プレゼン必要なし!?求職者に刺さる会社説明会のやり方とは?

# エンジニア # 採用

  • 印象的な会社説明会を開催したい!
  • 会社説明会のプレゼンに必要なことは何だろう?
会社説明会の開催を考えている企業様で、上記のような悩みをお持ちではないでしょうか?

会社説明会を開催するのであれば、自社の魅力を的確に伝えたうえで、採用につなげたいですよね。

しかし、求職者へのアピール方法や魅力的なプレゼンの要素が分からない。こうしたケースは多く見られます。

当記事では、会社説明会を開催する企業に向けて、採用につながる会社説明会のやり方を解説するので、ぜひ参考にしてください。

【悲報】会社説明会のプレゼン内容自体は、あまり聞かれていない

会社説明会のプレゼン内容は、そもそも聞いてもらえないケースが多いです。「では、なぜ会社説明会に参加しているのか?」と思うかもしれません。

あるコンサルティング会社が実施したアンケートでも、「プレゼン内容を覚えていない」という回答が多数を占めたことは事実です。

なかには「ホームページを見れば分かる情報だった」という手厳しい意見もありました。

「プレゼン内容を覚えていない=聞いてもらえない」理由は、求職者の興味がある内容を提供できなかったためです。つまり、求職者が会社説明会に求めることと、企業が伝えた内容に温度差があると言えます。

会社説明会を開催する際には、求職者が求めることを知り、その内容を的確に伝えることが重要です。

採用につながる会社説明会のポイント

会社説明会と聞くと「プレゼン資料しっかり作らないと」や「プレゼンうまくいくかな・・・」などプレゼンに力を注ぐことは多くの担当者がやっていることと思います。

しかし、前述の通り、実はプレゼンの内容はほとんど記憶に残っていないのです。会社説明会の開催には、準備に多くの労力や時間がかかります。

こうした苦労をムダにしないためにも、採用につながる会社説明会を実施したいですよね。

ここでは以下の3点をポイントとして挙げます。

  • 1.オンライン型の説明会を開催する
  • 2.オフラインの説明会は直接対話の手法を取る
  • 3.合同説明会では募集内容やターゲットを明確にする
  • 4.「良い点」はもちろん「悪い点」もしっかり伝える

ポイントを意識し、採用につながる会社説明会を開催しましょう。事項より各項目を掘り下げて解説致します。

1.オンライン型の説明会を開催する

採用につながるポイントの1つ目は、オンライン型の説明会を開催することです。

近年では、情報技術の発展や新型コロナウイルスの影響から、オンライン型の説明会が主流になっています。

また学校などの教育現場でも、オンライン説明会を実施するケースが増えているため、オンライン型の説明会に慣れている求職者は多いでしょう。

オンライン型の説明会には、以下の2種類があります。

  • ・ライブ配信型

    リアルタイムで説明会を実施し、その内容をインターネット上で配信します。参加者からの質問にもリアルで回答できるため、信頼を得やすいことが特徴です。
  • ・録画配信型

    あらかじめ説明会を撮影し、別の時間にインターネット上で配信します。修正に対応できることや、好きな時間に見てもらえることが特徴です。

またオンライン型説明会には、以下のようなメリット・デメリットがあります。

    【オンライン型説明会のメリット】
  • ・インターネット環境があれば、どこでも閲覧が可能
  • ・簡単に参加できるため、志望度が高くない人も参加する
  • ・会場費がかからないため、コストが削減できる
  • 【オンライン型説明会のデメリット】
  • ・一方的な説明になると、コミュニケーションが取りにくい
  • ・参加しやすい反面、退出もしやすいことから、魅力的な内容でないと退席される
  • ・リアルな説明会よりも「人間関係」や「社内環境」を伝えにくい

以上を踏まえ、オンライン型の説明会で面接といった次のステップへ進んでもらうためには、離脱をされないよう「導線設計」が必要になります。

2.オフラインの説明会は直接対話の手法を取る

採用につながるポイントの2つ目は、オフラインでの説明会では、直接対話の手法を取ることです。

オフラインの説明会は、指定の会場に来場してもらう必要があります。

新型コロナウイルスの影響で、接触を控える傾向があるものの、一定数においてオフラインを希望する求職者がいることは事実です。

(※オフラインの説明会を開催する際には、三密を避けるなど、新型コロナウイルスの感染への配慮はマストです。)

オフライン型説明会には、以下のようなメリット・デメリットがあります。

    【オフライン型説明会のメリット】
  • ・コミュニケーションを取りやすい
  • ・比較的「志望度が高い」求職者が参加する
  • ・人間関係/職場環境を伝えやすい
  • 【オフライン型説明会のデメリット】
  • ・会場費や資料作成といったコストがかかる
  • ・来場してもらうための移動費や時間がかかる
  • ・来場できない求職者を逃す

オンライン型の説明会では「直接会えること」を意識し、参加者との距離が近い点を生かすと良いでしょう。

そのためには、既存社員に積極的に参加してもらい、求職者との直接的な対話の時間を設けることをオススメします。

直接的に対話することで、参加者が抱く疑問の解消や、職場環境を伝えることが可能です。

3.合同説明会では募集内容やターゲットを明確にする

採用につながるポイントの3つ目は、合同説明会では「募集内容」や「ターゲット」を明確にすることです。

オンライン説明会/オフライン説明会ともに、「合同説明会」と「単独説明会」という方法があります。詳細は以下の通りです。

  • 合同説明会

    複数の企業が、一堂に会して実施します。10分などの時間を設けて、ローテーションで説明するケースが多いです。自社を知らない転職希望者に魅力を伝えられるチャンス。母集団形成を目的にする。
  • 単独説明会

    1社が単独で説明会を開催します。自社に興味をもつ求職者が集まるため、アプローチに成功すれば、面接に至る可能性が高いです。

単独説明会は、自社に興味をもつ求職者が集まるため、募集内容を分かったうえで参加します。

一方「合同説明会」では、自社に興味がない求職者も参加するため、募集内容やターゲットを明確にしたうえで、できるだけ「自社の目的にあった説明会」に参加する必要があります。

また、合同説明会には職種を分けない「職種無制限型」と職種を絞った「職種特化型」の合同説明会があります。

職種無制限型 職種に関係なく多くの企業が出展する説明会
職種特化型 ITエンジニア職など、特定の職種のみが出展する説明会

このように一概に合同説明会と言っても様々なパターンがありますので、ケースによって伝える内容を変える必要があります。

4.「良い点」はもちろん「悪い点」もしっかり伝える

会社説明会で「自社の良い点」は伝えられていると思いますが、「自社の悪い点」はあまり伝えられていないことが往々にしてあります。

悪い点を伝えることは、一見採用面においてはマイナスに捉えられるかもしれません。

確かに、母集団形成という観点で見ると、悪い点を伝えることで母集団は少なくなってしまう可能性があります。

しかし、入社数で見るとあまり変わらない、もしくはむしろ多くなる傾向にあります。 その理由は以下の通り。

  • ・会社に対する信頼度が上がる。(良い点だけの会社などないというのは候補者も分かっている) あえて、マイナスの面も包み隠さず伝えることで、信頼のおける会社だなと思ってもらえる。

  • ・候補者の母数が減ることで、候補者一人に対して使える時間が増える。 本当に入社意欲の高い人に時間を多く使えるようになるため、以前まで逃していた人を入社にこぎつける可能性が上がる。

  • ・無駄な時間が減ることで、入社後のイメージまで伝えることができ、入社後のイメージまで持った状態で入社してもらえる可能性が上がるため、入社して活躍する確率が上がる

このように「悪い点」を伝えることはマイナスの効果ばかりでないことが分かります。 特に近年においては、RJPという考え方が登場しており、悪い点も伝えた方が良いという風潮があります。

RJPについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

合わせて読みたい:採用理論「RJP」とは何か?詳しく解説!採用ミスマッチ削減に有効



会社説明会が求職者に与える効果

会社説明会が求職者に与える効果はどのようなものなのでしょうか。効果を見極めて、内容を発信していきましょう。

1.社風を伝えられる

会社説明会が求職者に与える1つ目の効果は、社風を伝えられることです。社風とは企業独自の価値観であり、いわば人柄の企業バージョンだと言えます。

具体的な例を挙げると、以下の通りです。

  • ・経営理念
  • ・社員の考え方
  • ・成果主義or実力主義
  • ・企業の文化

求職者に社風が伝わることで、企業との相性を判断しやすくなります。また社風が合わないことは早期離職にもつながるため、入社後のミスマッチを防止できます。

会社説明会で伝えきれない点に関しては、採用動画という形で発信するのが良いでしょう。 動画で残しておくことで、効率的かつ効果的に候補者に伝えることが可能です。例えば以下のような動画を発信すると良いでしょう。

2.入社後のイメージが伝わる

会社説明会が求職者に与える2つ目の効果は、入社後のイメージが伝わることです。

入社後のイメージが伝わると、「こんな風に活躍できそう」や「このチームで仲良く働けそう」といった想像を膨らませてもらえます。

働く姿が想像できると、面接を受けてみたいと思う確率が上がります。

以下をポイントとし、入社後のイメージをしっかりと伝えると良いでしょう。

  • ・社員の紹介

    プロジェクトのリーダー/高いスキルを持つ社員など、さまざまな社員の活躍を紹介します。とくに「同業種の社員」や「若手社員」の紹介は外せません。
  • ・キャリアモデル

    会社説明会への参加者は、自分が入社することで「どう活躍できるか?」を知りたがっています。そのため、具体的なキャリアモデルのコースを提示すると良いでしょう。
  • ・企業が求める人物像

    企業が求める人物像を伝えることで、参加者は「自分にふさわしい企業か」を判断できます。
  • ・会社のデメリット

    会社のデメリットも伝えることで、包み隠さない風通しの良い会社だという印象を与えられます。また、伝え方を工夫することも大切です。

入社後のイメージが伝わると、志望意欲の高まりにもつながります。志望意欲については、次項にて詳しく解説します。

3.志望意欲が高まる

会社説明会が求職者に与える3つ目の効果は、志望意欲が高まることです。

社風や入社後のイメージが適切に伝わり、自分との相性が良いと判断すると、求職者の志望意欲が高まります。

また志望意欲は、以下の流れで高まることも、頭に入れると良いでしょう。

  • 1:求職者の不安や疑問を取り除く
  • 2:挑戦してみたいと思わせる
  • 3:気づきを与えることで、印象づける
  • 4:「ここに入社する」と決断をする

会社説明会では、1~3を意識することが大切です。1~3がうまくいくと、面接といった次のステップにつなげられます。

会社説明会をうまく開催する手法まとめ

会社説明会をうまく開催するには、一方的にプレゼン内容を作り込むより、求職者が知りたい情報の提供に注力することが大切です。

求職者が知りたい情報を提供することで、印象に残る説明会になります。

また会社説明会に参加する求職者は、ホームページ上では分からない「人間関係」や「職場環境」も知りたがっています。

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また使用した採用動画は、会社説明会だけにとどまらず、自社のホームページへの掲載やSNSでのシェアなど、さまざまな用途に使えます。

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この記事を書いた人
今林 智宏

国立大学を卒業後、大手サービス企業に入社し、店長を歴任。チームマネジメントやマーケティング業務を経験。在籍中は、現場社員として数多くの学生・転職者の面接官も行う。退職後、スタートアップ企業にて、フロントエンドのシステム開発に加え、カスタマーサクセスやマーケティングを担当し、企業の採用や広告支援に関わる。

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