エンジニアの採用単価はどれぐらい?相場や採用単価を抑える手法
# 採用
一般的にエンジニアの採用単価は高く、採用に苦戦する企業も多々あります。
とは言え、コツをつかめば、コストを抑えた採用が可能です。
当記事では、エンジニアの採用単価を抑える方法について解説します。
そのため採用担当者のお悩みが少しでも解決すれば嬉しく思います。
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こちらも合わせてチェック!エンジニア採用について徹底的に解説しています。
合わせて読みたい:【採用担当者必見】ITエンジニア採用ノウハウ。採用のポイントを徹底解説
- 高い競争率の中でエンジニアを勝ち取るには、SNSの活用や、勉強会・ウェビナーの開催など、積極的に動くべき
- 要件定義をすることで効率的なエンジニア採用が可能
この記事のまとめ
採用単価の相場
まずは、エンジニアにおける「採用単価の相場」について解説します。
採用単価とは、人材の採用活動で発生するトータル的な費用のことです。
採用コストとも呼ばれます。
以下に、業種別における年間の採用単価について、相場を紹介します。
マイナビの2019年度の調査によると、以下の通りです。
業種 | 採用単価 |
---|---|
IT・通信・インターネット | 898万円(※エンジニアが該当) |
医療・福祉 | 800万円 |
不動産・建設・設備 | 794万円 |
サービス・レジャー | 654万円 |
金融・保険 | 640万円 |
製造・メーカー | 604万円 |
運輸・交通・物流・倉庫 | 486万円 |
流通・小売・フード | 356万円 |
エンジニアの採用で、企業が年間に費やす採用単価の平均は898万円であり、トップだと分かりました。
エンジニアの1人当たりにおける採用単価の相場
前項では、エンジニアの採用において、1年間に発生する採用単価を解説しました。
続いて、エンジニアの「1人当たりにおける採用単価」の相場を解説します。
ここでは分かりやすい例として、「求人広告」にかける1人当たりの料金を取り上げます。
求人広告の具体例は、以下の通りです。
- ・求人サイト
- ・検索エンジン
- ・人材紹介会社
- ・折込チラシ
- ・フリーマガジン
求人広告の具体例
マイナビによると、エンジニアの1人当たりにおける求人広告費は、63.9万円におよびます。
次項にて、エンジニアと他職種の採用単価を比較します。
1.職種別の採用単価と比較
ここでは、職種別の採用単価を比較します。
前項と同様に、「求人広告」にかける1人当たりの料金を取り上げます。
順位 | 職種 | 求人広告にかける料金/人 |
---|---|---|
1位 | 保育・教育・通訳 | 83.9万円 |
2位 | エンジニア | 63.9万円 |
3位 | 企画・経営 | 63.7万円 |
4位 | 美容・ブライダル・ホテル・交通 | 60.0万円 |
5位 | コンサルタント・金融・不動産専門職 | 59.6万円 |
5位 | 建築・土木 | 59.6万円 |
7位 | 営業 | 53.9万円 |
8位 | 医療・福祉 | 53.2万円 |
9位 | 公共サービス | 52.6万円 |
10位 | Web・インターネット・ゲーム | 49.9万円 |
エンジニアの1人当たりにかける求人広告費は2位であり、多くのコストがかかると分かります。
採用単価を「求人広告にかける料金」だけではなく、トータルで比較したい場合には、以下の記事をご確認ください。
合わせて読みたい:エンジニアを安く採用するポイント!採用動画が差別化のキーになる!
2..地方のエンジニア採用でも単価は変わらない?
続いてエンジニアの採用単価について、都会と地方での差を紹介します。
都会と地方について、分類の方法は諸説あるものの、ここでは以下のように分けます。
~都会~
- 人口ランキング5位までの都道府県
- ・東京都
- ・神奈川県
- ・大阪府
- ・愛知県
- ・埼玉県
~地方~
- 上記以外
2019年度におけるマイナビの調査によると、全職種から見た「エンジニアの求人募集」の割合は、以下の通りです。
都会 | 地方 | ||||
---|---|---|---|---|---|
東京都 | 神奈川県 | 大阪府 | 愛知県 | 埼玉県 | 左記以外の平均 |
62.7% | 19.9% | 15.7% | 9.0% | 16.9% | 4.3% |
上記の表によると、エンジニアの募集は都会が圧倒的に多く、都会のエンジニア不足が分かります。
また採用単価は需要と比例するため、地方よりも都会の方が、エンジニアの採用単価が高めだと言えます。
エンジニアの採用単価を減らすために知るべきこと
続いて、エンジニアの採用単価を減らすために、知るべきことを解説します。
採用単価は採用コストとも呼ばれ、以下の2つで形成されています。
- ●外部コスト
- ●内部コスト
エンジニアの採用単価を減らすには、外部コストまたは内部コストの削減が大切です。
以下に「外部コスト」と「内部コスト」の具体例と、それぞれの相場を紹介します。
1.外部コストの相場
外部コストとは、採用をするために外部に支払った料金を指します。
内部コストに比べると、ひとつの料金が高い傾向にあり、よく見極めて選ぶことが大切です。
外部コストの具体例
- ・採用広告費
- ・人材紹介会社への成功報酬
- ・求人サイト掲載費
- ・パンフレットの制作費
- ・説明会の会場費
以下に、外部コストの特に額が大きい「採用広告費」と「成功報酬」の具体的な相場を紹介します。
外部コスト | 内容 | 料金の相場 |
---|---|---|
求人サイト(掲載型) | 求人を掲載すると、採用の可否に関わらず料金が発生します。 | 20万~150万円/月 |
求人サイト(成果報酬型) | 求人を掲載し、採用ができると料金が発生します。 | 100万~150万円/人 |
転職エージェント | 転職エージェント経由で採用すると、料金が発生します。 | 年収の30% (150万~200万円/人) |
以下はmoovyの場合のプランになります。
成果報酬プラン | 60万円/人 |
---|---|
月額掲載プラン | 5万円/月 |
moovyの一般的な料金プランは以上の通りです。(貴社のご状況に応じて最適なプランをご紹介しております。気になる方はお問い合わせください)
成果報酬型で60万円、月額掲載プランでも5万円とリーズナブルです。
さらに掲載いただいた企業様には動画制作を特別価格の1本1万円で承っております。
エンジニア採用の単価を抑えたい場合にはぜひご検討ください。
2.内部コスト
内部コストとは、採用をするために内部で発生した料金を指します。
外部コストよりも目に見えにくいものの、減らせる部分はカットすることが大切です。
内部コストの具体例は、以下の通りです。
内部コスト | 内容 |
---|---|
採用にかかる人件費 | 以下などが、採用にかかる人件費です。 ・採用担当者が面接に割く時間分の給料 ・採用担当者が会社説明会に向かう際の交通費 |
応募者に支払う費用 | 面接会場までの交通費や、遠方からの応募者に支払う宿泊費などが該当します。 |
リファラル採用の紹介費 | リファラル採用とは、社員や社員の関係者から知人を紹介(=リファラル)してもらい、採用をする手法です。 インセンティブとして、10万円~30万円が支給されることが一般的です。 |
内部コストを減らすためには、以下の2点を意識すると良いでしょう。
【①採用工数を削減する】
採用工数とは、採用活動の各過程で発生する時間を「見える化」したものです。
採用工数を削減するためには、採用活動で時間がかかる部分を把握したうえで、削減の方法を探します。
moovyの動画サービスを利用すると、以下のような理由から、採用工数の削減につながります。
- →会社説明会を開く頻度が減る
- →自社に合った応募者のみが集まるため、面接の頻度が減る
・動画で会社の概要/情報を説明できる
・動画で自社の魅力をアピールすることで、応募者が増える
【②リモート化を実施する】
リモート化とは、オフィス以外の離れた場所からも、ネットワークを通じてつながることを指します。
採用でリモート化を実施することで、移動にかかる時間を削減できます。
エンジニアの採用単価を安く抑えるポイント
続いて、エンジニアの採用単価を抑えるポイントについて解説します。
以下のポイントを意識することが大切です。
- ・採用媒体の見直し
- ・採用基準の見直し
- ・採用手法の見直し
以下に、順を追って解説します。
採用媒体の見直し
エンジニアの採用単価を抑える1つ目のポイントは、採用媒体の見直しです。
自社に合わない採用媒体を使用すると、採用が思うように進まず、結果的にムダな出費になることがあります。
採用媒体には、以下のような種類があるため、見直しをすると良いでしょう。
- ・求人広告
- ・転職エージェント
- ・紙媒体(フリーペーパー・折込チラシ)
- ・自社の採用サイト
- ・採用動画
採用動画では以下のように、求める人物像や自社の魅力を発信できます。
moovyでは、制作費用を抑えて採用動画を作成することが可能です。
一般的な採用動画の料金相場や費用を抑えるポイントはこちらの記事で解説していますので、併せてご覧ください。
→採用動画の料金相場はどれぐらい?|採用動画のプロが徹底解説!
採用基準の見直し
エンジニアの採用単価を抑える2つ目のポイントは、採用基準の見直しです。
採用基準とは、最適な人材を採用するために設定した指標を指します。
以下などを基準にするケースが多いです。
- ●スキル
- ●経験
- ●価値観
- ●性格
- ●社会適合性
例えば、金融機関でSEとしての経験が5年以上あり、コミュニケーション能力に問題がない人を採用基準にしたとしましょう。
ここで「業界を問わずSEの経験が3年以上あり、コミュニケーション能力に問題がない人」のように採用基準を下げると、応募者の母数が増えます。
すると、採用できる確率が高まります。
また一から育てることを考え、新卒採用を実施し、まっさらな状態から教育するのもひとつの方法です。
採用手法の見直し
エンジニアの採用単価を抑える3つ目のポイントは、採用手法の見直しです。
採用手法には、以下のような種類があります。
採用手法 | 内容 |
---|---|
求人広告 | 求人媒体に、自社の求人を掲載してもらいます。 |
課金サービス | 求人広告を掲載し、自社の求人がクリックされると費用が発生します。 |
転職イベント | 転職フェアや会社説明会といった、企業と求職者が接触できるイベントです。 オンラインで開催されることもあります。 |
人材紹介 | 人材紹介サービスの利用者を紹介してもらい、採用が決まると成功報酬を支払います。 |
リファラル採用 | 社員や関係者から知人を紹介してもらい、採用をします。 紹介してくれた人に、インセンティブを支払うことが一般的です。 |
オウンドメディア | 自社で保有するサイトやブログに、求人を掲載します。 |
SNS | SNSを通じて、採用情報を発信します。 |
このなかから、自社に合った採用手法を選ぶと、採用効率が上がるでしょう。
また複数の採用手法を合わせると、より効果が高まります。
また、SNSを活用した採用には、採用動画が挙げられます。
こちらの記事で詳しく紹介していますので、是非ご覧ください。
合わせて読みたい:採用動画と相性よし!SNS運用が今、欠かせない理由
合わせて読みたい:【データで解説】採用動画の効果と目的とは?活用のコツ3選
エンジニアの採用単価を抑えたい方へ
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- この記事を書いた人
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会社名 | 株式会社moovy |
---|---|
代表 | 三嶋 弘哉 |
設立 | 2020年4月13日 |
住所 | 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目18−3 プレミア道玄坂ビル8階 |
メールアドレス | moovy_support@moovy.co.jp |
URL | https://company.moovy.jp/ |
事業内容 |
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