採用動画のアンケートデータから見る「Z世代に最適な採用手法」

# 採用動画 # 採用

  • 最近採用動画って聞くけど実際どうなの?
  • Z世代の採用をスムーズにすすめる方法を知りたい!
  • 人手不足な時代だから、Z世代の採用もなかなか難しい…
  • 上記のような悩みを抱えていませんか?

    企業の持続的発展を目指すには、Z世代の採用が欠かせません。しかし、思うように採用がすすまないケースも多く見受けられます。

    実はZ世代を採用するには「動画の取り入れ」が不可欠であり、重要なポイントだと言えます。

    当記事では、採用動画のアンケートを元にZ世代の採用で「動画を活用すべき理由」と注意点について解説するため、採用に悩める企業様は、ぜひ参考にしてください。

    そもそもZ世代とは?

    z世代とは

    Z世代(ゼットせだい)に明確な定義はないものの、1990年代中盤から2010年うまれを指すことが一般的です。

    Z世代は幼少期からインターネット環境の存在が当たり前であり、デジタル機器やインターネット関連の商品を難なく使いこなせます。パソコンよりスマホが主流な「スマホ世代」であり、スマホを使ったサイトやSNSからの情報収集が得意です。

    また自らの情報を発信することにも、抵抗が少ない傾向にあります。

    Z世代が就活で持つ価値観とは?

    z世代の特徴

    採用活動をスムーズにすすめるうえで、Z世代が就活で持つ価値観を知ることは大切です。価値観を知ることで採用手法を変化させることができるからです。

    Z世代は以下のような価値観を持っていると言われています。

    • 1.多様性を重視
    • 2.堅実的である
    • 3.自分らしく生きたい

    以下に、詳細を解説します。Z世代の理解につとめ、良い採用活動につなげていきましょう。

    1.多様性を重視

    Z世代が就活で持つ価値観の1つ目は、多様性を重視することです。

    Z世代は幼少期からインターネット環境に触れているため、世界中のニュースも把握しており、国際問題や道徳への意識も強い傾向にあります。

    そのため、ダイバーシティ(=多様性)を当然と思う人が多いことも特徴です。求人を探すうえでも、多様性を認めてくれる企業を選びたいと考えます。

    企業に多様性への理解を求めるのはもちろん、自分自身も「さまざまな個性や違い」を受け入れる多様性を持ちます。

    2.堅実的である

    Z世代が就活で持つ価値観の2つ目は、堅実的なことです。

    Z世代は、日本経済の低迷や親がリーマンショックなどの不況で苦労した姿を見ていることから、消費に対して慎重な傾向にあります。

    そのため、ブランドに対する価値よりも、ブランドより「実生活が満足する」点に魅力を感じる人が多いと言えます。

    就職で言えば、ブランド力のある大手企業でムリして働くより、無名でもきちんと給与が支給され、日々の生活が充実するような企業に惹かれます。

    3.自分らしく生きたい

    Z世代が就活で持つ価値観の3つ目は、自分らしく生きたいことです。

    前述の通り、Z世代は多様性を重視するため、ムリして周囲にあわせるよりも「自分らしく」生きられる道を選ぶ傾向にあります。

    つまり、Z世代より前の「ミレニアル世代」や「Y世代」とは違い、ブランド力も高い企業で身をすり減らして働くことに、さほど魅力を感じないと言えます。

    個性・価値観といった自分らしさが奪われるくらいなら、ムリして働く必要はないと思うことも特徴です。

    Z世代の採用で動画を活用すべき3つの理由

    Z世代は前述の通り、スマホを使った「サイト」や「SNS」からの情報収集が得意です。

    また、動画からの情報収集は当たり前であり、動画のチェックは日常生活の一部と化しています。そのため、Z世代を採用したい企業は、動画の活用が不可欠です。

    以下データは、「Z世代が採用動画を見る場面」について調査したアンケート結果です。

    上記によると、73.8%の人が「就職活動の企業研究」で動画を活用しており、58.9%の人が「企業の選考(面接)を受ける前」にもチェックしていることが分かります。

    つまり、Z世代の多くが「就職活動で採用動画を活用している」と言えるでしょう。

    以上を踏まえ、企業が「Z世代の採用で動画を活用すべき理由」について、詳しく解説していきます。

    また近年では、InstagramやTwitterなどのSNSを採用に活用する企業も多く見受けられます。

    SNSは拡散性やリアルさを持ち合わせているため、採用にはもってこいの手法と言えます。

    自社でSNSを導入するか迷われている方もいらっしゃるかもしれません。また既に導入しているという企業でも、「採用活動に向いているSNSを選べているか」、「その効果を最大限発揮できているか」は気になるところです。

    これらの疑問に関しては、こちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひ合わせてチェックしてみてください。

    合わせて読みたい:採用動画と相性よし!SNS運用が今、欠かせない理由



    1.全体の90%近くが転職活動で採用動画を参考にしている

    Z世代の採用で動画を活用すべき1つ目の理由は、全体の90%近くが転職活動で採用動画を参考にしているからです。

    以下データは、「Z世代が企業選びで【採用動画】を参考にしているか?」について調査したアンケート結果です。

    上記によると、90%近くの人が「企業選びで採用動画を参考にしている」ことが分かりました。

    つまり、企業サイドで採用動画を用意していないと、Z世代の「就職先の候補」に入る可能性が低くなると言えます。

    2.全体の80%近くが動画視聴によって志望度が上がった

    Z世代の採用で動画を活用すべき2つ目の理由は、全体の80%近くが動画視聴によって志望度が上がったからです。

    以下データは、「Z世代が【採用動画】の視聴後に志望度の変化があったか?」について調査したアンケート結果です。

    上記によると、志望度が上がった人は77.0%も存在することが分かります。

    採用動画を見てもらうことで、自社への志望度が上がるケースも多いのであれば、採用動画を活用しない手はないと言えます。

    3.候補者に有用な情報を提供できる

    Z世代の採用で動画を活用すべき3つ目の理由は、候補者に有用な情報を提供できるからです。

    以下データは、「Z世代が情報収集の際に【採用動画の視聴】で得られた効果」について調査したアンケート結果です。

    上記によると、52.6%の人が「会社の雰囲気や社員の人柄がリアルに伝わった」と感じ、50.2%の人が「短時間で効率的に情報収集ができた」と感じています。

    また、46.7%の人が「テキストを読むよりも分かりやすかった」と感じていることもポイントです。

    つまり、企業サイドが動画を用意すると、Z世代に対して有用な情報をスマートに提供できることが分かります。

    Z世代採用の動画活用で注意すべきポイントとは?

    Z世代採用に向けて動画活用をする場合に、ポイントを押さえた準備は欠かせません。なぜなら、ポイントを押さえることで、高い効果が期待できるからです。

    以下データは、「Z世代が企業選びや選考中に、どういった【採用動画】を参考にするか?」について調査したアンケート結果です。

    上記によると、71.3%もの人が「働いている様子が分かる動画」を参考にすると回答しています。また65.4%の人が「事業内容の説明動画」を参考にし、52.3%の人が「社員のインタビュー動画」を参考にしている点もポイントです。

    つまり、Z世代に向けた動画を用意するには、「職場環境」や「人間関係」が分かる内容を提供する必要があります。

    上記を踏まえ、Z世代採用の動画活用で「注意すべきポイント」について、詳しく解説します。

    1.ターゲット(Z世代)に刺さる動画を設計する

    Z世代採用の動画活用で「注意すべきポイント」の1つ目は、ターゲット(Z世代)に刺さる動画を設計することです。

    採用動画を用意するのであれば、ターゲットであるZ世代に刺さる内容でなければ意味がありません。

    そのため、Z世代の興味をひき、応募にいたるまでの導線をしっかりと考慮したうえで、動画を設計する必要があります。

    きちんと設計ができると、動画のコンセプトが明確になるため、Z世代への納得感にもつながります。

    設計の際には、企業のビジョンを一貫して伝えながら、Z世代が持つ価値観である「多様性」「堅実的」「自分らしく働ける」といった内容を盛り込むと良いでしょう。

    また以下データの通り、Z世代が採用動画を見るデバイスはスマホが中心です。

    そのため、Z世代に刺さる動画を設計する際には、スマホでの見やすさも考慮すると良いでしょう。

    2.メリットだけでなくデメリットも見せる

    Z世代採用の動画活用で「注意すべきポイント」の2つ目は、メリットだけでなくデメリットも見せることです。

    Z世代は情報収集が得意であり、物事の真偽も確かめる傾向にあります。

    たとえばネット注文をする場合にも、一度リアルな店舗に行き、実際の商品を見たうえで注文します。

    採用活動においても、メリットだけを見せる動画を制作すると、本質が見えない(もしくは見せてくれない)と思われる可能性があるでしょう。

    そのため、動画でデメリットを見せることもオススメです。

      ~動画でデメリットを見せる例~

    • ・従業員インタビューで、業務内容をありのままに語ってもらう
    • ・社長に今後の課題を語ってもらう

    デメリットを動画にしている例は、こちらのようなものがあります。メリットばかり語るよりも、よりリアルさが伝わる動画になっています。

    ただしデメリットを伝える際には「今後も自社が発展するうえで改善すべき点は…」などと、言い方に気を付ける点も忘れてはいけません。

    このように、応募者に対してメリットだけでなく「自社のネガティブな部分(=デメリット)」も伝えるという考え方を「RJP(Realistic Job Preview)」と言います。

    「RJP」では採用後に人材が定着し活躍することをゴールとしており、ありのままの情報を開示することで、応募者との入社後のミスマッチを防ぐことにもつながります。

    リアルな情報を伝えるのに特化した採用動画には、この「RJP」という考え方が非常に有効です。 RJPについてはこちらの記事でより詳しく解説しています。

    合わせて読みたい:採用理論「RJP」とは何か?詳しく解説!採用ミスマッチ削減に有効



    3.定性情報でリアルさを伝える

    Z世代採用の動画活用で「注意すべきポイント」の3つ目は、定性情報でリアルさを伝えることです。

    以下データは、「Z世代が見た【採用動画】の中で、不満に感じたり志望度が上がらなかった理由」を調査したアンケート結果です。

    上記によると、46.1%の人が「具体的な話がないビジョンのみの動画」を不満に感じ、40.2%の人が「実態とかけ離れている動画」に不満を感じています。

    つまり、リアルな情報を的確に提供できていないため、不満が生じていると言えます。

    そのため、動画を活用したい場合には、人間関係や職場環境といった「定性情報」でリアルさを伝えることが大切です。

    リアルな情報を伝えることでミスマッチが減るため、確度の高い応募者を集められます。

    またミスマッチが減ることで、内定後の辞退を防ぐだけでなく、モチベーションアップも期待できます。

    人間関係や職場環境などの、社員のリアルな声を動画にしたものがこちらです。このような動画を見ることで、応募者もその企業で働くイメージがしやすくなるでしょう。

    採用に動画を使ってみたいという方へ

    Z世代は転職・就職活動において、動画をフル活用していると分かりました。

    そのため、Z世代採用をスムーズに実施したい場合には、動画の活用が不可欠です。

    動画の活用時には、「ターゲットに刺さる動画の設計」や「メリットだけではなくデメリットを見せる」ことが大切です。

    このような設計には専門的な知見や経験が必要なので、難易度が高いと感じてしまうかもしれません。もしそうしたお困り事があればぜひmoovyにご相談ください。

    弊社は採用動画プラットフォームmoovyを運用しています。これまで500本以上の制作実績と採用動画を用いた採用支援を行なってまいりました。

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    この記事を書いた人
    今林 智宏

    国立大学を卒業後、大手サービス企業に入社し、店長を歴任。チームマネジメントやマーケティング業務を経験。在籍中は、現場社員として数多くの学生・転職者の面接官も行う。退職後、スタートアップ企業にて、フロントエンドのシステム開発に加え、カスタマーサクセスやマーケティングを担当し、企業の採用や広告支援に関わる。

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    会社名 株式会社moovy
    代表 三嶋 弘哉
    設立 2020年4月13日
    住所 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目18−3 プレミア道玄坂ビル8階
    メールアドレス moovy_support@moovy.co.jp
    URL https://company.moovy.jp/
    事業内容
    • ・採用動画プラットフォーム「moovy」の運営事業
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