コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)

# 資金調達

CVCとは、「Corporate Venture Capital」の略であり、日本語では「コーポレートベンチャーキャピタル」と表記します。

投資事業を本業としていない事業会社が、自己資金でファンドを組み、自社事業の戦略目的のために、ベンチャー企業に対して出資や支援を行う手法を指します。

VC(ベンチャーキャピタル)との違いは出資目的にあります。

CVCの主な目的は、事業シナジーを追求することによって、自社の売上や既存事業を拡大・進化させることです。そのため、投資対象のベンチャー企業が将来的に株式公開(IPO)M&Aなどでイグジットを行う場合、株式を売却して投資資金を回収することはVCに比べると最優先ではありません。

一方、VCの主な目的は、投資先企業の株式売却による投資資金回収にあります。財務的・金銭的なリターンを追求する傾向がみられます。

ベンチャー企業において、CVCから投資を受けるメリットは以下の通りです。
  • ①事業会社の経営資源の利用
    CVCから投資を受けることによって、ベンチャー企業と事業会社の間に強固な関係性を構築できます。 事業会社は資金のみならず、開発環境や顧客基盤をはじめとする経営資源を最大限に提供してくれるケースが多いです。

  • ②自社の信用力・認知度の向上につながる
    事業会社の投資を得られることは自社の成長性・将来性が相手に認められることを意味するため、CVCを通じて規模の大きく信用力のある事業会社から投資を受けることで、投資を受けたベンチャー企業の信用力も向上します。これは、金融機関や他のVCからの融資が受けやすくなり、取引先などとのコンタクトにおいても有利になるという非常に大きなメリットがあります。

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