仕事ではなく、好きで自分のビジョンと合う仕事をしていたら、良いアイデアが自然にどんどん浮かんできます。
それを日々の仕事に生かしていたら、当然クライアントは喜び、成果が上がれば昇給や役職アップにも繋がって来ます。
つまり、自分の好きなことや価値観を軸とした人生がまずあり、仕事はその中にあるものの一部である。ということ。
これは、音楽が好きなら今すぐ退職だ、売れないバンドマンとなってもいいから夢を追いかけろ、と言っているのではありません。
自分の「好き」を知ること、そしてその「好き」の周りに人生が展開すると、幸せになれる確率が高い、ということです。
自分の興味関心に当てはまる職種を見つけるためには、まずは様々な職種の、仕事内容ややりがいなどを知ることが重要です。
仕事内容や仕事のやりがいを知るには動画が効果的!もし以下のような動画があれば積極的に確認してみましょう!
将来のビジョンの考え方3選
自分の好きなものを知り、自分のビジョンに合う仕事をすることが、人生においても大切であることがお分かりになったと思います。
しかし、自分の将来のビジョンの考え方が分からないという人もいらっしゃると思います。
ここでは将来ビジョンの考え方を以下の3つ紹介します。
- 1.キャリアの棚卸しをする
- 2.Will-Can-Mustのフレームワークを使う
- 3.自分に合う社風を過去の経験から分析する
1.キャリアの棚卸しをする
キャリアの棚卸しをすることで、自分の価値観やスキルが整理されるため、将来のビジョンが考えやすくなります。
なぜなら、自分の価値観やスキルを理解することで、将来の目標をより現実的かつ具体的に設定できるようになるからです。
ポイントは失敗体験、成功体験とともに人生で起こったイベントについてどう感じたかまで詳細に書くことです。
例えば、データ入力を間違えて、上司に同僚の前でこっぴどく怒られた経験があるとします。その時に自分はどう感じて、どう行動したのかどうかまで書きましょう。
転職時によくある間違いとしては、条件ばかりを見ていて自分のスキルが見合わなかったり、興味関心や価値観と合わない就職先を選んでしまうことがあげられます。
このようなミスマッチを防ぐためにもキャリアの棚卸しをして将来のビジョンを明確にしていく必要があります。
キャリアの棚卸しの仕方について詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。
合わせて読みたい:キャリアの棚卸しのやり方!便利なワークシート付で徹底解説!
2.Will-Can-Mustのフレームワークを使う
Will-Can-Mustのフレームワークを使うことで、自分の考えが整理され、将来のビジョンが見えやすくなります。
具体的には以下の3つの視点から自分を見つめ直し、これら3つが重なる場所に自身の仕事での満足感が存在しているといわれています。
- ・Will:自分は何をやりたいのか?
- ・Can:自分には何ができるのか?(スキル)
- ・Must:会社からの期待にどう応えるのか?
このフレームワークにより、自分のことを言語化し客観視できるため将来のビジョンを考えることが可能になるのです。
Will-Can-Mustについて詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。
合わせて読みたい:【図解】Will-Can-Mustとは?転職の自己分析にも使える!
3.自分に合う社風を過去の経験から分析する
自分に合う社風を過去の経験から分析して将来のビジョンを考えることもできます。
キャリアの棚卸しと少し似ていますが、自分が仕事のなかで失敗したときにどのように行動してきたかについて着目してみましょう。
自分はダメな人間だと責めて、落ち込んで仕事の後にビールを飲みに行き、次の日は忘れてしまいましたか?
それとも、良い学びの機会と捉えて、誰もが間違える可能性ある”仕組み”となっているため、仕組みを変えて誰が担当しても間違いが起こりにくいようにプロセス改善を上司に提案する
ーこんな選択肢を取る人もいるでしょう。
前者なら、なぜ嫌な気持ちになったのか、人前で怒られたことか、ミスを指摘されることがプライドを傷つけたのかなど、見たく無いものですが自分の心を探ってみると良いでしょう。
これにより、どんな上司、職場文化が合っているのかが少し分かってきます。
後者であれば、問題解決スキルが求められる職場であったり、下から声を上げやすく、プロセスが完全に出来上がっていないベンチャー企業などに応募すれば、あなたの才能が認められやすいかもしれません。
このような場合にそもそも指導やメンター制度が充実している会社を選ぶ、など転職の際の参考となり得る”自分データ”が見つけられます。
こうした職場の雰囲気は、勤め始める前にはなかなか分からないものですが、採用動画であればリアルな雰囲気をご覧いただけます。
10年後の自分は?将来ビジョンと現実のギャップを埋めよう
さて、価値観の棚卸しが済んだら、次に将来のビジョンについて考えます。10年後の自分がどうなっていたいか、です。
そして将来のビジョンに従って行動計画を立てるのです。
行動計画は適宜修正するものですが、将来のビジョン自体は、あなたの価値観と連動するものなので揺らぎません。
10年後の自分から5年後、3年後、1年後、と現実と理想のギャップを明確にします。そのギャップを行動計画で埋めて行きます。
例えば、現在は国内部門で働いていますが、価値観の棚卸しによって、”新しいことへのチャレンジ” ”新興市場”にやりがいを覚えることがわかったとします。
そして、5年以内には、海外部門で中東担当営業をやってみたい、10年後には中東に駐在したい、更には結婚もそれまでにしていたいという目標が出てきたとします。
それであれば、
- 今から英語に加えてアラビア語を勉強する、
- 数字を扱うのにエクセルが苦手であればブラッシュアップする、
- 中東担当者にコネを作る、
- 結婚前に貯金をしておく、
など行動計画が自ずと出てきます。
ただ、思ったように事が進むとは限らないのが人生です。その場合は、揺るぎない価値観として掘り起こした”新しいことへのチャレンジ””新興市場”を軸にして、行動計画だけを立て直せば良いのです。
価値観に合った仕事であれば、現在の職場でなくても、やりがいが感じられるはずだからです。
現在働いている会社で自分のビジョンが実現できそうにもなければ、転職することで叶えられるかもしれません。
その際、自分のビジョンと会社のビジョンに共通するものがあるか、よく調べる必要があります。
企業ウェブサイトなどの文字だけではどうしても伝わりにくいので、今流行りの採用動画でチェックするのが最も効率的です。実際にその職場で働く人がどんな人か、社長の価値観や社風が伝わりやすいためです。
また、転職が初めての方は特に、転職に対しての不安が大きいのではないでしょうか。
以下の記事で、転職に失敗しないためのポイントを解説していますので、ぜひご覧ください。
合わせて読みたい:【転職ノウハウ】転職に失敗しない為の10のチェックリスト!
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いかがでしたか?
転職を考える上で、将来のビジョンをイメージすることは非常に重要です。
そして、将来のビジョンをイメージした後は、企業分析が必要です。その際に役立つのが採用動画です。
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- 今林 智宏
- 国立大学を卒業後、大手サービス企業に入社し、店長を歴任。チームマネジメントやマーケティング業務を経験。在籍中は、現場社員として数多くの学生・転職者の面接官も行う。退職後、スタートアップ企業にて、フロントエンドのシステム開発に加え、カスタマーサクセスやマーケティングを担当し、企業の採用や広告支援に関わる。
この記事を書いた人
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会社名 | 株式会社moovy |
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代表 | 三嶋 弘哉 |
設立 | 2020年4月13日 |
住所 | 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目18−3 プレミア道玄坂ビル8階 |
メールアドレス | moovy_support@moovy.co.jp |
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