業界経験者が語るWebマーケターの仕事のやりがいとは?
# 転職 # 職種の選び方
Webマーケターとして働くことになれば、様々な業務に携われるだけではなく、多くのクライアントと関わることができます。 Webマーケティングは仕事にやりがいを求める人におすすめできる仕事です。
そこで本記事では、Webマーケティングのやりがいについて説明していきます。
Webマーケティングとは!?
Webマーケティングとはウェブを通して行うマーケティング活動のことです。
多くの人たちがWebサイトを日常的に閲覧している今日、少なくない企業が自社や商品の宣伝を紙媒体よりも、むしろウェブ媒体で行おうと考えています。
Webマーケティングに従事する人は「Webマーケター」と呼ばれています。彼らの業務は非常に幅広いです。
たとえば、Webサイトの閲覧数をアップさせる施策を考案したり、より効果の高い広告媒体の選定や広告の出し方を試行錯誤したり。
そのほかにも、Webサイトのコンテンツ企画、サイト設計、SNS運用なども重要な仕事です。
Webマーケティング業界は今後さらなる成長が見込まれています。多くの人たちがスマートフォンやタブレット端末などで様々なサイトを閲覧していますが、こうした流れは将来的にも継続すると考えられます。
また、フリーランスや副業などといった働き方は今後ますます普及するでしょう。Webサイトを持ちたいと考えるフリーランスや個人が増加することも予想されています。
こちらの動画は実際にWebマーケターとして働いている方のインタビュー動画です。ぜひ参考にしてみてください。
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Webマーケターが語るやりがいを感じる瞬間5選!
Webマーケターは様々な業務に関わることができ、他者の利益にも大きく貢献できる魅力的な仕事です。
Webマーケティング業界で働いている人はどのようなやりがいを感じながら働いているのでしょうか。ここでは以下のような特にやりがいを感じる瞬間を5つ紹介します。
- 1.クライアントが抱える課題を解決できた瞬間
- 2.クライアントの売上に貢献できた瞬間
- 3.目標を達成した瞬間
- 4.経験を活かせていると実感した瞬間
- 5.仕事において自身の評価が上がったと感じる瞬間
1.クライアントが抱える課題を解決できた瞬間
Webマーケターとして働く人の多くが、クライアントに感謝された時にやりがいを感じているようです。
クライアントに悩みを相談された時、納得してもらえる提案や意見を話せた時に「自分の知識が他者の役に立った」「自分の提案を受け入れてもらえた」とやりがいを感じるといいます。
2.クライアントの売上に貢献できた瞬間
自身が携わったことでWebページ経由でのお問い合わせが増加した時や、購入率がアップした時などに感じる喜びは非常に大きく、やりがいを感じられるといいます。
WebサイトやSNSに手を加えることでいかなる効果を生むかという点も、この仕事における面白さといえるでしょう。
3.目標を達成した瞬間
マーケティング活動を行っている企業のほとんどが、「売上〇%アップ」などといった目標を立てています。Webマーケターも例外ではなく、クライアントの現状や希望などを考慮しながら、マーケティングにおける目標設定をします。
目標を達成したことが分かった瞬間、「自分の仕事によって売上がアップした」「頑張って提案してよかった」などと、やりがいを感じることができるようです。
4.経験を活かせていると実感した瞬間
Webマーケターとして業務に携わる中でミスをして、落ち込んだり、自信を喪失したりすることもあるかもしれません。
失敗を次の仕事に活かすことができた時や、失敗した経験が別の仕事で役立った時などには「過去の経験を活かせた」と自身の成長を感じられるようです。
5.仕事において自身の評価が上がったと感じる瞬間
繰り返しになりますが、Webマーケターは仕事における成果を可視化できる職業です。そのため、会社や上司から客観的な評価を受けられると考えられます。
評価されれば、役職がついたり、部下を任せてもらえたりすることもあるでしょう。また、給与やボーナスがアップした時にもやりがいを感じられるようです。
Webマーケターが大変だと感じること5選
Webマーケターがやりがいを感じる瞬間を紹介しましたが、もちろん大変なこともいくつかあります。
やりがいを感じるためには大変なことを知り、乗り越える強さが必要です。
私が特に大変だと感じたことを5つ紹介します。
- 1.数値が悪い原因を特定できないとき
- 2.正解がないものに挑戦するとき
- 3.新しい情報を頻繁にキャッチアップしなければならないとき
- 4.カスタマージャーニーを調査しなければならないとき
- 5.ペルソナイメージが思い浮かばないとき
1.数値が悪い原因を特定できないとき
まず、数値が悪い原因が特定できないときに大変だと感じることがあります。
なぜならWebマーケティングでは、常に数値に基づいた判断が求められますが、数値が悪い原因が不明確だと、適切な対策を立てることが難しいからです。
数値は外部的要因によって変化しやすいため、原因を特定するためには長期的な分析が必要になったりすることもあります。
よって対策を適切に立てるために労力を要するため、大変であると感じることがあるのです。
2.正解がないものに挑戦するとき
また、Webマーケターは正解がないものに挑戦するとき、大変だと感じることがあります。
Webマーケティングの分野では、定型化された答えがないため、自ら考えて試行錯誤する必要があります。
特に、新しいトレンドや未経験の分野においては、自分が納得のいくものを導き出す必要があります。
正解がないものに挑戦するときには不安になることもあり、大変だと感じることがあるかもしれません。
3.新しい情報を頻繁にキャッチアップしなければならないとき
常に新しい情報をキャッチアップする必要があり、これが大変な作業になります。
Webマーケティングの技術やトレンドは急速に変化するため、最新の知識を習得していないと競争に取り残される可能性があります。
成果を出すためには常にアンテナを張り、継続的に学び続ける必要があるため大変さを感じることが多いです。
4.カスタマージャーニーを調査しなければならないとき
カスタマージャーニーを調査しなければならないとき、大変だと感じることがあります。
顧客の購入までの行動や心理を詳細に理解することは、複雑で時間がかかるプロセスです。これを怠ると効果的なマーケティング施策が打てません。
想像力を最大限に働かせたり、実際にサービスを使ったり、ユーザーヒアリングを行いますが、どれも時間がかかる大変な業務だと感じます。
さらにそのカスタマージャーニーのどこにボトルネックがあるのか、ユーザー心理はどう感じるのかを分析することが必要になるため、大変だと感じることがあります。
5.ペルソナイメージが思い浮かばないとき
Webマーケターはペルソナイメージが思い浮かばないときに大変だと感じることがあります。
ペルソナと似た経験を自分自身がしていない場合、ペルソナの状況を理解するのに苦労します。
ペルソナの調査にはさまざまな方法がありますが、より具体的に設計するためには自分でイメージを膨らませる必要があります。
Webマーケティングの施策は、ペルソナの課題に合致する内容でなければ効果を発揮しません。
できるだけ正確なペルソナのイメージを思い浮かべることが施策を立てる上で大切になるため、大変であると感じることがあるのです。
Webマーケティングがやりがいをもって働ける理由
Webマーケターは多様な業務に挑戦することができます。スキルや経験しだいでは、将来的に大きく活躍できる可能性も高い職種です。
そのため、仕事にやりがいを求める人、仕事を通して成長したい人に、Webマーケティング業界はおすすめできます。ここではその理由について詳しく解説していきます。
1.将来性が高い
Webマーケターは将来性が高い職種です。なぜなら、どんな業種にも応用可能で、まだ取り組みが未成熟な業界が多いからです。
さらに、今後も新しい媒体が出てくる可能性も高く、その将来性は未知数。新しい技術やアイデア次第でどんどん可能性が広がります。
このように将来性が高く、どんどん新しいことを生み出すことができる点はやりがいを感じられる要因となるでしょう。
2.仕事の成果を可視化できる
大半の仕事において自分が携わる、もしくは担当することによって、どのような成果が出たかが重要になります。仕事によっては成果を自分自身では把握しにくいものもありますが、Webマーケターは仕事の成果を可視化できます。
Webマーケティングは成果が全て数字に表れます。たとえば、Webサイトのアクセス数の増減や、サイト経由での商品購入の増減も数字で確認することが可能です。
また、Webサイトの中で売上を多く生み出しているページ、サイト内でも売上にあまり貢献できていないページについても数字で確認できます。
仕事の成果を数字で確認でき、PDCAを回せる。これは自身の知見という面においても非常に有益です。特に優れた成果を可視化できた際には、「頑張ってよかった」とやりがいを感じられるはずです。
3.多様なスキルが身につく
Webマーケターとして働くにあたってスキルが必要になります。Webマーケティングの仕事に必要なスキルとして例えば以下のようなものがあります。
- ・マーケティングの知識
- ・SNSの運用
- ・データ分析
- ・提案力
Webマーケティング業界に入ってすぐ、上記のスキル全てを求められるわけではありません。しかし、仕事をしながら、Webマーケターとしてできることを少しずつ増やしていく必要があります。
新しいスキルを次々と身に付けられることも、この仕事の魅力です。仕事の幅が広がった時、あるいは新しいスキルが身についた時などにもやりがいを感じられるでしょう。
4.責任や影響力のある仕事を任せてもらえる
Webマーケターの仕事はクライアントの利益に直結します。購入率0.1%のアップが数百万円の売上に繋がることも珍しくありません。
仕事においてプレッシャーを感じる一方で、成果が出た時に感じる喜びは絶大なものです。
上司やチームのメンバーから仕事や能力を認めてもらえれば、クライアントにとって影響力のある仕事を任せてもらえます。
Webマーケティングは将来的な成長が期待されている業界であることからも、ベンチャー企業やスタートアップ企業も多いです。
そのため、年功序列の概念などはあまりなく、実力によって新しい仕事を任せてもらえる企業も多いです。
5.メディア運営の経験を活かせる
Webマーケティング業界に転職を考えている人の中には、Webサイトの設計に興味をもっていたり、自身でWebメディアの運営を行った経験をもっていたりする人もいます。
Webマーケターの中には、自身で運営するWebサイトやSNSの経験をクライアントワークの中で活かしている人は珍しくありません。
また、自分のメディア運営とクライアントワークが相乗効果を産んだというケースもあります。
実際に、自分で運営するブログサイトで収益を出している人はクライアントワークでも結果を残すことが多いです。
自分で利益を出そうとすると、分析ツールを活用した数値の改善方法や集客、HTML制作やユーザーの行動パターンなどを自然と主体的に勉強するようになります。
そのため、マーケティングの仕事内容やWeb領域に対する理解が自然に深まります。
Webマーケティングに合う人の特徴とは?
Webマーケティングに従事する人の多くが、やりがいを感じながら働いています。しかし、何にやりがいを感じるかは人によって異なることも事実です。
そこで、Webマーケターに向いている人の特徴について説明していきます。Webマーケターとして働きはじめてからミスマッチを感じないためにも、向き不向きについて事前に考えておくことは重要です。
もしあなたがWebマーケターを目指すのであれば、こちらの記事も参考になるでしょう。ぜひご覧ください。
合わせて読みたい:コピペ流用可能!未経験からマーケターを目指す自己PR例文!
1.人から感謝されることに喜びを感じる人
Webマーケターとして働く人の多くが、クライアントに感謝された時にやりがいを感じているようです。
クライアントに悩みを相談された時、納得してもらえる提案や意見を話せた時に「自分の知識が他者の役に立った」「自分の提案を受け入れてもらえた」とやりがいを感じるといいます。
2.目標に向かって主体的に動くことが好きな人
自身が携わったことでWebページ経由でのお問い合わせが増加した時や、購入率がアップした時などに感じる喜びは非常に大きく、やりがいを感じられるといいます。
WebサイトやSNSに手を加えることでいかなる効果を生むかという点も、この仕事におけるおもしろさといえるでしょう。
3.新しいモノが好きな人
Webマーケターにはマーケティング、SEO、プログラミングなど、様々なスキルが必要になります。そのため、学ぶ事に対して意欲的な人が向いています。
ウェブやITに関することは日々変化しています。そのため、Webマーケターに必要といわれる知識やスキルを一通り身につけたとしても、学習を継続する必要があります。
新しいモノが日々生み出される業界なので、新しい情報をキャッチすることが好きな人にも向いています。
4.アイデアを具現化できる人
Webマーケティングは新しいものを生み出すことも大事ですが、それをどのように具現化するかも重要です。
まだ、新しい業界。これまでの前例はあまり参考になりません。
せっかくいいアイデアが浮かんでも、それを具現化できず、多くの人に見てもらえなければ意味がありません。
アイデアを出すのが好きでそれを具現化できるまで粘り強く仕事ができる力も求められます。
Webマーケティング業界への転職を考えているあなたへ
Webマーケターには様々なスキルが求められますが、仕事を通して感じられるやりがいはとても大きなものです。
また、新しいモノが常に出てくる業界のため、新しいモノが好きな人や時代の最先端を走りたい人にとって楽しく働ける業界でもあります。
Webマーケティング業界にはスタートアップ企業やベンチャー企業も多いです。こうした企業では年功序列よりも、社員のスキルや能力を重視する傾向にあるため、20代や30代前半で責任のある仕事や、クライアントの利益に大きく関わる仕事を担当できる可能性もあります。
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- 高橋 圭佑
- 早稲田大学卒。現在、教育系スタートアップにてマーケターとして勤務しながら、副業で複数企業のマーケティング支援を行う。前職はマコなり社長が経営する株式会社divにて新規事業開発を担当。大学在学時には、LINE株式会社のBLOGOS編集部にて勤務していた経験や、ブログサイトを立ち上げ2年近くで月間80万PVまでグロースした経験を持つ。
この記事を書いた人
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会社名 | 株式会社moovy |
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代表 | 三嶋 弘哉 |
設立 | 2020年4月13日 |
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